ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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此処が…
(瞼を閉じた後、己からすればあっという間に目的地に到着し、掛かる声に浅めの眠りは直ぐに覚めて。窓硝子に預けていた頭を持ち上げ、目を開いて先ず見えたのは見慣れない景色で。引っ越した事は元より聞いてこそいたが、懐古より真新しさばかりが先んじる感覚が落ち着かず、外の様子を頻りに見回して。その一分に満たない程度の仕草の後、いよいよ相手の家族と対面、という段階になって、またぶり返す動悸に眉が下がり、情けない形に表情が強張って。今までに経験の無い緊張に整えた髪をまた指で梳いたり、身体にある傷痕が服に隠れているのを自らの目で彼方此方と確かめたり、袖口を指で摘まんで引っ張ったり…そんなそわそわとした動作で気の張りを全身に顕しながら、相手にも仄かな不安の滲む声で問い掛けて)
……何か、また緊張してきた。俺、どっか変な所とか無いよね?
(/ビティスもノアさんだけですからね…あとは、周りからの入れ知恵で普段と違う事(いやに凝った口説き文句とか、お洒落とか)された時も戸惑っちゃいそうです(笑)それで今後煽られた時に、「ベッドから出られなくなっちゃうよ」って脅して(?)そうですね…そしたら可愛いって言われる事に若干拗ねながらも、「ちゅーして」とか「撫でて」とかって普段より増し増しで甘えてそうです(笑)それでカッコいいって言われてご機嫌になっちゃって、喧嘩してた事も忘れちゃうでしょうね…多分一時間くらい惚気で話し合う事になるかと(笑)ふふ、良いですねぇ。職場の仮眠室とかで、深いキスの真っ最中に物音がして…とかも当方個人的に好きですね(笑)まあ結局美味しく頂かれる事になるでしょうね。しかも「今日は見える所に痕付けられないから」って、首はひたすら甘噛みばっかの焦れったい感じで…(笑)ええ、この辺りを乗り越えたら、幸せな結婚式が待ってますね(笑))
大丈夫さ。父さんも母さんも、そしてレオも…ビティスと会いたがってたんだ。だからビティスも皆のこと、家族だと思ってくれて良いんだからさ(緊張で落ち着きがなくなってきたのかそわそわと落ち着きが無くなり、不安げな声色で問い掛けてくる相手に少しクスリと笑っては相手の両頬に掌を押し当て、自分の両の掌で相手の頬をマッサージするように優しく撫で回しながら大丈夫と出来る限りの穏やかで落ち着きのある言葉で伝えて。そして両手を頬から外して両腕を肩から背にかけて垂らすように回し、お互いの額を優しく宛がって家族の皆が相手に会いたがっていることも、これから帰るのは相手の家族の元として考えて良いんだと優しい声色で相手を落ち着かせようとし)
(/あぁ、良いですねぇ。ノアが戸惑いながら堕ちていくのがイメージ出来ちゃいそうです(笑)後は完全に自分の趣味混じってるのですが……周りが面白がって購入し、ビティス君にノアへ着せる用だとか言ってある意味アウト(履いたまま暗転出来るようなもの)な下着とか送ったりとかもあったりするのかな、と思ったりしちゃってます(笑)それ暗転中に快楽で無意識に煽ってしまったらアウトじゃないですか!是非ともやっちゃいましょう!(笑)マシマシの甘えでノアもたくさん可愛がってそうです(笑)言いあってたのも幼稚園とかでしょうし、カッコいいってテンションの上がる褒め言葉ですものねぇ……ふふ、それノアが運悪く(?)聞いてたら顔上げれない程に真っ赤にしてそうです(笑)良いですねぇ、良いですねぇ。それで慌てて用具いれとかに隠れたは良いけど顔が近いし甘い匂いがノアからするしでビティス君がDキス再開してそうです……個人的にはお互いがマフィアに行かなかった世界線でノアがビティス君の学校の学園祭とかで誰も居ない教室で逢瀬を遂げて暗転してたらクラスメートが近くを通って……的なので妄想してました(笑)それはもう焦れったさで平静を装うのに必死でその日の夜とかに二人きりになってから「…ビティス、俺、我慢出来ねぇ…」とねだってそうですね(笑)ですです!ちなみに何となくなのですが、1回目結婚式(組の面々のみでの方)よりは2回目(両家族のみの出席)の方がお金掛けてそうなイメージですね。主に会場が超高級レストラン的な意味で、ですが(笑))
(あの日から随分時を経て変わった今の己に後悔や恥は無く、当然相手の家族にも、ずっと会いたかった筈で。それでも緊張と共に渦巻く言い様の無い不安が、どくどくと心臓を鳴らしては、嫌に冷えた血を指先に巡らせ。らしくもない、否定的な言葉が口を衝きそうになったその矢先、頬が両側から温かなものに挟まれて。その小さな驚きに思わず見開いた目を相手に向ければ、懐かしい兄のような、愛おしい恋人のような、そんな優しい顔をした相手と視線が絡み)
……かぞ、く
(心地好く鼓膜を震わせ、ゆっくりと身に染みていく声に、不安が嘘のように溶けていくのを感じて。それと同時、額を合わせた相手の紡ぐ言葉の一つが、身体の中深く、ずっとずっと奥の、そのまた奥底にある柔い何かに触れた気がして、ぴりぴりと胸が痺れる感覚に堪らず合わせられなくなった瞳を伏せ。…これは、何だろう。吐息と共に零れ落ちた掠れた単語は無意識で、伏せるまま閉じた視界の内で暫し自らの鼓動と相手の温もりに身を預けていたが、やがては瞼を上げて。それから宛がわれた額へぐりぐりと己の額を擦り付けた後、曇りの晴れた穏やかな顔で礼を告げ、少しばかり相手に凭れていた頭を緩やかに引いて)
