主 2019-07-15 15:28:13 |
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何よその言い方…私は元々英語が苦手なの。誰かさんと違って普段の授業聞いても分からないのっ。
(彼の言葉にむすっとした表情を浮かべ、不機嫌そうにノートに板書をし始め)
眠いなぁ、早く休み時間にならないかなぁ
(眠いなぁと欠伸をしてつまらなそうに窓の外を眺めて)
~ 昼休み ~
弁当、弁当♪
………あれ?……ないっ!
マジかよ、腹減ったのに…しょうがない、購買にでも行くか。
(お弁当を求めて教室に入ると机の中を探しても鞄の中を探してもお弁当はなくて。仕方なく財布を持って購買に向かい)
──ねえ、これ今日調理実習で作って余ったやつなんだけど…他にあげる人いないしあんたにあげる。べ、別に変な意味とかないからね!
(友達と中庭でお昼を食べることになっており、弁当と小さな袋に入ったカップケーキを手に持ち廊下を歩いていれば偶然にも彼に会い、恥ずかしさからぶっきらぼうにその袋を手渡し足早にその場を後にし)
えっ、いいの?
ありがと……ってもういないし…
せっかく貰ったから食べるか。
(受けとりお礼を言おうとするが彼女はもういなくて。彼女から貰った物を自分の席に持って行き食べはじめて)
あー…どうしよう、あいつにあげちゃった…!てか他のクラスの男子に余計な事言ってたりしないよね…?
(中庭に向かいながら独り事を呟き、友達と談笑しながら昼食を食べ終えれば恐る恐る教室に戻り)
男子 : それ絶対女子が作ってんだろ。誰のだよ。彼女?
違うよ。……俺の妹が作ったの。今日は作ってくれてさ…
男子 : いいよなぁ、妹がいる奴は。
(案の定、周りの男子に聞かれていたが妹が作った弁当と誤魔化して弁当箱を片付けて)
………。
(席に座れば隣の席から聞こえた会話に“妹って…あんたに妹なんていないでしょ”とツッコミを入れながらも、何も聞こえていないフリをしながら次の授業の準備をし始め)
え?妹いるし。
男子 : あれ?平本って知らないの?1つ下の学年にいるよ。
そういえば知らなかったかも…
男子 : 2人とも付き合ってるかと思ってたから知ってると思ってた。
(男子が付き合ってると思ってたから1つ下の学年に妹いること知ってると思ったとからかうように言って。“バカ、付き合ってるわけねぇだろ…”と笑いながら言い)
……そうよ、私が黒島と付き合うわけないでしょ。変なこというのやめてくれない?
(ふと聞こえてきた彼らの会話に当然とでも言うように言い放てば、ふいっと視線を逸らし)
男子 : でもさ、平本って黒島のこと好きって噂あるけど?
え?そうなの?
(男子に噂があるよとからかうように笑いながら言うと嬉しそうにそうなの?と彼女を見て聞いて)
…は?!な、何言ってんの。私が黒島の事好きなわけないでしょ。勝手に変な噂流さないでよ、ほんと迷惑っ。
(噂を聞いた途端、顔を赤くしながら全否定すればその男子生徒をじとっと睨み)
~ 掃除の時間 ~
女子 : これ重いなぁ…
俺が運ぶから教室戻っていいよ。
(同じ廊下掃除の女子がバケツを運ぶのに困ってたから助けてあげようとバケツを持ったら思ってたように重くてバケツを落として廊下に水を溢して)
ちょっと何やってんの、早く拭かないと滑って誰か怪我しちゃ──…!
(持ち場の掃除が終わり廊下を歩いていれば、彼がバケツを落としている所を目撃し注意をしに向かおうとした所足を取られ転びそうになり)
あ、ごめん…!
……っ…大丈夫?
冷たっ…笑
(早く拭かないとと言われてごめんと謝りながら声のするほうに視線を向けると転びそうになっている彼女がいて。助けようとして支えようとすると彼女は転ばずに助けられたが、自分が転倒して背中が水で濡れて)
…あ、ありがと。えっ…ちょっと大丈夫?!
(彼に助けてもらったおかげで転ぶのは避けられたが、まさかの彼が転んでしまったことに驚いた表情を浮かべながらも片手を差し出し)
うん、大丈夫…!
俺にとっては、よくあることだから。笑
(大丈夫か聞かれて大丈夫と答えるとよくあることだからと笑いながら言い)
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