半獣猫っ子 2019-08-30 21:15:26 |
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…ん?動くぞ…?尻尾も動くけど…触るなよ…?
(再びあんパンにかじりつきながら驚いている相手を不思議そうに見やっては尻尾もゆらり動かしてみせて。しかし触れられるのは苦手なため直ぐ様注意するとあんパンを食べ終え、ペロペロと手を舐めて)
凄い...ほんとに居るんだぁ...
(ゆらりと動いた尻尾を見てびっくりしたものの、引くことはなく子供の頃に読んだ絵本に出てくる様な、容姿で目をキラキラ輝かせて、上記の文を述べつつも触ろうとするが、相手から触るのはダメだと言われすぐに手をひっこめ)
…?半獣が珍しいか?まぁ…あんまり数はいないとは思うけど…。あのさ、あんたがくれたパンに見合う対価がないんだけど…俺、何も持ってないから…ごめん…何も返せないんだ…。
(キラキラした瞳でこちらを見つめる様子に珍しい半獣にテンションが上がっているのだろうなと思いながらあんパンのお返しもしたいが自分は捉えられ檻に入れられていた身、お金や物品など持っているわけもなくて。何か返したいとは思うものの何もないため素直にそう伝えて謝って)
ううん!お返しなんて必要ないよ!私がしたい事をしただけだから!
(数はあんまりいないと言う言葉に、この世にはまだ自分の知らないだけで相手のような子が居る。と考えさらにワクワクしてきていて、相手がお返しが出来ないと言われると、元々お返しをしてもらう為に相手にパンをあげた訳ではなく、相手がほっとけなかった為した行動だったのでその事を伝え)
(/上げありがとうございます。)
……そうか…なら、よかった…。
(お返しは必要ないと、したかったからしたのだとの答えに彼女の内にある優しさを垣間見た気がしては安堵と共にふわりと穏やかに笑み浮かべて。「……なぁ…俺さ…研究所から逃げてきて行くところないんだ…捕まったらまた檻に入れられる…死ぬまでずっと…そんなの絶対嫌だから…会ったばかりのあんたにこんな事頼むのは筋違いだってわかってる…でも…あんたに頼みたい…俺の事…匿ってくれないか…?長くなくていい…一週間くらいで良いんだ…」そのくらい匿ってさえ貰えれば時は金なり主義の奴等は諦めるだろうと…そうしたら野良に戻ればいいやと考えており、それまで何とか頼めないかとお願いして)
...良いよ!1週間とは言わず、いつまでも居ていいよ!
(最初は新手の詐欺か何かかと思ったが、さすがにそれはないと考え、次にこの子がもしまだ未成年者だった場合、親の許可がないと誘拐になってしまうが、耳のついた彼にそれは適応するのか...色々なことを考えた末、やっぱりこのままこの子を外に出して研究所に閉じ込められてしまうなら、少しでもいいから力になろうと考え微笑みながら上記の文を述べ)
…ずっと…って…早いな…そんなに即決で良いのか?いや…頼んだのは俺だし、助かるけどさ…。ちなみに俺は元々野良だから親はいないからな。
(思っていた以上に即決した相手に唖然となり思わずそんな言葉が口をついて出て。匿ってくれと頼んだのは自分だしそんな自分にずっと居ていいなんて有り難い以外の何物でもないが…と思いつつも「本当に…良いのか?」一応と自分が野良である説明しながらも本当に…と再確認を取って)
もちろん!
(確かに不安等もあるし、研究所に閉じ込められていたほど、その研究にとっては相手が必要不可欠な存在で居なくなったら何かしらに支障をきたす程の事。それにこうしている今も相手を探して研究者が近くを彷徨いていると思うと相手とここでさよなら。なんて事は出来ないため、相手を匿うことを改めて許可し「住み心地は保証しないけどね!」と無邪気な笑顔で言い)
……そこは保証してくれよ…でも…ありがとな。…俺は梨弥って言うんだ…あんたは?
(迷いなく言い切る相手にこいつは普通に良い奴だと思っては続けられた言葉にジト目でみるもすぐに笑み浮かべありがとうと礼を口にして。一緒に暮らすんだったら自己紹介をと自身の名前を告げてから名前を聞いてみて)
私は真山結衣!お姉ちゃんとでも呼んで!
