のんびりとした主 2019-07-11 09:31:48 |
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>マルク
ほほう。わっちをお嬢さんと呼ぶとは…。中々物分かりの良い雄じゃな?それに、妙な羽を生やしてるときたか。
(相手の珍妙な姿に小さくくすりと笑い声を漏らし、数百年という膨大な時の流れを体験した自分をお嬢さんと呼ぶ不思議な生物を観察し。相手も知らない事が分かると少し寂しげな表情を一瞬浮かべるもすぐさま元通りの表情に戻り)
ぬしよ、名前は何と言うのかや?
>ホロ
?…んああ、ボクはマルクなのサ。キミは?
(相手の少し寂しげな表情と声色に相手の事を少し察し、一瞬目を伏せると何時もの貼り付けた笑みで適当に返し。名前を訊かれればマルクと名乗って相手に名を訊き。しかし、お嬢さんとは呼ばずキミと呼んで)
>マルク
ふむ。わっちかや?わっちゃあ、麦に宿る狼。賢狼ホロじゃ。
(相手の名前をしっかりと記憶して何故か呼び方が変わっている事には敢えて触れず、自分の名を名乗ってから片手を差し出し)
>ホロ
ホロ…ね。記憶したのサ!これから、よろしくなのサ!
(コクコクと頷いて記憶したと言うと差し出された手に羽の爪をちょんと置いて)
それにしてもぬしは警戒心というものがまるで感じられない。ぬしよ、もしわっちがぬしを取って食おうと考えていたらどうするのから?
(手の平に置かれた爪を軽く掴み悪戯っぽい笑みを浮かべ、相手を赤い瞳で見つめながら口を少し開き尖った犬歯を覗かせ)
>ホロ
…んなの、弱肉強食として、ボクも容赦はしないのサ。
(まるで相手が自分を試しているような表情に一度キョトンとし。ああ、そうゆうこと。と理解すれば上記を言い)
>マルク
ほほう。ぬしは中々肝が据わっておるの。冗談じゃ。少し揶揄ってみただけじゃ。
(先程まで様子は何だったのかという程に様子を変え、爪を掴んだまま軽く静かに振り少し口角を上げネタバラシをして)
>マルク
くふ。この小さい口でぬしを食える訳が無かろう?
(楽しそうにケラケラと笑い声を上げて相手の爪を離し、少々の罪悪感も一応あるようで不思議な形の帽子の上から頭をぽんぽんと軽く撫で)
>ホロ
え?此処からパカって開いて、ブラックホールで吸い込めるのサ。(キョトンとした顔で羽の爪で体のど真ん中をなぞりながら上記)
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