梨花 2019-09-14 14:37:52 ID:24227b654 |
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土方「優里奈から連絡をもらったんだ。間に合って良かったぜ」
フレン『マスター、気をつけて!あいつ堕天化の力以外にも幻想樹の魔力も感じるよ!』
土方「幻想樹の…!?てことは、こいつが今回の守り人か!!」
・・・・・・どいて。(ゆっくりと立ち上がる)そいつ、ころせない。
鬼龍をころして────俺もしぬ!!!!(鬼龍に襲い掛かる)by希美
土方「!ダメだ!!やめろ希美!!!」
鬼龍「そりゃちげぇぜ希美…死ぬのはてめぇだけだよ!!!(背中から赤黒い龍のような羽が生えてきて、希美に赤黒い炎を纏った拳で殴りかかる)」
朝日「やめて!!二人とも!!(二人の間に入る)」
土方「!朝日!?」
朝日「聞こえるんだ、二人の心の音。鬼龍の叫びも、希美の苦痛も、胸が痛くなるくらい聞こえるよ」
鬼龍「あぁ…?」
朝日「私、気付いてたよ。高校の頃、希美達がいじめをしてた事。気づいてて気付かないフリをしてたんだ。ほんと最低だよね、親友のイジメを止める事すら怖くて出来なかったんだから」
朝日「希美、希美はこれで本当にいいの?こんな形で鬼龍を倒してそれで希美は満足なの?私はそんなのやだ、私だったら真っ正面から正々堂々、一直線で戦ってやる!!」
でも・・・・・でも俺は・・・・仲間なんて、本当の理解者なんて・・・・いなかったんだよ・・・・!周りをみても、すぐ壊れて・・・・by希美
バッカやろう!!!!by裕也
・・・・・・!by希美
(希美の後ろに居る)お前は、お前は何時もそうだ・・・!!!!狂ってる癖にバカ真面目すぎるんだよ!!!!!!仲間が居ない?すぐ壊れる?ふざけんじゃねぇ!!!!今ここで周りを見回せてみろ!!!!!!by裕也
・・・・・・・・・(周りを見ると土方や朝日、春日や涼弥、そして、裕也が居た)・・・・!!!!by希美
お前は一人じゃねぇ。お前の信念に、正義に───惹かれて何人の人がついてると思うんだ。それでもお前は・・・・死にてぇか?こんな自暴自棄な戦い方の果てに・・死にてぇか?by裕也
───────(ふと、涙が流れてくる)by希美
朝日「大丈夫、私達が側にいる…(鬼龍に殴り飛ばされる)」
鬼龍「さっきから聞いてりゃ御託ばっか並べやがって…こいつの正義に憧れただぁ?そんなもん、存在するわけねぇだろうが!!!(裕也に近づき、赤黒い炎を纏った足で裕也を蹴飛ばす)」
いっ・・・・・!!!!(地面に転げる)by裕也
・・・・・・じゃあ俺は・・・・・俺はどうすればいいんだよ・・・・・!!!!もう何も分からないよ・・・・!!by希美
朝日「っ…簡単…だよ…ただ目の前を見れば良いだけ…!過去から…目を背けなければいい…!!過去を受け入れて…未来に向かって駆け出すんだよ…!!」
鬼龍「未来?ふざけたこと抜かしやがって…!!(朝日の頭を掴んで持ち上げる)こいつに未来なんかあるわけねぇ!!あるのは絶望と狂気だけだ!!救われるはずがない、こんなクズが救われて良いはずがねぇ!!!」
・・・・・俺は・・・・俺は・・・・・by希美
(黒いモヤの影が見える。それは、過去の自分だった。過去の自分が無数に希美の前に襲い掛かる────刹那、白銀の剣を持った土方が過去の自分のモヤを斬る)
鬼龍「朱莉が死んでから俺の人生は狂った!!こいつが殺したも同然だ!!俺にとっての唯一の救いをぶち壊したんだ、目の前でそいつが死んでも文句ねぇよなぁ!!!(土方に手を向けると、地面から炎を纏った蔦が現れ土方を締め付ける)」
土方「うっ…!ぐあっ…!!」
朝日「やめて…!!その人は関係ないでしょ…!!」
鬼龍「希美の恋人って時点で関係大有りなんだよ。あの時みたいに目の前で大事な奴が死んでいく様を見届けろ、希美ぃ!!!」
・・・・・・・・・
(忘れかけていた“誓い”を思い出す)
─────────
(希美の姿が消え、青薔薇の剣:蒼華雪月で炎の蔦を斬る)
・・・・・・・・(土方の方に近づき、荒々しい口付けをする)・・・・・・・忘れかけていたぜ(土方の顔すれすれで言う)あの時の誓いを。交わした約束を。by希美
「俺一人残して死なないと。死ぬなら共に」ってさ・・・忘れかけてたよ、あまりにもお前が当たり前にそこに居すぎてさ・・・・・朝日も裕也もみーんな、当たり前過ぎて忘れていたよ・・・・(土方の傍から少し離れる)
俺の我儘で何人もの人が死んだ。生きているはずの人間を死なせた・・・・俺はただ愛が欲しかっただけなのにさ。
愛を知らなかったから、俺を見て欲しかったから、他者を傷つけていたのかもしれねぇな・・・・
けど、それはもうやめだ。俺は愛されたんだ。土方にフレンに朝日に沙月に裕也達に・・・・・・知らない間に愛されていた。あぁ分かるさ、死にてぇ時も・・・・でも、ここで死んだら悲しむ連中が居るんだ・・・・!!
だから俺は生きてやる、醜く無様に生きてやる。
俺の周りにいる奴らと共に・・・・死んでいった連中の分まで生きてやる!!!!