…うん。ありがと、ノア兄ちゃん。…もう大丈夫
(/それで事後、「誰に教わったそんな事」って焼きもち妬いててほしいですね(笑)あー…ありそうですね。ビティス隊の愉快犯達辺りが「リーダーさんへお近付きの印に」とかって…(笑)まあ仕事直後とかで興奮状態での暗転だと、元よりベッドから出さないつもりで抱き潰すでしょうけど…(笑)まあ最終的に、甘え増し増しのビティスに調子乗ったノアさんがもう一度頂こうとして、喰われる展開になるのがオチですが(笑)何せ年齢一桁の男の子ですからね…そしてそれに気付いたビティスが「俺のお婿さんが寂しがってるからまたね」って最大級の惚気かまして通話終了…でしょうね(笑)ノアさんの匂いはビティスにとっての甘露であり麻薬でもありますからね。もう自分でも気付いたらキスしてたくらいの勢いでノアさんの唇強引に奪ってるかと…それ、ビティス側だけがその場で気付いて、その日の帰りに「見られちゃったかも」なんて爆弾発言しそうですね(笑)ふふ、そしたらノアさんのその姿に欲情しながら、「…して良いの?」なんて訊き返して、わざと触れるだけのキスだけして焦らしてそうです(笑)ああ、解ります!一回目は何処かひっそりとした教会で慎ましやかに、二回目は正しくパーティーって感じの華やかで賑やかな結婚式にしてそうです(笑))
ん、なら行こうか(相手が落ち着いてきたのか、額同士を擦り付けてきてから確認できた晴れやかな表情での言葉に頬を緩め、軽く相手の頬に口付けを1つおとしては改めて行こうと伝えては、お互い荷物を持って相手にはお土産も持って貰い車から降りては、相手を背に隠しつつ玄関へと向かい。勿論今日かどうかは定かではないが相手の実両親のお墓参りも必ずするつもりであり、相手の実両親の墓には自分の家族より一足先に報告をしておくべきだな、なんて考えを持ちながらインターホンを鳴らし。そうすればインターホンから弟の声が聴こえてきて、それに応える形で相手が居ることは伏せたまま全員で玄関に迎えに来て欲しい旨を伝え、インターホン通話が途切れれば相手を自分の隣へ移動させ相手の肩を抱きながらドアが開くのを待って。そうしてればガチャリとドアが開き、ドアの向こうから弟と両親の姿を確認できたかと思えば当然だが3人の視線が自分の隣に居る相手に向けられ驚きの表情で固まっており、自分の手を肩から背に降ろしては相手の背に優しく当てて、安心してただいまと言って良いのだ、と言わんばかりの視線で相手にチラと目配せし)
ただいま。今日は凄いお土産だから父さんと母さんも一緒に来てくれ
(/えぇ、それはもうやきもち妬いて聞き出して入れ知恵してきた人物(ビティス隊面々であれば)の苦手な仕事をわざと多めに割り振ったりで仕返ししてそうです(笑)後は……まだ何も知らないビティス隊の新人を愉快犯組が唆してプレゼントさせるとかもワンチャン有りそうですね(笑)興奮状態だと、まず間違いなくノアはお世話されコース確定ですからね……まぁ、そんな状態のビティス君でも受け入れると言ったのはノアな訳ですが(笑)オチはまぁほぼほぼ変わらぬ結果ですからね(笑)ですです。ふふ、通話の終わったビティス君に「べ、別に寂しがって無かったろっ!」と顔真っ赤にして焦ってそうですね(笑)ですねぇ。強引に奪われて焦りと快感で色々と凄いことになってそうです……ふふ、ですね。学校と言うことでタオルなりで口は塞がれてるでしょうが「可愛い声も聞こえちゃったかもね」とかも言われて顔真っ赤にして「ばっ…び、ビティスが彼処で誘って来るのが悪いんだろ!?」だなんて慌ててそうです(笑)焦らされてしまったらもうトロットロに蕩けながら「焦、らすなぁ…は、やくぅ…」と自らねだってそうですねぇ(笑)ですです!1回目は閑静なひっそりとした教会に重要なメンバーが揃ってたからこそ敵対勢力に狙われたりするでしょうし、2回目はカーライル一家とビティス君とレイフさんだけですが人数の少なさを感じさせない豪華さでしょうね(笑))
(相手からの促しとキスに笑みを返して、荷物と託された土産とを手に、車を降りたその背を三歩程後ろからついて歩き。響くインターホンと少しのやり取りの後、相手の家族がドアを開くまでの間、肩に添う温もりに湧く甘えに、ほんの僅か身を寄り掛けて、しかしそれは動いたドアノブを切っ掛けに止めて)
…こん、にちは。えっと、その…
(隔てられた其処が開いた先には、当たり前だが友とその両親が居て、驚く三人と目を合わせた瞬間、経た年月の分朧気になっていた筈の面影が確かに重なって。蘇った懐かしさに用意していた言葉が抜け落ちてしまい、戸惑い混じりに強張った表情で一先ず定型の挨拶を告げた後、一つだけ浮かんだその単語に生まれた逡巡で声を濁し。…そう言って、良いのだろうか。そんな迷いを見透かしたようにそっと押された背に、一度相手の顔を窺えば、交じった眼差しの優しさに固まった身体が溶かされて。その感情のまま、柔く力の抜けたいつもの笑顔を改めて三人へと向けて、それを紡いで)
……ただいま
