春田創一 2019-08-31 23:52:15 |
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…じゃ、任せます。(場所覚えてるのかな、とかそんな考えが浮かんだけど、まぁいいやと任せてクローゼットに向かっていくのを見送れば、すぐに何処にしまったっけなんて戻ってくる相手に)もう…教えませんでしたっけ、(なんて呆れつつ、今度は自分がクローゼットに向かい、)
いや、覚えてたはずだったんだけど…
あのぉ、牧くん…怒ってます?(戻ってくるなり呆れた表情を見れば恐る恐る後ろから近づき顔を覗き込んで)
いや、別に。
期待しただけ無駄だったなぁ…って思っただけですよ(怒ってるわけではない、というか怒るより呆れた。「ほら出すんでしょ?手伝ってくださいよ、」なんてクローゼット開けようと、)
……はーい、(子供のように口を尖らせ返事をすれば開いたクローゼットから取り敢えず目の前にあるボックスを取り出して)あ、あれじゃん!あったよ牧!(ちゃんと俺が見つけたとでも言うように奥にある甚平や浴衣を指差して)
ん、なんだ、すぐあるじゃないですか、ちゃんと探した?(さっきまでわかりやすいくらいに拗ねてたと思ったのにすぐご機嫌になる相手にからかい半分でそんなことを言いつつ、出しやすいようにボックス避け、)
っしゃ、あったあった(探したかと聞かれれば話を晒すように浴衣を取り出して。相手が着る浴衣を見ればあの日の光景を思い出し)あの時のちゃんと言えなかったけど、牧の浴衣姿すっっげぇ可愛かった(そう言いながら笑みを向けて)
まぁいいや、(探したかと尋ねれば聞いていないのか逸らされたのか答える様子のない相手に諦めて上記呟けば、相手が浴衣を取り出したことを確認してボックスを戻そうと手を掛ければ不意にかっこよかったなんて言われるから驚きながらも)…なんですか、今更。…春田さんも似合ってましたよ(なんて照れも含んだように控え目に笑み零し)
あれ、照れてる?え、牧くん照れてますよね?(あまり見られない照れた表情にムードも無いようなからない口調で顔覗きこみ。そんな相手の表情に"そんな顔誰にも見せて欲しくない"なんて気持ちが頭をよぎるも良くないと自己解決し首を振り)
照れてるわけないでしょ!照れてないです!(顔を見られまいと顔逸らしてはそう言いきって、ボックスをクローゼットに押し込み。照れさせられるだけとかなんか腹立つし、意地でも認めないつもりで。)
じゃな何今の!俺なんかすっごいここがきゅっとなったんだけど、絶対誰にも見せなくないとか思ったんだだけど!(そんな相手の気持ちも御構い無しに、違うのであれば遠慮する必要もないと変な解釈をすれば胸あたりの服をつかみ抑えるつもりだった言葉を述べて)
そんなの俺に聞かないでくださいよ…!(思わぬ爆弾発言に咄嗟に知らないふりをしてみたものの、独占欲を面と向かって言われるのも照れる。自分じゃ分からないし、少し暑い気がするのも気の所為だということにして顔に出てないことを願いながら、)
んー…、まぁいっか(あの時の嫉妬とはまた違う胸の締め付けに違和感に首を傾げながらも気にしない事に)…寝る準備しよっか、牧疲れてるのにごめん(ふと時計をみれば日付を超えそうな時間になっていて少し赤い気がする相手の頬に触れれば頬にキスをして)
いや、別に大丈夫です。お祭り行けるの楽しみなんでおあいこ、(疲れてるなら相手も一緒だろうし、お祭りに行けるのが楽しみなのは本音だから、特に気にしてはいないのに。こういうとこだけ細かいなぁ…まぁそんなとこも春田さんらしいか、そう考えていては頬に落とされたキス…絶対今度は顔赤い…顔逸らしてもバレそうな気がしてぎゅっと抱きついてみたり、)
それなら良かった…って、牧?お、俺の胸で寝てもいいけど…こんな体勢じゃ体痛くなるだろっ(楽しみと言う一言が嬉しくて少しカッコつけてキスしてみたものの慣れる事もなく。そんな時に相手がくっついてくるもんだから余計にドギマギし冗談を述べるも堪らず抱きしめて)
ちょっと…大人しくしててください。
(ただ赤くなった顔を見られたくないだけなのだが、思ったより動揺してる相手にボソリと呟いて顔見られないように首筋に顔埋めて、)
………、ま、牧。あ…暑い!暑いからちょっと離れて(大人しくしろと言われても、と思いながらも落ち着けと何度も自分に言い掛け少しの間相手の髪に指を絡ませ撫でてみたり。一度大きく深呼吸をしては相手の肩を押し距離を取ろうと)
ん、もういいです(顔の熱さが弱まったことを感じたので、肩を押されれば素直に離れて、髪撫でられるの案外よかったな…なんて考えながらも、最後に)お返し、(と頬にキス残しては一足先にベットに行こうと立ち上がり)
……っ(感触が残る頬を触りながらやはり平然とはしていられず、それでも先に行こうとする相手の腕を取り強引に引っ張ればそのまま唇にキスをして)……。いつもそうやって一人先に行こうとすんなよ、もっと、もっとスマートにかっこよくしようとしたのに…(唇が離れるなり拗ねた口調で上記を述べ、それでも満足気に先に寝室へ向かう足取りは嬉しそうで)
(/お気になさらず!わざわざありがとうこざいます!!!)
わっ…っ…なんなんですか…(引っ張られればそのまましゃがみこんでは、キスを受けるともういい加減赤くなる顔を隠すのは諦めて、拗ねた口調で告げて、一足先にベットに向かってしまった相手を追いかけて、後ろから首に手を回し…。)もうかっこいいんだから…余計なことしないでくださいよ(なんて今度はこちらが拗ねたように。)
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