匿名さん 2019-08-16 12:05:06 |
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うん 、言伝有難う 。リアは参加するのかい?
( 扉越しに聞こえてきた言葉に耳を傾ける 。アスマの計画する多人数の飲み会 、同窓会的な集まりではあると思うが 、その根本に何があるのかがわからず 、もし自分や相手を押してのことであればお節介極まりない 。アスマの計画の目的を知るためにも相手の参加を確認しなくてははじまらない 。着替え等を片手に扉を開けては 、目の前にいる相手にまずは言伝の礼 、その後相手の参加を確認する問いかけして 。もしこれで相手も呼ばれてるのであれば何となくアスマの思惑はわかる 。そして何より 、その場に彼女を参加させるのもどうにも気がすすまないのは確かで 。軽く首を傾げ相手の返答を待ち )
どーぞ 。
( 相手の緩んだ顔に嬉しげな笑み浮かべ 。足取り軽くお茶を淹れに行く 。少ない時間でもこうして一緒にいられるだけで嬉しい 、その感情が幼い頃孤独を背負っていた彼への情なのか 、単に彼に惹かれているのか 、未だよくわからないものでありながらも大好きであることには変わりない 。隠せない喜びは笑顔や雰囲気から溢れでていて 、お盆に茶を2つ乗せては相手が座っている席の方へもっていく 。相手の前へお茶を差し出しては自分はどこに座ろうかと 、少し眺めた後 、躊躇する事なく隣に腰を下ろす 。そこまで狭い椅子ではないにしろ長椅子であるため2人を塞ぐものはない 、ここぞとばかりに身を寄せ『 どうですか? 』茶の感想を訪ねては下から相手の顔覗き込み )
参加してほしいって言われた。
( 返事が返ってくる前に扉が開くのを感じれば言伝を伝えるため近寄っていた距離から一歩離れる。部屋からでてきた相手との距離感を縮めて間近で話を聞きたい気持ちをグッと堪え、一歩の距離のまま相手を見上げ。自分の参加の有無について記憶を辿るように一度目を伏せてから、すぐに開くと軽い頷きと共に誘われているとの答えを。自分はいかないほうがいいのだろうか?だが、美味しいものも沢山あると聞かされていて興味は正直ある。なので『行きたいとは思ってる』素直に自分の中の気持ちを伝えると、それでも自分の中の完全なる決定権は相手にあるようでダメ?と言いたげに不思議そうに頭を横に傾けて )
すまない。
( 相手は自分と違って感情をストレートに出すことが出来る。それが羨ましくもあり、とても愛しいことを相手ら知らないだろう。お茶を用意してくれた相手の手から受け取り、隣に座るまでの間に一口飲む。何故なら相手は座るなり感想を聞いてくることが毎回なので、今回もそうだろうと踏んでのこと。隣に座ったのを気配で感じ取り、距離が近いことを空気で感じ取る。心地好くも緊張する距離とも言えて覗きこませる姿さえも可愛いと無意識に思いながら一つ頷く。『相変わらず、ツカサの淹れる茶は美味い』美味いの一言で良いと思うし、他の人が用意したものならば確実に礼だけで済ませるだろう。それでも、言葉を足したのは相手に少しでも特別であるということを伝えたくてのこと。鈍感な彼女に他とは違うということが伝わっていないのだろうが。いつもと変わらぬ感想を真っ直ぐな視線と共に伝えることで少しでも感情が相手に届きますようにと柄にもないことを願って )
なるほどね 。
( 扉を開けた時あまりの近さに驚きさえしたが直ぐに相手が距離を開けたのを見て 、矛盾でもあるが離れるように一歩引いたことに胸が痛む 。成る可くマイナスに考えるのをやめ 、気にしないように相手と向き合う 。誘われてると言う相手 、アスマの思惑はほぼ確実 。納得したような言葉述べながら 、この思惑にまんまとハマるのか 、でも参加したい意を示す相手に行くなとは言えない 。だからと言って相手1人で行かせるのも癪だ 。眉間を軽く押さえた後 、『 一緒に行こう 、アスマには俺から言っておくよ 』見上げながら首を傾げられれば頷く他なく 、アスマにしてやられたと思いながら『 風呂行ってくるよ 』一言呟けばそのまま風呂場へ向かい )
心を込めたからね 。
( 美味いと言われれば嬉しげに笑み浮かべる 。相手へお茶を淹れるとき 、何かしているわけではないが他とは違って心を込めている 。それを相手に伝えては照れ隠しするようにお茶を啜る 。『 あちっ 』慌てて啜ったからか舌を火傷したらしく 、一瞬声を上げてはヒリヒリと痛む舌を口内より外へ出して 。不甲斐ない姿を見せたくないからか相手とは逆の方向へ顔を向け 、やってしまったとばかりに肩を落とす 。未だ痛む舌ではあるが応急処置もできない箇所 、我慢するしかないと思いながら一旦痛みが治まるまで相手の方を向く気はなく )
