甘やかしたがり 2019-08-04 13:09:36 |
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早く言え!ん、花火か…まあいいぞ。今日の僕は機嫌がいいからな
(頬を突く指を止められればわずかに眉間に皺を寄せるも、先ほどまでの相手の顔を思い浮かべれば自然と機嫌が良くなり。指に嵌められたゴム輪を不思議そうに眺めれば、昔を思い返すように何度か手で突いてみせ。相手の言葉に子供たちに見られていることに気付けば一気に顔を赤く染め勢いよく立ち上がるも相手からの誘いに少し考えるそぶりを見せ。普段であればすでに帰宅している時間にも関わらず、祭りの屋台にいるという非日常的な出来事に心躍りいまだに座り込んでいる相手に向かって手を差し伸べながら相手の誘いを承諾し)
(/返事が遅くなってすまない!隣のクラスで構わない。昼休みに会いに来ても生徒会が忙しいからあまり相手をしてやれないが、それでもいいなら僕に会いに来い。僕は校則は守るからな!髪は黒髪のストレートで、校則を破らない程度の長さだ。眼鏡はかけていない。萌と萎か…。そうだな、独占欲強そうなのは好きだな。あとはワンコ系みたいにすごく構ってくれたら嬉しい。萎えは、病弱だったり受け身だったりかな?あまり萎えについて考えたことがないから、何かあったらその都度言わせてもらってもいいだろうか?pf拝見したが、想像以上で正直ドキドキしている。キャラ崩壊しないように厳しめの口調になることも多々あると思うが、真に受けず接してくれたら嬉しい。これからよろしく頼むな。)
うん、ごめん、ごめんね。俺が悪いね。
(一瞬機嫌を損ねてしまった様子に慌てて侘び言を連ねるも、クールな生徒会長が風船を玩ぶ姿に思わず抱きしめたくなるが、どうせ殴られて終わり公衆の面前で無駄に傷つくと諦め。急に立ち上がった相手の方に視線を走らせると、屋台のライトに照らし出された頬が紅く染まっているのが分かり、誘われて恥ずかしがっている現れだと早合点すれば答えはイエスだと破顔一笑し。差し出された手を優しく握ると体重を掛けずして立ち上がり、花火が見える場所まで僅かに手を引きリードして、最初は普通に手を繋いでいたが少しずつ恋人繋ぎに変えていき、誘えなかったはずなのに一緒に居られる幸せを感じながら花火そっちのけで相手の顔ばかり見ており)
花火…綺麗だね。…桜田も綺麗だよ。
(/レスペは全く気にしなくていいよ。1ヶ月ぐらいは大人しく待てるから。1ヶ月音沙汰なかったら、生存確認して後は適当にロル回しながら待ってるよ。あー?無理。昼休みに生徒会長の仕事なんてブラックもいいとこだろ、連れ去り確定。いいね黒髪ストレート、すんげぇ俺好み。萌萎了解した。秀次の前後の席の奴にも嫉妬するけど、よろ。秀次を構う以外に俺の生きる意味ってある?あっ、妹もいた。そっか…御相手に萎えられないよう地雷を避ける為なんだけど仕方ない、頼むから告げる前に冷めんなよ。ありがとね。ツン多めだな。『僕』て言うのも可愛い。気にしなくていいよ、懲りずに尻尾振り続けてっから安心して。
それよりも、だ。俺のロルが酷すぎてすまん。心情多すぎだろ。それに比べてお前の行動描写はすんばらしいな。どうか気長に御相手よろしくお願いします。蹴ってくれて構わないよ。)
そんなに花火が見たかったのか、っておい……!
(相手の破顔した顔に花火が見たかったのだと早合点すれば、子供のようだと揶揄うような笑みを浮かべ。差し出した手を優しく握られれば、なぜだかどきっとし。今まで友達らしい友達がいなかったため友達同士の距離感が分からず、こんなものかと思っていれば自然と恋人繋ぎになっていることに気付き、さすがにそれは何かが違うと抗議の声をあげ。夜空いっぱいに咲く花火に感嘆の声をあげるも、相手の視線を感じればムッと眉間に皺をよせ、花火が見たかったのではないかと力いっぱい花火を指さして見せ。相手の自分が綺麗だと言う言葉華麗にスルーしていて)
あぁ、綺麗だな……っておい僕を見ずに花火を見ろ!花火、見たかったんだろ?
(/申し訳ない!誤って再読み込みをしてしまったせいで前回の文を再度送ってしまったらしい。本当に申し訳ない。ところで僕を連れ去るより、鷹司が手伝ってくれたら早く済むと思うんだが?冗談だ、昼ご飯ぐらいは一緒に食べてやるよ。萎えがすぐ出てこないってことはたぶん地雷もほとんどないってことだから本当に気にしなくていい。僕が冷めることはないと思うから安心してくれていい。長期的に返事が開く場合は事前に言うようにする。ロルに関しては僕も人のことを言えた物じゃないからお互いさまということで。ロル等気になることがあれば遠慮なくいってほしい。それじゃあそろそろ背後は失礼するよ。)
(手の繋ぎ方を変え怒られたところで眉一つ動かさず、とは言うものの解かれても困るので却って強く握り締め、相手にも周囲にも己のものだと顕示して見せたまま。夢中で花火に興じる姿はますます心惹かれ、邪な考えで一杯の己とは正反対だが改める気は更々なく。俄かに視線が交差すれば瞳孔は縮小して、不機嫌そうな表情も可愛いと先程は花火の音で掻き消されたかもしれない褒め言葉をもう一度言うため、頭を下げて相手の耳元に口を近づけ髪越しに唇を押し当てようとし)
…好きだよ、秀次。
(/ミス打はそのままでいいから気にすんな、俺も気にしないから。態々消してくれたんだな、手間だったろうにありがとう。やだね、俺はたぶん副会長とは反りが合わねぇ。よし、つまり俺等はお互い両想いってことで、またな。)
なっ……、何するんだっ…!僕をからかうのもいい加減にしろよ!!