(/それで、指示出しの時に「職権乱用ですよ」とか「どうだった?」って揶揄されるのでしょうね、部下の方に(笑)「うちでの通過儀礼だから」ってにやにやしながら唆して、後日怒り半分喜び半分のビティスに直々にきつい訓練くらってそうです(笑)ビティス的には、たまに複雑な時もあるでしょうね…「いつかまた怪我させるかも」とか、「辛い思いさせたい訳じゃないのに」って(笑)ですね(笑)そしたら「俺が照れてるノア兄ちゃんちゃんと見たかっただけ」って正直に返されて、尚更ノアさん焦ってそうですねぇ(笑)ノアさんには物音や声を出さないよう必死になる中で構わず激しいキスされて、すっかり腰砕けにされてほしいですね…それで真っ赤なノアさんに「ノア兄ちゃんだって乗り気だっただろ?」って拗ね半分揶揄い半分に言い返して、最中のノアさんの真似とかしてそうです(笑)それでもう我慢ならなくなったビティスにしっかり頂かれる事になるでしょうねぇ(笑)ええ…それで争いが終わった後、避難した牧師さんの代わりをレイフさんがして、続きの誓いをさせてそうです。二回目の時は恐らくレイフさんも出資して、式専用にプロの演奏者とかシェフとか雇って滅茶苦茶豪華にしてそうです(笑))
『ビティスっ!お帰りっ!心配したんだぞっ…!!』
『おかえり、ビティス君…直ぐに迎えに行けなくて悪かったね…』(逡巡の後に漸く出てきた笑顔のただいま、その相手の言葉にいち早く動いたのは目の前の弟で。真っ先に相手に抱き込むように抱き付いてはギュウッと抱き締め、お帰り、心配していたんだと涙を流し嗚咽を漏らしつつ泣き喚き。チラと両親を見れば同じ様に再会出来て嬉しそうに涙を流しており。そして少しばかりの間抱き付いたままの弟に、モヤっとしては両親も話したい事あるんだろうから離れろと言いながら離させれば父親が相手の傍に歩み寄り、お帰りの言葉と直ぐに迎え入れる事が出来なかった事への謝罪の言葉を述べており)
(/えぇ、それでどうだったかとからかうメンバーには追加の仕事させたりしてビティス君にどうしたのか訊かれてそうですね(笑)そして新人君はちゃんと後日にビティス君に謝罪してそうです(笑)まぁ、ノアは自分でどんなビティス君でも受け入れると言ってる手前何も言わないですからねぇ……結局ノアはビティス君から与えられる快楽が好きになってしまってますからね、問題はないかと(笑)ですね、それで照れまくってそのまま深いキスされてしまうのでしょうね(笑)ですです、必死に音を出さないようにしながらも腰砕けになって漸く二人きりになれた時にはもうトロットロでまともに動けなさそうですね……そしてそんな言葉に顔を真っ赤にして帰宅中だからこそ「っ…!今は止めろよっ!!」と口を片手で塞いでそうです(笑)ですです(笑)ですね、練習したのかと言わんばかりにスラスラと進行するレイフさんに驚いたりしてそうです。そして豪華なオプションに関してはノアは終わった後にちゃんとレイフさんの所に1人で赴いてレイフさんの手配したオプション料金を自分が分割になっても支払うと言ってそうです(笑))
…うん、ごめんレオ君
(漸く紡ぎ、贈る事の出来た言葉の直後、声より先に動いた友の腕に抱き込まれ。その力強さと、すぐ傍で聞こえる嗚咽が背負わせた心配の重さを教えて、思わず目を伏せてぽつりと詫び言を返し。同時にそっと額を彼の身に預け、片手を泣きじゃくるその背に回して、緩やかな拍子で叩くのを何度か繰り返していたが、相手に互いを引き離された事でそれは終わり)
ううん。…今こうして、おかえりって言ってくれるだけで、凄く嬉しい
(続いて傍に寄る相手の父の謝罪に、数回ゆっくりと首を横に振り。だがそれは否定でも拒絶でもなく、今この時、その一言こそが何より喜ばしいと、胸をどうしようもない程満たす暖かな感情が示した仕草で。頬も目尻も満開に綻んだ顔のままもう一度改めて、今度は相手も含めてその場の全員の顔を見回した後、昔馴染みの友に一歩近付き。それから幼い頃に揶揄した時と同じ、にんまりとした悪戯な表情に顔付きを変え、片手を己の目線の高さまで上げる事でその頃の身長差を表しながら、昔と変わらぬ軽い調子で一つ話し掛けて)
…そういえばレオ君。背、結構伸びたんじゃない?昔は俺よりちっちゃかったのにさ
(/「あいつ何かしちゃった?」とか、上司の顔で訊ねられて、しどろもどろになっちゃうかもしれませんね、ノアさん(笑)ビティス的にはまあ盛り上がったので、あっさり許してあげるでしょうねぇ(笑)その内この暗転ですれ違いが起きて、ビティスが仕事終わりで興奮気味の日は一緒に寝るのを避けようとし始めそうですねぇ…(笑)もうその日は朝までどろ甘暗転でしょうね(笑)それで用具入れから出ても真っ当に動けないノアさんに、ビティスが「…此処でする?」ってもうすっかり欲情した声で問い掛けて身体を撫でていくんでしょうね……そしたら「…帰ってからならいいの?」ってわざと訊いて楽しんでそうです(笑)レイフさん大概何でも有りな所ありますからね…ふふ、そしたら「私からのお祝いのつもりだったんだけどね。…受け取ってくれないのかい?」って意地悪な言い方であしらってそうです(笑))
『いや小さい時も変わんなかったろっ!』
合ってるわ、レオはあの時ビティスよりも小さかったからな?(相手の悪戯な笑みを浮かべたままの言葉にムッとしながらそう返す弟の頭にコツンと拳を軽く当てては昔の弟と相手の身長関係を言いきって。当時のあの頃は今の弟と相手の身長差程ではないが2人の身長差は確かにあって。そんな昔の話に両親も楽しげに微笑み、弟は少しだけムウッと頬を膨らませるもすぐに笑顔に戻れば、相手に新しい家を紹介したいのか早く入って!と昔のようにはしゃぎながら相手の手を握り家の中を案内しようとする弟と、来たばっかりなんだからと窘める母にここは実家のように思ってくれて構わないしいつでも帰ってきて良いんだからなと相手に微笑む父。そんな家族の様子を見ながら相手に無言ながら行ってきて良いぞ、と言わんばかりに1つ相手の方へ頷いて見せ)
