繭 2019-06-06 20:21:38 |
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…寝ちゃったかな…( 彼からした香水の匂いには触れず、眉下げては目元伏せ。「おやさみなさい…」と小さく呟いてはその場を後にして。)
もう寝ちまったかなァ。( 汚れた服一式洗濯機に放り込みシャワーを浴びて。火照った頬を掌で扇ぎつつリビングへと戻れば、ずるずるとソファーへ雪崩込み一息吐き )
!入れ違った。( 声を耳にしては慌て早足で寝室へ向かい )…おやすみ。( ドアに寄り掛かり彼の姿見守っては眉下げ小さく呟き、喉が渇きを訴えてはキッチンへ足先向け )
…絶対そうじゃん。( 離れてく身体引き留めようと相手の手首掴み )多分あんた勘違いしてる。仕事帰りに友達ン家寄って片付け手伝って来ただけ。そん時そいつのお巫山戯で、使ってねェ香水ぶちまけられたの。( 慌て事の全てを説明し終えては恐る恐る相手の顔見詰め )
っ…気にしてないって言ったのに…( 話を聞けば自分が想像していた最悪の事態とは異なり、少し安堵の気持ちから耐えていた涙が1滴頬を伝い。相手から隠すように顔を背け。)
引越しの手伝い中の、友達の悪巫山戯。( もう一度簡素な説明付け加えれば反省の念を込めた視線を向け眉を下げて。顔背けた相手に胸が締め付けられる思いになり、小さく息を詰まらせて本心を告げ )っ、なァ。浮気しねェよ…?どんだけあんたの事大切にしてると思ってンの。( 涙拭おうと手を伸ばし )
…ごめん、繭のこと信じてないわけじゃないんだ、でも俺の思考は何故かいつも最悪な事態をすぐ考えちゃう…話してくれてありがとう…( 小さく呟き、目元擦っては。)…今日、向日葵に水やりしてないからしてくる…( 話題変えようといつも通り微笑んでは、ベランダの方へと足を向けて。)
最初から説明しなかった俺が悪ィ。…ごめんな。( 彼の言葉に激しく自責に駆られては小さな声音で謝罪して )……ン、( こくり頷きゆっくり彼の後を着いて行き )
…繭は悪くないよ、話してくれたし…ごめんね、俺の考えすぎがいけないから責任感じなくていいよ( 相手の頬へと触れては軽く口付け。)外肌寒いよね…( 予めある水の入ったペットボトルを持てば、ベランダの扉あけて。)
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