(髪越しに耳に口付けられると大きく肩を揺らし、恋人繋ぎをされた手は固くほどけなかったためもう一方の手を自分の耳に持っていき。驚きと羞恥で顔を真っ赤に染め上げると、しばし金魚のようにパクパクと口を開け閉めしつつ落ち着きを取り戻そうとし。落ち着く中で相手に言われた言葉を頭の中で反芻するも、男女ともに知り合いの多い相手の言葉を信じることができずただただからかわれているだけだと早とちりすれば怒りからさらに顔を赤くし。相手の元から去りたくも片手を繋がれた状態では去ることもできず、相手の手を振りほどこうと勢いよく何度も手を振り始め)
ちょ、…落ち着けって、
(観衆の視線を気にすることなく取り乱す相手を落ち着かせようとするも狭いスペースでは抑制が効かず、場所を変えるべく繋いでいた手を離しては間髪を入れずに腰へ手を回し引き寄せ、もう片方の手で相手の腕をしっかり掴めば逃れられないようにし、声が上擦らぬよう努めて平静を装い歩行を促して。人混みを避け道路に出ると漸く相手を解放してやり、正面を向いて相対せば真剣な顔つきで言葉を発しようとするものの、この状況下で想いを伝えるのは難しく、寂しそうな表情を浮かべると一言)
…帰ろっか。
た、鷹司っ……!
(腰へ手を回されれば驚きからわずかに身を固くするも、相手が自分の腕を掴み歩き始めれば自然と相手についていき。観衆の中で取り乱してしまったことにようやっと気づけば今度は羞恥で赤くなり、恥ずかしさを誤魔化すためにぐっと奥歯を噛みしめ。人混みを抜けるまで所在なげに視線を彷徨わせているも、こうなった元凶はすべて相手にあると思い返せば相手の背中をじっと睨み付け。道路でようやっと手を解放されれば文句の一つも言ってやろうと相手を見上げるも、真剣な顔つきをしていたため口から出かけていた文句も引っ込み相手の話を聞く気になっていて。ところが寂しそうな表情を浮かべ、話をするでもなく帰ろうと言い出した相手に再度いらつきを覚え、逃がさないように相手の両手を握ろうとし)
お前はいったい何がしたいんだ!!僕をからかってるのかと思えば、泣きそうな顔をするし。何か言いたいことがあるならはっきり言えばいいだろう。
こんな話でお前をからかうことは、後にも先にもない!お前に対する気持ちは最初から変わらないし、これからだって…
(背後高くに明るい花火が広がれば相手に表情が暗い印象を与えつつ、苛立ちを隠せない相手に顔を強張らせながら触れられた手を離すまいと力強く握り返し、抱き締めたいのに人目を憚らないといけないジレンマを抱えてはもどかしくて眉間に皺を寄せ、興奮して話し出すも途中で気づき冷静になるため言葉を区切り。言い合いがしたかった訳ではないので片方の手を解けば再び歩きだそうとして相手の横に並び直し、頭を少し傾げ相手の顔色を伺うよう覗き込んでは穏やかに話し掛け、最後は和ませるつもりで本気混じりの冗談を言ってにこやかな顔を取り戻しており)
今日はもう帰ろ?会えて凄く嬉しかった。
…あっ、ついでに俺ん家でも寄ってく?部屋散らかってるけど、すぐに片付けるから。
僕に対する気持ち…?
(背後の花火により暗くなった相手の表情に不安を覚え先ほどまでの勢いは鳴りを潜め、相手の言葉を聞きもらさないように黙って聞いているも相手の言葉に不思議そうに首を傾げ。相手が自分のことを気に入っているとは露程も思っておらず、相手の自分に対する気持ちが何なのかわからないモヤモヤを抱えており。横に並び自分を覗き込む相手から家に来るかと誘われれば、自分の中にあるモヤモヤとした感情が何かわかるかもという気持ちで相手の誘いを快諾し、逃がさないように繋いだ手に緩く力を込め)
本当に寄っていいんだな?君が隠し事をしていること自体僕は気に入らないんだ。洗いざらい吐くまで僕は君を逃がさないからな
桜田に隠し事なんてしない、聞かれた事には何でも正直に答える。
(漸く落ち着きを取り戻した相手に心の内では安堵して、僅かに力が込められた手を引けば自宅に向かって歩きだし、花火の音は未だ鳴り止まず。家までそう遠くないことを告げつつ相手の歩幅に合わせて交互に足を出し続け。暫く歩いたところ、先程の相手の言葉が頭の中で反芻しては疑問が膨らみ、たとえ些細な言葉であったとしても胸につかえ息苦しく、直球で尋ねてみるが相手が混乱しそうな質問をしているのは承知の上で、表情を伺うことは出来ないまま視線は数十メートル先の自宅を捉えており)
あのさ…隠し事が気に入らないとか、俺に対してちょっとは支配欲があるってこと?
もし俺が、洗いざらい全てをお前にぶち撒けたとして…そしたら、お前は俺から離れてしまうのか?
ならいい。…、これは支配欲なのか?僕はこのモヤモヤをどうにかしたいだけだ。わからないものをわからないままにしておくのは性に合わないからな
(相手の隠し事はしないと言う言葉に満足げに頷くも、続く相手からの質問には困惑顔をしつつ頭を傾げ。相手と繋いでいないほうの手で自分の胸元を握りしめれば、自分の胸の内にあるモヤモヤをどうにかしたいと暗に告げ。相手から逃げるのかと聞かれれば、暫し考えた後ゆるりと頭を振り、正直な気持ちを吐露し。一部の生徒からの心無い言葉や感情が、相手の中にもあるかもしれないと勝手に憶測を立てれば自嘲気味に笑ってみせ)
正直わからない。君が僕に何を告げたいのか全く想像がつかないからな。僕は見ての通りの性格だから、友達もほとんどいない。一部の生徒からはムカつく、ウザいとよく言われるし、君が僕に腹を立てて殴りたいとかだったら逃げるかもしれない。
(/すまない、ここ何回か僕のロルが読みづらくないか?極力心情ロルにならないように気を付けてはいるのだが、心情ロルっぽくなっていたら申し訳ない。読みづらいときなど遠慮せずに言ってほしい)
ちょと待て!どこのどいつだ、お前にそんな事を…よく言われるだと?…ゆ、る、さ、ね、え。同じクラスの奴か?どいつだ!
