梨花 2019-08-02 08:28:42 |
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いや、そうではない。間宮沙月は君を一番に狙っている。つまり、最初に狙うのは十三階段だ。そこでだ。君達には今回の事は手を引いて貰う。幾ら神格である美麗さんが居るとしてもだ
・・・・・・・・・・・・つまりは。黙って見過ごせとでも・・・・・テメェらは言うのか・・・・・・・?
どうせ無能なテメェらの事だ、沙月達を容赦なく殺すつもりだろ・・・・・by希美
(ピクッと目元が動く)無能…あぁ、そうかもな。君達から見れば確かにそうだ。だが…こちらもこちらの考えがあってこその選択だ。では聞くが…貴様らの言う知識で救うという作戦が失敗したら、その時こそどうする気だ?
・・・・・・・・・確かに・・・・沙月が犯した罪は計り知れない・・・・罪の重さにも耐えられないと思う・・・・そうなるんだったら、殺めた方が沙月は楽になるんじゃねぇかって、思うんだよ・・・・・でも・・・でも・・・・・・残された方は苦しみ続けるんだよ・・・・!!自分の家族を、自分の友達を、自分の仲間を・・・失った気持ちは・・・・・どんな罪よりも重いんだよ!!!!!!by希美
そうかもだが…こう言ってはなんだが、それは君達十三階段も同じ事をしてるのではないか?同じ犯罪者でも、赤の他人なら傷つけて、自分の身内なら傷つけないとは、些か矛盾してると思うのだが?(冷たい目で希美を見る)
・・・・・・・知らない癖に・・・・・・
“本当の地獄を知らない癖に!!!!のうのうと人を殺めるお前らの方が化け物だ!!!!!!他者の気持ちをわからない奴に、知ったような口をされるのが大っ嫌いなんだよ!!!!!!!!”
(双葉の頬を強く叩き、その場から去る)by希美
双葉「……やはり、こうなるのか…」
涼子「て事なんだけど…」
月見「そう…真冬の様子がおかしかったのも、そういう事だったのね」
アルマロス「しかも、お主の妹とヘアバンドの兄も生き返ったと思ったら倒れるとは…これも、特異点かもしれぬな」
月見「だんだん魔力が薄まってる…このままだと、消滅する可能性が…(月見の横を希美が通る)!待って!!(希美の腕を掴む)貴方、ここで何をしてるの?」
アルマロス「関係ないだと?アルティネイターの本部にいるのだから、充分関係はあるはずじゃ」
月見「…もしかして、お義母さんと何かあったの?」
・・・・・・気持ち悪い・・・気持ち悪ぃんだよ・・・・お前ら。今更同情のつもりか?
人の気持ちの一つや二つ感じろよ・・・知ったような口をきくなよ・・・・はっきり言って気持ち悪い、吐き気がする。
今更俺の味方ぶるな。どうせお前らだって、そう言って沙月を敵だと見て殺すんだろ?人の気持ちも知らないで殺すんだろ?
そういういい子ちゃんアピール反吐が出る・・・・
“お前らも所詮は、アイツの犬だ”
(そう吐き捨て立ち去って行く)by希美
月見「あ……」
アルマロス「月見、今は追うな。あいつは今疑心暗鬼になっている。我らの声は…今のあいつには聞き届かない」
月見「それは…」
涼子「気にしなくて良いよ月見、あっちがそう思ってるだけさ。僕らは僕らでやろう。ほんと、人間ってめんどくさいよね。僕らも人間の血が半分入ってるけど」
月見「…えぇ、そうね(拳を握りしめる)」
ーその頃ー
(渋谷・スクランブル交差点)
・・・・・・・・どいつもこいつも・・・・・反吐が出る・・・・・(信号を渡り渋谷109の前に行く)by希美
(途端、屋上から“あるはずの無い鉄柱が落ちてくる)
っ!!!!(避ける)な、なんだ─────・・・・・(刹那────目の前に黒鉄が居て、二振りの大鎌で希美の体を切り裂く)っ──────・・・・・・・・!!!!!(そのまま倒れる)by希美
くくくっ・・・・やはり心の折れた暴君は・・・・狩りやすいですね・・・・・(そう言い消える)by黒鉄
(一人の女性が悲鳴を上げ、渋谷はパニック状態に陥る)
・・・・・・・と、し・・・・・─────────(そのまま意識が消える)by希美
!……(たまたまその場に居合わせており、希美を背負う)全く…しっかりしてくださいよ。貴方はまだ死ぬべきじゃないんですから…ねby蒼華
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