繭 2019-06-06 20:21:38 |
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どうだろうな。俺も本心は分からねェ。( 双眸すっと細め )なにがあっても絶対に此処には帰ってくる、ッて約束とく。心配かけてごめんなァ、あんたに見合うようもう少し大人になるわ。( 苦笑浮かべては肩抱き寄せ )ン、言わずとも寝ちまっても平気だけどな?( 頬撫で )
…好きだよ、藍斗。( すやすや寝息立てる彼を定例の如く姫抱きで寝室へ運び込み、布団を掛けてやり。言いそびれた言葉を声潜め告げれば、柔らかな髪を一撫でして。午後から仕事が入っている事を今更乍ら思い返すも、生憎眠りにつく気分ではなく物音立てぬように玄関を抜け、予定時刻まで暫しの散歩へ出向こうと歩み出し )
ん…( 休日の昼。もそもそと布団の中で動き始めては、目を擦り起床し。隣を向くも相手は居ず。「仕事かな…」と考えては、相手側の布団へと移動し彼の匂いがある毛布へとそのまま埋もれて。匂い包まれながら昨夜の一連の出来事をふっと思い出し。少し心配になりながらも相手の帰りを待ちながら今日の予定を考えるが、重要な予定はなくこのまま部屋にいようかとも考え、再び目を閉じていき。)
あ…もう日沈んでる…( 二度寝から目が覚め、彼の布団から顔を出しては窓へと目線向け。スマホで時間確認すれば相当な時間が経っていたことを知り、体を起こしてはベッドから離れ。なんとなく目に付いたベランダへと外へ出れば、赤く染まる空を見上げ。)…早く帰ってこないかなぁ…( 1人呟き。空から下の道路側へと目線を移しては、いつもよりも彼の帰りが待ち遠しく、自分でもあまりない久しぶりな感情に一人動揺し。夕日に染まる街の景色を眺めながら、一服して。)
ただいまァ。( 扉開ければ部屋の空気がぶわりと吹き返し、まだ肌寒さ残る風が頬を撫で。一瞬瞳細めるも慣れた手付きで後ろ手で鍵を閉め入室。静かな部屋に一声掛ければリビングへと向かい )
おかえりー( 煙草消しては、ベランダから部屋へと戻ればとたとたと相手の方へと近づき、そのまま後ろから相手が倒れない程度に抱きしめる形になり。)
こういう時ッて大体そうだから。…背中で良いの?( ふと双眸細め愛おしげに様子眺めては、優しげな声音で但し少量の意地悪を含ませ問うて )
ん…こっちからが本当はいい( 素直に応えては、一旦相手から離れ。相手側へと腕を軽く伸ばしては少し眉下げつつ、相手の方へと視線向け。)
じゃあ今度からはコッチにすれば。( くすくす笑み零して敢えて意地悪く述べれば、転ばぬようにだが少しだけ勢い付けて思い切り彼を腕の中へ収め )
俺が行く時は繭の背中が先に目につくんだよ…前からする前に触れたくなっちゃって…( 困ったように笑い、そのまま相手の背中へと腕をまわして。)仕事…お疲れ様( そう告げては微笑んで。)
そんな広い背中じゃねェと思うけど、触れたいと思ってくれンのはすげー嬉しい。( 表情綻ばせては背中へ回した手でぽふぽふ )ありがと。疲れ吹っ飛んだ気ィする。( 冗談風味に本音を )
広いとか狭いとかの問題よりも…繭だから( ふふっと小さく微笑んでは先程、ベランダで一服したことにより少し冷えた手で相手の頬へと触れて。)…本当に飛んでるのなら心配しはしないよ( 相手みては髪へと触れて。)
随分と胸に来る口説き文句だなァ。っ…つめた、外出てたの?( ひやりとした感触に僅かに肩を跳ねさせ、不安感入り交じった表情で彼を見詰め )おうよ、地球の裏側まで飛んでった。( に、と笑顔携え / その手首掴み唇重ね )
あー…さっき、外綺麗だったから少しね…そのまま一服してたんだ…なんでそんな顔するの( 相手の表情みてはクスリと笑い、首を傾げ。)ん…なにそれ、信用出来ない( と言いつつも微笑ましく笑い。返すように口付けて。)
嗚呼、夕日?今日は綺麗だったよなァ、…じゃなくて。まださみいンだから、なんか羽織るとかしとけよ。( 絆されかけるも首振っては、心配の念一杯に乗せ軽く注意して )マジか、信用して。( 狡いと自負出来る言い草で口付け受けて微笑み )
ん…ごめん、今度からそうするよ…冷たいのは多分結構の時間いたからだと思うし( 相手の心配が伝われば、こくりと頷き。)…わかってるよ、冗談( クスリと笑ってはそのまま、相手の首元へ顔を埋めて。)
そんなン、風邪引くだろ。夏風邪は酷いしさァ、気ィ付けてな。( 眉下げては相手の髪梳くように撫で )なら良かった。…あんた、俺に弱い所あるよな。( 抱き締める力僅かに強めて髪に頬寄せ )
あはは、わかったよ…俺も気をつけるけど繭も気をつけなよ?それじゃなくても夜更かしなんだから…( クスリと笑ってはそのまま相手へと委ね。)…多分凄く弱いと思う…( 抱きしめる力が強まったのを感じては、相手の背中を軽く撫でて。)
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