三丁目のミケネコさん 2019-09-03 17:32:36 |
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普通のやつ。…リンゴジュース飲むの?
( まさかこの小さな冷蔵庫の中にリンゴジュースの場所を確保しているだなんて。人は見掛けに寄らないな、なんて本当の理由を知らないからこそ失礼にもとれる考えを巡らせつつ。問い掛けに対しての返事の間があるのはプラスにとれる言葉を受け取ってないから。それでも『早く戻っておいでって言ってたよ』なんてあからさまな嘘を並べられるよりはよっぽどマシ。「やっぱりいいや。ジュース飲んで問診終わったら帰るね」これ以上相手を困らせるのも悪い気がすれば、ふ、と息を一つついた後に空気を変えるかの如くあっけらかんと答えて )
…俺は飲まねぇよ、俺はこっち(なんて言いながらアイス珈琲のボトルを揺らして、紙コップに注ぎ、もう1つの方には林檎ジュースを。ボトルを冷蔵庫に戻せば、紙コップふたつを持ち、行儀は悪いが足で扉を閉めて。自分の方に珈琲を置いてから、りんごジュースのカップを彼女に。やっぱりいいや、なんて気を使わせてしまったような気がして、でもそれを素直に言うのもどうかと、カップを差し出すついでに頭をクシャり、撫で、「ん、わかった。」なんて了承を。)
ん、ありがとう。
( 相手が飲むのは珈琲なれば矢張り自分のようなジュースを望む患者の為なのかとそこで漸く気が付けば差し出されたジュース入りの紙コップを受け取りお礼を口にして。刹那、やや雑ながら頭に感じた温もり。何十年かぶりに“撫でられた”と認識出来るそれは張り詰めていた何かを壊すには造作もない行為であり。「っ、」視界がぐにゃりと歪むのは涙の膜が張ったから。けれどそれが涙として落ちる前に喉の奥から込み上げてくる物質に阻止されては慌てたように両手で口元を強く覆い、背中を丸めて“吐き出したい”衝動に耐えて )
ん。(ありがとう、なんて言葉には適当な頷きで返し、頭を撫でて自分も椅子に戻ろうか、と足を1歩踏み出した時に聞こえた息を飲むような音。そちらを振り向けば、紙コップが離され…その手は口元へ。咄嗟に紙コップだけは掴んでテーブルの上へと避難させれば、流石に制服へ零れてしまったが、全部零してもっと濡れるよりはいいだろうとそちらは後回しに、。花吐き病、後処理の関係で本当は何かの中に吐かせたいものだが、今ここで1人にするのもどうかと、「…そのまま吐いても気にしねぇから、吐いちまえ。」なんて頭を撫でたままにしつつ、。)
( / この花吐き病は感染アリの設定にしますか?それとも普通に触っても大丈夫なやつにしますか?)
ん。(ありがとう、なんて言葉には適当な頷きで返し、頭を撫でて自分も椅子に戻ろうか、と足を1歩踏み出した時に聞こえた息を飲むような音。そちらを振り向けば、紙コップが離され…その手は口元へ。咄嗟に紙コップだけは掴んでテーブルの上へと避難させれば、流石に制服へ零れてしまったが、全部零してもっと濡れるよりはいいだろうとそちらは後回しに、。花吐き病、後処理の関係で本当は何かの中に吐かせたいものだが、今ここで1人にするのもどうかと、「…そのまま吐いても気にしねぇから、吐いちまえ。」なんて頭を撫でたままにしつつ、。)
( / この花吐き病は感染アリの設定にしますか?それとも普通に触っても大丈夫なやつにしますか?)
( 制服がベトベトになっている事を気に止めて居られるほどまともな状態ではない。相手が花吐き病の事知っているとは思いもしていない為に、きっと嘔吐の事を言っているのだと勝手に思えば口を押さえる手に更に力を込めて嫌だと何度も何度も首を左右に振り。されど堪えきれるものでもなければゲホッと一度咳き込んだ拍子に赤い花弁が一枚指の隙間から地面に落ち。「ッ!、違う!!」それを目視して全身の血の気が引く。何を言われるかわからない。慌てたように否定するも時すでに遅し。パニックになったように全身の震えが始まり椅子から崩れ落ちるように立ち上がればそのままこの場から逃げ出そうと背を向けて )
( / 後々大変な事になっても困るので感染は無い方がいいかなと思っているのですが、どうでしょうか? )
いいから、(何を思っているのか、拒絶を示す彼女にどうしたものかと思考していれば、咳き込んだ時に指の間から零れ落ちる花弁。見慣れるものでもないのだろうが、けして少なくないこんな場面、慣れてしまってからもうだいぶ経つのだから、今更気味悪がったりしない。まぁ、あの紙に書いてあったことが本当なら拒絶してしまうのも仕方の無いことだろうが。
違う!なんて先程の感情がない声とはまるで変わった声に視線を彼女へと戻せば、立ち上がるというより崩れ落ちるように椅子から立ち上がり、ふらつく足で出ていこうとするから、それには少し焦ったように彼女の手を掴もうと、手を伸ばし、)
( / 把握しました。じゃあ普通に触っても大丈夫ということで進めますね!)
違う、のっ!これは違う!