(紅玉の様な真っ赤な目に光が戻る)by希美
朝日「希美…!(鬼龍に投げられ、そのまま木にぶつかる)あっ…!」
鬼龍「うぜぇなぁ…そのツラ…!俺が最も見たくねぇ希望に満ちたツラだ…!!こうなったら、これを使うしかねえ!!(赤黒い炎の蔦が鬼龍の右手に纏う)幻想樹の力よ、我が命をその身の贄として捧げ、今、終末へと誘いし滅炎の龍を呼び覚まし給え!!!出でよ、滅炎魔竜・グラトニア!!!(右手を自らの心臓に刺す)」
朝日「!鬼龍!!!」
土方「あぁ…もちろんだ」
フレン『なんかやばいの来そうだけど、ここまで来たらやるしかないよ!』
朝日「っ…(フラッとしながらも立ち上がる)このぐらい…余裕…!」
鬼龍「(心臓を炎の蔦が縛り付け、身体の中を侵食し始める)ぐっ…!うぅぁぁ…!!!(身体中に幻想樹の蔦が浮かび上がってくる)うぅ…うぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!(鬼龍の身体が赤紫の炎に包まれ、その炎は大きくなって行く)ぐぁぁ…!!あぁぁぁぁ…!!(炎は大きなドラゴンの形となって行く)ぐぅぅ…!!グォォォォォォオオオオ!!!!(炎が払われると、大きな翼を広げ、口元から炎を噴き出している赤紫のドラゴンが現れる)」
無理するなよ、朝日・・・・・・おい裕也。てめぇはとっとと逃げろ。by希美
あ、あぁ!(そう言い去っていく)by裕也
ごめんな鬼龍・・・・・俺はお前を倒す。
(土方の刀に似た青薔薇の剣:氷華雪月を向ける)by希美
(希美達の姿がライブ会場のパネルに流れていた)
沙月「!希美さん!?」
鈴華「なんでお姉ちゃんまで…!!」
アスカ「(沙月のマイクを取る)ごめんね、少しマイク借りる!!」
沙月「え、あなたは…!」
アスカ「(大きく息を吐く)皆さん、飛び入りをしてしまい申し訳ありません。私はアイドルの星山アスカです!(ざわざわとざわめき始める)」
忍「おい、あれはどうなってる!!警備の怠りは無かったはずだ!!」
ノラ「そんな事言われても…!」
クロ「(忍達の下を赤いスカーフを巻いた黒猫を通り抜けていく)」
・・・・・・まさか・・・・・?いや、そんな訳・・・・by優里菜
誰かが電波ジャックをしてるって事ね。by未來
これ相当やばいよね・・・!!by加奈沙
・・・・・・・安心しろ。楽にしてやる・・・・!!
(蒼華雪月を地面に刺す)咲け!青薔薇!!
(氷が地面から出てきて、鬼龍を凍らせる)by希美
鬼龍「(空へと飛び、赤紫の炎が口から放たれ、氷を溶かす)全員まとめて、焼き尽くしてやる!!」
朝日「(高く飛び上がる)ビートパンチ!!(拳から超音波を放ち、鬼龍を吹き飛ばそうとするが、ビクともしない)」
鬼龍「良いぜ、まずはてめぇから始末してやるよ、朝日!!!(赤紫の火球を作り出し、朝日にそれをぶつけ地面に叩きつける)」
朝日「ぐっ…!!」
鬼龍「おらぁ!!!(希美を尻尾で薙ぎ払う)」
アスカ「皆さん、これは映画の撮影でもCGでもありません。信じられないとは思いますが、今ここに映ってるのは全て真実です。ここに映ってる龍は元々は人間で、私の死んだ姉の彼氏です。高校の頃、私の姉は希美さん達と共に山にキャンプに行きました。ですが、その時に姉は土砂崩れにあいました。きっと姉は生きてるとずっと信じて、何度も捜索を頼みました。でも…あの土砂崩れで助かるはずが無いの一点張りで…結局、姉は見つからないまま葬式が行われました」
鈴華「アスカ…あんた…」
鬼龍「グォォォォォォオオオオ!!!(希美に向かって赤紫の炎を噴く)」
土方「(希美を庇うように前に出てアスカロンを構える)フレン!!」
フレン『了解マスター!出力全開!!ハイパーバリアー!!(赤い結界が現れ炎を塞ぐが、そのまま押されていく)やばっ…!力強いんですけど…!』
土方「こんの…野郎…!!」
アスカ「事故があった後、希美さんやこの人…鬼龍さんのいる高校である事件が起こりました。その事件でその高校の大半が死んでしまい、わずか少数の生徒が生き残りましたが…失踪者も出ていました。失踪者の中には鬼龍さんも居ました。姉の時のように他人任せにしたくはなく、私は鬼龍さんのご家族と共に鬼龍さんを探しましたが…結局なんの情報も得ることが出来ず、捜索を打ち切りました。
でも、私がアイドルになれたのは、鬼龍さんやお姉ちゃんのお陰なんです!!家族やみんなに反対されても、2人だけは私の事を応援してくれました!!だから、2人のエールを無駄にしない為にも、いつか2人とまた出会う為にも、アイドルを続けてきました!!
