名無しさん 2019-08-15 12:54:50 |
通報 |
恨めしそうな声漏らすなよ。俺は千みたいに気付いたら__なんてことにはしないから
(隣から感じる視線はとても可愛らしいものでくすくすと笑いを零したまま幼馴染の相手だからこそ盛らせる本音を告げると「美月は俺といたから恋愛経験ないよなぁ」車を運転しながらふとそんな事を口にして)
えっ…反則……?
(相手の言葉にきょとんとしてからうーんと悩む素振りを見せると「龍、手を退けて」ふと相手の腕に触れてそんな事を強請って)
万里のおかげで、彼氏居ない歴=年齢よ
(「千くんみたいにならないでよ」と少し心配そうに言ったあとに、上記を述べて。「おかげで、高校の友達に笑われる始末よ」とそっぽ向いてそう言い)
俺は千のこと、美月は俺のこと…面倒見てたもんなぁ
(過去を懐かしむように目を細めあの頃には戻れないんだと改めて実感したのか声どこか寂しげで。そっぽを向いてしまったことに気づけば「じゃあ、俺が恋人になろうか」少しの間を置いてからふとそんな事を言い出して)
__好きだよ、龍
(素直に腕を退けた相手に純粋だなぁと思いながら再び身を屈め自分の中にある思いを囁くとそのまま互いの唇を重ね合わせてはすぐに離れて紅くなった頬を隠すように顔を背けて)
...は?恋人?え?
(相手の声で少し言葉を詰まらせるが、喋ろうとしたときに「恋人」と言う言葉を聞いて、驚いてポカンとし。驚きのあまり、また言葉をつまらせ)
...えっ?!
(何があったのか、すぐには理解できず固まるが何があったか理解すると顔を真っ赤にさせポカンと固まり。「萌衣ちゃん...」と真っ赤になっている相手に声をかけ)
だって、笑われるんだろ?
(本当ならば愛の言葉を囁いて告白などするべきなのだろうがそれが出来る性格でもなくて赤信号で車を停めれば不思議そうに問い掛けてから「俺じゃ不満?」ハンドルに寄りかかり不思議そうに見詰めて)
__なに、
(自分からするなんて恥ずかしくてたまらないと言った様子で顔を背けたまま、顔を戻そうとすることもなくたった一言返して)
不満じゃないけど...そんな、あっさり決めても良いの?
(ドキッとした後に、そう言い少し心配そうな顔をして。「その...私なんかで、いいわけ」と少し面倒な女みたいな事を言う自分にまた嫌気がさし)
その...俺も、して良い...?
(相手が自分を見てくれない事に少し寂しさを感じながら、自分もさっきと同じことをしていいか、顔を赤くしながら聞き)
美月だから、俺、今言えるの
(ゆっくりと言葉を選ぶようにひとつひとつ言えば
相手へと視線を向けると「俺で良ければ、美月の恋人にしてください」ふ、と笑みを浮かべながら今度はしっかりと言い切って)
っ__、うん……
(相手の言葉に小さく肩を揺らすと漸く相手の方へと視線を向け真っ赤な顔のまま頷けば深呼吸してをしてからきゅっと目を瞑りその先を待つ仕草を)
馬鹿万里...
(相手の言葉にキュンとし、そっぽを向いて上記を述べて。その後に「...私で良ければ、喜んで」と涙声で返事して。涙を流しながら、笑って)
...っ...
(相手が顔を赤くしているのが、可愛くて自分まで頬を染めて。相手の頬に手をそえて、唇を重ねて相手から少し離れて)
__、もっと早く言っておけば良かった?
(泣き笑いに近い彼女の笑顔は綺麗で目を細めながら静かに問い掛けてから再び車を発進させ自宅に向かえば「あと、これで、手を出していい口実もできた?」なんておどけてみせて)
__あり、がとう
(頬を紅く染めたまま触れ合う唇の感触の心地良さに一瞬体を固めるもすぐに力を緩めればゆっくりと目を開き相手を見詰めれば照れくささを残しながらも微笑んで)
まぁ...もっと早くだったら...良かったかもね
(涙を拭いてから、少し揶揄うように言い。その後、相手の言葉に「...はっ?」と顔を赤くして固まり「あ、ほ、本気だったわけ...」と少し俯きながらそう言い)
...ど、どういたしまして
(相手の反応を見て、自分も恥ずかしくなり少しそっぽを向いて顔を赤くし。何か話そうにも恥ずかしさで脳が働かずに言葉が詰まっており)
トピック検索 |