(笑みを浮かべお礼を言う相手を見て、笑うと可愛いなぁなんて思いつつも相手からの自己紹介に微笑みながら聞き、自分の名前をフルネームで述べた後、名前で呼んでもらうのも構わないがふざけて呼び方を指定し「これからよろしくね!」と手を差し出し握手を求め)
…宜しく、結衣。
(元気よく自己紹介をして手を差し出す相手ににこにこ笑み浮かべたまま名前を強調して呼んでは握手に応えて。普段から呼ぶかよそんなん…と内心思いつつもおねだりする時とかは使えそうだなー…なんて小狡い事を考えていて。「じゃあ結衣の家行こ?」と触れた手は離さないできゅっと繋いだまま帰ろうと声をかけて)
...!?うん、帰ろっか!
(相手から結衣と呼ばれ、さすがに出会ったばっかりなのにお姉ちゃんなんて呼ぶわけないか。と心の中で少しくすりと笑い不意に繋がれた手に少しビックリしつつも、すぐに握り返し「散らかってるけど、気にしないで!」なんて笑いながら言い)
ん、道案内よろしく…。それ…謙遜して言ってるの?実は綺麗だけどって意味で…いや、何か結衣のことだからマジで散らかってるんだな…わかった…覚悟しとく…。
(握った手を少しの間の後でも握り返してくれた相手に内心ホッとしつつ、彼女の家はわからないため案内よろしくと告げて。散らかってる発言にピクリと眉と耳が動きゆるく首傾げながら問いかけるも相手のことだから…と少し失礼なことを言ってしまいながらもこくんと一人納得したように頷いていて)
ちょっと!...まぁ、確かに言えてるなぁ...
(自分のことだから、本当に散らかっているかもしれないと言われ、失礼な!と言おうとしたものの、常に綺麗にしようと意識をしているものの、片付けが苦手なため相手の言うことにも一理あるなと完全に否定はせず「ここの7階が私の家だよ!」とごく普通の茶色のマンションを指さしながら言い)
…否定しなよ…そこは…。ふーん…外観は至って普通だな…まぁ変なんじゃなくてよかった…。
(一瞬怒るのか?と思ったがすぐに納得し否定はしない相手にジトーっとした視線また向けるも、嘘をつくのが苦手そうな感じがするし、いかにも良い人そうなタイプには無理かと此方も納得して。まぁ嘘つかれるの嫌いだからいいかと思えば意外と早くついた彼女が暮らしているという家。なんか高い所に住んでんだな…とは思ったものの奇抜すぎない外観にホッとしていて)
流石に外観が変だったら、住みたくないよ!
(相手からの自分のイメージは分からないが、外観が派手だと色々大変そうなイメージがある為、大笑いしながら上記の文を述べた後、「ちょっと、手離すね!鍵取るだけだから!」と、鍵を鞄からとるため、少し繋いでいた手を離すと言い)
…ま、違いないね。俺もやだもん…自分の家の外観変だったら…。
(笑いながら住みにくいと告げた彼女にそりゃそうだなと自分も嫌だと伝え。部屋の前までくればこちらに手を離すとわざわざ断りを入れてくる相手に別に言わなくても離して良いのにと思いつつも彼女の気遣いは嫌ではなく「ああ…じゃあ5秒だけ待ってやる。ごーよん、さんにーいち…」手を離してから意地悪く数を数え始めて)
ええ!?ちょ..まっ...ど、どうだ!
(5秒だけ待つと言われ、尽く過ぎていく時間に間に合うか?なんて思っていたけど、意外とスムーズに鍵を指し開けることが出来たが、5秒よりは過ぎていて。過ぎていることよりも、早く開けられたことに少しドヤ顔をしながら、相手の手を取り)
物凄いどや顔してるけど…5秒過ぎたから結衣の負け。罰として今日の夕飯から食べられる時は俺と一緒に食べること…約束だからな?
(どや顔全開の彼女の手をぎゅっと握りながら無情にも負けと言い放つ。罰として…なんて言いながらもそれほど無理難題な事はお願いするつもりもなく相手に拒否権はないとばかりにニッコリ笑み浮かべて)
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