また失うのは嫌だ。だからどうか、鬼龍さんを助けて下さい!!鬼龍さんを救って下さい!!!何もできない無力な私からのお願いです!!(頭を下げる)」
鬼龍「(炎を打ち消す)俺の怒りは!!憎しみは!!悲しみは!!こんなもんじゃ収んねぇんだよぉ!!!」
土方「くそっ…!!」
クロ「(希美達の下を通り抜けていき、朝日の元にかけていく)」
土方「!キャスパリーグ…!!」
朝日「(意識を失っている)………」
クロ「(朝日の元に辿り着くと、黒い瘴気を纏った獣になる)朝日、お前の体を少し借りるぞ(朝日の中へと入っていく)」
朝日(クロ)「(黒いケモ耳が生え、黒い瘴気を纏ったマフラーが首に巻きつき、身体が起き上がる)少しだけ手助けしてやる(マフラーが伸び、鬼龍を縛り付ける)」
鬼龍「!何だと…!?朝日は堕天化できねぇはずだろ!!」
はっ・・・・助かるぜキャスパリーグ!
終わらせてやる・・・・この負の連鎖を!!!!終わらせてやらァァァ!!!!(青薔薇の剣:蒼華雪月を抜き取る)by希美
「手と手の温もりが僕を強くする 積み重ねた想い空を駆け抜けて
風になるこの願いが涙さえ乾かして
解き放つ力が剣になり突き抜ける
きっと終わりは始まりの唄 羽ばたいた鳥の唄
戦う意味を見失わないで祈りよ星になれ.
今はともに燃やした焔を明日への灯火にして
震えてもいいからぐっと前を見よう
この胸に小さな勇気と 奇跡を・・・」by桔梗
(Brave Phoenixをエールとして桔梗が歌う)
(引用:水樹奈々/ Brave Phoenix)
アスカ「!桔梗さん…!」
鬼龍「こんなとこで終われねぇ…俺はぁ…朱莉の敵を打つんだぁぁぁぁぁぁぁああ!!!!(鬼龍から赤紫の炎が放たれ、マフラーを燃やそうとする)」
朝日(クロ)「っ…やれ!!マザーハーロットの娘!!!」
「気づけば傍にいるなんて暖かいの
まるで花のようにいつも寄り添って
本当の宝物が何なのか気づいたよ
もう二度と迷わない君の為に僕の為に
きっと涙は虹に変わって 七色に煌めくでしょう
心と心の架け橋になり刹那でもいいから
そして大きな翼を広げあの丘の太陽より
とびっきりの顔で無邪気に笑うんだ
ただ空は光りを待ってる 飛ぼうよ・・・」by桔梗
・・・・・「灰色の雪の王、純黒の翼を以て眼前の敵を白銀の偶像と成れ」
(蒼華雪月から冷気を放つ)
「咲き誇れ、絶氷の青薔薇よ」!!!!
〈永久凍土の薔薇ークラレントー〉
(蒼華雪月で横薙ぎに斬ると、氷の礫も勢いよく出て来る。同時に地面は凍り、氷の青薔薇が咲く)by希美
鬼龍「ぐっ…!(攻撃が当たり少しよたつくが、すぐに体制を立て直し、拳で赤紫の大きな炎が纏う)希美ぃぃぃぃいいいい!!!(希美に向かって殴りかかる)」
「やがて僕や君が大人になって夜に泣いてても
このかけがえのない歴史ーときーが未来の地図になるだろう
さあ今生まれゆく新たな道をどうか惑わずに
ほら見上げてごらん地平線から命が息吹くよ
きっと終わりは始まりの唄 羽ばたいた鳥の唄
戦う意味を見失わないで祈りよ星になれ
ぎゅっとぎゅっと繋いだ心を絶対に忘れないよ
確かな事は今旅立つ僕達が 夜明けより輝いている事 笑顔で・・・
振り返らないで 行こうよ・・・」by桔梗
くたばりやがれぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
(鬼龍に斬り掛かる)by希美
鬼龍「(希美の攻撃をモロに受け、炎は凍っていく)あっ…が…(地面に向かって落ちていき、地面に身体が叩きつけられ、元の人間の姿へと戻る)なん…で…俺が…負ける訳が…」
悪ぃな鬼龍。憎しみの剣じゃ・・・・今の俺は斬れねぇよ。
(鬼龍に歩み寄る)
俺はお前の分まで生きてやるよ。朱理を殺した罪とお前の生きるはずだった人生の分までなby希美
鬼龍「っ…ざけん…な…朱莉の敵は…俺が必ず…とらなきゃならねぇんだ…!こんなとこで…くたばるには…!!(希美に向かって手を伸ばす)」
朝日(クロ)「これを見ても、おんなじ事が言えるのか?(携帯を出し、ライブ生放送で映ってるアスカの姿を見せる)」
鬼龍「!なんで…この子が…!!」
土方「お、おいクロ、何でアスカがあの会場に居るんだよ!」
朝日(クロ)「朝日がマザーハーロットの娘を探しに行こうとした時に舞台裏でこの娘と会ったのだ。その時、朝日はこの娘に「鬼龍を止めるためにも、君が舞台に立って鬼龍へ想いを叫んで欲しい」と必死に頼んだそうだ」
鬼龍「朝日…が…?」
ったく・・・・何気に桔梗の奴らも歌ってるし・・・・
でも、和解したら殺されるんだろ?幾斗の野郎に。
だったら・・・・俺がお前に引導を引き渡しても構わねぇよ?by希美
鬼龍「っ…」
アスカ『鬼龍さん、聞こえてますか?』
鬼龍「!アスカ…ちゃん…?」
アスカ『私の声が届いてるかわかりませんが…私は貴方に数え切れないくらい感謝しています。レミットハーレーの仲間だって聞いた時は、本当に信じられないぐらいショックでしたが…それよりも、貴方が生きてることが嬉しすぎて、本当に今まで頑張ってきて良かったと思いました。本当に…生きててくれて、ありがとう…!(涙を流しながらニコリと笑う)』
鬼龍「………」
・・・・・・・・・・・鬼龍。俺はどうしようもないクズだ、どうしようもない外道だ。
