赤の女王 2019-05-27 15:30:54 |
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(/今晩は、この度は部屋立て大変有難う御座います。素敵な部屋名と可愛らしい導入文に思わず心が踊り、長らく動かしていない筆を持って早くも言葉を紡ぎたくて仕方の無い気分です…!とはいえ都合良く時間が空いていないものでして、取り敢えず今は顔出しと挨拶にだけ伺わせて頂きます。それでは改めまして、娘共々これからどうぞ宜しくお願い致します!)
(/お早いご移動を有難う御座います…!そしてとても嬉しいお言葉の数々に私も喜びに震えております…!。そして、背後様のご都合を何よりも大事にして頂きたいと思っておりますので此処が負担になってしまわない程度にお越し頂ければ何よりです!こうしてお話を続けられるだけでとても嬉しいので!。お手隙の際にのんびりとお話を出来れば…と!、また、お手すきの際の交流ですがご希望のキャラクターやシチュエーションなど有りましたらどうぞご遠慮なくお伝えくださいませ!)
(/こんばんは、毎度夜遅くにすみません。この場所が安息の場所になれど負担になる事など御座いません!寧ろこうしてお待ちして頂けて有難いのと同時に恐縮で一杯です。さて今夜は、明日お休みをもぎ取りまして漸く纏まった時間とゆとりが出来ましたので此方に顔出しした次第です。次回交流について希望を言わせて頂けるのであれば、オリバーにてビルさんをご指名させて頂ければと思っております。またシチュエーションに関してですが、お仕事中のビルさんのところへオリバーを突撃させるか、もしくは逆に休日を謳歌しているビルさんの所へオリバーを突撃させるか…などと考えておりますが如何でしょうか?)
(/通知が来て嬉しくなり直ぐに飛んできてしまいました!故に即レスを申し訳ないです!決して急かしている訳では御座いませんので…っ。まだ昼と夜の寒暖差が大きいのでお体を大切にご無理だけ為さらないで下さいませ!。折角ですので休日の蜥蜴で是非オリバーちゃんとお会いできればと!。突撃を受けて何処かへ出掛けるのも捨てがたいですし、逆に蜥蜴の方がオリバーちゃんが他の住人と楽しそうにしてるのを見て突撃しちゃうでも…!久しぶりにオリバーちゃんにお会い出来るのが嬉しすぎて選びきれずにおります!)
(/此方こそ即レス失礼致します!加えて暖かいお言葉を有難う御座います…!主様もどうか体調にはお気を付けてお過ごし下さいませ!またシチュエーションに関して、休日案とのこと了解致しました。それに即して主様の考えて下さった両案とも素敵すぎて文面を見て思わず唸ってしまいました。非常に難しい二者択一ですが、久し振りの会話で他の住人さんともお話がしたいという欲望から後者を選ばせて下さいませ…!その際の住人さんは主様の動かしやすい御方で構いません故…!)
(/若しかすると直ぐに寝落ちをしてしまうかもしれないのですが、折角お会い出来たので出来る限り睡魔に抗おうと!いきなり消えたらすみません…!。それでは犬猿のダム、悪友のハンプティの二パターン出してみるので交流しやすい方を選んで頂けると嬉しいです!数度の交流後に蜥蜴に交代しようかと思います…!)
