ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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っ…(レイフからの忠言や助言に少し肩が揺れ息をのみ必死に頭の中でそれを聞き入れようとしつつも、その言葉に反論を告げたい自分が拒否をしたい気持ちもあり。ただとにかく会えたら謝る、それに関しては完全に頭の中で決めていることであり、それだけは変わらぬ決意で。そして到着しレイフにより促されるがままに入室した部屋、勿論入ったのは初めてなのだが無意識に相手を求めているからなのかゆっくりと歩くその足の向かう場所は相手のいる寝室で。そしてその部屋のドアの前に辿り着いてはノブに手をかけゆっくりとそのドアを開き)
…ビ、ティス…(明かりのついていないその部屋、唯一の廊下からの明かりで分かるベッド、そしてその上で丸くそこに居ることが分かる様子に、あぁ…俺がこうしてしまったんだ、そんな後悔がまた頭の中を過りながらもただただ相手の方へ歩み寄るその足は止まらず、寝室のドアを開けたまま布団の中で丸まった相手のいるベッドの傍まで歩み寄るとその場にへたりこみ、また拒絶されるかもしれないという不安から震える声で相手の名を紡げば相手の背と思われる所へ優しく手を置き、震える声のまま謝罪の言葉を紡ぎ)
ビティス、ごめん…色々、伝えそびれて…ビティスのこと、怒らせて…ごめん…!
(/ですです!それで隣で「ん、美味しい」って感じで笑うドルフとそれを見て自分でも味見する時に同じスプーンを無意識に使ったりしててほしいです(笑)良いですねぇ、それで惚気で返されていつもの調子で制したりしててほしいですねぇ(笑)まぁ、万が一寝てしまってもきっと翌日はビティス君は(護衛任務明けで)お休み貰えてるでしょうし、ノアも休みを合わせて取ってたでしょうから……翌日をノアのこと自由に出来るみたいな感じにしちゃって良いと思いますよ(笑))
(真っ暗な中で唇を噛み締め、溢れかけた雫はシーツに押し付け、感情に流されまいとじっと蹲る中、不意にドアの開く音が響いて。そのまま近付く足音に意識は向き、警戒に身が強張った直後、己の名を呼ぶ相手の声と、丸めた背に感じた重さに身が微かに跳ねて疎み。何で此処に、と疑問が膨れ、だが更に続いた詫びを理解した瞬間それも吹き飛び)
っ……何で、ノア兄が謝るの。…俺が悪いのに。ノア兄の話も聞かないで、嫌いなんて言って、突き飛ばした、俺が…!
(喉に詰まった音が一瞬の息苦しさを生んで、それでも何とか吸い込んだ空気でそれを幾らか飲み込み。未だ顔も見せずにぽつりと零した呟きは、家での時と変わらず怒りを含んだような低さと揺らぎが滲んで。独り言にも似たそれが徐々に声量を増して唇から落ちる度、再び火の点き始めた感情は、衝動的に背にある手から逃れんと身体を突き動かし、藻掻いて、ほんの少しの距離を置いてベッドに座る形に体勢が変化して)
怒らせてごめん、なんて違う!…怖いとか、悲しいとか、痛いとか、怒ったとか…あの瞬間に思った事をそのまま伝えてよ。俺、ちゃんと受け止めて、その全部に謝るから、だから……っ
(身体ごと向き合わせた顔は再燃した感情の昂りで染まり、眉も思い切り寄せられて。上がった勢いのまま飛び出した詫びへの否定を相手に叩き付け、続けて交わった視線が潤んでいくのを顔を伏せて隠し。次いでまた訥々と、時折しゃくってしまう息に阻まれながら、告げるそれは己の願望とエゴで。けれども一度紡ぎ始めてしまえばもう止められず、その自らの幼稚さへの憤りと悔しさに身には力が籠り、触れるシーツを強く握り締め。そうして浮かぶまま口を通して投げていく想いは次第に感情に追い付けなくなり、多くの言葉が形を失った代わりに、狭まった喉から、きゅう、ともどかしげな切ない音だけが洩れ。そこからは何を言う事も出来なくなって、只俯いた先の己の手元を睨み付け)