でもよ・・・・・お前のおかげで忘れかけていた“誓い”を思い出したぜ。それだけは感謝だ。
レミットハーレーになったお前はもう死ぬしかないと分かってるさ・・・・けど、俺はお前とこんな形で再会したくなかった。怒りたいなら正面から怒ればよかった。こんな卑劣な手で再会したくなかった・・・・
俺はただ、お前と喧嘩し合う仲のままでいたかったby希美
鬼龍「…はぁ…くっだらねぇなぁ、ほんとてめぇら全員腐りに腐り切って、普通に卑怯な手使って来るんだもんなぁ…死ぬ事なんざ百も承知だ。てめぇに殺されんのは癪に触るが…あのクソ幾斗にぶっ殺されんのもなんか気分悪りぃわ」
フレン『まだ生きたいとか思わないの?死んじゃえば、もう何も出来なくなっちゃうんだよ?』
鬼龍「なんだ、慈悲のつもりか?んなもん、まだ生きてぇしこのクソ野郎殺すまで死にたかねぇよ。でも…もうどっちに転んでも俺は死ぬんだ。だったら俺は…俺や朱莉を殺したこいつを死んでも恨んでやる。ただ…これだけは約束しろ、もし俺の分まで生きずにこっち側に来たら、お前を100回以上ぶっ殺すから覚悟しとけ。希望も未来もてめぇに託しはしねぇが、約束だけは絶対に守れよな。クソ希美」
ハッ・・・・わかったよ。
〈闇の廻廊〉
(オブシディアンを割ると、黒い弾が出てくる)
じゃあな、鬼龍。地獄で待ってろよ。
(黒い弾に鬼龍が吸い込まれる)by希美
・・・・・・・・っ・・・・・・ひぐっ・・・・・うっ・・・・・っああああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!!(急にタガが外れた様に泣きじゃくる)by希美
フレン「(アスカロンが消え、身体が実体化する)希美ちゃん…(ギュッと希美を抱きしめる)」
土方「希美…(フレンと希美を包み込むように抱きしめる)」
朝日(クロ)「………」
朝日(クロ)「…逃れられない宿命…どうなっても、あいつは死ぬ運命だったのだ(朝日の体から黒い瘴気が抜けていき、朝日の体はばたりと倒れ、黒猫の状態で現れる)」
クロ「マザーハーロットの娘、あいつとの約束を忘れるんじゃないぞ」
フレン「君はこれから…どうするの…?」
クロ「あのアスカという娘に真実を伝える。俺は魔獣だ、人間の様に慈悲も無ければ心もない。あいつがどうなろうと俺は知らない。ただ…真実を知った方が、あの娘も気が楽になるだろう」
………だが、ようやく決着がつく。一連の件も、終わりを迎えるんだ…ここは、私達が出る幕ではないだろうな。(目を閉じていたが、ゆっくりと目を開き)byアンドレア
あぁ・・・・・勿論だよ・・・・・・(暫くして、涙を拭う)俺はアイツらのために生きてやるよ。by希美
良かったぁぁぁ・・・・・コレでレミットハーレーの事件も収束するぅぅ・・・・by優里菜
あとは幾斗をぶちのめすだけだね!by加奈沙
アスカ「っ…鬼龍さん…」
鈴華「…まさか、あんたがあのキャスパリーグだったとはね。ほんと魔獣ってのは心が無いのね」
クロ「貴様よりは感情は無いな。いいか、俺がキャスパリーグである事は朝日には黙っていろ。時が来たら自分で言うつもりだ」
そうしたいけど・・・・・“携帯が圏外になってる”。by未來
・・・・・・・え?by加奈沙
それに・・・・もう12時すぎてるのにさ、時計が11時59分で止まってるby未來
いいや、刺客は全て倒してるさ。
(目の前に呉羽とまた子と共に現れる)
これは兄さんの固有魔法の影響さ
〈乙女の魔剣ーエクシー〉・・・空間の因果を止める作用の持ってるんだby舞奈香
……そうか。byアンドレア
うん。幾斗自身も、ここで全てを終わらせる気みたいだネby呉羽
当然他の奴らも気付いてるはずっすよ。だから…みんな、ここに集まるbyまた子
「主よ、我らに狂いし救済主を滅する力を
遥かな道の果て、我らは約束された地に至らん」by舞奈香
「主よ、我らに時の独裁者を滅する力を
修羅の道の果て、我らは約束された地に至らん」by幾斗
(途端、空が赤く染る)
そうだね・・・・ラグラロクの進行を阻止するんだ。
黙示録のラッパ吹き・・・・ヨハネの黙示録に記されてる終焉を告げる存在が居る。
それを破壊すればラグナロクの進行が急激に弱まる。
天の光が降り注ぐ場所に、天使は降りてくるものだ。それが目印さby舞奈香
さてと・・・・大掛かりな兄弟喧嘩の始まりだ(走り出す)by舞奈香
私も行く・・・・!(舞奈香と共に走り出す)by未來
レミットハーレーは七つの罪。さぁ!壊せるものなら壊してみるんだ!by幾斗
(阿久戸の残骸がゴーレムとなって現れる)
ゴーレム・・・・成程、部下の魂を使って兵器としたか・・・!by舞奈香
下がって、ここは私がやる────〈紫縛〉!!(紫の鎖が出てくる)さぁ早く!!by未來
分かった!(未來を残し、走っていく)by舞奈香
全く……こんな大掛かりなものも、嫌いじゃないケドネ……!!!また子、あった!あそこだヨ!!(光が差しているところを指差し)by呉羽
分かってるッス…!!!byまた子
っと。(その場に着地する)何一人でやろうとしてんの…未來by隼人
(正八面体の大きな青い結晶が地面から“力”を吸収していた)
隼人・・・・!!by未來
(金切り声と共に鎖が地面から現れる)
