加賀いろは 乃木坂桜 2019-08-01 02:12:59 |
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(撫子)
「えっ、す、すみれちゃん……」
(先に体育館の卒園式の席に座っていると隣にすみれちゃんが座ったのにびっくりして呆然とすみれちゃんを見つめー
すみれ
「…つくづく、あたしたちって離れられないのね
他に席も空いてないし、イヤだろうけれどガマンしてね?」
(呆れたように苦々しい笑みを浮かべながらビデオカメラを取り出して撮影の準備を始めて)
(撫子)
「そ、そうね……」
(腐れ縁がなんとなく良いと思う反面今は、あんまり会いたくなかった気持ちがあり複雑な気持ちで一言だけ呟いて鞄からビデオカメラを出してー
(やがて式の開始が告げられると先生が演奏するオルガンのメロディに合わせて子どもたちが入場してきて)
あ、ママだっ
さくらちゃん!
さくらちゃんのママといろはのママが……っ
(会場に入りカメラやビデオを構えている保護者の中からいち早く母の姿を見つけると、興奮ぎみに隣の桜ちゃんにそのことを伝えようとして
はっ、と式の前に先生が言っていたことを思い出して
先生
『みんなはもうすぐ小学生になります
お兄さん、お姉さんになるんだから式の間は大人しく騒がないように
できるよね?』
言いかけた口を両手でふさいで
ふるふる、と首を振って)
あっ、本当だね、いろはちゃん。
ままーー!
あっ!?
(いろはちゃんにママがいる事を言われると嬉しそうにママのいる方に両手を振り先生に卒園式だから静かにしなさいって言われると慌てて両手で口をふさいで隣に座っているいろはちゃんに向かって悪戯ぽく微笑んで
あっ、本当だね、いろはちゃん。
ままーー!
あっ!?
(いろはちゃんにママがいる事を言われると嬉しそうにママのいる方に両手を振り先生に卒園式だから静かにしなさいって言われると慌てて両手で口をふさいで隣に座っているいろはちゃんに向かって悪戯ぽく微笑んで
(お互い唇に指をあてて、し~、をしあいながら席に着いて
開式の言葉に続いて園児による園歌斉唱が行われて)
『卒園証書授与、並びに園児による卒園の言葉』
(園長先生が壇上に立ち、呼ばれた園児一人一人に卒園証書を渡し、証書を受け取った園児が園での思い出や将来の夢をあるいははきはきと、あるいは少しおどおどした様子で保護者に向けて話して)
『乃木坂桜さん』
(桜)
「はい!
おおきくなったらアイドルになります!」
(園長先生に名前を呼ばれると園長先生の前に立ち卒園証書を受け取り園児達が体育館の前で語る夢を伝え席に戻るとニッコリといろはちゃんの方を向くと次は、いろはちゃんの名前が呼ばれてー
(\すいません、ロルの園児が園での思い出や将来の夢をあるいははきはきと、あるいは少しおどおどした様子の説明が良く解りませんでしたので勝手に解釈してレスをしましたが大丈夫でしたでしょうか?気を悪くしたらすいません……
(桜ちゃんの宣言を聞くとキラキラと目を輝かせ、体がうずうずとして)
『加賀いろはさん』
はいっ!!
(名前を呼ばれると一際大きな声で返事して
席を立つと、壇上から戻ってきた桜ちゃんとすれ違いに、にぃっと笑顔を交わし
壇上に立って園長先生から証書を受け取り
保護者のほうを向いて、その中にすみれの姿を見つけるとぱぁっと笑顔の花を咲かせて)
あたしのしょーらいのゆめは、さくらちゃんといっしょにせかいいちのすくーるあいどるになることです!
すみれ
「…あの子ったら」
(カメラを構えたまま、娘の晴れ姿を目に焼き付けて)
(席に戻ると隣の桜ちゃんの手をきゅっと握って)
(/分かりにくい文章ですみません
改めて説明するのは少し恥ずかしいですが、はきはき元気よく話す子もいれば、緊張ぎみにおどおどと話す子もいた、というニュアンスです
気になることがあればなんでも言ってくださいね
なるべく気を付けるようにするので)
(桜)
「えへへーかならずせかいいちのすくーるあいどるになろうね、いろはちゃん」
(いろはちゃんの夢を聞いて嬉しそうニコニコ笑顔になりいろはちゃんが席に戻りいろはちゃんに手を握り締められるとニコニコしながらいろはちゃんの手を握り返していろはちゃんの耳元に口を近づけて内緒話をする様に囁いてニッコリと笑いー
(\すいません、解りやすい説明をありがとうございます。その時は、よろしくお願いしますね。
うん!
