未知との遭遇…？

？？？だ、大丈夫？（心配しながらも取り合えず自分の部屋に行くことにして）
えと、ユキはどこかに帰るの？

……。
(落ち着かないようで辺りの臭いを嗅ぎながら歩き回り)

ねぇ大丈夫？ユキ？（落ち着かない動作で、喋らないユキに不安になって）
ねぇ（ユキを抱き上げると）

……。(人の姿になるも全く話さず、相手に抱き着き少し震えているようで)

・・・人の家がだめ、とか・・・？（震えるユキの頭を撫でながら小さく呟いて）
ユキ・・・一回外出ようか？

そういう…訳じゃ無い…。
(首を横に振りつつ相手を抱き締め、尻尾をダラリとさせ)

えぇ、じゃあ匂い？が、駄目？それとも・・・（ユキが震えている理由を考えようとして）
う～ん、ゴメン。分かんない。教えてもらってもいい？（申し訳なさそうに問い）

教えない…。
(若干慣れてきたのかほんの少し笑顔を見せ、抱き締める力はもう少し強くして)

えぇぇ（力の抜けた声で）
分かった、ユキが教えたくないんならそれでいいよ。（優しく微笑んで、強く抱きしめ返して）

うん。ありがと！
(尻尾を楽し気に揺らしつつ相手に頬擦りして)

それで、ユキは何処から来たの？どっかに帰るの？（内に来てもらったもののどうしていいか分からず頭に？を浮かべ）

私は何処にも行かないよ！
(落ち着きを取り戻して来たようで、相手に抱き着いたまま耳をピコピコと動かし)

（落ち着きを取り戻したユキを見て微笑み）そっか、じゃあここがユキの居場所だからね（頭を撫で）

……！あり…が、と…！
(思わぬ言葉に目を潤ませ大声で泣き出してしまい、そのまま相手に顔を埋めるように力を込めて抱き締め)

え、あ、どどどどうしたの？ゴメン、なんか変なこと言っちゃったかな？
（泣き出してしまったユキを抱き返しながら、慌てて）

違う…。うれ、しいの…。
(しゃくり上げながら抱き締めたまま相手を見つめ)

そっか・・・良かった（微笑み頭を撫でて）
じゃあ～、ユキは何食べるの？キャットフード？それとも、普通にご飯？
あ、でもその前にお母さんに言ったほうがいい？（ユキとの新しい生活にワクワクしながらいろんなことを考え）

どっちでも…大丈夫…！多分。
(ワンピースの袖で目をゴシゴシと擦りながら、相変わらず抱き着いたままそう言い)

そうなの？じゃあ、おやつ食べる？今日は部活早く終わったからさ。ちょっと待ってて
（おやつを取りに行くために階下に降り）

お待たせ～。これね、こおらせたゼリーなんだけど、すごいおいしんよ。食べれる？(差しだし）

……。
(しばらく不思議そうに見つめてからゆっくりと食べ)
うん！美味しい！
(一気に表情を明るくさせてそう言うと尻尾を嬉しそうに揺らしていて)