っ!!!!by未來
大きな青い結晶か…また子、先に行ってるヨ!!!(青い結晶に向かって跳び、その勢いで蹴る)by呉羽
…鎖か…俺は鎖を壊しとくから、未來は本体の相手よろしくね。本物よりは手こずらないでしょ?(そう言ってサンダーナイフを取り出し、鎖に斬りかかる)by隼人
ありがとう・・・・!(勢いよくジャンプする)ごめんよ・・・・君は力に頼り過ぎて・・・・防御が薄い!!!!(ゴーレムの核を真紅色のダガーで壊す)by未來
(青い結晶にヒビが入る)
─────────!!(青い線香を放つ)
(鎖が止まり、灰になって崩れる)…よし、終わったか。by隼人
っと!!(青い閃光を避ける)また子!!by呉羽
了解ッス!!(青い結晶に銃弾を放つ)byまた子
……よし。任務完了だネ…あとは、上手くやってくれるといいケドby呉羽
何言ってるんスか?byまた子
………は?by呉羽
加勢するに決まってるッスよ!!byまた子
は、はあ!?by呉羽
だな…偽物とはいえ、阿久戸と思えないくらいには弱いby隼人
沙月「(何かの魔力を感じ取る)これは…!」
奈緒「お姉ちゃんも気づいた?早く行かないと、まずいことになりそうだよ!」
沙月「奈緒達はここの人をお願い!!私は外を確認してくる!!」
紅魔「あんた1人じゃ危ないよ!!あんたは一度死んでるし力もどうなってるかわからない!!ノアも連れてった方が…!」
沙月「大丈夫だよ紅魔、私には奥の手がある。これ以上の戦いは食い止めなくちゃならない!!それじゃ、後は頼んだよ!!(そこから走り去る)」
・・・・・・・珍しいね、貴方達が介入しないなんてby桔梗
はぁ・・・・はぁ・・・・!!!!
(鈴芽と大河のゴーレムが襲い掛かる)by舞奈香
邪魔やァァァ!!!!(鈴芽のゴーレムに襲い掛かる)by雪乃
そこどいて!!!!(銃剣で大河のゴーレムに刺す)by莉央
あぁ、気にすんな。すぐさま治癒術式をかけた。
それに・・・・(鬼龍のゴーレムが襲い掛かる)こいつを倒さねぇといけない────by希美
(刹那、高杉の刀が鬼龍のゴーレムの核を壊す)
!!!!by希美
高杉「よぉ、まさかここで会うとはなぁ、希美」
沙月「希美さん、下がっていてください!高杉さん、なんであなたがここに…!」
高杉「おやおや、英王が生きてこの世界に来たって本当だったんだなぁ。どうだ、俺達の世界は。濁りに濁りきって、あまりにも醜いとは思わねぇか?」
は・・・・?逆ってどういう意味・・・・by桔梗
・・・・・・違うとは言わねぇよ。
ただこれだけは確かに言える・・・・・画一化された俺達の世界よりも、よっぽど人間らしいぜ。by希美
思惑?…ああ、それはな______by万斉
桔梗ッ!!!(万斉に斬りかかる)何してんの、こいつあんたが目的なんでしょ!?早く逃げて!!!by愛彩
わ、分かった!無事でいてよね!愛彩!(走り去る)
・・・・チョコ達も逃げてるよね・・・!by桔梗
ーその頃ー
はぁ・・・・・はぁ・・・・・・(目の前を見る)兄さん・・・・生きてたんだね。by舞奈香
あぁ、生きてたよ。僕の妹。by幾斗
高杉「人間らしいか…俺にはどうしても、化け物じみた様にしか見えないけどな」
沙月「っ…高杉さん、すみませんが今貴方に構って居られないんです。どうかそこを退いてくれませんか?」
逃げたね…さーて、戦うのは久しぶりだな…!!!(桔梗がいたところを横目で見てからナイフを構え)by愛彩
………後悔するなよ。(刀を抜き)by万斉
高杉「おいおい勘違いすんなよ、俺は別にお前らと戦いに来たわけじゃねぇ」
沙月「え…?」
高杉「なぁ、一時休戦して俺と手を組まないか?」
沙月「貴方と手を組む…?」
・・・・・・・・河上のあの笑み・・・・なんだったの・・・by桔梗
・・・・桔梗お姉ちゃん・・・・!ここだよ・・・・!by柊
柊!大丈夫だったのね、良かった・・・・(柊を抱きしめ、直ぐに離れる)早く逃げるわよ、敵が襲い掛かる前に・・・・!by桔梗
うん・・・!by柊
(柊の手を掴み走る)
……は?(すぐに刀を仕舞った相手に目を見開いて)…何?なんのつもり?by愛彩
だーかーら、戦うつもりはないの!!(その場に現れて)今のは、喜瀬幾斗が見てた時のただの保険!by正姫
・・・・・・・まさか、お前らも幾斗のラグナロクに不満のようで?by希美
ーその頃ー
兄さん・・・・なんでラグナロクを起こしたんだ・・・!by舞奈香
舞奈香、それは知ってるだろう?僕の身に何が起こったかをby幾斗
いじめで自殺した・・・・だから世界に復讐するのか!?by舞奈香
あぁそうだ!だから手始めに、この世界を滅ぼすんだ。知っているだろう?人の心は隙さえあれば闇に落ちると・・・心の拠り所を求めて、闇に縋る。僕もそうだ・・・!僕はただ平穏に過ごしたかったんだ!!なのに僕は少し変わってるだけで排除された!!!!白い羊に!!!!黒い羊は指を指して笑われたんだ!!!!by幾斗
兄さん僕は!by舞奈香
うるさいっ!!!!ならなんで僕のSOSに気づかなかった!!!!父さんも!母さんも!!僕のSOSに気づかなかった!!!!どうせ舞奈香も・・・・僕を嘲笑ってるんだろう・・・・!!!!だから殺す・・・そして僕が・・・・世界を作りかえる!!!!