(/えぇ、それで言い淀みながらもビティス君の部下だからこそ、あまり私怨で仕事量増やさせたなんてその場で言えるわけもなくて家で話すとだけ言ってそうですが(笑)そして懲罰中の面々から大丈夫だったろ?なんて新人君への絡みがあったりするんでしょうね……ただ、盛り上がりすぎてノアはお休みしてそうなのでその場には居ないでしょうが(笑)そして一緒に居たがるノア、と……お互いの願いが両極端ですからすれ違いは仕方ないのは仕方ないんですけどね(笑)間違いなくそうでしょうね(笑)そんな欲情の声と撫でられる感覚に耐えれなくなってそうですねぇ。まぁ自宅まで持ち帰られるかその場で食べられるのでしょうが……そして顔真っ赤にしながら「…2人きり、の時だけ、な…」とすっかり折れてそうですが(笑)それは確かに分かります……そんな言い方されてしまえばノアも言い返せないですねぇ(笑))
(己の一言に眉を寄せ、言い返せば兄から軽い拳骨が飛んで。そんな兄弟のやり取りも、それを見る彼らの両親の柔らかな表情も、何一つ変わってはおらず、その懐古の情に思わず笑んだ声が洩れ。次いで目の前の光景が一気に記憶の底から引き上げた、ずっと昔の褪せた思い出達を噛み締めていたが、不意に捕らえられた手に意識は思考の外を向いて)
待ってレオ君、今行くから!
(贈られる温かな言葉の次、瞬いた視界に有るのは、何時かと同じ友のはしゃぐ顔。握り引かれた手は、まるであの日の続きのようで、それに釣られた幼い高揚に微かな吐息が零れ。うずうずと弾む感情に輝く眼差しでまた見回した四人の顔の最後、目の合った相手が頷いたのを合図に、友の手を確と握り返し。同時に、共に遊んでいた頃によく口にした文句を、満面に嬉々を咲かせながら紡いで、足を一歩家の中へと進めて。それから暫し友が行う家の案内に時折相槌を打ちつつ、二人で彼方此方歩き回っていたが、ふと頭に浮かんだ事柄に小さく声を上げ。続け様、相手と話す時とは少しばかり違う、しかし友にとってはいつも通りの些か砕けた言葉遣いで、話題の種を吹っ掛けて)
…あ、そうだ。お前最近、野球でレギュラー目指してるんだって?…どう、調子は?
(/その晩事情を聞いたビティスは一頻りけらけら笑った後「…で、教えたの?」って部下達からの質問について揶揄ってそうですけどね(笑)新人君が災難過ぎますねぇ…それから時々ビティスから「あれ、もう着ないの?」っておねだり半分にノアさんに訊いてる事でしょうね(笑)「傍に居たい」と「傷付けたくない」ですからね…何処かで妥協点が見付かると良いのですが(笑)ええ(笑)自宅に持ち帰る場合、もう玄関入った瞬間からお互いがっついて貪り合ってそうですね…そんな顔されたら、その場でキスしちゃうでしょうね。何なら「帰ったらもう一回したい」なんておねだりまでしながら(笑)改めてとんでもないですね、レイフさんは…それで「アレを贈り物に出来ないのなら、一戸建てかマンションを祝いの品にしようか」なんて言ってとどめを刺しにいく事かと(笑))
「ん、野球はまぁまぁかな。来年には絶対にレギュラー入るつもりなんだから!」(弟と共に家の中に入る相手を見送ってから自分も両親と共に家の中へ入り。そして弟は相手と共に家中を案内しながら回って粗方説明し終えれば、相手から今自分が野球部に入ってるのを兄から聞かされてたのか野球部に関することを問われればコクリと頷き、今はまだベンチメンバーではあるが来年こそは必ずレギュラーを取るつもりだと笑って話して。そして残りを紹介していき最後には兄の部屋の案内が残り。普通ならお客さんは客間とかに泊まって貰うのだが、家族も同然な相手なのだからもう流石に自分は兄と共に寝たりはしないが相手には折角だからここで寝泊まりして貰おうと、相手と兄の関係には一切気付けぬままに思いながら兄の部屋を案内し、ここで寝泊まりして良いと提案しては楽しげに懐かしいものの数々を相手に見せて)
「ここが兄貴の部屋な。ビティスはここ泊まってけよ、昔からあるおっきなベッドもあるし、ほら!これ俺と兄貴とビティスの3人で撮った写真もここにいっぱい飾ってるんだぜ?」
(/そんな揶揄いされれば「っ…言うわけ無いだろ!あんな姿…ビティス以外に知られたくないし…」と顔真っ赤にして反論しつつブツブツと自分が抱かれてる事は恥ずかしい事だから知られたくなさそうにしてそうです(笑)まぁ、時間が経てば染まりそうではありますが……おねだり半分に問われれば恥ずかしげに「あ、れは…その、ビティスと二人きりの休日の時、だけ…」といじらしい反応してそうです(笑)何か条件付けるにしても興奮状態だと意味成さないですものねぇ……まぁ結果的に何でも受け入れるノアにビティス君が折れそうな気もしますが(笑)えぇ、キスしたり痕つけたりしながら部屋に向かってそのままベッド暗転でしょう……そして学校から帰って二人きりなのを確認したらノアは剥かれてそのままでしょう(笑)住まいまで言われてしまえば慌てながら「あぁ、もうっ!分かりました、分かりましたから!あれをお祝いとして受け取りますっ!」と降参したと言わんばかりになりそうですね……まぁ、仮に断ったとしても2人の新婚旅行中にレイフさんの手配により豪華な完全分離型な3世帯住宅(ノアとビティス、ノア家族とレイフさんが余裕もって住める)が建築されていってて、それ知ったノアが「あの時断ったのに…!」とか頭抱えてそうではありますが(笑))
