百合子 2019-06-08 16:29:05 |
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名前:土御門有沙
性別:女
年齢:19歳
身長:160
容姿:有馬と同じ髪色でハーフアップ、瞳の色は紅色
私服は、ショートパンツにパーカー、そしてサングラス
備考:土御門有馬の娘であり、土御門有守の姉
十二天将以上の実力と能力を持っているが、十二天将には入らない
有馬と有守が大好きで、二人や仲間が傷付いたりしたら凄く怒る
無理しすぎるタイプ
天馬と行動する事が多く、片思いをしている(恋愛設定ありならですが...)
名前:セナ
性別:男
容姿:九尾の狐
色んな物に化けたり出来る。
人間に化けるときは、狐耳と九の尻尾がある時とない時がある
備考:咲夜の式神でもあり友達でもある
名前は、適当に付けられた
幼い頃から一緒にいる
これで大丈夫ですか?
皆さん
おはようございま~す。
今から始めておきますね。
十六夜くん→「」 霧ちゃん→『』です!
(ロルは括弧なしの部分だと思ってください!)
「………………」
ケガレの荒野に、立ち尽くす影がふたつ。
ひとつは、筆でバツの描かれたマスクを着け
黒い着流しを纏った長身の影。
もうひとつは、黒い着物を着た小さな影。
『……』
ふたりは終始、無言だった。
長身の影が、小さな影に手を伸ばす。
小さな影も、その手を拒まなかった。
「………?」
マスクの青年は、ふと辺りを見回す。
自分の半身を支配するケガレが、
【ヒトがイル】と訴えたから。
「………」
青年は、小さな影に何か囁く。
小さな影はこくんと頷くと、その体からは
想像すらできないような辺り一体に
響き渡るような大声で叫ぶ。
『すみませーん!だれかいますかぁぁ!』
『いるならへんじしてくださぁぁい!』
その大声は、なおも続く。
「…………」
青年は耳を塞ぎ、少し顔を歪めながら
その大声を聞き流す。
『……!』
小さな影は返事に気付き、青年に近寄る。
先程とはうって変わって口は開くものの、
言葉を紡いではいない。
手の動きだけで一生懸命伝えようとしている。
「………」
青年もこくりと頷き、小さな影を撫でた。
(原作キャラもどんどん出してください!)
(了解です!あ、天馬さんもします!)
有沙「天馬さんー、どうするんですー?(大声で返事をしたが何もないので、少し恥ずかしそうに天馬に話題を振り)」
天馬「知らねぇ(みたらし団子を食べながら)」
有沙「ちょっと!団子とか食べなくて良いですから!(むー、と子供のように頬を膨らませ)」
「……………行くか」
青年は蚊が鳴くような、ほんの僅かな声を
あげた。
その丸まった背中で、一歩ずつ、一歩ずつ。
声の聞こえた方へと、歩んでゆく。
小さな影も、一歩ずつ、一歩ずつ。
青年を追いかけて、歩んでゆく。
有沙「...何か来てる気がするんですけど...(天馬の隣におり、人の気配を感じて天馬に聞く)」
天馬「ほーか?(団子を食べながら喋っており)」
有沙「もー!しっかりしてくださいよ!(天魔を叱りながら、一応戦闘態勢にはいり)」
「……………」
青年は人の姿を見つけるなり、だらりと両手を
無防備に下げる。
小さな少女もそれを見習い、手をだらんと
下げる。
まるで、戦う意思は無いと言わんばかりに。
(恋愛は…ありですが、キスであるとか、
過度に絡んだりしないでください!
普通の人たちが絡みづらくなっちゃうので!
(例)…その人、誰?
(自分の好きな人と喋った人を見つめ)
などは禁止です!)
有沙「あ、ありゃ...?(戦闘態勢をやめ)」
天馬「なんだ?お前等(二人を見つめて)」
有沙「んー、何処かで見たことがあるような...ないような...?(はてなマークを浮かべて)」
(了解です)
「…………………」
青年は、隣の少女に囁く。
『あるじさまのなまえは、
いざよい あずまです。わたしは、しもべで
ざしきわらしのきりです』
少女はどこかたどたどしく、言葉を紡ぐ。
「…………………」
青年は、相変わらず黙り込んでいる。
「……………」
また、彼は少女に囁く。
『わたしは、あるじさまの
しきがみじゃありません!しもべなんです!
あるじさまはひととはなすのがちょっと
にがてなんです。
じぶんのなかのケガレがにげるからって』
少女は、また言葉を紡ぐ。
有沙「ケガレ...ねぇ?双星の片割れの奴みたいな...(深く考え込む)」
天馬「んで?なんで俺達に近付いたんだ?(疑問だった事を聞き)」
「…………」
青年は、またぼそぼそと少女に囁く。
『えっと、あるじさまは…ひとを
さがしてたんです。あるじさまのおねえさん。
じぶんのケガレをはんぶんせおってくれた
いざよい いおりさんをしらないか
ききたかったんです』
「……………」
青年は、また少女に囁く。
まるで彼女が自分の口だと言わんばかりに。
『んーっと…しらないなら、いいです。
ケガレをたおしながら、じぶんでさがします』
有沙「え...?(驚きながら、本人を見て)」
天馬「ま、困ったら眼鏡かけた変態が助けてやんだろ(立ち上がり)」
有沙「父さんは、変態ですけど良い人ですからね?!...ま、まぁ、天馬さんの言う通りですし!(ドヤ顔をして青年を見て)」
「………………フン」
彼はまた、消えゆくような声を発して、
いつの間にか目の前にいたケガレに向き直る。
「………【十六夜式霊縛術・七獄】」
彼が一言、はっきりとそう発すると彼の
右腕から淡い青色の網が放たれる。
それはケガレに絡みつく。
暴れるケガレに構わず彼が網を引くと、
いとも容易く浄化してしまった。
「…………」
『いざよいけは、とくしゅなんです!