この〈光を殺めし救世主ールキフグスー〉で!!!!
(サーベルで舞奈香に斬り掛かる)by幾斗
っ!!!!(手刀でサーベルを受け止める)by舞奈香
高杉「この世界を破壊するのは俺達の鬼兵隊だ。異世界の奴に勝手に壊されんのは腑に落ちねぇんだよ。つまり、俺達の今の敵は共通してるって訳だ。あいつを倒すまでは手を組もうぜ?」
沙月「…わかりました、貴方達と手を組みます」
はっ!上等・・・・そういう事なら早く言いやがれ・・・・不満だがなby希美
ーその頃ー
(舞奈香に気づかれない所にいる)
あらら・・・・なんかすごいことになってるねぇ・・・おじさん達すっごい出にくいわ。それにあのすっとこどっこい、一人で無茶しやがって・・・兄弟喧嘩には口出しするなってか?by阿伏兎
さすが副団長。仕事が早いねぇ・・・あと団長、舞奈香の置き手紙に書いてあっただろ?あの嬢ちゃんが本当に死にそうだったら介入する。だから今俺達にできることはこの戦いの末を見守るだけなのさ。by阿伏兎
はぁっ!!!!(マスケット銃を一斉射撃する)by舞奈香
〈巨蟹の魔剣ーテッセラー〉!!!!(弾丸が放たれた空間ごと切り裂く)by幾斗
(切り裂いた刃が舞奈香に当たる)っぐふ・・・!!!!by舞奈香
〈天秤の魔弾ーエプター〉!!!!(舞奈香に弾丸を放ち、激痛を走らせる)by幾斗
っああああああ!!!!!!by舞奈香
はぁ・・・・はぁ・・・・舞奈香、お前なら分かってるだろ?この世界は間違ってると。この世界は醜いと・・・・舞奈香だって、人として生きたかっただろ?なのにあの兎が邪魔して・・・人を辞めたんだろ?by幾斗
っ─────!!!!by舞奈香
分かるよ、その悔しさ・・・・舞奈香は人として生きたかった、人として平穏を過ごしたかった・・・・(舞奈香に近づく)舞奈香、あの兎共を殺すんだ。そして・・・僕と共に来て。アイツらは舞奈香の事を何にも知らない。ただの俗物だby幾斗
神威「っ…!あいつ…!(身を出そうとするが神木に止められる)!姉ちゃん…!!」
神木「無闇に動くのはまずい。気持ちはわかるが…今はその怒りを抑えてくれ、神威」
あぁ・・・・今は落ち着け・・・・後で暴れさせてやるからさ・・・・by阿伏兎
兄さん・・・・・・それは違う。確かに僕は人を辞めたくはなかった、元はと言えば彼の我儘で僕は人を辞めた・・・・・けど、後悔はしていない。そもそも人間のままであれば、彼らとも出会ってないからね。
・・・兄さん、僕も黒い羊だ。白い羊に指を指して笑われる運命なのさ・・・・けど、白い羊の中にも黒い羊はいる。兄さんはそれを気づいてないだけ・・・・。by舞奈香
・・・・・・・・・舞奈香by幾斗
兄さん・・・・僕は兄さんの事が好きだ・・・・だから、戻ってき───by舞奈香
(刹那、舞奈香が引き寄せられる)
あぁ・・・・そうだね・・・・・。
けどもう遅い。僕はあの日死んだ・・・・人間という生き物に絶望した。もう舞奈香の知ってる喜瀬幾斗は死んだんだ・・・・!!!!by幾斗
っ─────兄さん!?by舞奈香
もう僕は兄ではない。アドミニストレータ・・・世界の管理者だ・・・・by幾斗
そんな・・・・兄さ・・・・・!!!!(地面に叩きつけられ、サーベルを刺される)ぐっ・・・・・by舞奈香
“さようなら、僕の大好きな妹”by幾斗
に、兄さん・・・・・なんで、どうして・・・・・・・・──────
“なんて、言うと思った?”by舞奈香
残念だけど、僕は最初っから兄さんを助けようとは思ってないよ。
英光を殺した時点で・・・・僕は兄さんを殺そうとは思わない。
それと、兄さんは侮辱した─────夜兎を侮辱した。
それがどういう意味が知ってる?
“僕のバックには、誰がいるのかも知らずにね”by舞奈香
─────────!!!!!!(目を見開き、舞奈香の居る足場をサーベルで空間ごと削り取る)by幾斗
沙月「神英王…神解!!!(髪が金髪に伸び、目が青くなる)させない!(舞奈香に向かって手を出すと、舞奈香の周りが光のドームの様なものに包まれ、そのまま自分達の方に引き寄せる)」
高杉「よぉ幾斗、随分と好き勝手してくれたなぁ」
っ!!高杉・・・・・なんでお前が!by幾斗
・・・・・兄さんって、時々ヘイトスピーチ的な事言うよね・・・・僕、それが嫌いなんだby舞奈香
沙月「喜瀬幾斗、貴方には異世界間での破壊行動、幻想樹の違法植付、そして故意によってのラグナロクの発動。この3つの罪は天界の法、及び異世界間で悪影響を及ぼす極めて凶悪な物。よって、罪人・喜瀬幾斗、貴方をこれより裁きの断罪を行います」
高杉「つーわけだ、覚悟は出来てんだろうな?幾斗」
ちっ─────まぁいいさ・・・
だけど・・・・・まだ巨悪は残ってる!!!!
