デイダラ 2019-09-23 02:12:13 |
通報 |
ぅん……分かったよ、ありがとうな。(小さく頷けばそのまま瞳を閉じて眠りに着くが熱は上がってきているようでその表情は少し苦しそうに)
……(寝ている間に熱が上がるかもと思っていた為側に居たが、熱が上がってきたのを見れば既に用意していた置いた氷水にタオルをつけてしっかりと絞り、相手の顔周りや首元の汗を何度か拭いたりしながら付きっきりで看病をして)
……ぅ…はぁ…、(苦しそうに呻いては悪い夢を見ているのか涙を滲ませていたがうっすらと目を開けると隣のデイダラを見つめては安心するような顔をし)
……大丈夫だぞ、ちゃんと側に居るからな?(そんな相手を見ては座っていたベッド近くの椅子から立ちベッドの縁にしゃがむようにしては相手の片手を優しく握り、目元の涙を持っていた綺麗なハンカチで拭った後、頭を撫でながら優しい声でそう声をかけて)
……ん、…(手を軽く握り返し熱はまだあるものの安心したように目を閉じては深い眠りに落ちていく。その後うなされることも無く昼を回ったところで目を覚まし隣の相手に目をやる)
お、起きたか?……熱は大分下がったみてえだな、林檎食べれそうか?(水に浸していたらしいタオルを絞っていたが、起きた相手に気付いては新しいタオルで手の水気を拭き、額の冷えピタをゆっくりと剥がし額や首に手を当て熱を計りつつ新しい冷えピタを貼っては、食べれそうかと問いかけて)
あぁ、だいぶ良くなった感じだ…。頂くよ。ずっとそばに居てくれたんだな、ありがとう…。(ゆっくりと状態を起き上がらせると相手に向き直り林檎の入った器を手に取り感謝を述べると小さく微笑みいつもより良く眠れたよ、と普段体調を崩した時のことを思い浮かべ)
体調崩してる人を放っておける訳ねえだろ?ちょっとでも良くなって良かったぜ…。食べやすいようにと思ってすりおろしたみたんだ(当たり前だと言うように微笑み安心したようにそう呟き、スプーンを差し出しながらそう言えば、薬もちゃんと飲むようにな?と少量の白い粉薬が乗った薬包紙を指して)
そうか、お前は優しいからな。うん、確かに食べやすそうだ…、(クスっと笑えばスプーンを受け取り一口林檎を口にする。うん、美味いなと呟くが薬に目を向けると少し苦い顔をして渋々頷き)
…優しいのはアンタや仲間達だけだぜ…。オイラも昔熱出たとき粉薬が苦手でどうしても飲みたくなかったんだけどな、そういう時は大抵サソリの旦那に無理矢理飲まされてたんだ(相手から視線を逸らし少し赤くなりつつ小さな声でそう呟いては、昔の事苦笑いしながら話しつつ、アンタも粉薬苦手か?と聞いてみて)
そうか、そうか…。うん、俺もあまり得意ではないな…。苦いから…。(赤くなる相手に小さく微笑むと数回頷きながら。苦笑しては最後の方はぼそっと小さい声で呟き、林檎を食べ終えると小さく溜息をつきながら粉薬を手にする)
……。んー……よし、ちょっと待っててくれな!(急激に恥ずかしくなり赤くなった顔を掌で覆い隠すも、相手の様子に少し考えた後ひょいっと相手の手から粉薬を取り一旦部屋を後にし数秒で戻ってきては通常の少量のヨーグルトが入った器を相手に差し出しながら、はい、これ食べてな?と呟き)
おい、デイダラ…?ん…、ヨーグルトか。(相手の行動に首を傾げるがヨーグルトを受け取るとじっと見つめてから口に入れる。食べ進めながら薬はどうした?と尋ねれば小さく首を傾げ不思議そうに相手を見つめ)
気にしない気にしない。それ食べたらまたもう少し寝ろよ?(実はそのヨーグルトに先程の粉薬を混ぜているのだが敢えて言わずに笑って気にしないように言ってはまるで母親のように優しく微笑んでそう付け足してれ
んー……?分かったよ、デイダラももう気にしないで部屋に戻っていいんだぞ?(笑っている相手に首を傾げながらもヨーグルトを食べ終えると熱も下がってきたし相手に部屋に戻るよう促し)
………(ヨーグルトがあった皿をお盆に乗せていたが、相手の言葉にふと手を止めては軽く溜め息付き、相手の近くへと来ては顔の辺りに手を伸ばし、触れる一瞬で手を止めるもそのまま相手の額に軽めにデコピンをして)
病人は何も気にせずにちゃんと治るまでゆっくり寝てろ(表情を変えないままそう言い切るも、最後はふっと子供のように微笑んでポンポンと軽く頭を撫で後ペットボトルの水が入れられたコップを差し出し)
…分かった、そうさせてもらう。(観念したように頷くと照れくさそうに目を逸らすも、水を受け取るとゆっくり飲みほし再びベッドへ横になる)
…早く良くなってな、イタチ(キチンと毛布を相手の肩辺りまでかけてやっては、小さく微笑んでそう声をかけ、皿が乗った盆を手に立ち上がり)
トピック検索 |