わかった。
( 一緒に行こう。風呂に行く。その二つに対する返事をたった一言で終わらせる。風呂場に向かった相手の背中を見送ってから、先程相手がやっていた仕草を真似て眉間を押さえてみる。が、特に何か変わることもなくて相手は何がしたかったのだろう?と首を傾げ。アスマの思惑もわからず、相手の心情をも察することが出来ない。ということに気付けなく、ただモヤモヤとしたものが心の内側に広がっていく。モヤモヤをスッキリさせたくて深く息を吐き出すも、モヤモヤは消えてくれなくてどうしようと悩んだ結果。とんとんとん、と風呂場の扉を叩けば静かに問う。『 カカシ?やっぱり、背中流していい? 』微かに聞こえる水の音。自分が此処にいることには相手も気付いていることだろう。取り敢えず強行突破は今回はせずに返事を待って。 )
ツカサの心は熱いんだな。
( 感情をストレートに出せる分、相手の照れた時などが凄くわかりやすい。そんな所が可愛いと思うのだから、自分は随分と初恋の相手に溺れているのだろう。お茶を啜った相手の一連の行動を眺めると貴重と言っても過言ではないくすりと笑いが零れる。自分の方を向いてくれない相手の背中に向かって声を掛けながら手を伸ばせば結われている髪へと触れる。無理矢理、此方を向けるような行動は避けたい。だが、少しの時間でもそっぽを向かれているのも頂けない。『 少し伸びたか 』自分からこのような世間話をするのも相手だけだと気付いているだろうか。ふとそんな事を考えながら触れた髪を弄ぶようにいじり続けて。 )
... ああ 、じゃあ頼むよ 。
( 相手のことは好きだ 。それは確実に恋愛対象として 、それでもこの気持ちを言葉にすることができない 。好きな相手がすぐそこにいるのに手を伸ばせないのは苦しくもあり 、どうしても避けてしまうような行動をしてしまう 。先程も彼女との距離を開けてしまったり 、素っ気ない態度を取ってしまったと 、シャワーを浴びながら悶々と1人振り返る 。ふと聞こえてきた風呂場の扉を叩く音に若干肩を揺らしながらも 、背中を流すという彼女の声に 、少しながら期待してしまう 。二度断るのも忍びないが 、背中を流してもらっている間どんな顔をすればいいのかわからない 。間を開けながらも出した答えは頼んだという言葉 。タオルを腰に巻き椅子に腰掛けては入ってくるであろう相手に背を向ける状態にして 。『 リア 、そんなに気を遣うことないからね 』自分との関係が良いものではないのを危惧しての行動だと判断すれば 、小さく後ろにいる彼女へ呟き )
え 、あ 、うん 。伸びたと思います 。
( 相手の小さく笑う声が聞こえればその瞬間を見られなかったことに落胆 、舌を冷ましながら相手の続く言葉を聞いたいれば 、触れられた髪に気づき方を揺らす 。一気に体温が上昇するのがわかるものの 、何かの悪戯かと相手の様子を伺っていれば 、自分の変化に気づいたような言葉が聞こえ勢いよく相手の方を向く 。髪が伸びたのは事実ではあるが 、そんなに気づくほどの伸びでもない 、それに気づいてくれたことに驚きやら困惑で途切れ途切れ相手の言葉に応え 。『 我愛羅様は 、短い方がお好きですか? 』舌の痛さなんてもうどこかへいったようで 、触れられていた部分を自身も触れるように髪を梳きながら 、相手の好みを訪ね )
!うん、任せて。
( 相手から好かれてなくてもいい。嫌われているのは少し辛いけれど、五代目火影に頼まれたから仕方なくという形でも構わない。それだけ相手の事を随分と昔から想っているのだ。それでも返事を待つ間、不安で手が震える。恋人になりたいと願っているのかと自分を嘲笑ったところで返事を貰えればハッと顔を上げ。一瞬何と返事されたのかわからなかったが、すぐに理解すると嬉しそうな雰囲気を隠さないままに返事をする。扉を開き風呂場に入れば背を向けて椅子に座っている相手の姿。逞しくもあり傷だらけなその背中に目を細めながらも服を着衣したまま膝をつく。そぅっと、背中に指先で触れながら呟きが耳に届く。壊れて消えてしまいそうな相手の雰囲気に眉尻を下げつつも『 気を遣ってるわけじゃない。私がしたくてしてるんだ 』ゆっくりとそれでも相手に届くように呟く。石鹸を手に取り手で泡立てるとその泡を相手の背中に乗せ滑らせていって。)