(/ふふ、良いですねぇ。ドルフ君に味見させた直後に、そのまま無意識に自分も同じスプーンで味見して、動揺するドルフ君に「どうした?」って訊いちゃってほしいですね(笑)惚気が始まった瞬間いつも通り「言わせねぇよ」っておでこ叩いて、お礼の菓子折を押し付けていくかと(笑)ふふ、それならこの日の内はちょっとのんびりいちゃいちゃして眠って、翌日何かのタイミング(おはようのDキスあたりとか)でお互いにスイッチ入った時にノアさんを食べちゃいましょうか(笑))
っ、ビティス…(相手のもがく様子に布団越しの相手から手が離れ、勢いそのままに告げられた相手からの言葉に改めて相手の名が漏れ落ちて。そして身体ごと向き直った相手からの告げられた言葉に相手も自分の事を考えてくれ、そしてそれが辛かったんだ、そう感じるとジワリと目頭が熱くなるのを感じ。そして、やっぱり俺にはビティスしか居ない、そんな思いから再会した時と同じくガバリと相手の身体を相手の腕ごと抱き締め相手の肩に顔を埋めながら涙を必死に我慢するような震え声で自分の感じた素直な感情をただただ吐露して)
俺、ずっとビティスが仕事で居ない間待ってた、連絡くれるんじゃないかって…夜中も声が聞きたくて待ってた…でも、中々連絡来なくて…ほんの少しでも電話で声が聞きたかった…だから、今日帰ってきてくれた時、凄く嬉しかった…でも、突き放されて…連絡もなかったから嫌われたんじゃ、って思ったら…凄く、寂しかった…!
(/良いですねぇ!それでドルフには恥ずかしげに「その…凄く嬉しい、んだけど…」と間接キスの事実は口にしないままに恥ずかしがって欲しいですねぇ(笑)そしてそんな光景を他の面々が見て「あぁ、いつもの光景だ」みたいな感じに思って貰いたいですね(笑)了解しました、多分ノアからおはようのDキスする気がするので逆に攻めちゃってくださいませ(笑))
(言いたい事が幾つも頭の中に渦巻いて、けれどもそれらはどれも音すら成せず、呼吸を欲する魚の如く開閉する口が空振りするばかりで。もどかしさが募る最中、耳に入った己の名に恐々と顔を上げた瞬間、力強い拘束を受け。驚きにぱちりと瞬く視界に相手は映らず、肩の一方には重みが乗って、身体は己以外の体温が伝わって。背に回されたそれは恋人の腕だと気付き、抱き締められたと理解した次には、その鼓膜に震えた声が届いて)
うん、うん…っ、仕事の間連絡も入れずに、ノア兄をずっと待たせて、ごめんなさい。今日帰った時あんな酷い事して、寂しい思いさせて、ごめんなさい。……ノア兄の事、たくさん傷付けて…っ、本当に、ごめんなさい…っ!
(吐き出されていく言葉をゆっくりと噛み砕き、それが己に染みていく度、沸騰していた怒りは緩やかに冷えて。有りの儘告げられていく相手の感情の一つ一つを丁寧に、慎重に、己が返す真っ直ぐな詫びで包み。その途中、漸く受け止められた想いへの嬉しさを感じるのと同時、それほど相手を追い込んだ事への後悔が頭全てを支配し、抑え込んだ筈の雫がぼろぼろと目尻から溢れ落ちて、声までも濡らしてしまい)
……もう傷付けないように、寂しい思いもさせないように、俺、目一杯頑張るから。……だから、これから先も、俺とずっと一緒に居て、ノア兄…
(恋人の不安を、寂しさを、己の手指でも拭いたくて、しかし確と抱かれた身は思うようには動かせず、その代わりとして頭を少し傾ぎ。直ぐ傍の薄茶の髪に頬を擦り寄せ、両手も相手の服の腰の辺りを何とか掴み、自分から身体を密着させて温もりを分かち。そうする内に喉の奥に流れた涙を飲み込んだ後、再び開いた唇から、何処か怯えに似た揺らぎと吐息を含む音で、一番形にしたかった願いを、懸命な約束と共に伝えて)