(期待していた答えとは違ったが当然のことで、さっきは暗く花火という演出があったからこそ告白したのに、もう一度、今度は明るい己の部屋で告白しなければいけないという緊急事態に手のひらからは汗が滲みはじめ。友達がいないという相手にいけないと分かっていても心なしか嬉しく思ってしまい、然しながら悪態をつく人間が居ると知れば一気に形相は変わって、相手の両腕を掴むと軽く揺すり。はっと気づいては謝罪して、わりと新しい一軒家の扉を開けると相手も入るよう促し、玄関から見えるところの階段を上がって己の部屋に辿り着き。それほど散らかってもおらず、テレビ、デッキ類、パソコン、、本棚、テーブル、ベットと最低限の物しか置いてなく)
ごめん。取り敢えず、上がって…
適当にくつろいでて。俺、浴衣脱いでくるわ。
(/気にしなくていいよ。俺も心情まったく使わないわけじゃないし。俺のロルも返しやすい時と、そうじゃない時もあるだろうから。ロルにも体調があるよな。完璧とか思ってたら、次はグダグダとか。もし早くレスしないと、なんて焦りながら返してるならレスペ落としてもいいよ。俺ちゃんと待ってるから。)
知らないのか…?今の生徒会長は口やかましくて面倒くさい、と噂されてるはずなんだが。君は友達が多いから当然聞いてるもんだと思ってた
(先ほどまでの表情から一転険しい形相に変わった相手と相手の言葉に、きょとんと不思議そうな表情を浮かべれば現在学校内で流れているであろう自分に関しての噂を相手に教え。自分とは桁違いに友人の多い相手ならば当然知っているであろうという憶測の元話を進めていたため、必死な相手の様子に内心困惑していて。促されるまま玄関をくぐり丁寧に靴を揃えると相手の後について階段を上がっていき、必要最低限のものが置かれた相手の部屋に辿り着くと、今更ながら他人の部屋に来たことが初めてだということに気付きどうすればよいのか困ったように眉を下げ。迷った末、相手の部屋の入り口横に立ったまま相手の着替えを待とうとし)
お邪魔します…。あ、あぁ、わかった。待ってる。
(/ありがとう。そう言ってもらえると心が楽だ。焦りながら返してはいないからそこは安心してほしい、ただ背後の都合上基本的にレスは1日1~2回程度なんだがそれでも大丈夫か?)
いや、知らねぇよ。
…口やかましくて面倒くさいねぇ、
(ほぼ毎日毎回休みごとに相手にちょっかい出しに行って昼休みも誘い出してる程なのに、そんな己に相手の悪口を吹き込む無思慮な人間は周りにはおらず、学校内で避けられているという理由なんて己にとっては好意を寄せているところでもあるのだから、ちょっと考えるふうに復唱すればそれはそれで人払いに一役買ってるのかも知れないとプラスに捉え。下の階の脱衣所に行き着替えるつもりだったが動かない相手を前に顔を覗き込んで、困った様子が見て取れると気を回しすぎて不躾な質問を投げかけ、邪魔になってはいけないのでヨーヨー風船を受け取ろうとし)
桜田?…もしかして、トイレ?トイレなら一階の階段の奥にあるから。…部屋に置いとくな、
(/レスペはね、俺の方が斑あると思う。お前と一緒で1日一回~二回程度の時もあれば、3日に一回とか。下手すりゃ、1週間に一回って時も出てくると思うんだが…大丈夫かな?)
本当に知らないんだな…。鷹司だって、僕は口やかましいって思っているだろう?
(自分に構ってくれている相手に対しいつもきつい言い方をしてしまっていることを内心気にしており、陰口の中には人気者の相手に対し偉そうな口の利き方をしている自分に身の程を弁えろといった類の暴言も含まれており。自嘲気味な笑みを浮かべると、相手の顔を見るのも申し訳なくなりじっと床を睨みつけ。顔を覗き込まれトイレの場所を告げられ、ヨーヨーを受け取ろうと手を差し出されると暫し考えた後ゆっくりとヨーヨーを手渡し手ひどく扱わないように念を押し、トイレは今はいいと首を振ってみせ。今更相手に隠すことはないと思いなおせば、相手をどこで待てばいいか確認し)
トイレは別に大丈夫だ、ありがとう。このヨーヨーは折角君がくれたんだから丁寧に扱ってくれないか。…実は恥ずかしながら、友達の部屋に来たのはこれが初めてなんだ。だから、どうすればいいかわからないんだ
(/レスペに関しては気にしなくていい。リアルを大事にしてもらいたいからな。僕はきちんとここで待ってるから安心してほしい)
桜田。お前って…
(口煩いところも好きなどと廊下で言えるわけもなく、自虐的に笑う姿を目の当たりにしては相手が傷付いている事を知り、浴衣を脱ぎに行くのは後にして先にニ度目の告白を済ますべきだと考え直したところ、18年生きてきて初めて友達の家に来たなどと耳を疑ったがどうやら本当らしく、咄嗟に強く抱きしめれば抵抗を受ける隙さえ与えず部屋へと連れ込み、風船はテーブルの中央に置いて。興奮する気持ちを落ち着かせつつ、言葉通りにお手本を見せながら相手とベッドに座れば頬に手を添え、瞳を捉えると顔を少しずつ近づけていき)
よし!俺が「友達の家に招かれたら」ってのを教えてやる。
先ずはだな、部屋に入るとベッドの位置を確認して…さり気なく座る。そして相手の手を引き自然に隣へと座らせて…見つめ合う。その後は…
(/そんな、お前が大好きだ。)
な、なんだ…!
