とあるおじサン 2019-07-25 23:26:42 |
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そうそう、ッて気がはや過ぎないかァ?( 肯定し乍すかさず感想を尋ねてくる相手に数度瞬き片眉あげれば軽く額小突いてやり / 手に持ったグラスに口付けて一口飲めば寝起きで乾いた喉が潤うのに1度一息付きもう一口と口に含めば程よい苦味とコクに数度頷き " ン、美味い。" と頬緩ませて )
ッ、くく。ちょっとせかしてみた。( 軽く目瞑って喉鳴らし / 感想聞けば満足げに笑み自分もテーブルに置いてあったグラスに手伸ばして一口飲み、丁度通知音なればポケットからスマホ取り出し、またかとやや眉寄せて )
折角の美味しいアイスコーヒーなんだから味わって飲まないと勿体ないだろう?なんて、また飲みたくなったら淹れて貰うつもりだけれど。( 飲みすぎない程度でまた飲ませて貰おうなんて考えつつアイスコーヒー飲み進め / 僅かに相手に凭れ掛かって寛ぎ乍聞こえてきた通知音に横目に視線向け " 仕事の連絡か何かか? " なんて問いかけ )
味わって飲んでくれるの嬉しい。尚也のためならいくらでも淹れるよ。いつでも飲めるように大きめのボトル買おうかな。( 任せておけと嬉しげに笑み / 心地よい重みに頬緩ませつつ首横に振り “ いや…広告メール。この前ちょっと百貨店の方面にでかけたときに、若い子が声掛けセールスやってたんだよ。物凄く暑い中で殆どの人に煙たがられてさ。で、俺も声掛けられて、急いでる訳でもなかったし聞いたらノルマあるって言うし無視出来なくてバカ正直にアンケート答えたの。それが道中3回。…俺もテキトーに書けばよかったんだけどその辺頭回らないんだよなぁ。 ” と苦笑いしておすすめ物件を紹介するメール見せて )
ふふッ、それは有難いからお願いしたいなァ。…あー……それは確かに忍の性格上無視もできないしこの暑さだと可哀想だしなァ、…忍のいい所でもあり悪い所でもあるか。( 是非ともなんてお願いした後スマホの画面覗き込めば納得したように肩竦ませ / アイスコーヒー飲み終えてしまえばグラスをテーブルに置き再度スマホに視線向け " 不動産関係かね。" なんて零して )
そうなんだよ。入社一年目のほやほやな子たちばかりで、日陰もないところで頑張ってるの見たらさ、尚也も放おっておけないだろ?( 大きめに頷きやや食い気味に同意求め自分もグラステーブルに置いて / 相手の言葉に正解と頷き “ そ、最近多いよな。…でも割りと良い物件やら土地も多くてさ、俺たちの住むところ探す参考にもなるなと思って。…ただ流石に今度また同じところに声掛けられたら断ろうかな。” と送られてきた広告をスクロールしつつ自信なさげに呟いて )
まァ、放っておける自信ってのも可笑しいけど無理だろうなァ。…へェ、偶に見ていい所があれば目をつけとかなきゃいけないな、( 姿を想像するなり苦笑い浮かべ乍話を聞いてしまっている様子思い浮かべ / 夢のマイホームの土地探しなんて口にしつつ断るなんて言葉に本当にできるのかなんて揶揄い交じりに頬指で突き )
だろ?尚也は同業じゃないけど外回りしてるから同じ辛さ知ってるだろうし、塩飴とかお茶まで出てきそうだな。…ん、それでさっき部屋数どうしようか迷ってた。一生住むなら平屋がいいのかなぁとか。( 想像膨らませて相手見遣り、先程考えていたこと口にして / 頬押されながらうう、と唸り “ 正直自信ない。でもこれ以上個人情報漏えいさせたくないから普段遣いの連絡先じゃなく専用の連絡先でも作ろうかな。…嘘は書きたくないし?尚也は街中じゃなくてもアンケート書く時の連絡先やらってどうしてる?年齢とか性別までは書くのあまり抵抗ないけど番号やら住所やら職種まで求めてくるのあるじゃん。 ” と漏洩なんて少し大袈裟に零して問い付け足し )
よく分かってるなァ、お茶とかは本当に渡してやりたくなる。既に塩飴は常備してるから何時でも出てくるしなァ。…LDKに書斎、俺と忍の部屋とゴマとあんずの部屋も居るとなるとそれなりに広くないとなァ。平屋は賛成だ。( ご名答なんて軽く拍手を送り乍次いだ意見に賛同と共に指折り部屋数数え / 唸り声にくつくつ愉しげに喉奥鳴らすが問いかけには数度瞬き肩竦ませ " 昔は正直に書いてたが何時からか連絡先なんかはかかなくなったなァ。書いても会社用で何個かメールアドレスは作ってるからあまり使ってないアドレスを書いたりくらいで、" と返答し任意的なものだから別に書かなくても大丈夫だなんて付け加えわしゃわしゃと髪撫で回し )
なんなら近くのコンビニ駆け込んで冷えたお茶渡したりして。…部屋数多い平屋か、間取り考えるのも楽しいな。ちなみに俺と忍の部屋ってのは個人部屋って意味?それとも共同?( 流石と拍手送り返し、横長の平屋もありだろうかと考えながら尋ね / 返答聞いて成る程と頷き “ やっぱりその辺はあやふやでいいよな。…尚也も声掛けセールス的なこと経験あるのか? ” と目を細め撫で受け、相手の肩に腕回して引き寄せ密着度高めつつ問い掛け )
