暁のメンバー1人募集だ！（建て直し）

…敵の数が多くてな、少してこずった。(普段なら、問題無いと不調を隠すのだがこの数日で相手がお見通しなのは分かっているため、正直に白状し困ったように微笑みながらもお茶の入った湯呑みを差し出し)

なるほどなあ…。……あー……アンタ天照使ったみてえだな、今もちゃんと目のピントが左目よりあってねえし、僅かに出血の跡があるぜ…そんなに敵の数多かったのか…？（微笑んでお茶受け取りお礼を言えば納得し、ふとじっと相手の今は普通の黒い目を見てはそんな診断のような事を的確に呟き、相手の強さは知っている為そこまでだったのかと心配そうな表情で問いかけて）

……お前にはかなわん。霧隠れの忍びが相手だったんだが、上忍クラスが何人もいてな。多方鬼鮫を追ってきたものだろうな。(相手の的確な指摘にふっと息を吐いて今日の任務について簡単に教えると目元に残った出血の跡を拭い、そこまで心配しなくても大丈夫だと言い)

…あ、つい観察する癖があって見ちまうんだけど…もし嫌だったらごめんな…？そっか…アンタも鬼鮫の旦那も大変だったな……ならいいけど……、……お疲れ様だな、イタチ（はっとなり何処か申し訳なさそうに謝りつつ、相手から伝えられた任務内容に思わず眉を下げるも、周りに誰も居ないか確認しては相手の隣へと座ったまま移動し、そっと相手に抱き付いてはまるで癒し要因のように明るい笑顔でそう言い）

いや、言ってくれて構わない。気付かされることもあるかもしれないからな。…っと、そっちだって任務終わりだろう？お疲れ様。(申し訳なさそうな顔をする相手に安心させるように微笑むと抱きついてきた相手によしよしと頭を撫で、こんな事にも最近慣れてきたな、と思い)

そ、そっか…わかったぜ。はは、ありがとうな？…今だから言うけどさ、初めて会った時のアンタの印象、苦手なタイプかも、だったんだよな（相手の言葉と様子に何処か安心したように頷きつつ、頭を撫でられては心地よさげな表情をするも、昔の事を思いだし懐かしむように話して）

そうだな…会う度に睨まれていたような…。正直謎だったな。(つっかかってきてばかりいた相手に、何故だ…？と思っていたあの頃の事を思い出し、そう言えば何だったんだと首を傾げ全く気に止めていなかった様子で)

まあ多分一番はアンタと初めて出会った時に戦って写輪眼の幻術でやられた事が大きいと思うぜ。今のオイラから見たら自業自得に見えるけど、あの時のオイラからしたらアンタは苦手な部類に入ってたからもしれねえ（苦笑いしつつ自身の記憶を探りながら解釈してみるも、未だに自分でもよくわからないのか此方も首を傾げていて）

あの時はお前を暁に引き入れるためにやむ負えなかったからな…。そう思うのも仕方ないか。(そう言えばそんなこともあったと頷きながら苦笑し、今はこんなに懐いてるのにな、とからかうように)

あはは……あの時のアンタの幻術マジで怖かったしな……。そ、そりゃ、歳とれば考え方も変わってくるし…アンタに懐いて、わ、悪いかよ…（苦笑いしつつその時の事を思い出したのかブルリと身震いするも、からかわれては思わず頬が赤くなるも、小さな声で呟きつつ最後は相手に抱き付いたままそっぽを向いて）

そんなに怖かったか…、まぁ確かに初対面であれはやりすぎたな。悪いとは言ってないぞ？(次新入りが入ってくる場合はもっと手加減してやるか、と苦笑し。赤くなりそっぽを向く相手に優しく微笑み、……ちょっと可愛いな、と思いもう少しからかってみようと、どうした？顔が赤いぞ？と相手をじっと見つめる)

うん、アンタは自分の幻術が強力だってこと自覚した方がいい。うっ…………（苦笑いする相手に真顔でコクコクと頷き、顔が赤いと言われじっと見られては更に頬が赤くなり何も言えず恥ずかしさから相手の胸元に顔を埋めることで赤い顔を隠して）

次からは気をつける…。…っおい、そんなに隠すこと無いだろう。(こちらも頷き返すも顔を埋めてきた相手にからかって悪かったと思い軽く頭を撫でるが、思わず…可愛いな、と呟いてしまい)

……オイラ別に可愛くねえと思うけど……（相手の発言に顔を少しだけ上げ、顔が赤いまま少しムッとなり所謂上目遣いという体勢のまま小さな声でそう呟き）

……そういう所だと思うが。(相手の上目遣いにクスッと笑い、ごめんごめん、と頭にポンポンと手を置き)

……オイラを可愛いなんて言うの…多分アンタぐらいだぜ…（頭を撫でられては少し落ち着きを取り戻したのか、再び相手の胸元に頬を当てるようにして顔を置きつつ小さな声でそう言い）

そうとも限らないぞ。皆口に出さないだけで…。(例えばコナンあたりはどうだろうかと考えつつ、一番年下だしな…と呟き、もう慣れた手つきで頭を撫でる)

……（その言葉にゆっくりと目を開けては胸元から顔を上げ、その目が写輪眼ならあっけなく幻術にかかるであろうほど、自身の蒼い瞳でじっと相手の顔を見詰めて）

……？どうした、俺の顔に何かついてるか？(小さく微笑んでは見つめてくる相手に首を傾げ、こちらもじっと見つめ返す)

………（数秒間何も言わずにじっと相手の顔を見詰めていたが、小さく微笑んで両手を伸ばしてはそのまま相手の頭をやんわりと自身の胸元に抱き締めて）