終わらないセラフ(終わりのセラフ也)

紅茶でも飲むか？

(とシノアに言う)

紅茶ですか。いいですねー。(相手の提案にぱちんと両手を打ち鳴らし) あ、でもこの部屋に紅茶セットなんて置いてありましたかねー？(ソファーから立ち上がって、壁際に備え付けられた戸棚らしき場所を開けて)

龍桜　無いか？

(紅茶セットを探すシノアに言う)

あ、ありましたよ。どうやらちゃんと一式揃ってるみたいですねー。(戸棚からティーセットを取り出しつつ、振り返って) ところで、リオさん。付かぬことを伺いますが、紅茶ってどう淹れたら良いんですか？(「私、知らないのですが…」と、少々困り顔で相手に問い掛け)

僕が入れる、良く紅茶を入れるからな

と言い紅茶を入れる準備を始める

あはは、すみませんね。おお、流石ですねー。(準備を始めた相手の手元見ながら感心した様に頷き)みっちゃんでは、こうはいきませんよー(自分の事は棚に上げ、此処には居ない仲間を笑い)

あはは、すみませんね。おお、流石ですねー。(準備を始めた相手の手元見ながら感心した様に頷き)みっちゃんでは、こうはいきませんよー(自分の事は棚に上げ、此処には居ない仲間を笑い)

いつも、入れてるからな♪

と言い準備を終わらせ２つのコップに紅茶を注ぐ

成る程、いつも淹れているから手慣れてるんですね。(鮮やかな手捌きに感心しきりの様子で) 紅茶と言えば、やはりお茶請けのお菓子は欠かせませんよね。確か、ここら辺に…お、ありました。(別の戸棚を開けて中からクッキーの箱を取り出し) 自分で食べようと思って買っておいて良かったです。

僕は運が良いな、クッキーをシノアが食べる前で良かった。

(とクッキーを取るシノアに言う)

あはは、そうですね。いやー、優さんたちが居たら今頃、大騒ぎでしたよー。(へらりと笑いながら、クッキーを器に移し替え) ささ、お茶にしましょう。

そうだな

(と言いクッキーをかじり、紅茶を飲む。)

リオさんが淹れてくれた紅茶、とっても美味しいです。(紅茶を一口飲み、素直な感想述べ) いいですねー、こういう女子会も。欲を言えば、もう少し人が来て欲しいところですが…まあ、過度な期待をしても仕方ないですしね。(クッキーを一枚摘まみつつ、二人だけの空間に少々の物足りなさを感じ)

そうか！そりゃ、良かった。

(と少し口角を上げ微笑み言う)

あぁ！もう少し人が来てくれると嬉しいな…

(そう言いまた、クッキーを一枚摘まみ紅茶を飲む)

こんなに美味しい紅茶が淹れられてリオさんが羨ましいですよ。私なんて何も出来なくて。以前、オムレツを作ろうとして炎上しましたし…まあ、あれはみっちゃんが悪いんですけどねぇ。(苦笑い浮かべて) まあ、気長に待ってればきっと誰か来てくれますよ。

努力した賜物だ

(そうシノアに言いクッキーを摘まみ紅茶を飲む)

はぁ！？炎上！？

(オムレツを作ろうとして炎上したと聞き驚く)

成る程。やはり何事も努力しなければ結果は出ないと言うことですねぇ。(「奥深いです」と頷き)あはは、はい。お酒をかけて火を付けたら美味しくなるって、みっちゃんが言い出しまして。実行した結果、そりゃあ見事に真っ黒焦げになったんですよー。(その時の事を思い出して、更に苦い顔になり)

そういう事だ

(と言いクッキーを摘まみ紅茶を飲む)

技術がねぇのにやったら炎上すんだろ

(と呆れた声で言う)

うぐっ…い、いやー、私だってみっちゃんが居なければちゃんと料理くらいは出来ますよ！多分…(拳をグッと握りしめ、後半は小声でぼそりと付け加え)

そうか、何時か出来るだろ

(と言いクッキーを摘まみ紅茶を飲む)