いいか!!!!僕は二十二の暁光が一人!!!!【ⅩⅩⅠ:世界ーザ・ワールドー】の喜瀬幾斗だっっ!!この僕を殺した事はいずれ上に報告されるっっ!!!!影月大和もいずれ僕らのものだ!!!!(そう言い消える)by幾斗
─────・・・・・・沙月、高杉。追わないでよ。彼等が僕の兄を裁く。
僕の置き手紙通りにならなかったけど・・・・・これでいいよね?by舞奈香
沙月「…わかりました(元に戻ると、その場に座り込む)ふぅ…やっぱこれ疲れちゃうなー…なんか自分が自分じゃなくなる感じがするっていうか…」
高杉「まだ力が順応してねぇって事だろ(それよりも、あいつ今、影月大和の名前を言ったな…あの時岳斗とこの女と共に俺を葬ろうとした1人…あいつらの手に渡ると後々面倒なことになりそうだ)」
ーその頃ー
はぁ・・・・・はぁ・・・・・全く・・・・!!!!だから人間は嫌いなんだ・・・・!!!!すぐ騙され────by幾斗
(途端、神威が上から降りてくる)
っ──────!!!!お前は・・・・・・by幾斗
よくもまぁ俺達がいる前でそんな事言えるなぁ・・・あんちゃん?by阿伏兎
!!!!!!まさか・・・あの事を・・・・・!!!!by幾斗
神威「よくも…よくも舞奈香を…!!」
神木「神威もこの調子だ。少しでも何か刺激すれば、お前の頭を握り潰してしまうだろう。かく言う私も、とても久しくキレて居るがな」
よーし兄ちゃん、最後に言い残すことは?by阿伏兎
─────裁きを受けろ・・・!!!!この亜人風情────by幾斗
(幾斗の右足を蹴っ飛ばす)by阿伏兎
・・・・・・・あぁ。“キャロル”は全人類の救済、そして─────腐敗した世界を消す。by幾斗
『ダメだよ~幾斗ぉ~www僕の目的を言ったらぁ~www』by?
っ─────!!!!by幾斗
『はい、君デリートね☆』by?
や、やめろ・・!!!!やめろキャロル!!!!僕はまだ!やりたい事がある────by幾斗
(幾斗の体にモザイクがかかる)
『ざんねーんwww幾斗君はここでおしまーいwww』by?
ま、待て!!!!僕はま───/くぁwせdrftgyふじこlp────(幾斗の体が本格的に消える)by幾斗
『あっれぇー?君達夜兎の子達じゃーんwww』(モザイクの中から時計ウサギの様なロゴが出てくる)by?
あんたか・・・キャロルって奴はby阿伏兎
『せいかーいwww僕こそがキャロルだよ☆二十二の暁光のトップでーす☆』byキャロル
『良心?何それ、美味しいってか?アハハハwww
って言うか僕は何もしてないよーwwただ幾斗が勝手にやった事だしさーwあ、じゃあさ、暴君ちゃんに伝えて!二十二の暁光は京蘭事件を模倣しまーすwそれじゃあねー!アハハハハ!!』byキャロル
(そう言うとモザイクと共に消えていく)
京蘭事件・・・・・by阿伏兎
阿伏兎さん!神木さん!神威!大丈夫・・・!?なんかすごいことになってるけど・・・・所で兄さんは・・・by舞奈香
消えちまったよ。キャロルって奴になby阿伏兎
キャロル・・・・(ふと、スマホを見ると12時になった)
・・・・・三人とも。僕達そろそろ元の世界に戻らないといけないや。この事件が終わった事によって・・・この世界の特異点は消滅した。つまり、現時刻を持って作戦は終了する。
────けど、約束がある。もし同位体として存在して、今までの記憶が保持されていたなら・・・・再び僕の所に集結して欲しい。僕は案外、寂しがり屋だからさ・・・・by舞奈香
──────舞奈香by阿伏兎
神威「…わかった。オレ達にはまだ、やんなきゃならない事が残ってるようだしね」
神木「…そうだな、また会う時は叢雲の5人も連れてきてやろう。案外、あいつらもお前の事を気に入ってるみたいだからな」
(ここから、後日談となります!後日談をするのは希美と舞奈香だけです!まずは希美から!!)