(突然相手から強く抱きしめられれば驚きから目を見開き、咄嗟のことに動くことが出来ずにいて。相手に促されるまま部屋に入り指示に従うようにベッドに腰を掛けると、自分の頬に相手の手が添えられていることに気付き自分も同じようにすべきかと悩み。取りあえず相手の指示の通りに動こうと相手の頬に手は添えず見つめ合うだけにし。ふと自分を馬鹿にするでもなく丁寧にどうすればよいかを教えてくれている相手に感謝を伝えていないことに気付けば、改めて伝えることに緊張しつつも意を決したように相手の浴衣を小さく掴み、気恥ずかしさから頬をわずかに赤く染めながら相手に聞こえる程度の声量でお礼を言い、ついでとばかりに気になっていたことを聞いていて)
ベッドの位置を確認して座る…、見つめ合う……。鷹司、その、あ、ありがとう…。ところで君は、誰にでも優しいのか?
(/改めて言われると照れる。僕も優しい君が大好きだからな。では、ここで失礼するよ。また何かあったら声をかけさせてもらう)
お前限定に決まってんだろ。
(抵抗されなければそのままキスしてやろうと考えていた為、浴衣を引っ張られ名前を呼ばれた時にやはり駄目かと気落ちしたのも束の間、感謝の意を伝えられては手ほどき終了とばかりに頬から手を離し、今度は相手の長頭部へと移動させ優しく触れながら強めに相手第一を宣言して。ベッドに深く座り直すと後ろ手に両手つき、俯いて言いにくそうに告白するも、直ぐに答えを聞かされるのは辛いので部屋を後にしようと)
あのさ…さっきも花火見ながら言ったけど、俺…お前のこと好きだから。真面目なところも、冷たいところも、口煩いところも、全部好き。
ちょ、っと…俺、飲み物とってくるわ。
僕だけなのか…?
(相手の手が頬から離れるのを何故か寂しく思いながら、頭に優しく触れられれば照れ臭そうに相手から目を逸らし。相手の優しさの対象が自分だけだと言われれば、きょとんとした顔をしながら逸らしていた顔を戻し無意識に相手を上目で見つめていて。相手からの再度の告白に花火の際に耳元で言われたことを思い出し羞恥から頬を染めるも、相手が部屋から出ていこうとするのがわかれば咄嗟に相手の手首を掴み引き留めていて。引き留めたところで何を言うべきか何も考えておらず、初めての告白にしどろもどろになりながら言葉を紡ぎ)
た、鷹司…!えっと、その…、どうして僕なんだ?君なら、その、言い方は悪いが選び放題じゃないか?顔もいいし、背も高いし、運動もできるし、なんなら勉強だってやればできるだろ?僕じゃあ、君に釣り合わない……
へえ。顔もいい、背も高い、運動もできる、ていうのは…お前の俺に対する評価だと思っていいんだな。
(立ち上がろうとしたところ思いもよらず引き止められては再びベッドへと座り、相手の顔を覗き込んでは色よい返事を期待して待ち。質問に、どうして好きなのかは敢えて答えないまま意図的な答えを返すと相手の反応を見守り。最後に理由を述べれば卑屈な相手の考えを一蹴して)
お前は誰にも媚びたりしない。いつも凛としていて、自分を持ってる。だから、好きなんだ。
釣り合う釣り合わないじゃないだろ…お前は人を優劣で決めるのか?俺が優れてて、お前が劣ってるなんて、あるわけないだろ!俺が好きな相手は、俺自身が決める。
(/桜田。あの…今更なんだが、トピの募集内容的に俺が攻めみたいな解釈となってしまってるみたいだから訂正させてくれ。俺は、攻め受け拘りなくロルの遣り取りをしていきたいと思ってる。今みたいに桜田が受け身の立ち位置でロルを回し続けると、俺は確実に展開を考えるのに行き詰まり疲れてしまうと思う。後、クールさが全然足りねぇ…折角お前と知り合ったのに手放したくはないから、その二つはお願いできるかな?一方的に注文つけて悪い。難しかったら言ってくれ、お前が納得できるまで説明させてもらうから。)
そう、だな…。君の言うとおりだ。他人にどう思われようとも僕は僕だ!すまなかった、僕らしくもなくグチグチと。夏の暑さによる戯言とでも思ってほしい。
(相手の言葉に頭を殴られたような衝撃を受ければ一回ふるりと頭を振り、暗い思考を振り払えば意思の強い瞳で相手を見つめ。ベッドから立ち上がると深々と相手に対し頭を下げ、頭を上げた後何度か口を開閉し意を決したように相手の目を見て話し始め。一息に言い切ると満足したように笑みを浮かべ、帰り支度をしようと机の真ん中に置かれたヨーヨーに手を伸ばそうとし)
それから、僕のことを好きだと言ってくれてありがとう。正直、他人に好意を告げられたことがないからこういうときどう言えばいいかわからないんだが、その、君のことは好ましいとは思っている。が、僕は僕の気持ちがわからない。だから、君への答えは保留にさせてほしい。必ず、夏休み明けに僕から言わせてもらう!
(/言いづらいことを言わせてしまって申し訳ない。今後は受け身ロルにならないように気を付けようと思うが、知らず知らずのうちに受け身ロルになっていることがあるかもしれない。その場合は、諦めずに何度も伝えてくれたらと思う。本当に申し訳ない。あと、クールさに関しては完全に僕の技術不足だ。今回から少しキャラの方向転換をさせてもらったが、こんな感じでどうだろうか?キャラのクールさ、ロルに関していま自分ができる精一杯が今回だから、それ以上を望むのであれば暫く勉強させてもらえたらと思う。)
あっ、待って…
(自信のない表情から一変して瞳の中に生気がみなぎれば相手の変化に愁眉を開き。いつもの相手に戻ったところで己の熱も鎮まり、今度こそ飲み物を取りに行くかと膝に両手置くも一方的に話が進んでいくばかりで。遮るタイミングを掴めないまま帰ろうとされてはテーブルへ伸びた相手の手を遮るように取って、沈黙したまま指先に風船のゴムを付けてやり。手を離すでもなく風船を見つめながら己の気持ちを伝え)
あと半月で夏休みも終わるけど…それまでに、お前と会いたい。勉強で忙しいのはわかってる!5分でも、10分でもいいから…
夏休みが終わるまで会えないなんて…俺には堪えられない。
(/何様で申し訳ない、ありがとう。格段に良くなった。最初にも明記したとおり、受け身と女子っぽいのは無理なんだ。偶にされんのは、すげぇ萌えるんだけど…毎回だとイジメたくなってくんだよ。ほんと?大丈夫?何回も言われて嫌いになったりしない?クールか…具体的に言うのは難しいけど抽象的になら。冷ややかさ、冷静、自信家、強気、見下す雰囲気かな。最後のは良かった。勉強するとかいうのは桜田らしくて、改めてドキドキした。)
会いたいなら、会いに来ればいいだろ?あぁ、そうか、鷹司は部活してないから知らないのか…。僕は平日は学校の生徒会室にいるぞ?校内や部活の見回りも生徒会長の仕事だからな。だから、生徒会室に来ればいつでも僕に会えるぞ?
