トピ主 2019-09-09 19:27:47 |
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>57 将生くん
ま、…待って。将生くん。…違う。…いや違くないけど…。
(相手の沈んだ声に胸がチクリチクリと痛む。彼を責めたかった訳ではないのに…と表情が微かに歪み。脇を通り過ぎて玄関に向かう彼に気付けば慌ててその後を追ってスマホを掴む彼の手首を掴んで。止めたは良いがなんと言って良いのか分らず暫く視線を彷徨わせたあと小さく口を開いて「その…ごめん。柏木くんが本当に嫌がってるかは俺にも分からない。君が言うみたいに喜んでるかもしれないし…。ただ、俺はされたらやだなと思ったら…嫌なことしてる将生くんを見てるのが辛くて…。…はは、ただおふざけなのにね。ごめん、電話の邪魔して。」相手は多分ちゃんと人を見て悪戯をしていて、その悪戯も大半は優しさ。勝手な想像だが意外と彼は繊細。そんな相手を傷付けてしまったかと思うと心苦しく目を伏せるも、重たい空気に居たたまれなくなれば眉を下げつつも笑いを零して掴んでいた手首を離して)
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