ー東京:赤坂見附ー
───────はぁ?ドラマのオファー?キスシーンは・・・・あるのかよ。ったく・・・・馬鹿げてらァ。キスシーンありならナシだ!断ってくれ。(電話を切る)by希美
けっ、このリア充…!!(悪態をついていると、インターホンが鳴る)ん?こんな時に誰だろ…はーい。(インターホンを取ると、そこから聞こえた声に目を見開く)………え。by千紗
はぁ?一体なんだ───────・・・・・・・え、な、なんで・・・・・・う、嘘・・・・・だろ・・・・・?(勢いよく駆けて、玄関を開ける)・・・・・・・・な、なんで・・・・なんでお前が・・・・・・!!by希美
フレン「(ラキとスパイダーと共に元いた洞窟で神器の前に座りながら溜息をつく)はぁ…」
ラキ「もー、フレン、ここに戻ってきてから溜息ばっかじゃん。まだ前のマスターの事引きずってんの?」
フレン「だって…マスターが居てくれたから色々乗り越えられたって言うか…なんかマスターが居ないとつまんないんだよねー…」
ラキ「ふーん…そうなんだ。まっ、僕も人の事言えないけど…」
スパイダー「シャー…」
『お、おいフレン!!!!聞こえるか!?!?トシが・・・・トシが・・・・!!!!!!』(フレンの脳内に語りかける)by希美
『ら、ラキラキ!!!!聞こえるかにゃー!?!?銀にぃが・・・銀にぃが・・・!!!!!!』(ラキの脳内に語りかける)by優里菜
2人「えっ!?マスターが!?(同時に叫ぶ)」
スパイダー「シャア!?」
フレン「ラキ、今の聞いた!?」
ラキ「うん、早くマスターの元に行こう!!」
ぎ、ぎ、ぎ・・・・銀にぃ~!!!!会いたかったにゃぁぁ!!!!(坂田に抱きつく)by優里菜
トシ・・・・・トシ・・・・・だよな・・・・・(土方の頬に触れる)by希美
(え、なんで坂田表記?それは続編でのお楽しみ・・・)
・・・・・・っ・・・・ばか、野郎・・・・。
同位体で、記憶保持してるなんて・・・・奇跡だと思ってたのに・・・・!!!!(涙を拭う)
・・・・・・・おかえり、俺のナイト(土方にキスをする)by希美
うぅ~!!!!記憶保持してるなんて・・・奇跡中の奇跡だと思ったのにぃ~!うわぁぁん・・・!!!!(泣きじゃくりながら、銀時の服に顔を擦り付ける)by優里菜
ーその頃:神保町ー
(喫茶店に居る)
・・・・・・・(マスカレードホテルを読んでいる)by舞奈香
───────相変わらず、難しそうな本を読んでるな。by阿伏兎
───────!!!!(本を閉じると、よれよれのスーツ姿の阿伏兎の姿があった)・・・・・阿伏兎さん・・・!by舞奈香
悪ぃな舞奈香・・・・思い出すのに苦労したぜby阿伏兎
神木「まさか、同位体の私はOLとはな…」
紅也「(赤い半袖パーカーに赤いバンダナを付けた赤髪の少年が来る)ダンチョーはどんな風になっても、やっぱダンチョーだよな!」
蒼真「(青のチェック模様が入ったシャツを着た青髪の少年が来る)俺達もこんな風に此処に来るとは思っても見なかったぞ。叢雲の同位体が全員同じ血筋の子供とは…」
神木「紅也、蒼真。やはりお前らも来たと言うことは…」
紅也「おう、グリーンとイエローとピンクの三人も居るぜ!因みに俺が長男な!」
あ、いたいた…お待たせしました。舞奈香せんぱーい(藤色の髪に菫色の目、時津高校の制服を着た少女がその場に来る)すみません、部活で遅くなりましたぁ。by呉羽
神木「あぁ…あいつか。連絡はしたから来るとは思うが…」
紅也「(蒼真の手を引き剥がす)えっ!?アニキも来んの!?」
神木「そ、そうだが…」
それだと色々と誤解する子がいるし・・・あまり戦隊モノに詳しくないってのも理由の一つだし・・・・それに“小鈴”が聞いたらなんて言われるか・・by舞奈香
あ・・・・・えっと、それは・・・・・・(慌てて誤魔化そうとするが、少し考えて誤魔化せないと思って諦める)
・・・・本当は神威が来たら話そうと思ったけど・・・もう話してもいいですよね?
この世ながる、人間には分からない隔絶された楽園──────
“幻想郷”についてby舞奈香
はい。この世界とは隔絶された妖怪達の理想郷。
僕らの常識とは違う世界。まぁ簡単に言えばすぐ側にある異世界と揶揄すべきかな?by舞奈香
すぐ側にある楽園だと?by阿伏兎
はい、幻想郷と言うのは案外すぐ近くにあるものなんです。それを僕達が認知してないだけです、神隠しとかそう言うと神秘的な奴は幻想郷に通じるとかも一時期話題になってたしさby舞奈香
なるほどね……ん?確か幻想郷って……(眉を潜めて)…舞奈香、私の記憶が正しければちょっとそこ…今、ヤバいことになってるかも。by呉羽
神木「やばい事?何か起こっているのか?」
紅也「それよりも、その幻想郷ってとこ行って妖怪に会ってみてぇよ!!どんな奴らなんだろうなー、妖怪っていうのは!!」
蒼真「話を勝手に進めるな紅也…」
……実はさ、私がまだ鳳仙の仲間だった時…希美達に接触した時に、月影伊吹って奴から聞いたんだ。……“次の舞台は、幻想郷だ”ってね。by呉羽
・・・・・・そうか。次は彼らと戦わないといけないよね・・・・こうしちゃいられない。明日、幻想郷に出発するよ。そもそも年末年始は幻想郷に帰ると約束してるしさby舞奈香
紅也「おっしゃぁぁぁぁ!!幻想郷行くぜー!!」
神木「蒼真、紅也のブレーキ係は任せたぞ」
蒼真「わかりました団長…」
千尋「(高台におり、あくびをしながら街を眺めている)久しぶりに里帰り…追放された身だから、絶対歓迎されないだろうっすなー(空を見上げる)あの巫女さんも、元気にしてるっすかね…」
(たくさんの男女が塔の中におり、淡いピンク色の髪の少女が背伸びをする)よし、ようやく私らの出番だよ!やっとあいつを殺せるんだね!by?
(紫色の髪の少女が目を開く)私は他のものなど興味はございません。ただ、あの方を私のものに出来れば…by?2
……にしても、面白えな。まさかあの事件をもっかい出来るなんて…by翔
……狂ってるね。私らby真帆
今に始まった話ではないでしょう?それに、僕たちを狂わせたのは世界の方さby大貴
お、先生にしては良いこと言うじゃん!あ、でもでも!あのクソ野郎だけは絶対私に殺させてよね!by三笠
………さあ、行こうか。幻想の地へ(薄く笑う)by伊吹
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