(/ふふ、それでその場は首を傾げるだけだったテッドが、食事中か片付け中にふと気付いて、「……そういう事か」って遅れて赤面するのも良いかと(笑)テッド達も一回冷戦状態になればぴりぴりしてそうですし、そのいつもの光景で周りも安心する事でしょうね(笑)了解です!ふふ、また「今回こそは抱きたい」と意気込むノアさんに気持ち良くなってもらいましょう(笑))
ん…んっ…!当然だっ…ずっと、俺と一緒に居てくれ…!(ただただカッコいい兄で、相手の大人の恋人で、そんな事を一時期は夢見ていたものの、もうそんな事を考えるだけの心の余裕はなくなって、ただただ寂しくて相手を求め、相手が居ないとダメダメな寂しがりな恋人となった自分が居ることに気付かされ。それでも、相手を抱き締めてるとやはり落ち着くし今にでも相手の温もりだけで寝落ちしてしまいそうで。それでも相手の紡ぐ詫び言葉や願いや約束、それらを聞いていれば言葉にならぬ声を出しつつコクコクと必死に頷き我慢していた涙が溢れ落ちだし、自分からも願いを紡げば声にならぬ嗚咽も漏れ出てそのまま相手を抱き締めたまま少しの間相手の身体の温もりを感じ取ればそこで漸く相手の腕ごと抱き締めていたそれを緩め相手の顔の方をやや隈の残る泣き腫らした目で見やれば自らの決意と寂しがりである自分を一切隠す事の無いおねだりを弱々しい声で伝え)
…俺がもし、護衛任務とかでビティスから離れる時は、絶対どんな時でもビティスの声聞きたくて連絡すると思う…だから、ビティスも、また護衛任務あったら、待ってるから…いつでもいい、から連絡、ちょうだい…
(/良いですねぇっ!それで赤面したテッドさんにつられてドルフも思い出し照れしてて欲しいですね(笑)ですです、まぁいつもの光景と言ってもビティス君&ノアは甘々でそれを諌めながらもたまに少し甘くなるテッドさん&ドルフですからねぇ……案外他の隊員はたまに何処かへ恋を求めるようになるかもしれませんね(笑)えぇ、ですが今回のノアは寂しがりが混じってますからビティス君から愛情注がれれば簡単に堕ちますからね(笑))
(返ってくる返事に満足気に目を細め、顔を埋めた髪から漂う柔らかな匂いが身体の強張りもすっかりと解いて。そこから暫しの間、相手を撫でられないなりの慰めとして、肩に染みる雫の温さと背を強く抱く手の好きにさせた後、緩んだ力に気付き相手を見遣り)
……うん。絶対連絡するから、俺の事、ちゃんと待っててね
(互いに濡れた瞳を合わせ、恋人の紡ぐ一言一句を何一つ零すまいと耳を傾け。…会えない時は、声を聞かせて。そんな相手からのおねだりが、珍しく、そしてあまりに細やかなそれが愛おしくて、自由になった自らの両腕で相手の身を絡め取り。向き合わせた顔を甘く染めてにやけさせつつ、小さな頷きと共に約束を結んで、溢れる感情のまま相手の目尻に唇を寄せ。その赤く腫れる両側ともにキスをして、自身の唇に付いた塩気を舌先で舐め取る数秒の間視線を混ぜた後、最後に唇同士を触れ合わせんとまた顔を近付け。しかしそれを叶える直前、部屋の外、通路の方から響いた物の落ちるような音に、動きは止まり。警戒に再び強張る顔を物音のした方向に向け、少しばかりの間そのまま油断無く視線を巡らせていたが、それ以上は何も起こらず、一先ず身に入れた力を抜き)
…ノア兄ちゃん。家、帰ろう。もっと、しっかり落ち着ける所でさ…その……
(それから先の無粋な音へ低い唸りを洩らしながら、今度は此方が相手の肩に顔を埋め、押し付けた額をぐりぐりと擦り付けて。邪魔が入った、とその不機嫌さを示す仕草の合間、相手にねだる呟きを伝え、だが途中で不自然に言葉が消え入り。僅かな間口をもごつかせ、その不明瞭な言葉に代わって背に回した腕の力を強めて。ぎゅ、と早い鼓動さえ伝わりかねない程に身体を密着させて相手を腕の内に閉じ込め、ついでに耳まで熟れてしまった顔をその行動で隠し、そうしてようやっと今己の思考を侵す独占欲を、湧き上がる羞恥にか細く弱々しい声で相手の耳元に囁き)
…………俺のノア兄ちゃんを、独り占めしたい、から