(机の上に伸ばした手を相手に取られれば不思議そうに相手の動きを見つめ、大人しく指にヨーヨーのゴムを嵌められるのを待ち。相手が自分の手を掴んだまま話を始めれば、黙って相手の話を聞きつつ自分とは指の長さや大きさも違う相手の手に興味を持てば、握られたままの手を動かし相手の指に自分の指を絡めてみせ。相手の話を聞き終われば不思議そうな顔をしながら小首を傾げ、相手が自分が学校にいることを知らないことに気付けば学校にいる理由を説明し)
そういえば夏の課題はもう終わっているのか?僕でよければ一緒に勉強をしてもいいがどうする?
(/ならよかった、少し不安だったんだ。今後は受け身と女子っぽくならないように気を付けようと思う。嫌になったりしないから、教えてくれると助かる。君こそ、嫌にならないか?君に嫌われないように頑張るから見捨てないでほしい。冷静、自信家、強気…なるほど。なんとなくイメージは掴めたから、君をドキドキさせられるように今後も期待してほしい)
…桜田、
(絡まる指に意識は持っていかれ、どくどくと動いて胸に響きを伝える二つ目の心臓がそこに移動したかのような激しい血液の流れを感じ。相手の言う通りならば、文化祭の準備が始まっているというのに一度も参加していない事を思い出し、相手に会えるチャンスを見す見す逃していた訳で。気持ちを改めては迷惑をかけてはいけないと有り難い申し出も遠慮して断り、頑張ると宣言した以上一人で課題を仕上げるつもりでいて。指を解くのは躊躇われたがするりと離し、部屋の扉を開けて)
俺、明日から文化祭の準備ちゃんとするわ。それで生徒会室にも遊びに…いや、あいつが…副会長がいるか。
えっ課題?…お前。生徒会の仕事もして、どうせ今日も塾だったんだろ?そんな時間どこにもないだろ。一応は自分で頑張ってみるよ。それでも力及ばなかったら助けてくれるか?
もう遅いから、送ってくよ…
(/でも、俺が返しにくいレスしたら受け身になりやすいよな?俺も気を付ける。嫌いになったりしないから安心しろ。見捨てるとか…どうもお前は自身を卑下しやすいみたいだな。俺に愛されてんだ、自信持て。ありがとう、期待して待っとく。この後なんだけど、夏休み最中の学校の描写まで飛ばそうかな?て思ってる。家まで送って欲しいってなら送るし、何なら桜田が場面進めてくれてもいいよ。適当に蹴ってね。)
僕を誰だと思っている?君の課題を見る時間ぐらいどうとでも出来るさ。ただ、一人で頑張るって言うんだったら僕はそれを応援するし、わからないことがあれば遠慮なく聞きにくればいいさ。……、もうこんな時間か。鷹司、途中まででいいから
(相手からの気づかいに気にしなくていいと首を振るも、相手の意思の強さに頷けば困ったことがあれば生徒会室に来るように伝え。部屋の扉が開けば立ち上がり、手にもつヨーヨーに気を付けながら相手のそばに向かい相手と自分の家の中間まで送ってもらい。夏祭りから数日後いつも通りの時間に学校に登校し、生徒会室で机に向かえば急ぎの書類を片付け始め)
(/ありがとう、鷹司だけだ僕に優しいのは。勝手に学校まで進めてしまったが大丈夫か?何かあったらまた声をかけてほしい。それでは。)
やっぱり俺の分の風船、釣っときゃよかった…
(眠りにつけずベッドに横たわったまま天井を見上げ夏祭りの余韻に浸ろうとするも、己の風船があればもっと良かったのにと後悔しており。寝返りを打っては会話を思い出し、打っては相手の姿形を思い出しして一人悦に入り。数日後の朝、強い陽射し照りつける地面からの揺らめきで遠方の景色は歪み細かく不規則な動きを見せ、その中をいつもなら仏頂面で歩いているはずの己が心躍らせては爽やかな表情みせ。クラスに着くと仲間に驚かれつつも輪に加わり、開け放たれた教室の窓際に腰を下ろすと肘を掛けて落ち着きのない様子で時々廊下へ視線送りながら、内心は文化祭の準備そっちのけで悶々としており)
『校内や部活の見回りも生徒会長の仕事だって言ってたけど、生徒会室に会いに行った方が早いのかな?…いや待て、俺が行ったら邪魔になるだろうが』
少し疲れたな…。キリもいいし、少し校内を回るか…
(朝から処理をしていた書類も片が付き、一つ大きく伸びをすれば腕時計で時間を確認し。時間的に校内が文化祭の準備で賑わっている頃だと気づけば、クラスごとの準備の進捗具合を確認しに行こうと椅子から立ち上がり。一人で廊下に出れば様々な場所から聞こえる賑やかな声に自然と頬を緩ませれば気合いを入れ直し生徒会室近くの教室から覗き始め。いくつかの教室を回った後、相手の在籍する教室に差し掛かれば窓際に腰掛けている相手に気付き、花火の日に言った通り学校に来ている相手に感心すれば声をかけようと周りの視線を気にすることなく相手に近づいていき)
有言実行だな、鷹司。偉いじゃないか。
桜田!…そうだろ。見直した?
