愛って何？

そっか。
気をつけて帰れよ？(ふわりと微笑み、頭をぽんっと撫で)

あ、俺？
そ、部活ー。って、いっても誰も来ねーし、
帰ろうかなって思ってる(ケラケラ笑い)

あっ、
ありがとうこざいます。
(やばい、ドキドキする)


先輩も気をつけて
帰ってくださいね？
じゃあ失礼します！！
(先輩に挨拶をし立ち去ろうとする)

おー。またな！
(手をヒラヒラさせ)

ん？
飯…？えー。また俺ん家来るつもりかよ、てめぇw
やだよ、お前めっちゃ食うじゃんw
(純平が帰ろうとした時に違う後輩が来て、仲良さそうに話し)

あっ、、
忘れ物した、、
取りに行かないと、、

(先輩と仲のいい後輩が喋ってるのを
みかけてしまい)

あっ、、
どうしよう、、
別なルートで取りに行こ。
(邪魔しちゃいけないと思い別なルートを通り)

ふふ、また機会があったらなー
(会話を終わらし、写真撮るために校内を歩く)

…あれ？
純平？帰ったんじゃ…
(カメラを持ち、キョトンとしつつ)

あっ、
先輩！！
忘れ物しちゃって、、
取りにいきました！

(カメラ持ってる事に気付き)
あっ
お邪魔ですね！
すいません！！失礼します！
(急いで立ち去り)

(自分がいつもよく通う場所に)
はぁ、、
先輩はかっこいいよな、、
俺なんか話かけるだけでも緊張するのに。
それに男女問わずにモテそうだし。
(独り言を、言い)

え、あ、うん…？
気を付けて帰れよー…？
(キョトンとしつつ見送り)

え？
や、手、離して貰えます？ちょ、やめろっ!!
警察、呼びますよ!?
(帰宅途中、知らない人に捕まれ、抵抗し)

(先輩に気付き)
先輩！！
ちょっと先輩に何するんですか！！
離してください！！
(無理矢理どかせ)

純平…？
(驚きつつ、携帯を取り出し)

あ！もしもし、警察ですか!?
(嘘の電話で騙して)

…ふぅ
純平、ありがとう。助かったわ

先輩！！
大丈夫ですか？
びっくりしましたよ！

怪我はしてなかったですか？

俺も、びっくりした…
やべぇ…めっちゃ心臓バクバク言ってるわ…
(心臓当たりに手を当て)

ん、大丈夫。
本当ありがとうな、純平。
まさか、あんなことされるとは思わなかったわー。
俺、男なのにさ。
(ケラケラ笑いつつも、少し震え)

よかったです
何もなくて、、

えっ、、
あんな事って
どんな事されたんですか?
(恐る恐る聞き)

え？
あぁ…まぁ、学校から出てずっと付き纏われてさ。
んで、撒こうとした腕掴まれて“君は僕のモノ”とか言われてさー…
なんで、俺なんかねぇ…？
もっと可愛い女子いるのにさー…
(笑っているが、恐怖で小さく震えながら)

えっ、、
そんな事があったんですね、、
先輩、男女問わず人気ですからね！！
気をつけてくださいよ？
(自分の気持ちを胸に秘め)


あっ、、
じゃあ、ここで！
ちゃんと帰ってくださいよ！
失礼します！
(挨拶をし立ち去る)

そんなことはないと思うけど…
(苦笑し)

ん、本当ありがとうな。(ふわりと微笑み)
…ふぅ…
(帰路につき)

(家)

緊張した、、
祐介先輩好きな人いるよな、、
俺が出たししたら、、あー
学校行きづらいなあ、、

(電話が鳴る)
もしもし？
あーどうしたの？えっ！
明日祐介先輩とご飯！？
いや、、俺はいいやごめん。じゃあまた明日！


(先輩、ちゃんと帰ったかな、、)

ふぅ…
んぁ？もしもーし？
飯？えー…俺が作るんだろー？
あ、純平は来ないの？？…そっか。
いや、今日助けてもらったからさ、そのお礼したくて…
ん、はぁい。明日授業終わったらなー
(電話切り)

ふぁ…もう、疲れたぁ…
(ベッドにダイブし、そのまま寝て)

(翌日)
(学校の体育館)
(純平はバスケ部)
(部室の片付けをしていた)

うわ、、もーすごいな。さすが部室
片付けしないと。

…いや、そう言われても…
第1、俺、君のこと知らないし…
(丁度部室裏で告白を受け)

え…？
ーｯ、て…!!や、め…!!
(告白を断ると逆上した相手に壁ドンされ、無理矢理襲われ)

んー？
なんか音がしたような、、
(片付けをやめ)

(様子を見に行く)
あれは、先輩！！
(あわてて駆けつけ)
おい！先輩から離れろ！！
(告白してたのは純平のクラスメイト)
(クラスメイトはその場から逃げ出し)

祐介先輩！
大丈夫でした?