ダム:___。(庭園をこっそり進む、いつもの如く仏頂面で仕事をこなす蜥蜴と鉢合わせをしたくないからだ。普段であれば鉢合わせすること無くともどの辺にいると分かるはずだが、今日はその姿が見えないらしい。城内に入れば何処かを修理している訳でもなさそうなその姿。つい探してしまっていることに気がつくと渋い顔に変え「折角蜥蜴がいないのに、なんだって僕は探してるんだ。」堪らずに片割れが聞けば熱でも心配するそんな呟きを落として身震いを。そんな風につい泳がせていた視線、会いたくないはずの蜥蜴を探してるあべこべさを振り切るように移動させた視線の先で彼女を見つければ浮かべていた渋い顔は一瞬にして微笑みに変り「こんにちは」なんて声を掛けて。)
ハンプティ:おっ、来いよう来いッて来い来い来いッ!(大きな真っ白のダンボールを両腕に抱えて廊下を進む。時に通り過ぎるアリスへ箱の中に入る物を手渡して。「オリバア!お前だッてばァ!こっち早くゥ!」ぎょろりと大きく開かれた眼で捉え、何よりも最初にギャアギャアと呼び止めていたのは貴方なのだと指定するべく喧しい声掛けを繰り返して。抱えていたダンボールをそのまま廊下へ下ろすと「オリバア元気だったかァァあ?」ハイタッチでも促すように片手を彼女へ向けて伸ばし、ケラケラと何が面白いのかハイになった雰囲気で笑い飛ばして。「イイもんやるよゥ」ダンボールの中から取り出したのはカラフルな飴が閉じ込められたネックレスのようなキャンディレイで)
(/いえいえどうかお体に障らない範囲で御相手頂ければそれだけで幸いです…!寝落ちは勿論歓迎ですので、それ迄はどうぞ御相手お願い致します!)
>ハンプティ
(懐かしい声がすると思えば陽気なお菓子屋さんが珍しく城内を歩いているではないか、それも何だか重そうな荷物を抱えて。そんな風に何の気なしに見ていたところ、普段耳にしない己の名前を呼ばれて目をぱちくり、己の事かと指差しながらも無論呼ばれたからには近付かない訳もない。"はーい!"と元気良く返事を返してはぱたぱたと近付いていこう。「ひさしぶりはんぷりーだんぷりーさん!オリバー元気だったよ!ね、はんぷりーだんぷりーさんは元気?元気?」打ち合わせでもしていたかのような自然さでハイタッチをすれば、その大きな声と笑顔を見れば分かるだろう質問を同じくケラケラと笑いながら繰り出して。そうして渡されたネックレスもといキャンディレイを不思議そうな顔で受け取れば、上へ翳してみたり近付けてみたりと初めて見る物へ好奇心を顕にし。「あ、あの!はんぷりーだんぷりーさんありがと!でもキャンディいっぱいついてるけど、これってなあに?」がばりと顔をあげて先ずお礼を口にすれば、今度は両手に持ったキャンディレイを相手の鼻先にずいっと伸ばして質問してみようか。)
元気元気ィッ、あンだよぅ。元気なら店に来いッてばァ___ソウソウソウ!この顔だッたなァ(ぱしん、と心地よいハイタッチの音を耳にしてから呑気にピースサインを彼女へ送り。次いでその手を使い遠慮なく彼女の小さな顔を自らの手で遠慮なくベタベタと触りまくりひゃっひゃっひゃと楽しげな声で綴り。散々触った後に顔を覗き込むと失礼にも思い出したと言いかねないすっとぼけた言葉をつけ加え。鼻先に向けられたそれを再度受け取ってしまえば「ウチで新しく置くヤツだァよ。いつでも飴が食えるネックレスう!オリバアにもプレゼント!」それを今度は彼女の首へと掛けてやり。中に入るキャンディをグルグルと回してお気に入りを探せば彼女の首元に当たる部分のキャンディの包装を解くように開いてから行儀悪くも顔を寄せてガリと歯をたて一つ拝借。遠慮のない距離感も行動も彼女が怒らないと踏んでのことか、口に入れたキャンディを奥歯でガチんと噛み締めたそのタイミングで誰かにスーツの首元を引っ張られ。歯に力が籠るとキャンディは割れて「____ンあ!?ッどろいたァ!よーォう!ビルちャん!」今まさに彼女から引き剥がしたその男の名を呼んで)
だあってね、いーっぱい遊んでも遊んでも遊びつくせないんだもん!…んー、でもはんぷりーだんぷりーさんがオリバーのこと忘れちゃうんならもっとおかしやさん行かないとだね!オリバーが行きすぎてね『お前なんかジャマだ!』って言ったってもうおそいんだから!
