見た目は天使君 2019-06-01 01:15:08 |
通報 |
__…ルシファー!?( 床が軋む音に誰だ?と片目を開けた途端に胸ぐら掴まられると相手の姿に驚き、何も抵抗せず瞳を見据えれば泣きそうな顔を直視出来ず手首を掴み伏せて )悪かった…捨てた訳じゃない、仕事で来れなかった。お前は?何で来てくれたんだ?
…うるさい、 ( だんだんと胸ぐらを掴む手を緩め、服から手を離し、相手の胸元に顔を埋め変わらず不機嫌そうにため息をつき ) ここは元々俺の部屋、俺の部屋に誰か来ればわかる。
勝手に入って寝て悪かったな、此処しかお前に会える所が無かったんだ。__誰か、か。俺じゃ無くても入れたのか?( 手首から手を離し不機嫌な相手を宥めるように髪を撫で )
__試してみりゃあいい。 お前以外は蜂の巣だけどな、 ( 物騒な物言いではあるが久方振りの相手の大きな手が心地よく先程までぴりぴりしていた空気も柔らかくなり )
__ぷッ、ははは!そいつは見物だな。俺が居ない間はコイツに世話になってたのか。( 思わず高らかに笑えば横にいる縫いぐるの腕を持ち相手の頬を突き )
…俺を試してンのか? ( かえってきた返答にむっと眉を寄せぬいぐるみをずいっと余所に追いやり、ぐっと顔を近付けて見つめ )
長い間お前を待たせたんだ…冷めててもおかしくない。率直に気持ちが聞きたいだけだ。( 目を反らさず見つめれば頬に手を添え目元を撫でて )
__胸ぐら掴まれた時は終わったと思ったんだが…ありがとう…ルー。 ( 軽く唇に口付けし抱きしめ後ろ髪をくしゃりと撫で )
それと、俺の我儘なんだが今後は下げ進行でもいいか?
殴ってやろうかと思ったけど顔見たら気が失せた。感謝しろよな、 ( 口付けを受ければつんけんした口振りとは裏腹に優しい目で見つめ )
ん、構わねェよ。 ただ、下げ忘れてたりしたら悪い。
今度、美味い酒でも買ってきてやるよ。そんで酌でもしてくれ。 ( 一安心し微笑むも、ちゃっかり要望も告げて )
それは俺にもあると思うから気にするな、謝らなくてもいい。ありがとうな。此方は不要だ。
まァだ来ねーのかよ、ォ、 くは、 ( ウィスキーのボトルが半分ほど減った頃、座っていたソファに仰向けに寝転び肘掛を枕にして。扉を上下逆さに見れば開くのを待っている自分を嗤って )
ンぁ? ( 酔って世界がふわふわしている中久しく聴いていない声を聞けば眉をしかめて目を開き、ぼやっとする視界の中に相手を見つけ ) おせェんだ、よ、
返信待ってたの俺なんだが。__おまえ酔ってるだろ…寝るか?( 虚ろな眼をした相手と視線を交えては何を言っても仕方ないと思いベッドへと促し )
首に掴まってろ…。( 膝裏と背中に腕を入れ軽々と持ち上げ抱えれば布団の上に優しく下ろし隣に寝転がり )__今夜はこれでお気に召したか?
ン、 ふふ、 ( 久々の人の温もりに頬が緩みつつしっかり首につかまり離さず。隣に寝転んだ相手の胸元にもぞもぞとおさまりに行き、ぎゅうっと抱きしめ ) …こンくらいで満足すると思ってんのかよ、
…おい、 キスとか言っときながら、生温いじゃねェかよ。 ( あからさまに不機嫌な態度で相手の上に馬乗りになれば強引に唇を奪うと満足げに笑ってからうつらうつらと船を漕ぎ最終的には相手の胸の上で寝息をたて )
( 急に馬乗りになる相手に驚き接吻に瞬きを忘れるも胸元に落ちていく様子に顔を覗き見れば眠っている相手に呆れ起こさぬように横に寝かし )__本当に自由奔放だな。そこも好きなんだが…って聞こえてないか。おやすみ。
…冷えてきたな、 ( 二の腕をさすりながら部屋に入ると人の気配を感じるとベッドに感じて視線をやると薄着の相手がいて、近付いては見下ろして ) 寒くねェの、?
__ン、帰って来たか。お前で温まるから大丈夫だ。( 声に気付き片眼を開け相手の手首を引っ張り腕の中へと包むように抱き締めては )
ンン、…、 ( 今日一日休みだった故ずっと布団の中にいて。外気が冷えてきて一層外に出られなく、冬用のあたたかい布団の中に包まれながらぼんやりと扉を見つめ )
…馬鹿か。 そこは何がなんでも引き止めろ、アホ。 ( 不機嫌になったようで布団ごともぞもぞと相手に近付くと後ろからわしゃわしゃと相手の髪をかき回し )
柄じゃねェこと言うんじゃなかった、 ( 抱きしめられれば胸元にぐりぐりと額を押しつけて。 ) お前が俺なしで生きていけなくなりゃいいのになって、思っただけだ。
いや…俺はお前の事を何も分かってなかったみたいだ。吃驚はしたが…これからも傍にいてくれ。( ぽんぽんと頭を撫で髪に口付けし )
ンなの、お前は一生かかっても俺のこと理解はできねェよ。 ( くくく、と肩を揺らして笑いつつ口付けを受け入れ。相手の首に腕を回して鼓動が伝わるくらい抱きしめると )
理解したいとは思ってるんだがな…人の心は分からない。この聞こえる鼓動も何なんだが…。( 眉尻を下げ首を振り鼓動を感じ胸元に触れて )
…っはは、俺には分かるけど教えてやんねー。 ( 察しはついているがわざと口に出さず意地悪く笑って。 ) そろそろ寝ンのか?
昨日は完全に寝てた…。今夜も会えるか分からんが待つか。( 風呂に入りリラックス出来たのか布団の上に寝転がり眠そうに窓の外を眺め )
久しぶり…だな。( 声に反応すれば上体を起こし隻手を挙げて / 寒そうな相手に毛布を投げ渡し )朝晩は特に冷えるな。風邪引くなよ?
昼間ッから飲む酒は美味ェわ、 ( けらけらと高らかに笑いながらボロボロのソファの背もたれにだらしなく寄りかかって座って。床には飲み終わって転がった瓶が散乱し )
これで最後にする。 ( 口をきゅっと結び )
まァ、 うん。 いいんだ。 俺は俺で今までもこれからも変わンねぇから。 ( はは、 )
気が向いたら、話しかけてくれよな。
トピック検索 |