梨花 2019-09-14 14:37:52 ID:24227b654 |
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ルークス「…そうではありません。どうして、私なんかを迎えに来るんですか。どうして、私を家族同然だなんて言うのですか。」
『出来損ないで、人格破綻者で、どうしようもない私なんかを。(真暗だった空間が明るくなると、陰で出来た無数の手がルークスに纏わりついており)』
うるさいっっっ!!!(舞奈香の腹を撃つ)知ったような口振りをするな!!!父も母も殺されて、残ったのはこの銃だけ…!!!家族全員を奪われた私の気持ちなんか知らないくせに!!!前までは私に見向きすらしなかったくせに、晋助様の味方についた瞬間「最低だ」「敵だ」って!!!私はただ、仇を討ちたいだけなのに!!!私がこんなになるようにしたのはお前ら世界じゃないッスか!!!!(舞奈香の額に銃口を向ける)byまた子
そうかもしれないな。お前からみりゃ、自分自身はそう見えるのかもしれねえ。……でもさ。俺はお前が…いや、お前らが来てから、生活がすっごい楽しくなったよ。(ルークスの方に向かって歩いていく)お前の音楽は凄いし、あいつらにも会う事が出来たし。そりゃあ色々関わる事もあったけど、全部俺にとっては大事な思い出なんだよな。多分、このままお前をここに置いてったら…俺は一生後悔して、その事をずっと引きずるだろうな。…出来損ないでもいい。なんだっていい。(ルークスの目の前で止まる)例えそうだとしても、俺にとってはお前はもう家族と同じような存在なんだ。家族の定義はよく知らねえけどさ、お互いがお互いをそう思っていれば、それでもう家族なんじゃねーの?by恭介
っ・・・・・────── 天才は異端から生まれる。ただし、異端が全て天才だとは限らないけどね・・・・まぁ僕は深遠に足を突っ込んで夜兎になったけど・・・・けど、一つだけ言わせてもらうよ。ある人物の言葉を借りて。
“ 僕は、喜瀬舞奈香は、いつ、どこで、誰に、どんな風に、どのような理由で殺されようとも、文句を言うつもりは一切、ない。そのぐらいの、覚悟がないと、この世界は生きていけない”by舞奈香
ルークス「だって、私、私は…ぅ、うぅ……(纏わりついていた影の手が少し離れると同時に、顔を手で隠し啜り泣き始め)」
『人は脆い。故に強者になりたがる。劣等感を感じまいと、必死になる。その先には、絶望が待ち受ける……ねぇ、そうデショ?(手の一つがルークスの頬に滑り)』
アテール「手放してなるものか、逃してたまるものか、私の、我の、我が道具…!(ルークスの身体の傷から黒煙を送っており)」
っ……(引き金を引こうとするが、腕が震えて引けない)…なんで、なんでなんスか…!!今まで何人もの人を殺してきたのに、今更躊躇するなッス…!!byまた子
…なあ、ルークス。お前に一個だけ聞きたいことがあるんだ。…お前が本当にやりたい事ってなんだ?by恭介
ジャッジメントテイカー「(鎖が槍に巻き付き、矛先をジャッジメントテイカーの方に変えて)…"僕"が過去を乗り越えるまで、あと少し…(精一杯利用してやろうじゃないか…!!)」
ルークス「私、が…本当に、したい事…?」
『やだなァ、復讐デスよ?だって、人間は私の矜恃を踏み躙って、剰え"私を"蹂躙した。許せる訳ないデショウ?』
ルークス「違う、ちがう、私は、そんな事望んでない…!私は、私はただ…―――(恭介の後ろで、爆発の衝撃で動かなくなっていた顔のない人形が動き始めるのを見て)恭介さん、後ろです!」
ジャッジメントテイカー「おっと危ない(腕を振るい、鎖と錘の遠心力を利用して榛名の後ろに回り込んで)…僕は何も、根からの悪人て訳じゃない。僕は"僕"のために、アテールを利用してるだけさ。きっと、あと少しで"僕"は過去を乗り越える。それまで、協力してくれないかな?(早口で囁くと、遠心力で再び元いた場所に戻って)」
(人形達は恭介を押し退け、ルークスの手を押さえ付けると燕尾服の釦を外し始め)
ルークス「っ…!?ま、まさか、この人形達は…」
『(ルークスに纏わりついていた影の手が、アテールの形になり)クックック…きっと彼は不気味がるデショウねェ。もしかしたら、棄てられてしまうかも知れない……嗚呼、可哀想なシャーデンフロイデ!』
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