シオン 2019-09-14 20:45:51 |
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そこはァ…“ただいま”で良いんじゃないの?トウジったら…相変わらずだねェ…でもま、来てくれただけで嬉しいから良いかな。
(背後から現れ、ぎゅむっと抱きつき)
…ね、オレ達…恋人で良いんだよね?
…ッ、気配消すなよ。──ただいま。
( 包まれる体温と声音に僅かに息を詰め。)
そうだな。既に恋人同士(吸血行為無し)でもいいし、両片想いで吸血してから恋人になっても良いンじゃねェか。
…おかえり…待ってたよ…(穏やかに目細めて)
あー…じゃあ…後者が良いかなァ…(ぱくっと耳たぶ口に含みかじかじ甘噛みして)
他に話しておくこと…決めておきたいこと…ある?
……ンっ、…分かった…。仕切り直してもいいし、さっきの続きでも良いけど、( 神経が集中する耳朶への刺激にびく、びく、と身じろぎ顔背け。)
ん、…特に無い。逆に有れば聴いてくれ。
んじゃ…さっきの続き…しよっか…?こんなんより…もっと気持ちいいかもねェ…?(くすくす笑って)
聞いといてあれだけど、オレも特にないからこのまま進めちゃおっか…?
ッ、…でも、やっぱり…ダメだ。──同族の血を吸うなんて。( 普段は死人の如く冷たい肌も僅かに火照り始め、倫理違反という理性捨てられず制して。)
了解。じゃあ此処は蹴ってくれ。
はぁい。じゃあ…名残惜しいけど…またすぐ会えるよ…トウジ…(ちゅっと頬に口づけて)
ーー
ーー
…トウジ…みっけ。どっかお出かけしてたの…?それとも…お食事終わり…とか?
(人気のない路地裏、ふと鼻をついた血の香りに誘われて足を向けてみるとそこには気になる相手が一人いて。背後からぎゅっと抱きつけば、すんすん匂いを嗅いでは口角上げて問いかけて。「オレも喉が渇いたなァ…美味しそうな首筋…がぶっとしちゃいたい…」耳元で囁きながら首筋にゆっくりスーッと舌を這わせて)
‥シオンか。今丁度終わったとこ。お前も腹減ってるなら──ッん、‥今は、触ンな。
( 暗い路地裏にて食事終え、一息吐く刹那、見知った声と匂いに包まれ振り返らず会話続け。食事後は身体にエネルギーが廻り快楽が助長され易い為、舌が首筋を這う感覚にも過敏に反応してしまい。)
やーだ…オレも食事したい…今すぐしたいんだよねェ…
(触るなと言われるもそう言われて素直に言うことを聞くタマではない。相手が食事後なのは自分にとって都合が良いのは言うまでもなく、己の与える快楽に堪えるようにしている彼の首筋から耳へ移動し最初は縁をなぞるように舌先を這わせていたが耳裏を舐め上げ、軟骨部分をかじかじ傷つけない程度の甘噛みをしつつ耳の表面にペロペロと猫が毛繕いするように舌を這わせて)
‥‥ッぁ、ひ‥食事、なら‥そこら辺の人間を‥ンん、っ‥捕まえて済ませろ‥って、
( ぞく、ぞく、と背筋が痺れ、明らかに欲情を煽る刺激に、血で濡れ更に紅い唇を噛み堪えつつ上擦る声音で、少し遠くに聴こえた雑踏に視線向けて、)
キミが良いなァ…シオン…一番近くに…こんなに美味しそうなキミがいるんだから…他の奴なんて食う気にならないデショ…?…それに…そんな可愛い声出されちゃ…もっと…もっと…シたくなっちゃうんだけど…
(ペロペロと舐めていた舌でペロリと己の唇を舐めて湿らせては“キミが良い…”そう熱の篭った声で甘く囁き、此方の与える刺激に反応を見せる可愛い相手をもっと見たくなり目を細めてはフーっと耳穴に息を吹き掛けるのを合図に耳の窪みや筋の間に舌を擦り付けたり、耳穴周辺クルリと円を描くように舌で舐め上げたと思えば躊躇いなく穴へと舌を捩じ入れて。中を擽るように舌を這わせていき)
だ、めだ‥ッ、シオ‥んンッ‥‥ふ、‥同族同士の吸血、は‥赦されてな‥い、──あッ、あ‥ひ、ンぅ、‥!