(周囲の目を憚ることなく叫べば待ってましたとばかりに窓の下枠に手を掛け、するっと飛び越えて着地し。相手の行く手を遮ってはその場に留まらせ褒められたことに気をよくして他では絶対見せない笑顔となり。昼休みまで少しの時間があったが、一緒に過ごしたい余りクラスの進行状況など無視して約束を取りつけようとし、教室から仲間に注意され、それでも気にする素振りすら見せず相手の顔を覗き込んで尋ね)
…昼飯どうすんの、弁当?一緒に食べない?
ねえ、だめ?
あぁ、見直したさ。ただ、準備を手伝わずにぼーっとしていたらダメだからな。あと、暑いから緩めたくなる気持ちもわからないでもないがネクタイぐらいきちんとしめたほうがいい。
(行く手を遮るように相手が目の前に着地するのを見届けながら相手の運動神経の良さに感心するも、窓際に座っているだけに見えた相手に苦笑しながら小言を言い。相手の普段では考えられない笑顔を目の当たりにした周囲のどよめきを聞きながら、着崩された相手の制服が気になると細かいことを言いながら相手の胸元に手を伸ばし勝手にネクタイを締め直し。相手からの昼食の誘いに腕時計で時間を確認すれば昼休みまで少し時間があり、教室から聞こえる相手への注意を聞けば思案し教室へ向かって指を差し)
ん?あぁ、一緒に食べよう。…、その代わりしっかり準備を手伝ってからだからな!ほら、教室から君を呼んでるぞ。僕は生徒会室で待ってるからな?
はい。…よく見てんな、
(素直に聞けば承諾し、相手の洞察力には感服していて。緩めたことさえ気付いてなかったネクタイを、直そうと手が伸びてきては驚いて体を僅かに揺らし、器用に素早く動く指先に見惚れながら珍しく頬を染めており、そっと知られないように相手の腰へ両手添えるものの腕時計を見る寸前で下ろして。周囲の視線など物ともせず堂々と我儘を言ってのけると自分の務めは相手に背負わせ、騒がしいクラスメイトに顔を向けては人差し指を唇に当てて叫き、普段校内を見回っている相手なら二人の時間を邪魔されない穴場も知っているかと期待を寄せて)
だめ!生徒会室はいやだ、他の奴がいるだろ?どこか二人っきりになれる場所がいい。でなきゃ準備は手伝わないからな。
…おい、静かにしろ!
君は目立つからな。自然と目に入る
(素直に頷く相手に満足したように自分も頷けば、自分の洞察力よりも相手の存在感を褒め。周囲の視線を気にも留めず堂々と我儘を言う相手に対し、可笑しそうに笑えば相手の我儘を揶揄するも我儘自体は好ましく思っており。その我儘を叶えるために少しの間考えるそぶりを見せれば、思いつく場所をいくつか挙げ最終的に相手に決断を委ね。相手の我儘を聞く代わりに文化祭の準備を手伝うように再度相手に言い含め)
ははっ、君は存外ガキっぽいんだな。それも悪くない。二人きりになれるところか…、暑くていいなら校舎裏か屋上か?あぁ、確か視聴覚室はどのクラスも使っていなかったと思うが、君はどこがいい?その代わり、しっかり準備は手伝うんだぞ
視聴覚室かあ…
(日陰の余りなさそうな屋上は熱中症の危険があるため相手の事を思い避け、視聴覚室の室内を暗くする暗幕からは不埒な考えしか生まれず深刻に悩むも、自分を制御できる自信がなければ却って人目につきそうな場所を選ぶしかなく。まるで父親のような口振りにはクラスメイトの手前気怠げに答えて。相手の頭頂部に手のひら軽く乗せると顔を覗き込んで視線合わせ、約束の場所と時間を反故にされる事はないと分かりつつ念押しし、名残惜しそうに別れの言葉告げれば身を翻して両手を突き上げ伸びをしたまま教室の中へ消えていき)
校舎裏で。…わかってるって、
12時に校舎裏にある花壇のところで待ち合わせな。…じゃ、さーてやるか!
(/お願いがあるんだ。約束を破ってくれないか?原因は副会長でもいいし、すれ違いをやってみたい。話の流れで今日中か明日には仲直りできればと思ってる。いいかな?)
わかった、じゃあ12時に校舎裏の花壇で。確かに、こう暑いと校舎裏に来る人なんていなさそうだしな。君は本当に僕と二人っきりになりたいんだな
(選択肢の中から室内ではなく室外の校舎裏を相手が選べば、相手の心情など知る由もなく単純に二人っきりになりたいのだと思えばクスクスと可笑しそうに笑い。自分の小言に気怠げに応えられるもわかればいいとばかりに大きく一つ頷いてみせ。頭頂部に相手の手が乗り覗き込むように視線を合わせられれば自分もじっと相手の目を見つめ返し、約束を念押しされれば守るとばかりに何度か頷き。相手が教室の中へ消えていくのを見送れば、自分も一度生徒会室へ戻ろうとするも途中で初老の教師に捕まり、資料室の片づけを命じられ。腕時計で時間を確認すれば相手との約束の時間まで1時間程度あり、それまでには済むだろうとタカをくくれば一人資料室内の片づけを始め)
(/わかった、取りあえず先生に頼まれた用事に集中しすぎて君との約束の時間を過ぎてしまう流れで行こうと思うんだがどうだろうか?副会長を絡ませたほうがいいなら、この次に資料室に副会長を投入しようと思う。ただ僕が素直に謝らないかもしれないからすんなりと仲直りできないかもしれないがそれでも大丈夫か?)