(此方からの問いに返ってきた答えへ相槌を打った後、頑張れよ、と友の背を軽く叩く事で応援の意を伝え。次いで残った家の紹介にまた一歩後ろをついて歩き、最後に案内された相手の部屋に足を一歩踏み入れては、ぐるりとその中を見回し。続けて、友からの願ってもない提案に上がる口の端を自覚しながら頷き)
おう、そうする。……わ、すご。これ、あの時の…
(嬉しさの滲む声でも提案への了承を告げた後、視線を誘導されるまま、彼の示す方向へと向ければ、随分と賑やかな其処が視界に入り思わず瞬いて。眠る姿や泣く姿、共に遊ぶ姿など、何気無い日常を収めたそれらを順に指で追いながら、あんな事をした、こんな事もあったと友と想い出話に花を咲かせて。だがその最後、終わりに辿り着いた写真に指も口も止まり、少しばかり苦しげに顰めた眼差しでそれをじっと見詰めて)
……懐かしい、なぁ
(その写真に書かれた日付は十二年前の夏。奇しくも、あの事件の前日。其処に映っているのは、アイスを片手に満面に笑う、何も知らない幼い自分。眠ればいつも通りの明日が来ると、根拠も無く信じるその笑顔を爪の先でなぞっては、胸を刺した形容出来ない感情を洩れかけた吐息ごと零した呟きに籠めて。それから写真にばかり向けていた顔を友の方へと上げ、また昔と同じ朗らかな笑顔と楽しむような音色で、彼に問いにも似た言葉を紡いで)
写真、また三人で撮りたいな
(/そんでそんなノアさんにきゅんときたビティスが「ノア兄ちゃんは俺のお嫁さんだもんね」って嬉しそうに笑って抱き付いて、目一杯すりすりとキスして戯れてそうです(笑)ええ、染まらざるをえないと言いますか…「お休みなら良いんだ?」って後日改めておねだり(現物の下着持ってくる)してきそうです(笑)多分ビティスが折れるけど、悩みに悩んで「仕事終わりにそういう事する時は、せめて(最中傷付けないように)俺の口か手を縛った方が…」とか斜め上に拗れた妥協をし始めるかと(笑)その日の暗転はひたすらお互いに求め合ってそうですねぇ…ふふ、ですね。学生(思春期)のビティスなら尚更欲求抑えられなくて、「もう一回」が多くなりそうです(笑)レイフさんならやりかねませんね…「家族ぐるみのお付き合い、というものを一度してみたくてね」なんて感じで…家族にも全面的に協力(口止め)してもらって、とんでもサプライズにしてそうです(笑))
「勿論写真、3人で撮ろうぜ!」(兄と相手と3人で過ごした喜怒哀楽の記憶を余すこと無く撮った写真は、相手が最後に見ているあの夏の日の写真がラストでそれ以降更新されていない。勿論自分と兄の写真も、そして3人で撮った写真もそれぞれ写真立てのものとは別でアルバムに収まってるがやはり3人で撮ったものの方が少なくて。だからこそ、昔のような朗らかな笑顔と楽しんでるような色の声で告げられた問いのようにも思われる提案に勿論と頷いては3人で撮ろうと相手の言葉に賛同を示して。勿論自分もしたいと考えていたことだからこそ諸手を挙げて喜ばんとしており)
2人ともここに居たか。ご飯食べようって母さん言ってたぞ(親には今の自分の現状を嘘をふんだんに織り混ぜて、以前働いていた会社は買収され買収元の子会社になったのだと話して。そして嘘にまみれた近況報告を終えればそろそろご飯にするから2人を呼んで、と言われたので了解として探しにいき。何処にいるかと探していれば自分の部屋として宛がわれてる部屋に2人が何やら楽しげにしてるのを見てすっかり昔の仲良しな2人になってるのを見て安堵しつつ声をかけ。そうすれば弟が反応してくれ、相手に促してるのを見てすっかり昔のように接してるのが嬉しくてつい頬を緩ませ)
(/擽ったそうに戯れていたノアが快楽に弱ってそのまま暗転してそうです(笑)まぁ、染まったらノアもビティス君も新人だからと気にせず対応できますけどね……現物ありの再度のおねだりに顔真っ赤にしながらも何だかんだ頷いて身に付けてあげるのでしょうね。待ってるのは暗転でしょうが(笑)それでも結局いつものような暗転に落ち着きそうではあるんですよねぇ。興奮状態のビティス君なら拘束あってもノアが啼いてる間にアッサリ自分で解いてそうですし(笑)ですね……学生ですから欲もすぐ溜まりそうですし何より毎日一緒にいますからビティス君にほぼ毎日のようにもう一回(n回目)のおねだりされてそうです(笑)ですよねぇ……「家族ぐるみの意味が微妙に違う……!」と溜め息溢してそうではあります……まぁ、何だかんだカーライル一家はノリは悪くないので実際に新築住宅のことは黙ってそうですし、一度家族で纏めて引っ越してますから引っ越しにもあまり抵抗無さそうですから(笑))
(悩む事無く返される友の肯定に、昔遊びに誘った際の事を思い出して、笑みは更に深まり。こうして彼と話す程、時間が逆巻きに動いているような感覚が強まって、だが不快さより心地好さが身を包むそれに、会う前の緊張など何処かに吹き飛んで。…もっと話したいな。この時間をもう少しだけ長く味わいたくて、また何気無い言葉に口を開きかけた矢先、相手の声が己達の居る部屋に響いて)
はぁーい
(友が声に反応するより僅かに遅れて自身も気の抜けた返事を返し、次いで促しに頷きで応えて部屋の出口へ向かい。その途中、ふと見上げた相手の顔は懐かしい色に綻んでいて、それに思わず数秒視線がピン止めされて。それから一つ瞬きをした後、すっかり柔らかくなった表情と悪戯に跳ねた声で問いながら、伸ばした人差し指で相手の頬を軽くつついて)
……なぁに、ノア兄ちゃん。良い事でもあった?
