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この湖の、かもめのように。
匿名さん 2019-08-05 19:47:15 |
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あたし、作家とか女優とか、そういう幸せな人間になれるんだったら、家族に見放されたってかまわないわ。
貧乏したって、苦労したって、屋根裏部屋で黒パンばかり齧ってたって！
きっと最初は自分の未熟さにうんざりするかもしれない。けど、そんなの当たり前じゃない。
そのかわり、あたしは要求するの！ 栄光を！ 本物の、目のくらむような栄光を……、
ああ、くらくらする！
（ かもめ ／ チェーホフ ）
気付くと海辺のコテージ。お寝坊さん、なんて声、コーヒーの香り。
亡くなったはずの妻と一夏を過ごす物語、やりたいです。
二人でバーベキューやったり海でパシャパシャしたり花火したり星空眺めたりして、寝る時に思わず「幸せすぎる夢だなぁ」って泣いちゃう旦那。
何を言ってるの、と笑う妻に、泣き笑いで誤魔化して。
この夏が終わればきっとこの夢も覚めてしまうんだろうなぁとぼんやり思いながら、夏を過ごしていく。
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