何だって日陰になるような所に、歌壇なんか作ったんだ…
(二人っきりになりたいというより独り占めしたいだけであって。割と真面目に準備に参加すればクラスメイトからの評価も上がり気分よく過ごせ、共同作業から得られる連帯感も心地好いもので。少し早めに教室を抜け出すと購買部で惣菜パンと菓子パンと飲料水を購入し、上機嫌のまま約束の場所に着いては携帯を取り出し時間を確認して。校舎裏の日陰、レンガで作られた花壇には申し訳程度の植物しか植わっておらず、土はカチカチに干上がり、所々葉の枯れた茎が細すぎる向日葵3本は頭を垂れ下げていて。小一時間経ち、連絡をつけようにも相手の電話番号を知らないことに今更気づいては、すっかり温くなってしまったボトルのキャップを緩め口元へと運ぶも思い直して、向日葵の足下へ勢いよく掛けてやり。乾いた土に水が染み込んでいく様を視線を動かさず見続けながら、そろそろ教室に戻らないといけない時間であることは分かっていて、立ち上がればズボンに付いた砂埃を手で払い落とし。校舎の内に入り廊下を進んで教室へと向かう途中も相手の立場を推察するしかなく、未だ手の付けていないパンを携えて)
…からかわれたんだろうか。…あしらわれただけ?…いや、生徒会の仕事が忙しいだけかも…生徒会室には行きたくないし、…いつもなら隣のクラスに行って…
(/ありがとう。副会長云々は桜田の好きに展開してもらって構わない。拗れに拗れっていうのも嫌いじゃないから、簡単に仲直りできなくてもいいよ。お前がどんなに強情でも、俺はお前への愛に溺れてんだから仕方ないよな。蹴りで)
ごほっ…、埃まみれじゃないか…!しかも、午後には新しい資料と入れ替えるだって?もっと早く言ってくれればそれなりの人数集めたのに。生徒会のみんなは忙しいだろうから、一人でやるしかないか。……ん?今何時だ?13時か……、あ!鷹司との約束っ……!
(資料整理に思いのほか手間取れば、自然と愚痴が口から溢れており。時間も忘れ黙々と片づけを行っていると自分のお腹が減っていることに気付き、腕時計で時間を確認すれば約束の時間から1時間経っており。相手との約束を思い出せば僅かに顔色を悪くしながら連絡を取ろうとズボンのポケットから携帯を取り出すも電池が切れており、手に持っていた資料を机の上に乱雑に投げれば慌てて約束の場所に向かって走り出し。息も絶え絶えに校舎裏の花壇に辿り着くも相手はすでにおらず、顎を伝う汗を乱暴に拭えば花壇に腰掛け大きく息を吐き。生温い風に汗は一向に引く気配はなく、運動不足のため全力疾走した体に体力は残ってはいないも、この暑い場所で待たせてしまったかもしれない相手に謝らなければと思い、震える足にムチ打ち花壇から立ち上がり。相手が現在どこにいるか見当はついていないも、取りあえず教室に向かおうとするも足取りは重く。時間はかかったが相手の教室の前に辿り着くも賑やかな教室内に入るのは戸惑われ、自分の頭の中も整理できていない状況にブツブツと独り言を言いながら相手の教室の前をグルグルしており。)
鷹司に謝らないと…。でも、どうやって?絶対怒ってるよな…?僕だって楽しみにしてたわけだし…、でも約束を破りたくて破ったわけじゃなくて、……素直に片づけを手伝ってもらっていれば時間は過ぎなかったか…?いや、でも…、僕一人だからこそサクサク片付けが進んでいたってこともあるかもしれないし…。あぁもう、なんで僕が悩まなくちゃならないんだよ…!
(教室に帰ってくれば矢張りそこは高校生、約束を立ち聞いていたクラスメイトから報告を求められるも述べ伝えるような事柄はなく、肩を落とす己に慰めの言葉掛けてくれては相手に対する不満を募らせ、起きてしまった事実に囚われないよう目の前の作業に集中すると幾分か気持ちは和らぎ、教室の外で仲間が相手の落ち度を責め立てている事など露程も知らず。厚紙に筆を下ろせば左へ右へと動かして濃紺色を塗り、乾かしてから筆を振って白点を描き入れ、最後に『プラネタリウム』と縁取られた文字の中を彩色して)
ほんとオマエってムカつくよな。ウザい。何様のつもりなの?生徒会長だからってイイ気になってんなよ。うっとおしいんだよ、帰れ!
__クラスメイト__
ぼ、僕はっ…!、確かに今回は僕の落ち度だ…、鷹司にも迷惑をかけてしまった。だが、それを君たちに言われる筋合いはないと思うが?
(自分の頭の中が整理できる前に相手のクラスメイトに突然声をかけられれば訝しそうに顔を見渡し。相手のクラスメイトが相手のことを思って自分を責めているのはわかったが、関係のない周りに責められるのは納得がいかず。力いっぱい掌を握りしめ咄嗟に言い返しそうになるのを我慢し殊勝な態度をとった後、意志の強い目で周りを見渡しながら言葉を吐き捨て。先ほどまでどのように謝るか悩んでいたたが、生来の負けず嫌いでこのまま逃げるのは性に合わないと思い直せば相手に直接謝ろうと自分を取り囲む人々の輪から抜け出そうとし)
ところが大ありなんだよ、やっと鷹司が参加し始めてクラス一丸となり文化祭に挑もうって時に…お前にウロチョロされちゃあ、皆が困るんだよ!それとも何か?俺達のクラスの邪魔しようってのか?
__クラスメイト__
(仲間数人がスクラムを組み教室の扉を塞いで。教室内では看板作りが終わったところで男女数名と盛り上がっており、と同時に販売するポップコーンやチュロス、ジュースなど飲み物のメニュー看板作りも頼まれ。外で起こっている事態には全く気付いておらず、早く用事を済ませるため作業に没頭しており)
僕は邪魔をする気は……!
(相手のクラスメイトの言葉にカッとなって否定をするも、現在自分がしていることは作業の邪魔をしているだけでしかないことに気付けば、何度か小さく深呼吸をして落ち着きを取り戻そうとし。教室で頑張っているであろう相手に謝罪もせずに立ち去るのは道理が通らないと思えば、ズボンの尻ポケットから生徒手帳を取り出し白紙のページに謝罪の言葉とついでとばかりに自分の電話番号を記し。軽やかな音をたててページを破り半分に折ればリーダー格であろう男子生徒に押し付けようとし)
…確かに君たちの言うとおりかもしれない。邪魔をして悪かった。よかったら、この紙を鷹司に渡してくれないか?謝罪だけはしておきたいんだ。
何やってんだ?…えっ、中身。見てないよね?