…どちらも好きだな。
( 今、想いを伝えたら彼女に響くのだろうか。否、風影としての命令として響き仕方なく恋人という形になる方が確率が高い。そう思えばきちんと想いを伝えることなど出来ない。こうして戯れられる距離にいるのにそれしか出来ない間柄なのがもどかしい。途切れ途切れになりながらも答えた相手が次いだ問いに少し悩む。はっきり言ってしまえば相手が選択した髪型であればどんなものでも好きだと思えるだろう。似合っていると飽きるほど言えるだろう。だが、それをそのまま伝えた所で相手が困ってしまうだろうと判断すれば無難な答えしか出てこなく。『 ツカサは? 』此方を向いてくれる事を期待し1度手を引っ込める。髪を梳く相手の手を見詰めながら自分にして欲しい髪型とかあるのだろうか?という意味を込めてたった一言の問いを。 )
... そう 、か 。
( 扉が開く音がする 。彼女の気配が背後にあるだけで胸打つ音が高鳴る気がして 、それが彼女に伝わってないといいがと思い 。背中を触れる彼女の指が少し冷たく 、それでもどこか優しさが溢れていて 、小さく呟いた言葉が嘘でないことを証明している 。彼女の言葉に頷く 。気を遣ってるわけじゃなく 、自分がしたいからと言う相手の本心が未だ見えない 。昔 、あんな別れ方をしておきながら何故彼女は自身の側にいたがるのか 、彼女はいったい何を考えているのだろうか 、他人のことに鈍感なわけではない 、それでもわからない 。俯きながら彼女が背中を流してくれるこの時間を味わうように黙っていて 、自分が想いを伝えられない 、それでいて彼女の気持ちもわからない 。今この瞬間をどう感じればいいのか 、期待していいのか 、頭悩ませながら鏡越しにチラッと彼女の表情を確認して )
そっか 、そろそろ切るのもいいかな 。
( どちらも好き 。その答えにリズムよく鳴っている胸の音が少し早くなる気がして 、嬉しげに笑みを浮かべて髪型を変えてみるのもいいかもと呟く 。相手の喜ぶことをしてあげたい 、長くても短くても彼は好きだと言ってくれたなら 、飽きられないように髪型を変えるのもいい 、自分に髪型や見た目のこだわりはない 、だからこそ相手の好きなようにしてあげたいと思う気持ちがあって 。どうしようかと呑気に悩んでいれば 、相手から自分の髪型はどうかと問われれば静かにゆっくりと相手の方へ向き直る 。相手の髪型を見つめては 、手を伸ばして相手の襟足に少し触れ『 どんな我愛羅様も好き 』緩く弧を描くような笑み浮かべ 、それは髪型のことではあるが 、深層心理的には髪型だけでなく全ての彼が好きだという意味も込めていて )
__っ、ご、ごめん!
( 彼の背中の傷は今出来たものではない。そうわかっていても優しく触れる以外のことが出来ず泡を滑らせる。彼の声も自分の声も聞こえない空間が鼓動を高める。改めて好きだなと思える。思えば思うほど近くて遠い距離感がもどかしく感じてしまうのは仕方ないことかもしれない。今、彼は何を思っているだろう。嫌ではないだろうか?追い出したいのに追い出せない空気を出していないだろうか?一度募り出した不安は消えることはなく、思わず鏡にうつる彼へと視線を向ける。すると、彼と視線がかち合い息が詰まる。慌てたように視線を背中に戻し
熱く紅く染まっていく頬。『 カカシは__ッ何でもない… 』思わず問いたくなった。彼に好きな人はいるのかと。自分ではない誰かを好きなのではないかと。その答えを聞けば色々なものが壊れてしまう気がして溢れそうになった問いを引っ込めてしまう。シャワーを手に取り相手のうなじ辺りからお湯をかけることで背中の泡を流し始めて )
__いつも、それだな。
( 自分が自分の事で悩んだ時に真っ先に相談するのは彼女で。そしていつも決まって同じ台詞を言ってくれる。有難いし期待もしてしまうが其処に深い意味は無いことを知っている。だからこそ、嬉しくもあり苦しいことでもある。曖昧などこか困ったような眉尻を下げた笑みが零れ呟く。彼女にとって特別な人になりたい。彼女が見るのが自分だけであればいいのに。小さな独占欲が湧き上がるのを何とか堪え『 舌は落ち着いたのか? 』こちらを向いたのだから落ち着いたとは思うが彼女の性格を考えると自分の声に反応しただけかもしれない。そう思うと意地悪を言いたくなってしまう。ちろ、と軽く舌を出し己の舌を指差しながら頭を横に傾けて。)
リアは 、何で俺の側にいる?... 五代目の命令 、だからか?