(ベタベタと顔を這いずり回る手に擽ったさを覚えては肩をひゃっといからせて、アハハと屈託の無い笑い声をこぼして。そうして言い訳のような言葉を紡ぎながらも、悪戯っぽい輝きを目に宿しては忘れていたと言いたげな相手の額へぺちんとデコピンを。お仕置きと言わんばかりにけたけた笑いながら、ネックレスの説明を聞けば「え、すごいすごい!はんぷりーだんぷりーさんって天才だね!オリバーずっとこれ付けてる!」なんてパチパチ手を打ちながら賞賛しよう。首元でキャンディが一つ齧られていようとすっかり餌付けが完成されて懐いている身としては微塵も警戒心や不快感など無く、未だキャンディレイの感動に浸っていて。然し赤白頭の向こうに見慣れた顔を見つけてはお菓子屋の彼と同じく「ビルちゃん!」と叫ぼうか。そうして一つ穴の出来たキャンディレイを掲げて「ねえねえ見て見て!はんぷりーだんぷりーさんにもらったの!」と実に誇らしげに嬉しげに胸を張ろう。)
ハンプティ:ビルう!アンタにもやろうかァ?今ならオリバアとお揃いペアルックになれるんだぜぇい!(引っぺがすような掴み方を気にすること無く何が面白いかひゃっひゃと笑いつつ彼女の首元を彩るキャンディレイを示して。戻って来たのは想定内の返事であり、むしろ安心感さえ感じるその内容に彼らしさを覚えて。自らの首元が自由になれば「オリバアッ今度ビルちャんと遊びに来いよう、待ってるぜ」スーツのポケットから名刺ケースのようなものを取り出して、その中からお楽しみチケットを1枚取れば今度は連れられてってしまうだろう彼女の手へぎゅうと力任せに遠慮なく握らせて。なんとも大人気ないリアクションだと、増してやそれを見せているのが他ならない蜥蜴だからか。余りにも子供染みた行動を一度鼻で笑い「じゃァなあッ」とその背へ挨拶を送り)
蜥蜴のビル:(意図せずとも働き詰めだった己を案じてか、複数のメイドやトランプ兵が仕事を休むように訴えて来たのは記憶に近い。それをお構い無しに働いていると愈々女王陛下からの呼び付けに当たり、命令だと数日の休暇を与えられてしまった。働き詰めの男が、突如数日与えられてしまうと手持ち無沙汰に何をして良いかが分からなくなってしまった。部屋に籠るのは余り性に合わず、かと言って城内にいれば仕事が出来ないフラストレーションからかメイドやらトランプ兵やらに細々と口煩い指摘をしてしまいそうな始末であり。____どうしたものか、と廊下を進んでいた時だった。二種類の聞き馴染みのある声が耳に届き、その声の主が自身にとって居心地のよい二人だからか自然と歩み寄り。そして見つけたその時、友人の顔が彼女の首元へ向いていた。驚いたのはその彼の行動ではなく、どうしてだか、気づいた頃には引き離すように友人を掴んでいた事だった。「要ら無ぇ__おい。休みなんだどっか付き合え」最初は茶化すような友人へその戸惑いが未だ浮かんだままの拒否を、そして次には彼女へと続けたのは何故だか無性に友人と彼女を離したくて仕方が無くそんな思いからの無愛想な誘いで。友人を手放せば「行くぞ」とどこに行くかも決めていないそんな無計画のまま言葉を続けて餓鬼臭いその行動を知ってか知らずか先を歩き始めて)
(唐突に現れた彼の行動は続く行動が全て唐突なものであり、それでもお出掛けのお誘いは何時だって嬉しいのだから一も二もなく頷いて。親切で愉快なお菓子屋さんのお誘いも勿論お断りなんてする筈無く、貰ったチケットを大事にポケットに仕舞い込みながら「うん分かった!また遊びにいくからまっててね!」と手をぶんぶん振ってお別れすれば、先行く背中を追い掛けていき。少し離れてしまった距離は小走りすれば直ぐに詰められるもので、追い付いた先でえいっと大きな背中へ軽く飛び付きじゃれついて。「ビルちゃんビルちゃんお休みってほんと?どこ遊びにいく?」弾む声音は己が心中を如実に表すかのようで、指を一本二本三本と折り曲げながら、「オリバーね、ビルちゃんと遊びに行きたいとこいっぱい考えてたんだけどね、いっぱいありすぎてえらべないの!だからビルちゃんが行きたいとこ聞かせて?」こてんと首を傾げてはにっこり笑顔と共に質問を。)