さくらちゃんとなら、かならずなれるよっ
(桜の言葉を聞くと、こちらも相手の耳元に顔を寄せて嬉しそうに囁いて)
すみれ
「二人してアイドルになるとか、夢のようなことを言って…
まぁ、夢なんだけれど
そう思わない?撫子」
(二人の言葉を聞くと、隣の撫子をチラッと見てたずねて)
(桜)
「うん、いろはちゃんとならばぜったいなれるよね」
(自分もいろはちゃんの耳元で囁き返してニッコリと笑うと先生の睨んでいる眼差しに気がついて慌てて前を向いて口元を押さえて悪戯ぽく微笑んで)
(撫子)
「それは、その……」
(アイドルの事が心の中で嫌いでない撫子は、すみれの言葉を濁して卒園式が終わりに近づいてきてー
『卒園歌斉唱』
(アナウンスがされると卒園児が起立して
先生のオルガンに合わせて合唱が始まって)
──
いーつのーこーとーだかー
おもいだしてごーらんー
あんなーこーとー
こんなーこーとー
あーったーでしょー
(ホールに子どもたちの歌声が響くと、あちこちですすり泣く声が聞こえて)
すみれ
「う"ぅ…
いろは……おっき"く"なって……
ぐずん……」
(涙で化粧が落ちて大変なことになっていて)
(撫子)
「うぅ……桜ちゃんたらお姉さんになったのね……」
(桜達の歌声を聞いて大きくなったなって思いすみれにつられる様にすみれの横で涙を流しハンカチで涙を拭いていてー
(卒園児の歌に続いて園長先生の挨拶が行われ
式がすべて終了すると園児は一旦退場して教室に戻っていき)
すみれ
「ふぅ…
いい式だったわね
1年なんてあっという間……
って、撫子
あんた、顔、大変なことになってるわよ?」
(涙をハンカチで拭ったために化粧が崩れていて
相手の顔を指差して目を丸くして)
(撫子)
「見ないで……」
(音楽が流れるのと同時に桜ちゃん達が体育館から退場したのを見送るとトイレに化粧直しに向かいー
(桜)
「えへへーもうすこししたらしょうがくせいだよね。
これからたのしみだよね、いろはちゃん!」
(卒園式が終わり外で園児達が集まっていてニコニコ笑顔でいろはちゃんを見つめて4月から行く学校の楽しみでその興奮を伝えー
うん!
しょーがくせーになったら、うんどーかいでしょ、えんそくでしょ、それにきゅーしょく!
いっぱいたのしみだね~
しょーがくせーになってもふたりでらいぶ、しよーねっ
(さくらちゃんの興奮に応えて、こちらも両手の拳を握り、身を乗り出して楽しみなことを伝えて)
うん、いろんなぎょうじがあるよね!
えへへーいろはちゃんとならばいろんなたのしいぎょうじがあってたのしみだよね!
これからもずっといっしょにいようね!
(いろはちゃんの両手を握り締めていろはちゃんと一緒にくるくる回り小学校の楽しいと思い楽しむ意気込みを表してー
もちろんっ
これからのたのしーことはぜんぶ、さくらちゃんといっしょだよ!
(ふたりで卒園記念の躍りを披露すると友だちや先生から拍手喝采がわき起こり
先生からのお祝いの言葉でふたりの幼稚園生活は終わりを告げて)
ママ?
おわったよー
……って、なにそのかお?
ウケる?!
(桜ちゃんとふたりですみれと撫子の元に戻ると、ママの顔を指差してケラケラとおなかを抱えて笑って)
すみれ
「なによ、人の顔を見て
失礼ね……
って、なによこれっ
撫子、なんで教えてくれないの?!」
(いろはに笑われた顔をコンパクトで確認すると大惨事になっていて
教えてくれなかった撫子に文句を言いながら慌ててお手洗いに向かって)
(桜)
「うん、やくそくらお、いろはちゃん!」
(いろはちゃんと手を握り締めてニコニコしながら一緒にいる事を約束をしていろはちゃんの手を握り締めてママ達のところに戻り)
「うん、いろはちゃんのママのかおがすごいことになっているよね!」
(すみれの顔を見ていろはちゃんに合わせてクスクスって笑い)
(撫子)
「その……ごめんなさい、すみれちゃん」
(すみれちゃんの方をあんまり見ていなかった為に気づかなかったのもありすみれちゃんに謝り)
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