( 鏡越しに目が合えば彼女は視線逸らし頬を染める 、そんな姿から自分は目を離すことなく妙に落ち着く 。その反応を見て自分への感情が嫌悪でないことがわかったから 。少しずつ目を伏せながら再び背中へ意識を持っていけば 、途切れた彼女の言葉 。その続きを求めることはしない 。何を言おうとしたか 、気にならないわけではないが彼女が言わないと決めたのだからそれを問い詰めることはしたくない 。先ほどの反応や途切れた言葉といい 、期待してしまうのは悪いことなのか 、それを願ってはいけないのか 。シャワーが当てられ泡が落とされていく 、これが終われば彼女はきっと出て行くだろう 、それが風呂場を後にするだけだとしても不安に感じるのはミナト先生達が亡くなったあの日のようにまた離れてしまうのではないかと思うから 。シャワーを持つ彼女の手を掴み 、上体を彼女の方へ向けて視線を合わす 、彼女の真意を確かめるような問いをし 、出しっ放しのシャワーは自身の胸に当たっていて )
あ ____った 、痛いや 。
( 困ったような笑みを浮かべ いつもそれだな 、そう言う彼に此方も眉が下がる 。彼は何かあれば自分に相談してくれる 、それはとても嬉しいことで何か力になりたいそう思う 。だからこそ最後には彼の全てが好きだとそう伝えてきた 。でも 、自分の深層にある感情がなんであるか自分自身が気付けていない 、彼を好きなのはどういう感情なのか 、それがわかっていないのだから彼に軽い言葉としてみられてもしょうがない 。それでも 、彼が好きなのだと伝えたい 、困ったような顔をしてほしいわけじゃない 、弁解するために口を開こうとするも彼の口からでてきた言葉はまるで違う話題 。忘れていた舌の痛みに肩を揺らす 、それが我慢できるくらいの軽い痛みではあったが 、今はその話題に乗っかるように俯きながら小さく 痛い と告げる 。モヤモヤした気持ちが残りながらも時計は自身の任務の時間に迫っていて 、腰を上げて彼と自身の湯呑みを持ち『 時間ですので失礼します 、私は少し任務があるのでこれで 』 再び改まったような言葉になれば頭を下げ扉の方へ歩みを進め )
( / 背後から失礼します!この後の展開ですが 、ツカサがちょっとした任務にでかけるも昔ツカサを排除しようとしてた暗部の上層部1人と数名の部下が再びツカサの首を狙い襲う 。洞窟で捕らえられる 。ツカサは我愛羅と離れ死の淵に立たされた時恋愛感情に気づく 、そこへ我愛羅一行が助けに来てツカサが想いを伝える!という風に考えてるのですがどうでしょうか!検討お願いします 。)
ッ__カ、カシ?
( シャワーで泡が流れ現れた背中の傷に口付けを落としたい気持ちになりながらもグッと堪える。身を離そうとした瞬間、手を掴まれれば驚きに息が詰まる。此方に向けられる視線から逃れられない。思わず名を呟いたところで何故と問われた。気付いてると思っていた。自分が彼を好いていることを。それでも、それ以上に自分に好意を向けるつもりはないんだと思っていた。それを改めて実感させるつもりなのだろうか。胸に当たり流れるシャワーの音がやけに響く。心臓をガシッと掴まれた気がして息が苦しくなる。自然と瞳に涙の膜が張られれば『 好きだから__昔からずっと 』珍しく今にも泣き出しそうな表情で紡ぐ声が震える。伝わるだろうか、想いは。伝わったところで、きっと相手は自分を拒否するだろう。それを現実として受け止めるのが怖い。嫌だ。『 ごめん 』相手の手から逃れるように背を向けては風呂場をでようとして )
ツカサ
( 痛いと口にした彼女の姿をそのまま受け止める。思わず小さく息を吐き出すように笑う。時間を感じ取った彼女が素早く動き、片付けを行い扉に向かっていく彼女これ以上引き止めることは出来ない。それでも、最後に名を一言呼ぶ。振り返る彼女の視線を受け止め毎回口にしている言葉を付け足す。『 気を付けるように 』平和になった世界を考えると大丈夫だと思いたい。それでも、いつ何が相手に起こるかはわからない。意識したところで起こることかもしれないが、意識することで起きないこともある。ならば、少しの確率に賭けたい。たった一言に深い重い意味を込めて伝える表情は酷く柔らかい雰囲気で。 )
( / とても素晴らしい案だと思います!個人的にも好みなストーリーですので是非お願いしたいと思います! )
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