――――青の祓魔師――――(ＢＬ)

俺はずっと兄さんを見て来たからね。兄さんの良い所は分かるよ。可愛いらしいも正解だよ。だって今の兄さんがそうだから（顔を近付け微笑み)

（頭上にはてないっぱい）今？可愛らしい？まったくわからん。（落ち着かずに尻尾ゆらゆらさせ）

自分の魅力には自分で分からない事が多いんだよ。兄さんはそのままで良い。他の誰もが兄さんを否定しても僕だけは兄さんの側に居るから。大好きだよ、兄さん。（尻尾をするりと撫でてみる)

雪男……。俺も。俺もお前とずっと一緒に居るからな！今日は嬉しいこといっぱい言ってくれるんだな、！おま！尻尾弱点って知ってんだろ！（ぞわりと鳥肌立ち涙目でキッ）

尻尾触られるの嫌い？兄さんが嫌なら僕から手は出さないよ。（ゆっくりと手をはなして)

わかんねえけどなんかぞわぞわして変な気すんだよ、わかってると思うけど雪男が嫌ってわけじゃねーからな？(心配そうに見つめて)

兄さんが優しいのは知ってるけど時々その優しさが痛いよ（困ったような笑みを見せ)

え…ごめん、痛い？（眉下げて相手の頬に手を添え）

ごめん、兄さんは悪くないのにね。駄目だな・・・何時までも僕は弱いままだ（相手の手を握って)

弱いままでも雪男は雪男だ。（握られている方とは逆の手を相手の背中に回そうとして）

僕は強くならなきゃならないんだよ。兄さんを守れるくらいに・・・。兄さんに守られるだけじゃ駄目なんだ。（自分から抱き付き)

俺を守るって…お前そんなこと考えてたのか。抱え込むなよ。（緩い力で抱き返して）

兄さん暖かいね。教室ではいつも気を張ってるから大変だけど兄さんの温もりはその気持ちを溶かしてくれる。ありがとう、兄さん。（自分の一番安心出来る場所の温もりを噛みしめ)

お前は俺のこと頑張り屋って言ったけど、お前は頑張りすぎ。もうちょっとゆるくやれよ？（優しく背中をぽんぽんと叩いて）

でも僕がもっとしっかりしなくちゃね。そうしないと兄さんの成績にも関わるから。さっき部屋で着替えてる時に酷い点数の答案用紙見つけちゃったしね。（いつもの状態に戻り笑う)

………雪男、俺、勉強より大切なことがあると思うんだ。（離れれば無駄にきりっと決め顔）

兄さん、勉強も大事だよ。でも後でちゃんと復習と予習頑張ってくれるなら兄さんの大切な事を優先するよ。何をしたいの？兄さん（相手に微笑み)

やるやる！とりあえず、飯食おうぜ！腹が減ってはせんそうはできぬって言うだろ？（良い感じに煮えているすき焼きの匂い漂っていて）

兄さん、戦争じゃなくて戦だよ。意味は同じでもテストとしては減点だからね。（解説しながら食事に箸をつける)

え？そうだっけ？いくさな、いくさ。（忘れないように繰り返してから自分も食事を始めて）やっぱぎりぎりセーフで丸もらえたりしない？（ちらり）