(/良いですねぇ。すっかり火の点いちゃったノアさんからもしっかりめのキスされて、好き、可愛いって尻尾振って戯れてたビティスが「…したいの?」って急に触り方を変えて余計に快楽を煽ってそうです(笑)むしろ目の前で当たり前のようにいちゃついてるでしょうね…そりゃあまあ、そういう事は大前提というか、「今日えっちする時これ着て」くらいの直球ストレートおねだりだと思います(笑)まあ、ですね…むしろ、ノアさんが最中に「ビティスに触れられたい」とか「キスしたい」とかって外しちゃいそうな気もします(笑)なんなら身体繋がったままでおねだりしてそうですね。お互いがお休みの日は、もう朝からそういう事を期待してデートの待ち合わせしてそうです(笑)これにはビティスも何とも言えない顔で放心してるでしょうねぇ…そんなカーライル一家の要望と、レイフさんの希望、(こっそり会話で引き出した)ビティス達の理想をふんだんに詰め込んだ所為で、とんでもない家が出来上がってそうです(笑))
ん…あんだけ不安がってたビティスが前と同じな接し方出来るようになったのが嬉しくてな(部屋を出る前、自分の顔をジッと見ていた相手に何か顔についてたかな、なんて考えながらそれを問わんとするも相手から悪戯っ子のような声色で問われた言葉と、すっかり普段の…幼い頃の相手と変わらぬ表情に出かかった問いは引っ込み、フフッと微笑みながらワシャッと相手の頭を軽く撫でながら揶揄い混じりに家族と会う前の相手の様子を引き合いに出しながら問われた内容への解答となる理由を話して。そして相手と共にリビングへ降りれば、母の手料理やデリバリーで頼んだであろうピザなどが並ぶテーブルに並べられた席は昔と変わらぬ位置であり、左から既に着いてる弟と自分と相手、といつもの席順に並ぶ椅子に懐かしさを思い浮かべつつ相手を促しつついつもの定位置に座り)
(/ふふ、良いですねぇ。快楽煽られたら「言わなきゃ、ダメか…?」と堕ちた表情と声で問い返しそうですね(笑)えぇ、それで戸惑う新人君に先輩らが「これがこの二人のいつものだ」とか言って諭してそうです……ふふ、ド直球ですねぇ。まぁ、ノアも嫌ではないですからやっぱり恥ずかしげにモゴモゴしつつもちゃんと身に付けるでしょうね(笑)ああ、その展開もあり得ますね。それでビティス君も拘束が解けた反動で結局そのまま激しく、なんて流れでしょうね(笑)えぇ、ですね。間違いなく。あり得ますねぇ、その日は自宅でか、少しでも遠出した日はラブホにお泊まりした上でしてそうです(笑)それはもう仕方ないかと……間違いなくとんでもない家になりそうですね。敷地自体も広大に取って同じ敷地内に建物かそれぞれありそうです(笑))
……へへ、そっかぁ
(答えの前、己を撫でる手に軽く首を傾ぎ、だが紡がれた言葉に動きを止め。ほんの少し気恥ずかしげに頬が染まって、けれども相手に釣られて笑う声が洩れて。背伸びした頭を相手の掌に押し付け、その表情を誤魔化すのと同時に、納得の相槌を打って返し。次いでリビングへ向かわんと意識を相手から逸らした途端、鼻が捉えた匂いに表情を期待に輝かせつつ、共に其処を移動して)
わ、おいしそう…!