( 少し温もりを得ただけでこんなに感情が揺れて絶対に見られてはいけないものを晒す事になるだなんて。腕を掴まれた事で逃げ出す事も叶わなければ動きを止められたその反動で今度こそ誤魔化す事が出来ないだけの量の花弁が口から吐き出されハラハラと地面に舞い。それでも否定せずにはいられない。弾かれたように腕を振り払いしゃがみこんでは地面に散らばった花弁をがむしゃらに掻き集め。ポタ、ポタ、と花弁ではない今度は本物の涙が落ちるのにも気にしてはいられずに )
( / はい!ありがとうございます! )
落ち着け!!(何が違うのか、何を違うと言いたいのか、正直今の段階では分かりやしないし、腕は掴んだままそう少し声を大きくしてみるが、腕を弾かれ、必死に隠そうとしているのか、自分の中でこの病気を否定したいのか、まぁどちらであっても、とりあえず落ち着かせないことには話ができない、小さくため息こぼし、近くにしゃがんでは、「蒼、とりあえず落ち着け、片付けはあとでも大丈夫。」ぶっきらぼうにそう言いつつ、肩に手をかけ、嫌だったら振り払えるくらいの力で軽く引き寄せ、)
私のじゃない…っ!違うの…、
( 人が花弁を吐き出すなんて普通に考えれば有り得ない。それこそ気味悪がられて当然。だからこそ親戚の暴力も酷くなったし目付きだって変わった。違う違う、と何度も繰り返し否定しながらもここずっと感じる事の出来なかった、それこそ本当に欲しい温もりが与えられている事にもただただ怯えたように体を震わせ、最終的には恐怖と不安が入り交じったか細い声で「叩かないで…っ」と懇願を。淡白で大人びた、いい子を装うさっきまでの姿は今はもうなくなっていて )
分かってる。嫌ったりしねぇから、。 ( どこまで親はこいつをおいつめたんだか、まぁここまで来るとあの紙に書いてあったことは本音なんだろうな。気味が悪いだのなんだの見てるこっちが胸くそ悪ぃ…。拒絶されない事を確かめては、そっと引き寄せる力を強め、震えてることに触れられるのはあまり好きじゃなさそうだと、あえて気づかない振りをしながらも、ボソリと聞こえたか細い声の、懇願。一瞬にして眉を寄せるのには十分すぎる材料で、どうしたものかと思考しながらも「叩かねぇよ、」と伝えて、手を伸ばしてはテーブルの上に自分の珈琲を気をつけつつ、取り寄せて、口の中へ。本当はタバコが吸いたいところだが、これじゃ叶いそうにもないので妥協点。)
分かってる。嫌ったりしねぇから、。 ( どこまで親はこいつをおいつめたんだか、まぁここまで来るとあの紙に書いてあったことは本音なんだろうな。気味が悪いだのなんだの見てるこっちが胸くそ悪ぃ…。拒絶されない事を確かめては、そっと引き寄せる力を強め、震えてることに触れられるのはあまり好きじゃなさそうだと、あえて気づかない振りをしながらも、ボソリと聞こえたか細い声の、懇願。一瞬にして眉を寄せるのには十分すぎる材料で、どうしたものかと思考しながらも「叩かねぇよ、」と伝えて、手を伸ばしてはテーブルの上に自分の珈琲を気をつけつつ、取り寄せて、口の中へ。本当はタバコが吸いたいところだが、これじゃ叶いそうにもないので妥協点。)
( 相手の腕の中でひたすらに震える事数分、漸く呼吸にも震えにも落ち着きが見えだした頃、置かれている状態に今更ながら気が付けば途端に濡れた制服の冷たさと寄りかかる相手の温もりとにピシャリと固まり。「__もう、大丈夫」平気だと言う事のアピールを。それでも表に立つ気持ちとは裏腹に本当の気持ちは正直なもの、欲しくて、それでも手に入らなかった温もりにまるで縋るように体は気持ち程度相手に寄りかかる形をとっていて、それに自身ですら気付いていなく )
…(数分、無言の時間が続いて落ち着き出したか、そうやっと気を抜いた頃、もう大丈夫、なんて強がりか、そんな言葉が聞こえて来るものの寄り掛かるように傾けられた体が離れる気配すらなくて、どうしたものかとは思うけれど流石に制服を拭くタオル位は持って来たい、帰るにしてもこのままここに入院するとしてもその決断ができるまで、タオルで吸い取ればそれなりにはなるだろうという判断を。「タオル持ってくるから、制服。流石にそれじゃ帰るにしても帰せねぇし、少し離れるけど大丈夫か、」ちらり腕の中の彼女に目線投げ、)
( 花弁を吐き出したと言うのに相手は少しも気味悪がる事なく側にいて、挙句心配までしてくれる。少しずつではあるが確かに温かみが胸を支配すればそれにくるまるように浅い呼吸を何度も何度も繰り返して。ややして問われた言葉、それは自らの制服を心配してのもの。「ん、此処にいる」一度確りと頷き静かに相手から離れては、今度はややぎこちないながらも先程まで座っていた椅子に座り直し、さて、どうしたものか。相手が戻ってくるまで花弁を見つめて )
ん、(此処にいる、そう確かな返答を確認してから、立ち上がり頭を掻きつつ、部屋の奥へ消えては病院に常備してあるタオルを1枚、手に持って、それからビニール袋も。花弁は感染系のものでは無いからビニールだけで十分だろう、それも本当は怒られるんだろうが面倒なものは面倒である。それだけ持って部屋へ戻れば「ほい、それ使え」なんて彼女に向かってタオルを投げて、自分はビニールの口を広げ、)
( / お久しぶりです。リアルがバタバタと立て込んでいるのがまだ暫く続く為此処に来られるのが遅くなり、以前のようなやり取りが出来なくなるのが予想させる事と、それに伴い出来た時間を休息に当てたいという我儘で身勝手な思いから大変申し訳ないのですが絡みを解消させてもらえたらと思い本日顔を出させてもらいました。本当に申し訳ありません!!短い間でしたがとても楽しかったです!ありがとうございました!主様に良縁がある事を願いまして、失礼致します! )
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