…それで(右手をぐ、と握りしめていて)
睡蓮 ………誰か一人だけのものになるのは、嫌だ。
…それでも僕は、あなたを自分のものにしておきたい…。大事にして、誰からも傷つけられない場所に、置いておきたい…
睡蓮 ……………大丈夫。僕、すぐに傷つくほど 柔じゃない。