(歩む間も誘惑するように漂う食事の香りに空腹を自覚し、服の上から自らの腹を緩く押さえて擦り。その次、到着したリビングにあった期待通りの光景に、思わず感嘆混じりに言葉を零した後、昔と同じ席順に並ぶ椅子へ、相手を自分と友とで挟んで座り。最後に此処に座った時よりも目線は高く、しかし目の前の景色は懐かしく、得も言われぬ情を上がる口の端に示しながら、食前の挨拶を皆と共に告げ、食事を開始して。先ずは直ぐ傍にあった相手の母の料理を口に運べば、馴染んだ味が舌に染みて、声にならない言葉以上の感想を、至福とばかりの面持ちに表して。そうして口いっぱいに物を詰める形で味を堪能していたが、ふと、彩りに使われたのだろう小さなトマトが目に付いた途端、眉が寄って唇も結ばれ。その苦手な赤く丸いものを、フォークを使ってそっと相手側の皿の端に転がして)
(/問い返すその表情がもう堪んなくて、答える代わりにキスして首を噛んで暗転…でしょうね(笑)その諭してる側の顔は諦めの表情でしょうね…それでその日一日ビティスに可愛い可愛い言われながら、甘ーく愛される事かと(笑)痛みと快楽の物凄い嵐に朝まで滅茶苦茶にされて、翌日反省にしょんぼりするビティスに甲斐甲斐しくお世話されるまでが1セットですね(笑)夏休み中や連休中なら、デートで遠出→ホテル連泊で、家族や友人達に内緒で一日中お互いを愛し合ってそうです(笑)ええ、各々の家自体がもう大きくて、庭なんかも全力で走り回れるレベルで広そうです…(笑))
(相手を交えた食事、自分自身は一年振りとは言えどその都度食べてるし、帰る際には作り置きの母の手料理を渡されたりしていたこともあり懐かしさを感じるかと言われると何とも言い難いが、チラと隣へ視線を向ければ至福な表情を浮かべる相手の様子に嬉しさから頬が緩み。そして家族や相手と食事をしていればふと、相手のフォークが此方へ僅かに動いたように見え、チラと視線だけを向ければそこには赤い実が相手の皿から此方の皿の端に移動しており。勿論、それがトマトであり相手が未だ苦手としてるものであることは確認できたため、昔と変わらず何も気付かぬ振りをしながらフォークで自分の皿に運ばれた小さなトマトを刺して自然な流れでパクリと食べて。そうして食事をしていれば出てくる話題は当然相手の事となるわけで、どうやって自分と相手が再会したのかという話題を父親から振られ、相手が答えるよりも自分がした方が早いだろうと事前に相手と擦り合わせておいた嘘の回答を軽く微笑みながら話して相手は同意等の簡単な応じ方で済むようにして)
あぁ、俺が働いてたとこが買収されて子会社になってさ。その後は暫く子会社の社員として働いてたんだが、少し前に親会社に呼ばれてさ。その部署での上司になったのがビティスだったんだよ
(/ですね、それはもうたくさん食べられるでしょう(笑)えぇ、被害者が増えたか…的な感じの諦めと呼びに行くときの擦り付け先が増えた的な考えしながらの諭しでしょうね……ですね、それで何度かそんなこと繰り返してる内に(実戦に出る必要のない)仕事ある日にすら身につけて、休憩と称して2人でイチャイチャする時にビティス君にバレてしまうのありです?(笑)ですです。それで、俺は大丈夫だから、とノアがビティス君にお世話されつつ、甘えながら言い聞かせるんですね?(笑)ですです。学生の場合でも似た経路通ってそうです(笑)分かります分かります。それで流石にこれだけされて自分が関われないのも、とかメンテとか諸々考えてノアが使用人を雇って各家に配属させてそうです(笑))
(己の皿の端から隣の皿へと移動したそれが、相手の口に運ばれたのを横目に確認した瞬間、眉間に寄った皺も解けて。だが、その一連に気付いたらしい友に目配せと表情のみで揶揄われ、それに舌先を出して音無く反論し、相手を挟んでの無言のやり取りを行って。そうやって昔さながらの食事風景を広げていたが、ふいと振られた話題に目線はそちらに戻り)
う…うん、そうそう。えと、それで……俺の親代わりになってくれた人が、その、親会社の責任者でさ…ノア兄ちゃんと一緒に働けるように、色々気を遣ってくれたんだ
(これから嘘を吐く、と意識した瞬間手に持つフォークの動きが止まり、何も飲み込まない喉は反して微かに上下し。しかし己が口を開くより先、相手が答えてくれた嘘に気負った荷が少し下りて、僅かに強張っていた顔は和らぎ。その勢いのまま相手への同意に何度か頷いた後、数秒の思考の濁りを落としてから、暈しを混ぜた真実を相手の言葉に付け足し。その最後、再会の瞬間に巡った素直な感情を、困り笑いにも似た眉の下がった面持ちと、その場の誰にともつかない物言いで静かに、幸せそうに零して)
……俺、最初にノア兄ちゃんと再会した時、凄くびっくりしたけど、凄く嬉しかったよ。…それに今だって、これは夢なんじゃ、って思うくらい嬉しくて、楽しい
(/ふふ、いつものパターンですね(笑)惚気といちゃつきを止める事は出来ませんからね…ありですね!!いちゃつく時に丁度腰の辺り触ったら、服越しに下着のラインが解っちゃって、「…あれ、履いてきたの?」ってビティスが何やら嬉しそうなにんまり顔してそうです(笑)それである程度落ち着いてから、「次は優しくする」って一通りお世話の終わったノアさん抱き締めて更に甘やかすでしょうねぇ(笑)ですね(笑)それでビティスもそのメンテ費用等々を半分出資してそうです(笑))
…勿論、俺たちだってビティスと再会することが夢だったからな。まぁ、社長の息子になってるから引き取る、ってのは出来なくなったけどここはビティスの実家でもあるんだから俺に気を使わずにここに帰ってきて良いんだ(相手の自ら紡ぐ話に何とか嘘は吐けてると思いながら何か誤って言った時に助太刀すれば良いかと相手の紡ぐ姿を止めずに聞いてれば、紡がれる幸せそうな言葉とその表情につい自らも頬を緩め。そして、自分と同じように嬉しげに相手を見詰めてる家族に軽く目配せをして視線のみで自分が代表していう事に許可を取れば口を軽く開き、家族を代表し相手との再会が家族全員夢であり、今その夢が叶ったのだと話し。そして軽く笑いながら、家族として引き取る事は叶わないが、まだ結婚により家族となることになる可能性には触れないながらもここが実家であること、家族なのだから今後は自分に気にすることなく自由にこの家に出入りして良いのだと話して。そうすれば母がちょっと待ってて、と立ち上がり中座し母の部屋に入って数分後、戻ってきた母は席に戻り、相手の幼い頃の写真が保存され、相手両親からの手紙も挟まってるアルバムと相手両親の現金遺産、生命保険、火災保険、相手の学校生活用の貯金等…それらに一切手がつけられてない相手名義の通帳を相手の方へとスッと差し出して相手の両親の遺産、遺品の一部だと話して。勿論自分は相手にかなりの額のが相続されることは知ってたが、あえて相手には何も言わずに黙ってたこともあり相手が初耳であるのは知ってたからこそ相手の)
