榛緋 2019-07-13 01:25:51 |
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■ >283 日高
__、( 固い掌が柔らかな肌を打つ、小気味良い音に集中が阻害され、経済紙から視線を上げる。きょろりと見渡せば、そこには看過できない光景が広がっており。まだ飲みかけの珈琲を放置し、身形の良い男から相手を庇う様に間に入り「 あかんなァ、坊主。良えモン着とっても性根が腐っとったら、そんスーツが可哀想や 」何時もの薄笑は人当たりの良さすら感じさせる。けれど言い終わると同時に一瞬睨み付けた眼光は、まさしく視線だけで人を射殺せる程の鋭さで )
■ >284 灯
__あァ、俺の事?( 薄暗い路地、声を掛けられても相手の顔は認識出来ず。元より正の名前ではない為少々反応が遅れるも、すぐさま感情の読めない薄い微笑を浮かべ )
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