( 背後から捕らえられ懸命に身体を捩ったり前屈みに逃げようとするも、弱点である耳を執拗に苛められ、先程捕食した人間の血が栄養となり身体が火照る中、どくん、どくん、と心臓が大きく脈打ち出し。必死に相手の願望を宥めるも、快楽の波が押し寄せているのを感じ、理性との狭間で揺れてしまい。ぢュ、くちュ、と淫猥な音が鼓膜に直接響き熱を持つ耳にひやリとピアス当たる刺激にも声漏れ。己の口許に掌を置いて嬌声を制し。)
…赦されてないからこそ…シてみたくなるんじゃん…てかせっかく可愛い声なのに…抑えちゃダーメ…この手はオレの手、握ってなよ…
(理性がまだ残る相手の堪える姿に爛々と瞳の奥を輝かせ更に追い詰めてみようと口許を覆うように宛がう手を離させ指絡めるようにきゅっと握って。もう片方の手も抱き竦める自身の腕でホールドして動かすことを出来なくしてしまえばツンツンと舌先で耳穴の中を突っついてはヌチャリと音響かせ穴の奥へ捩じ込み、中で蠢かせてから舌で抜き差し繰り返しながら「ね…オレ…キミのこと…どうしようもないくらい愛してるんだけど…ホントに血…貰っちゃダメ…?」そう囁いて)
ッあ、ぁ!‥ひッ、ぅ‥‥シオ、‥ン‥ッ‥──俺も、愛してる‥、でも‥死んじゃうかも、ッぁ‥だぞ、‥。シオンが、死ぬのは‥やだ、‥ッ。
( ぢュる、ぬち、卑猥な水音が脳内を濡らし、指先に絡む相手の其れを弱く握り返し。吐息と共に吹き込まれる甘く危険な言葉に自分の心も蕩け始め。背後の相手の瞳を覗き込めば小さく震えた声音で答え。告げる表情は涙に塗れた紅と快楽と理性の狭間に揺れる淫猥な其れで。)
…大丈夫…オレは死なないよ…?もし死んじゃっても…生き返って必ずキミを迎えに来るから…だって…オレ達…恋人…に、今なれたんだし…?トウジとヤりたいこともいっぱいあるのに…死んでも死にきれないじゃん…?
(自分を愛している、死ぬのは嫌だと口にし涙に濡れる赤い瞳には快楽に呑まれそうになりながらも抗う揺れが見て取れて。良い子良い子と優しく髪を撫でながら浮かぶ涙に唇寄せスポンジのように吸い取りつつ自分は大丈夫だと言葉紡いで。此方も相手もお互いを想い合っているならそれはもう恋人だよな…例え死んだとしても必ず─とぶっ飛んだ事を告げながらも死んだ先のことなど誰もわからないし知らない。禁忌だって…本当か嘘か誰も知らないのだ。でもきっと大丈夫─その自信がどこから来るのか己にもわからない。しかし…渇いた喉は誰の血でも求めるわけじゃない…好きなら…愛してるなら…身も心も…その血肉さえ愛しい…欲しくなる…「…も…ッ…限界…トウジ…キミの血が…欲しい…」吸血欲に堪えきれずに舌を這わせた彼の首筋にプツッと牙を突き立てて、溢れ出てくる血を一滴も逃さぬよう啜り─広がる血の香り…味…どれをとってもあまりにも美味であるが故に脳が激しく揺さぶられる感覚にクラリと目眩に似た症状が起こって。これな…堪らない禁忌にするわけだ…とぼんやり思うも…自分は常人の吸血鬼ではない自他ともに認める“イカれた吸血鬼”目眩すら心地よく快感にすらなってくる。とっくに狂ってる己がこんなものでどうにかなるわけがない…と口角上げては次第にスパークは収まってきて)
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