「これ、ビティス君にご両親が遺されたものの一部よ。この通帳はアルバムに挟んであって、そこにビティス君に受け継がれるお金を裁判所が証人となっていれておいてたの。良かったら、受け取ってくれるかしら?」
(/えぇ、いつものやつです(笑)ですです。通常扱いされだした新人含めての押し付けあいです……ですよね!それで触られた時にバレたと顔真っ赤にしててニンマリ顔で聞いてくるビティス君に「…その、方が少しでも、手間が減るだろ…?」と抱かれることを自覚してるような言い回しをするんでしょうねぇ(笑)そこまでワンセットですね。そして仕事(戦闘)終わりのイチャイチャ(?)の流れは何度も繰り返してしまうんでしょうね……主にノアが主導となってでしょうけど(笑)学生の間は特にラブホにお泊まりが多くなりそうですね。ノアが社会人になってからは普通のホテルとかも挟んだりするんでしょうけど(笑)まぁビティス君の出資に関してはノアとちょっと喧嘩(ノアを押し倒して暗転で制圧決着)はありそうではありますが……ノア家族は一般家庭ですから使用人がいる生活に少し戸惑ってそうではありますね(笑))
……うん
(己の言葉へ返ってきたそれに、これから先の明朗な未来が見えて、胸が皆からの温もりで満たされ。弛む頬も仄かな熱を持つのを自覚しながら、ゆっくりと頷きを返した直ぐ後、不意に席を立った相手の母に軽く首を傾げて。言われるまま着席している其処で待つ事数分、戻ってきた彼女が己に差し出した物に視線は誘われて)
お母さんと、お父さんが…
(大きなアルバムと、小さな通帳。それらが何であるのか理解した瞬間、その二つに伸ばしていた手を、逡巡から触れる直前に一瞬止め。だが、受け取らないというのも何か違う気がして、恐る恐る、割れかけの硝子でも扱うようにそっと、震える両手で持ち上げ自身の膝に置いて。些か年季は入っているが綺麗なままの、柔らかな若草色をした革表紙を掌で撫で、無意識と呟くその顔は何処か苦しそうな、困ったような色に染まって。それからぐるぐると身の内に渦巻く不安に似た躊躇いに鈍い指先で、閉じられた頁をそろりとなぞった後顔を上げて。それはいつも通りに誤魔化したようで、けれども消しきれない動揺に明白な程弱く揺れる声と目で、その中身と向き合う事を後回しにせんと提案して)
っ…あ、とで。その、ご飯、終わってから…それから、アルバム、みんなで見よう
(/それで、その日の事後には「この先もずっと、ノア兄ちゃんのそんな姿、誰にも教えないでね」って胸元にすりすり頭擦り付けて甘えてそうです(笑)新人さんの回避能力が鍛えられますね…そんな可愛い顔されたら、ビティスがじんわり欲情してきて、「此処で抱いちゃうよ」ってそのまま服の中に手突っ込もうとしちゃいそうです(笑)ふふ、そしたら定期的に仕事終わりの暗転について話し合いの場がもうけられてそうですね…毎度ノアさん優勢で終わるでしょうけど(笑)ノアさんが仕事の出張と称して家を出て、其処にビティスが訪問する形が多そうですね(笑)その場合、最中の訳解んなくなってる時か、事後でくったりした意識の曖昧なノアさんに承諾を取らせる感じでしょうかね…最初の内は使用人相手に変にぎくしゃくしちゃいそうですね(笑))
あぁ。そうだな…ったく、母さん。いま渡さなくたって良かっただろ?
「あ…ご、ごめんなさいね…お二人がいた頃にビティス君が20歳になったら渡したい、と言ってたからつい…」(相手の恐る恐ると伸ばして受け取る手、苦しげな困ったような表情、それらを隣ですぐに気付いては優しくその背を撫で。そして明らかに動揺してるらしき相手の姿に眉を下げつつ相手の後回しの提案にいち早く賛成の意を述べては頷き、母親の方へ呆れた表情を見せ、同じ色の声で苦言を呈しつつもう片方の手で相手の頭を優しく撫でて。勿論、相手にとってすれば喪った事を思い出してしまうそれらは今じゃなくても良かっただろうに、そう思いながらの言葉は母に届いたのか少し申し訳なさそうに謝罪していて。明らかな相手への擁護ではあるものの、久しぶりに会えたのだから大袈裟でも父もそうだぞ、気持ち良く食べさせてやれよ。なんて言っているのが聴こえてくれば何とか相手との距離の近さは相手を心配すると言う様子にしか見られてなさそうで安心し)
(/ふふ、やはりノアを抱いてる時との可愛さギャップが良いですねぇ。そんなこと言われれば「他のヤツに教えるわけ、無いだろ…」とノアが恥ずかしげに呟いてそうです(笑)ですです。言葉で回避するか物理的に回避するか、どちらにしても鍛えられそうです……ふふ、二人きりの時で人が来ない状況ならそのまま抱かれるでしょうし、万が一他のメンツのいる場所でのヒソヒソなら必死に止めながら「二人、きりじゃ、なきゃ、嫌だ…」と囁くように誰もいない部屋でならして良いからと言ってそうです(笑)えぇ、「俺は全く気にしていない」「嫌な気分だったり辛い気持ちにはならない」等々で罪悪感を減らしていくのでしょう(笑)ですね、何だか○倫の言い種みたいに見えますけどただの純愛ですから別の意味で変わってる(褒め言葉)んですよね(笑)ですです。しかもシてる時の記憶も残ってますから言ってない、といえないと言う……今まで普通に暮らしてた一般家庭が急に使用人の人が雇われてる状態ですからね。まぁ、何だかんだカーライル一家の家はそこまで大きな家と言う訳じゃ無いんでしょうけど、母親が料理の関連で仲良くなって次第に父と弟も慣れていくのでしょう(笑))
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