出来るならそうしてやりたいけど会社によってはそういうの受け取ったらダメな所もあったりするから渡しても飴玉くらいになるなァ。…ふふッ、また軽く描き起こしてみると余計にたのしいだろうねェ。勿論共同…と言っても一人部屋もやっぱりあった方がいいかね。( 何かと難しい世の中になったなんて考え乍肩竦ませ、即答仕掛けるものの1人になれる部屋は必要かと思案し書斎を2つにしようかなんて考え / 経験の有無を聞かれれば " 若い時にあるにはあるが一般の人にするよりは会社に対しての売り込みの方が主だからねェ、差ほど経験は多くないな。" なんて返し引き寄せられる儘に体重預けズルズルと体傾いていけば意図的に相手の膝に頭預けて横になり )
そうか、そういう落とし穴もあるのか。色んな人いるしお節介焼くのも受け取るのも難しいんだな。…俺の画伯が光りそう、なんて。と俺もそれ考えてて…寝室は1つにしても個人部屋あっても困らないかなーとか。( 未知の間取りが完成しそうだと軽く自虐混じえて笑い、深い意味特になくなんとなしに零し / 移動する重みに微笑み相手の前髪を軽く指先で弄るように撫で “ そっか。でもやっぱり営業ってすごいよ。俺はトークスキルないから考えて売り込んで仕事持ってくるの尊敬する。ありがとなー、尚也。”と相手と一緒に働いていないが感謝述べ、よしよしと額撫で )
どこまでがいい度合いなのか見極めなきゃなァ。…ンッふ…それを言えば俺の画伯も光ると思うが、ちと見てみたいなァ。( 少しばかり笑い零しそうになるが咳払いと共に誤魔化しつつ相手の返答に最低でも4部屋は必要かなんて纏めて / それが仕事故に当たり前に出来なければいけない事でもあり久方ぶりに感じる褒められるむず痒さと相手に甘やかされている現状に " 唐突にそう甘やかされるとおじサンの壊れかけてる涙腺がバカになりそうなンだけれど。" なんて戯け混じりに肩竦ませ寝返りうつと相手の腹部に顔埋め )
尚也は言うほど画伯じゃないだろ。てか、今ちょっと吹きかけただろ。( 自分から言ったものの笑い堪えたの指摘し軽く頬指で突き / 戯けた風だが余計に愛らしく思え “ んー、全然いいよ。もっとよしよしするから。…でも顔は見せてほしいな。それだとご褒美のキスが出来ない。” と髪に隠れる耳を指先で擽って冗談っぽく零し )
それなりに画伯だと自負してるけどなァ、…忍の見間違いだ見間違い。( 気のせいだと知らぬ振りで返すが暫くくつくつ喉奥鳴らし / ヨシヨシなんて言い方に可愛らしさ感じて見られないのをいい事に表情筋緩め " ただ甘やかして貰ってるだけでご褒美とは至れり尽くせりだなァ。…ンー、忍の充電がまだ動ける程貯まってないからもう少し。" お返しに相手もしっかり甘やかさなくてはなんて考えつつ擽ったさに僅かに頭動かすも片腕腰元に回してより顔埋めて相手の香り吸い込み )
ならゴマとあんずの絵でも描いてもらおうかな。…そういうことにしておくか。( お手並み拝見とばかりに反応見遣り、軽くジト目して頷き / 腹部の擽ったさに小さく笑い “ まだまだ甘やかしてる感はないんだけどなー。…もう少しってことはちゃんと後でいただくつもりだ?それまで俺が待てなかったりして、” と耳の縁を指先で擽りながらゆったり口調で零し、前屈みになって少し耳に顔近づけて悪戯っぽく声色変えて )
今度機会あった時にでも描いてあげようかね。__…今既に随分と甘やかされてるけれど、…貰えるものは貰わないと。( 視線は見ぬふりで絵を描く約束だけはしておき / 耳元の擽ったさにひくり肩揺らし腹部に押し付けていた顔を覗かせれば " 待てなくなる前に一旦ご褒美を貰っとくかね。" なんて待てをさせるのもまた相手の反応が面白い所だが己自身長い事待てそうになかった為相手に顔向け、腰に回していた手を背筋擽りつつ後頭部へと移動させて引き寄せ軽く唇触れ合わせて )
今度と言わず今からでも…なんて尚也の絵は実は持ってるんだよな。( 本当に描いてはくれそうだが逃げ道塞ぎつつ頬緩ませ / 背筋の擽ったさに静かに期待高ぶり抵抗することなく唇合わせれば一旦離してもう一度軽く唇合わせ “ 俺からするつもりだったのに。…もっとしてい? ” と優しげな声色で零し相手の後頭部を支えながら答え聞く前に下唇啄んで )
おや、そうだったかね?…忍に絵を見せたことはあった覚えあるが、( 相手の言葉に数度瞬き描いたとしても随分と前だったとは思うがどんな絵を描いただろうかと記憶巡らせ / くつくつと喉奥鳴らし柔い感触に双眸細めればこのやり取りが心地好く " 早い者勝ち。なんて…ン、…お好きにどうぞ。" 愉しげ音色で待てを再度するにも己が我慢できそうに無くくしゃくしゃと後ろ髪撫でてやれば返答と共に上唇軽く啄み返し )
そ、パッとその場で描いて貰った絵。まだ俺たちが付き合ってない頃にな。( 懐かしさに目を細めて今でも大事に取ってあると付け足し / むず痒く擽ったい戯れ楽しみ “ じゃ、遠慮なく、 ” と乱れる髪に煽られながら下唇を甘噛みし音立てて吸った後、唇の割れ目を舌先で擽って )
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