(リーダー的存在であるクラスメイトの頭の天辺を鷲掴みにすれば相手が手渡したばかりの紙片を颯と奪い取り、それを片手で開いては己だけに見えるようにするも謝罪文より番号に目が止まって。鷲掴みにした手に力を込めるとクラスメイトを己の方へと振り向かせ眼光炯々として尋ね、頷く仲間をその場に残せば相手の手を引いて歩き出し。どこへ向かうでもなく先を行きながら時々は振り返り、半分は苛立ちつつ半分は心配そうに語りかけ)
俺のせいで絡まれたのは悪かった。だけど…電話番号書いた紙、他の男に渡してんじゃねーよ。何か起きでもしたらどうする。
今度から人手がいる時は俺に言って。…何でも手伝うからさ。
鷹司っ…!?君準備はっ…!?
(自分を囲む男子生徒の後ろに目当ての相手が現れれば驚きから目を見開き名前を呼び、相手がクラスメイトの頭を鷲掴みにし話しかけるのを黙って聞いていて。突然相手が自分の手を引き歩き始めれば、慌てて足を動かし相手についていきながら残された相手のクラスメイトに目をやるも、相手の歩幅と自分の歩幅の違いについていくことがやっとという状況で徐々に息が上がり始め。振り返りながら自分に話しかける相手に返事をし立ち止まってほしいと訴えるように掴まれた手を軽く揺すり)
…別にさっきのは君のせいで絡まれたわけじゃないっ。……はぁ?僕の電話番号は元々君に渡してもらうつもりだったんだ。さっきの彼に渡したつもりじゃないし、何か起きるはずもないだろう?
その件に関しては僕が悪かった…。でも、折角クラスメイトと準備しているのに、僕の用事で邪魔をするわけにはいかないだろう?
いや…そういう意味じゃなくて…お前は危機管理ができてない。つまり隙だらけって事な、
今まで俺抜きでも進行できてたんだ、一人ぐらい抜けたところで大差ないだろ。抜けた分を挽回するだけの力だって俺にはあるし、今日は居残って遅れを取り戻すよ。
(軽かったはずの引く手に重みを感じ振り返ると、平時の呼吸をしていない相手に戸惑えば身を翻して立ち止まり、困った様子で髪を強く掻いた後、相手の両腕をしかと掴んでは諭すように述べ伝え、己の事に至っては自信あり気に答えて。片手離すと半分に折った紙片を人差し指と中指で挟み持ち、相手にそれと分かるよう示して尋ね)
今晩…電話してもいい?
隙だらけ…?いったい僕のどこが隙だらけって言うんだ…君が心配性なだけじゃないか?
それは違うぞ。折角クラス一丸となって準備してるんだ、君もいないと駄目だぞ!本当に困った時には、一番に君に声をかけるからそれでは駄目か?ん居残りか…、生徒会長として遅くまで学校に残るのはあまり許可できないんだが、まぁ君ならいいか。くれぐれも無理はするなよ?
(相手が立ち止まればほっとしたように息を吐き、何度か深呼吸をして平時の呼吸を取り戻し。両腕を掴まれ諭すように話しかけられれば、自分の行動を顧みるも思い当たる節がなく困ったように眉を顰めつつ首を傾げてみせ。さらに続けられた相手の言葉に、先ほど相手のクラスメイトから投げかけられた言葉を相手にも言い、準備に参加するように釘を差すも続く言葉に生徒会としては許可しにくいも相手のやる気を削ぎたくはないため黙認することを告げ。相手の持っている紙片に目を向け、自分の夜のスケジュールを思い浮かべれば幸いなことに今日は塾がないため相手の申し出を快諾し)
あぁ、いいぞ。今日の夜は塾がないから、いつでも電話してくれて構わない。なるだけ気付けるようにしておくから。
(/すまないが上げさせてもらう。今まで下げ進行できたが、だいぶ下にいってしまったからな。君が見つけづらいかと思い勝手をさせてもらった。また一段と暑くなってきたが体調など大丈夫だろうか?僕はここで待っているぞ)
(/すまない。何度か訪れてはいるんだが全く指が動かず展開も思いつかなくなってしまった。申し訳ないが関係を解消したい。当初希望していたトピ内容から大幅に逸れている事に気付いて、あまり楽しめてないのが正直なところ。自分の力量がない分、もう少し展開回せる人でないと続けられない。ごめんな。)
(/こちらこそまた言いづらいことを言わせてしまって申し訳ない。偏に僕の力量不足が原因だ。君を悩ませてしまったみたいですまない。以前から思っていたんだが、僕はなりきりには向いていないことがわかったから今回限りで引退しようと思う。短い間でも君と関われてとても楽しかった。君の幸せを願っている。元気で。)
(/やめろって。俺の方こそ、お前より随分と昔から向いてないことに気付いてる。相手を気遣う包容力もなけりゃ、楽しい展開を思いつく想像力すらないしな。そんな気負わなくていいじゃねーの?相性の合う奴に巡り合ったことは一度だけあるけど、それまでは何度も相手変わってきてたからな。その都度なりは休んで充電してたし。またやりたくなったら帰ってくれば?本当に辞める時って、自然にフェードアウトするもんだから。な?俺ブランクあるって言ったじゃん、)
募集要項にも書いてある通り、常に受け身で展開練れないとか女々しかったりとか本当に無理なんでヨロシク頼むわ。熟考してから応募してくれな。
クール(9)デレ(1)くらいの気が強くて綺麗系の優男くん居たら宜しくお願いしますよ。
取り敢えず、今の名前は気に入ってるし大切にしたいからこのまま使うな。でも高校生設定は無しにする。社会人設定なら例えば…ヤクザに惚れてる刑事とか麻薬取締官でもいいし、互いにお堅い官僚務めでもいいし、他の持ち込みも歓迎。
「催促あげ」は無しにするな。その代わり、俺も日にち空く時は忠実に連絡するようにするから。
対等に展開進められる攻め寄りの人求む!
詳しいプロフは応募者がいたら貼っ付ける
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