(らしくない行動をした自覚が有るだけに戸惑いが大きく、モヤモヤと燻るような感情さえもが嫉妬だと繋がるには難しく。先を歩くその動きに合わせて大きく太い尻尾の先をずるり、ずるり、と引き摺って。彼女が己についてくると信じて疑わない傲慢さを持っている事にだって気付かずに当然と自惚れておきながら嫉妬をするなんて誰が聞いたって笑うに違いなく。背中に受けた衝撃も何のその、彼女の体躯くらいは何て事無く支えて「……此処じゃ無ぇとこ。ここに居たら手ぇ出したくてイライラしてくんだよ」仕事が好きな訳じゃない、と言いつつも自由を与えられてしまえば手持ち無沙汰に落ち着かない。いー、と口を横に開きながら顔をクシャりと渋めて「明日も明後日も休みだとよ。命令だ」彼女がじゃれつく行為を咎めることなくそのまま進むのはすっかり慣れた事だからか。そのまま自らの今後を伝えると全く持って無計画のそれに口を噤んで。「____適当に歩こうぜ」暗に行き先がない事を含ませて、どこ行くでもないそんな当てなき散歩とは乙女心を分かっていない表れで。それでいて気を使わない自身らしいその誘いが出来るのもまた彼女くらいであり、「ぶらっと森の中進んでりゃ何処かに出ンだろ」べ、と先の割れた舌先を覗かせながら悪戯に笑みを浮かべ大雑把な言葉を付け加えて)
ビルちゃんお仕事大好きだねぇ…。よしっ、オリバーが今だけビルちゃんの仕事の虫をおいはらってあげる!いーっぱい遊んでリフレッシュしたらね、ビルちゃんまたお仕事がんばればいーんだよ!
(どうにも不機嫌そうというか、余裕が無さそうというか。そんな相手が不思議でならず、それが己のせいでは無いと無条件に信じる位には心を許している訳で、カタカタと足らないおつむを働かせた結果本人の意図せぬ休養が理由であろうと当たりを付けて。そうして仕事を忘れてしまう程楽しませてやるだなんて気合いを入れれば、その気合いが空回りする返答にずるりと脱力。いきなり現れたかと思えば行き先のないお散歩に誘うだなんて、よっぽど休日命令が堪えたんだなあと的外れな同情をしみじみ抱いてはぽんぽんと励ますように肩を叩いて。それでも最近めっきりお喋りをしていなかった事に思い至れば、のんびりお散歩しながら会話を楽しむのも悪くないと「そーいえばね、冬に森に入ったときにぶらっと出たのは白いお城だったんだー!きれーだったけど何か変な感じだったなー。ねえねえ、じょーおーさまってふたりいるの?」少し前の記憶を掘り返して適当に雑談でも始めようかな。)
__白の女王、イカレ男だろ。城の中以外なら別に問題無ぇがあいつの城の中で会おうとすんな。あそこはイカれた奴しかいねぇ(やるべき事だと思っている仕事を別段特別に好きな訳じゃない。が、誰かがやらなければならないなら己がやってしまえば良いと考えた結果が己がやって当たり前に変わっている。事実、好きじゃないと言いながらもそんな仕事から切り離されてしまえば何をして良いか分からないのだから彼女の指摘も当たっている訳で。庭園を進む中で告げられたのは白の城にそもそも出向かない己にとって粗粗交流のない、それでいて悪い噂ばかりを聞く男について。「気に入らない奴は首を刎ねる、白の騎士だって何考えてるか分からなくて気味が悪ぃ。あんなトコ行くもんじゃねぇよ」け、と鼻で笑いつつ注意を行えばそうは言った所で彼女の好奇心が強いことは重々承知。体を彼女へ向ければ少し鋭い爪の先で細く華奢な彼女の首を引っ掻くようにスライドさせて「良いか。首を刎ねられるんだからな」凄むように脅しかけるように、裏返せば彼女が心配だからのそれを続けて。「……」そのまま無防備な彼女を見ること数秒、警戒心を持たないような人懐っこさは彼女の良さだと踏みつつも、先の悪友との距離感を目の当たりにしては良いと言いきれないようで。彼女からしてみれば余りにも唐突な、そして腑に落ちないだろう、伸ばした指先で丸みを帯びた形のいい彼女の額を前髪越しに軽く叩き「警戒心持てよ。いい奴だけじゃ無ぇんだからな」び、とそのまま先の腕を使って中指を立てて。一歩だけ先に進んだかと思えばぶっきらぼうにも彼女の手を掴んで離さないように引いて歩みを再開し森へと入って)
(/昨夜は寝落ちを失礼致しました!お久しぶりにオリバーちゃんにお会い出来たのがとても嬉しかったです…!是非またお時間がある時で大丈夫ですのでのんびりとお返事を頂ければ嬉しいです!何卒お体を大切にご無理だけ為さらないで下さいませ!)
