３時のおやつ　　　

お部屋の名前も、あっこという名前も、今読んでいる小説から。塾がしばらく休みなので勉強場所に選んだ図書館。ここ数年まともに本なんて読んだことなかったのに、久々に足を運んでみたら活字に触れたい衝動に駆られてしまった。学校の図書館で借りたとある小説がきっかけで好きになった作家さん、その方の作品が並べられている段を偶然見つけて一冊貸してもらった。その一冊は作家さんを好きになったきっかけである小説のシリーズ作品で、ずっとずっと気になっていた本。一昨昨日借りてきたばかりなのに驚異的な速度でページを捲っていたら、もうすぐ読み終わってしまいそう。映画や漫画などを見ているときにも言えることだけど、最後が気になりつつも終わってしまうのが悲しくて、最終話に差し掛かるあたりで手が止まってしまう。このシリーズはあともう一作あるし、早いところ読み終えてしまおうかな。…立場上、悠長に読書をしている場合ではないのだけど。

秋を感じたのも束の間で、今日は夏に戻ったように日差しも強く蒸し暑かった。一限目からテニスの授業で途中目眩がしたこともあったけれど、椅子に長時間座りっぱなしの毎日に思う存分体を動かせる時間はないのでいい運動になった。先日借りた小説は朝の電車で読み終え、返却するついでにまた新しい本を今度は三冊借りてきた。この間行った時には棚に並べられていた最後のシリーズ作品が見当たらず、仕方なく同作家さんの本を二冊と昨日図書館内で軽く読み進めた別の作家さんの本を選んだ。しばらくまともに読書をしていなかったとはいえ決してその行為自体が嫌いなわけではないし、むしろ小学校時代や中学校時代初期は毎日何かしらの本を常に持ち歩いていたし図書館や校内の図書室にも毎週のようによく通っていた。幼い頃に戻ったみたいでとても懐かしい気持ちがする。