梨花 2019-09-14 14:37:52 ID:24227b654 |
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守「不幸のままだと…?何もわかってないくせに…分かりきった様な事を…!」
イスラフェル「くくっ…確かにそうだなぁ、こいつは不幸だ。惨めなくらい不幸な目に合ってる。それは何故か?お前が術者だからだよ、聖女様」
違うよ・・・・・・私は・・・・・・・守君を止めたかっただけ。
私、人を殺した事あるから・・・・正当防衛でも、人を殺した事あるから・・・・・・・今でも覚えてる・・・・血の匂いとか色々・・・・・だから私は怖いの!私がいつか、守君を殺さなきゃダメなことが!!!!確かに許せないよ、無実の人を殺すのは・・・・!!!!けど、私は殺したくないの!!!!それに・・・・
“人の人生を奪ってまでの幸せなんて、私は幸せなんて呼ばない!!そんなの嘘っぱちの幸せだよ!!!!”by華
ぴぎゃぁぁぁぁぁぁあ!!!!!!by陽子
そうねぇ・・・ん?(廊下に桜の花びらが落ちている)桜・・・色的には寒緋桜かしらぁ?byつばき
イスラフェル「こいつの人生を狂わせたのはお前ら術者だろ。それと、さっきこいつお前の事が大嫌いって言ってたよな?ありゃ逆だ。守はお前の事が好きなんだよ」
守「っ…」
イスラフェル「俺は冗談なんざ言ってねぇぜ?守の感情は俺にも伝わってくる。悲しいよなぁ、嫌いなはずの術者に恋をしちまったんだから」
守「イスラフェル…お前…」
イスラフェル「隠す必要なんざねぇだろ。てめぇはこいつと一緒に死ぬんだ。この世の害である術者を1人でも多くは葬る。それがお前の守るべき正義だよなぁ?」
マティウス「けほっ…全く、眠りたがりに大声を出させないで欲しいね……」
ロンドン「…その声……知識の書か。室長の嘗ての相方……容易く室長を捨てやがった屑が今更何の用だ?」
マティウス「ふわぁぁ……随分な言い様だね。ボクは忠告しに来たんだ。この黒い触手は、黙示録の指揮者の記憶の一部…黙示録の指揮者の、残留思念…ボクら呪具は、記憶と魂と、器で出来ている。記憶の一部だけでも欠損したら、その他にも影響が出るんだよねぇ……Zzz…じゃ、それだけ。じゃあね?……」
・・・・・・・・・・・それじゃあ・・・・・・・・
“それじゃあ、また伊東さんが一人ぼっちになるよ・・・・!!!!”
私約束したもん・・・・伊東さんの誕生日祝うって!!!!嫌だよ!私・・・・伊東さんの気持ちを裏切りたくないよ!!!!
守君の気持ちは嬉しいけど・・・・・・・ごめん。私、伊東さんを一人にさせたくない。by華
イスラフェル「だそうだ。残念だったなぁ、こいつにも他の想い人がいるらしい。所詮、ただの勝手な独りよがりな恋心。無能力者と術者じゃ恋の行く末なんてたかが知れてる。術者ファーストな社会に家族を殺され、無能力者という理由で術者から酷い仕打ちを受け、同士であったはずのレイカにも裏切られ、挙げ句の果てにはお前の恋は無様に敗れた。だったらもう…後はどうすればいいかわかってるよなぁ?」
守「俺は…(どこからか黒いナイフが現れ、自分の首に向ける)」
おっと(十字槍を避ける)そいつが居なくなれば幻想樹の結界も破れる。今までの守り人達にもそうしてきたじゃねぇか。お前はこいつの事なんてどうとも思ってねぇんだろ?なのになんで助けようとする?こいつにはもう何処にも居場所がないってのに。矛盾してるぜ、お前
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