んー、ビルちゃんが言うんならそーする。たしかにね変だった!急にみんなでおにごっこしてね?それで、えーと、えーと。オリバーがお城から出されちゃって、それでおわり!ね、変でしょー?
(釈然としないながらも、これ迄沢山遊んで貰って助けて貰った相手の言う事を素直に聞く位の分別はある様で、こくこくと頷き了解し。首を刎ねる、と脅されてふわりと脳裏に蘇ったのは床へ転がる胴体と首。冷たいお城の中でまるで現実感を抱かせなかったあの光景の意味を深読みする事が出来ないのは、今はある種救いであろう。そうして首に与えられた微かな引き攣れをきょとりとした顔で甘受すれば、こちらを見詰める視線には居心地悪く苦笑しよう。人付き合いの悪そうな彼は皮肉屋ながらも存外お喋りしてくれるのだ、珍しく黙って見詰められてはソワソワむずむず、何となく落ち着かず。長いようで短かった数秒の後、額への痛みに子犬のようにキャウと吠えれば、「もーう!いたいビルちゃん!けいかいしん?って言うのオリバーだって持ってるもん!それに、ビルちゃんならいいでしょー?」繋がれた手を強く握り直して、ぶんぶん振り回しながら首を傾げて。何がいいって、それは警戒心を持たなくったっていいのだろうとそんな確認。彼の事は既に良い人だと認識しているのだから、甘えるのだって自由だろうと浮かべた笑顔が暗に問うだろう。)
(/お久しぶりで御座います…!返信が大変遅くなりましたこと申し訳御座いません!最後のレスから随分と日が経ち、真夏日が報じられているこの頃ですが主様に置かれましてはお変わりなくお過ごしでしょうか?漸く時間が取れましたので今日はこうして筆を取らせて頂いた次第です。ただ、主様が多忙を極めていらっしゃるとの事で、こちらへの返信を急かすつもりは更々御座いません。暑い日が続いておりますが、どうぞお体大切になさって下さいませ…!)
___。(真の意味で通じたのか否か、それは彼女の反応では俄かに探り辛い。それよりも己ならば大丈夫だと言う安心を訴える、余りにも真直ぐな信頼が浮かんだ彼女の発言と無邪気な表情に下唇を尖らせて考えるような渋い表情を数秒。華奢な体をグイっと引っ張って、並ぶ木の中でも太い物を選べば其処へ彼女の身体を閉じ込める様に抑え込み。グ、と細い彼女の足の間に自らの足を差し込めば「だからお前はバカだっつぅんだ。」信頼を寄せられて確かに嬉しい筈なのに、今までであれば何の気なしに"そーかよ"なんて短い返事で返せていたのに、態々彼女に嫌われるような行動をするなんて、と自らの考えなしの行動を後悔するのは余りにも遅かった。何方に向けるでも無いその一言を呟くように告げると肩を竦めるように持ち上げてからその力を抜き「……、湖。」太陽に照らされた首の後ろをツーと汗が一筋落ちた。そのジっとりとした感触に少しの冷静さを取り戻したのか。__らしくない事をした、と気付いた時には続ける様に”きっとそれは茹だるような暑さがそうさせた”、”ギラギラと照る太陽がきっとそうさせた。”重ねる様に浮かぶのは言い訳以外の何物でもない。らしくない女々しさを自覚すればこそ、頭を冷やさなければと多くの意味合いを込めた理由にて決まった行き先を続け。じりじりとした暑さを振り切る様に空いている手を使い自らの短い髪をぐしゃぐしゃと乱すように掻き毟り。「涼みに行くぞ」ドンと彼女の足へ挟めていた自らの足を引き戻すとクイと顎を使い決まった行き先を醸すように付け加え)
(/お久しぶりです!お返事ペースは何卒気になさらないで下さいませ!のんびりとでもお相手して頂けるのがとても嬉しいです!オリバーちゃんの可愛らしさで充電をしつつ仕事に励むことが出来ております!。背後様も未だ暑い日々が続いておりますのでお体をご自愛くださいませ…!)
