暁のメンバー1人募集だ！（建て直し）

…ん、もう朝か。(夜中に起きることも無くぐっすり眠れたおかげで風邪も良くなり、目を擦りつつベッドから起き上がる。今日も任務が入っていなかったことを確認するとたまにはアジトの掃除でもするかと顔を洗いながら考えつつ)

…うん…なるほどな、よし、じゃあ行くか旦那（イタチが起きるより少し朝早い時間帯に起き、相方と入口で合流し、情報収集の場所を改めて確認しては１つ頷き相方と任務へと向かい）

結構ホコリが溜まってるな…。やりがいがある…！(エプロン姿でアジトの隅から隅まで掃除をしながら、今度デイダラをどこの甘味処に誘おうかと考え)

よし、今回ははまずまずな情報が得られたぜ。そろそろサソリの旦那と合流するか（もうすぐ昼になると言う時間帯になり得た情報が書かれた巻物を手に合流地点へと戻るが、後ろから、おい、と声をかけられ振り向いては立っていた人物に、え…と驚いて）

さて、十分綺麗になったな。そろそろ昼時か…。(ピカピカになった部屋を見渡し満足気に微笑むと窓の外を見て、そういえばデイダラは無事任務を済ませている頃か、と)

…わかってるって旦那…悪かったよ…（その昼時、相方のサソリに肩を支えられた状態で戻ってきては疲れたようにするも苦笑いしつつ相方に謝り「しかし、奴に出くわしてそうそうに幻術をかけられるとはな…災難だったなデイダラ」と言われれば、んー…まあ無理矢理逃げたけどすげえ疲れたぜ…と苦笑いし相方にそう答えながらリビングへと入って）

帰ったか…、何かあったのか？(帰ってきた二人に近づいては肩を支えられたデイダラを見て真剣な顔で尋ね。取り敢えず座れと椅子を持ってきて)

……、うん、旦那の言う通りちょっと幻術にかけられちまってな。それだけだぜ（相方が自身を出された椅子に座らせた後「デイダラが不意打ちで幻術をかけられてな、それを無理矢理抜けてきたらしい。こいつがこの状態だからな、俺は報告に行く」とサソリはペインの執務室へと向かい、付け足すように苦笑いしてそう言えば、肉体より精神の疲労が酷いのか目許辺りを押さえて）

随分厄介な敵だったんだな。……大丈夫か？(コップに水をくんできては相手に差し出すも幻術は精神に来る負担が大きいことを知っているため下手に話しかけるのも危ないかと思い様子を伺うように首を傾げ)

大丈夫だぜ。これでもだいぶ落ち着いてきたからさ。それにアンタの幻術よりは全然マシだったしな（何処か力なく微笑んで大丈夫だと言っては相手から水を受け取りゆっくりと飲むも、飲みかけをテーブルに置いてはぎゅっと相手の服の袖を握って）

落ち着くまで座ってろ。俺もしばらくここに居る…。(大丈夫だと言うがその力ない笑顔と握られた裾を見ては安心させるような顔で背中をさすってやり、気分を変えさせるために朝方掃除をしたリビングに目をやりどうだ、綺麗になっただろう？と声をかけ)

ん…。…優しいな、アンタは…ありがとうな（相手の服の袖を握ったままコクリと頷いては微笑んでお礼を言い、同じように辺りを見渡せば綺麗になっている為、確かにすげえ綺麗だなあ、もしかしてアンタが掃除したのか？と綺麗になっている部屋を見ては頬を緩めつつ相手に問いかけてみて）

さすがに心配もするさ。朝から掃除したんだ。まぁ、暇だったしな…。(相手の頭をぽんぽんと撫でながら少し得意げに微笑んでは暇だったと告げ、内心デイダラがいないとつまらないと思っていたことは口には出さず少し視線を逸らす)

はは…そっか。…アンタの写輪眼ってさ、簡単な幻術なら見破ったり破れたり出来るのか？（ポンポンと頭を撫でられては落ち着いてきたのか少し肩を力を抜きつつ微笑みふとそう問い掛け、そっかあ、掃除お疲れ様だなイタチ、と微笑んで労りの言葉をかけて）

あぁ、見破ることは可能だ。掃除は好きでやっていたんだ、気にするな。(相手の問に頷けば少し首を傾げ。落ち着いてきたみたいだな、と安心したように話しかければ優しく微笑み)

そっかあ…。ああ、さっきは旦那が、今はアンタが側に居てくれて大分落ち着いてきたぜ（ふむふむと頷きつつ、自身の相方を思い浮かべつつ側にいてくれた相手に微笑んでそう言い、ん？あ、それ…交換日記だよな？と相手の着ている服の胸元から僅かに見えた表紙に指を指しながら問い掛けて）

そうか、それなら良かった。お前の元気がないとこちらも調子が狂うからな。(クスッと笑って言葉をかければ思い出したように懐に入っていた日記を取りだしあぁ、渡しておくよと相手に差し出す。

……な、何だよ…何か照れ臭くなるじゃねえか…（相手の言葉に一瞬キョトンとなるも頬が赤くなり僅かに俯いては小さな声でそう呟き、了解、ありがとうな！と微笑んで言えば日記を受け取り懐に仕舞って）

デイダラは笑っているほうが似合う。俺も日記のおかげで毎日退屈しないようになったよ。(こちらこそありがとうと素の笑顔で返し)

…オイラもさ、アンタの笑顔…好きだぜ…それに、アンタと日記やこうやって話すとすげえ楽しいしさ（初めて見た相手の素の笑顔に赤いまま小さく微笑んでは自分もだと伝え、何か昔からは想像出来なかったなあ、と思い出すように笑って呟き）