o｡. L’univers de la Mer .｡o　〆　

確かそんなです、「チェリー」のは真緒さんの桜と掛けてそうすけど（つられて笑えば頷き）単純に散歩ってそういうものだとばかり思ってただけすよ。それにお花見ならもっと人数とか、美味しい物とかたくさん持って行ったほうが楽しくないですか？（並べられた褒め言葉が心に沁みて来ては頭かき／少しはにかみ）──…それ、アクセとかにして欲しいすね。ずっと残るように（ふと、こちらの意図に気付いてはそっと閉ざす瞼の静かな所作に見惚れ。撫でるよう頬へ触れつつ唇に口付けると額を合わせ、直前の記憶を思い返して嬉気に目尻を垂らせ一言囁いて。そのまま離れれば暗がりに顔を隠し、しかしぎこちない仕草で髪を耳に掛け「まあ…えっと、目的の桜は見ましたし。今日はもうこの辺にして帰りましょうか」なんて口にし明らかに熱の帯びた指先でパッと手を取ると、一瞬だけ振り見て相手がついて来るのを伺ってから来た道を戻って）


>276

（頬を緩ませる姿から分からないながらも何か温かいものを感じ取れば表情を和らげたまま、その端正な横顔を視界に入れるだけでこちらも特に話すことはなく。何気なく言っただけの言葉に対し心臓を掴まれるような嬉しい返事を貰えば、思わず少し目を見開くと共に笑顔も解けて。「…確かに。そうですね」なんて零す傍ら、態々自分と向き合うのも含め相手の言動の何もかもが愛しく想い溢れる余り抱き締めたい衝動に駆られるが、ぐっと胸の奥底に沈めると弱ったとばかりに照れ笑いを顔に滲ませつつ「けどそんなこと言って、撮るのに夢中になり過ぎてまた前みたく躓いたりしないでくださいよ？」とずれた話題を布地越しに小さく続けて精一杯の誤魔化しを図り（←）。指先でバツを作りつつもヒントを与えてくれるその優しさにクスッと表情を和らげ、手を繋ぎ直されては握り返しながら「ふは、分かりました。ヒントありがとうございます」と感謝を伝えるだけに留めてまた歩を進め。咲き誇る花々とそれを彩るイルミネーションに湧いた疑問も薄れてきた頃、相手が声を上げて反応したのを皮切りに立ち止まったのは白薔薇の前で。促す言葉に引っ掛かるどころか簡単に薔薇の方へと意識が向けば「ホントだ、綺麗っすね」なんて読まれた名の通り白雪のような美しさに眩しそうに目を細め、すぐ後の呟きに薔薇から相手へ移し、そして空へと向けて仰ぎ見ると楽しい想像を膨らませ）──…どうなんでしょう。こんな息が白くなるくらい寒いですし、既に降りそうな予感は十分しますけども。もし降ったらホントにホワイトクリスマスなるんですがね。


反応遅れましたけどわざわざ訂正してくださってありがとうございます、こんなにも長期間止めちゃっててすいません。前いった通り散歩のほうはこれで締め括らせて貰って、デートのほうだけ返してくれればと。後、また長くなって来ちゃったんで重要そうなとこ以外は綺麗に削って構いませんから（頭下げて謝り／うん）ふは、プロっていうか何かついついやりたくなるんすよ（クスクス笑い）控えめに言って最高すよ。そのまま食べて美味しいなら、一手間加えれば美味しさ倍増な筈すから…って考えるとしない訳には行かなくなりません？それで上手くいったら勿論幸せですしね（にんまり／こちら蹴り推奨）