(腕を取られたかと思えばトン、と背中に硬い感触を感じて思わず目を閉じる。そうしてぱちりと目を開けば背後には大木、眼前には相手の身体と謎の拘束状況に置かれていて。一体彼はどうしたのだろうと疑問はあれど、さほど危機感を感じないのはひとえに信頼と幼さ故の無知であり、男女が密接するという状況にあってもきょとんとした笑みを崩す事はない。ただ、差し込まれた足だとか、聞いた事のない声音だとか、何時もとは明らかに違う雰囲気にあてられたのかごくりと小さく唾を飲み込み、これは誰だろう、なんて阿呆な考えくらいは浮かんだよう。だってこの人は意地悪なのに優しくって暖かい、そんなビルちゃんじゃない。先程の流れで馬鹿と言われる意味も分からず、まるで知らない人みたいだと戸惑っている内に、零されたのは"湖"という単語。それに更に首を傾げる事となった己をおいて、目的だけを告げて歩き出した彼の腕をぱしりと掴み引き留めてしまった意味とは何か。それすらもよく分からない儘、彼の手を握ってぐるぐる考える。「……ビルちゃん、オリバー何かした?」そうして絞り出した言葉は、やはり馬鹿という言葉を気にしての疑問で、引き留めた手とは反対の手で相手の眉間に触れれば「ビルちゃん、ここぎゅってなってた。」と不安と心配の浮かぶ表情でぶうと唇を尖らせて。湖での水遊びは大いに心惹かれるけれど、相手の異変を紐解いてからでないと思い切り楽しめないし、何より大好きな彼が苦しそうな表情を浮かべる意味を知りたかったのだ。)
(/毎度暖かいお気遣いを有難う御座います…!こちらこそ遅いペースではありますが、ビルさんとの会話を楽しみにいつも仕事に勤しむ事が出来ております!主様の所へ台風の影響が出ていない事を祈りつつ、挨拶とさせて頂きます。蹴り可)
――……、(引き留める様に手を取られれば自然と顎を引いて彼女へと顔を向ける。眉間に触れた指先の柔らかさにより一層と罪悪感にも似た苦い思いが込み上げて、ゴクリと生唾を飲みこんだ。決まりが悪そうに視線を右から左へと一度揺らし、「知らねぇ」その癖、口を付いたのは余りにもつっけんどんとした返事。それでも彼女の事を直視できないのは彼女の無垢さを十二分に知るからこそ、だからこそ彼女が己を含む他の住人に対して持つ無邪気さ故の信頼にヒビを入れ兼ねないと思うからか。「お前が思ってるより、良い奴ばっかじゃねぇんだよ」普段は上手く爪を隠しているのは自身だって同じ。であればこそ強くも言い切れない情けなさを浮かべつつ前髪を掻き毟った後にガっと掻き上げて「お前は馬鹿だからこれだけ忘れんな。――此処にはお前を平気で殺そうとするやつも、お前を女としてみる奴も沢山いる。」逸らしていた視線を再度彼女へと戻すと「俺はお前の事、この国の中じゃ気に入ってんだ。お前が殺されても傷ついてもムシャクシャして嫌だ」伸ばした人差し指で彼女の額をグリグリと押して、捻くれ者にしては珍しい本音を吐露しようか)
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