おんみょうじのなかでもいしつとよばれて、
とくいにはってんしたじゅつをつかうんです!
あるじさまはそれがほかのいざよいけのひと
よりとってもじょうずなんですよ!』
少女はにこにこと微笑みながら言葉を紡ぐ。
有沙「へぇ...十六夜家...ねぇ?(少し興味があるのか反応し)」
天馬「...おい、帰らねぇとアイツがうるせぇぞ(話を切るように話して)」
有沙「えー。あ、もしもアレでしたら陰陽連で待ってますから!(手を振って陰陽連に戻る)」
「………………ただいま、戻りました」
妙に礼儀正しい挨拶をし、「十六夜」と表札の 掛かった屋敷の扉を引き開ける。
《おかえりなさい》
優しい、柔らかい声が聞こえる。
彼の母、十六夜 美夜子(いざよい みやこ)だ。
昔は凄腕の陰陽師であったが、今は病気で
寝たきりだ。
有沙「って事があったんです(今まであったことを父である有馬に話して)」
有馬「へぇ?十六夜家が...(少し興味があるるのか、仕事をやめ話を聞いている)」
「………………母上…お体は」
《今日は大丈夫よ、ありがとう》
母親の笑みに安心してか、彼の顔が緩む。
少女も嬉しそうに微笑んでいる。
有沙「それより...どうするんです?ケガレ退治(真剣な表情になって)」
有馬「まぁ、各自にちらばって倒すって感じかなー(笑いながら)」
《東?帰ってんのか?》
座敷部屋の奥から、張りのある若々しい声が
響く。
彼の兄、十六夜 出雲(いざよい いずも)だ。
《帰ってんなら、一緒にケガレでも
退治すっか?》
「…ん」
彼はこくり、と頷く。
《おう。んじゃ、行きますか》
兄は僅かな頷く音を聞いて満足げに微笑み、
部屋からのそりと出てくる。
両の瞳を固く閉ざし、真っ白な着物を
羽織っている。
彼ら兄弟は霧を引き連れ、ケガレの荒野へと…。
有沙「...そんなに強力なケガレが居るんですかねー?婆娑羅くらいの呪力は感じられませんけどねー?(あたりをキョロキョロと見渡して)」
天馬「捜索するしかねぇだろうよ(面倒なのか、顔を顰めながら)」
士門「確かに待っているよりかは、探しに行ったほうが良いだろう(何時もと同じで真面目な回答をして)」
有沙「えー、面倒だなー(ため息をつきながら、ケガレを探しに行く)」
《…東。俺たち以外に人が居るな》
出雲は耳を澄まし、眉間に皺を寄せる。
「………………」
《まあ、支障は無いだろうけど》
青年はこくりと頷く。
有沙「強いケガレの気配しないのに...(そこら辺のケガレを倒しながら文句を言い)」
天馬「知らねぇよ(歩きながら戦いを観戦しており)」
士門「真面目にしろ!(二人を見ながら叱り)」
有沙「ハァ...暇!てか、もう帰っちゃだめなの?(ため息をつきながら)」
士門「ダメだろ(呆れた顔で有沙を見て)」
有沙「だってさー、暇じゃん?(変な理屈を述べ)」
天馬「なんだそれ(少し笑いながら)」
《そんな警戒せんとってぇな。この前は
うちの弟が迷惑掛けたみたいで、ごめんなぁ》
出雲はあくまでも笑顔を崩さず、
温厚な口調で話し掛ける。
「………………………」
東は、ずっと押し黙っている。
有沙「弟...?あ、この前の(少しはてなマークを浮かべるが、直ぐに驚いた顔をして)」
士門「知り合いか?(首を傾げて)」
天馬「さぁな(はぐらかすように笑い)」
有沙「この前、ここら辺であった...人?(青年と共に居た座敷わらしを思い出し、周りをキョロキョロと見渡す)」
《俺はこいつの兄貴で、十六夜 出雲。
目は見えへんけど、他人を視んのは上手いで》
出雲は目を閉ざしたまま微笑む。
「…………………………」
『こんにちは!』
有沙「なる..ほど...?(何故かはてなマークを浮かべて)」
天馬「てか、何でココに居るんだ?(みたらし団子を食べながら)」
士門「十六夜家か...(少し目を伏せて)」
《自分で言うのもなんやけど、俺と弟は結構
強いで?》
くすくすと、悪戯っ子のような表情をする。
「……………………」
『そうです、いずもさまのいうとおりです!
あるじさまたちはつよいんですよ!』
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