(/「今更間接キスくらいで」って吐く悪態も勢いが無くて、お互いにその日一日ずっとそれ意識してたら尚良いですねぇ(笑)……他の隊員さん達に幸多からん事を祈りましょうか…(笑)ふふ、それならしっかりじっくり愛情を注いでいかなければなりませんねぇ(笑))
っ…(自分の隠したかった弱みをさらけ出せば相手の腕に身を取られながら嬉しげに約束を結ぶその様子に、改めて相手から離れることなんて出来っこないんだよな、なんて幸福を抱きつつ相手の自分への行動の全てに一切止めさせる素振りなんて一片たりとも見せずその全てを受け入れて。そして〆の口付けにすっかり気を取られていたものの、相手が強ばる様子にどうしたのかと不安に思うも今度は不機嫌そうな相手からのねだる言葉に勿論、その言葉を返そうとしたタイミングで相手の腕のなかに囚われ、囁かれる弱々しくも独占欲の塊の言葉にドクンと心臓は大きく跳ね、顔が赤らむ感覚を覚え。もはや今聴こえているドクドクと早い鼓動はどちらのものなのか分からぬまま相手の肩に顔を埋めるように頷き、それに同意する言葉を返しては立ち上がり相手の肩を抱き)
…あぁ、戻ろう。俺達の家に…
(/良いですねぇ、そしてその日の夜に意識しすぎて本当のキスをしたくなってどちらからとなく身体を抱き寄せ口付けをして……な展開になるかもですね(笑)ですね、まぁ年月が過ぎれば一般の人と結ばれる人もいれば、何かしらの罰ゲームで数日間付き合う的なパターンで周りに囃し立てられながら付き合ってたら気が付いたら本当に付き合い出してたとか……ありそうですよね(笑)えぇ。それはもう今までは、自分がやりたい自分が、と言いながら抗いつつ快楽に堕ちていきますが、今回のような寂しがり混じりなノアは愛情注がれたい欲も強いので素直に受け入れやすくなります(笑))
(照れに襲われても尚、相手との密着は心地好く、それ故相手が離れてしまうのは名残惜しくて。それでも相手を引き留めはせず、素直に腕の力を弛めてその身体を解放し、己もそれに続いてベッドを下り。途端身に回った腕が、己と一緒に居たいと伝えるようで、思わず肩に触れる愛しい人の手の甲を指先で撫でながら、此方からも相手に頬を擦り寄せ)
……あ、っ…
(共に部屋を後にして、フロントのある一階に降りた直後、声を掛けるには些か遠い距離に恩人の姿を見つけ。その名を呼ばんと口を開き、だがそれは丁度目の合った彼が自らの口許に人差し指を立てた事によって阻まれ。言葉の先を失った息を詰まらせ、惑いを下げた眉に示したものの、次いで無言のまま小さく手を振る仕草に彼の気遣いを知って)
…今度、レイフさんにお礼とお詫び、しないとな。色々迷惑かけたし…
(自分のか、相手のか、それとも両方か。今の甘い感情に水を差すまいと静かに見送る恩人に、此方も数秒控え目に手を振り返し、それからまた相手と歩幅を合わせて歩み。駐車場を進む途中、悩みに眉を寄せて微かな唸りを洩らしては、その考え事の一端を口から零し。そうして思考を巡らせる内、つい二時間程前に恩人に余さず晒した自らの醜態たる言動を思い出し、今更覚えた羞恥がじわじわと顔を染め。それを隠さんと顔と目線を地面の方に伏せつつ、弱々しい声で再度呟きを落とし)
……それに…レイフさんの服、俺がちょっと汚しちゃったし、なぁ…
(/そこまでに至る間に、一日間接キスを意識したテッドが、段々口寂しくなっていくのを誤魔化そうと煙草吸いまくってて、夜ちゃんとキスした後に「(煙草の味で)苦い」ってドルフ君に言われてたら個人的に堪らないですね(笑)ええ、罰ゲームさせて暫く揶揄うメンバーはビティスの隊に居そうですしね…まあでも、皆さん各々にちゃんと幸せ掴んでくれたら、きっとビティスとノアさんも嬉しいでしょうねぇ(笑)ふふ、きっとその日は朝からビティスが愛情注いだ後、一日中ベッドやソファーで寝転がりながら戯れ合っている事でしょうね…(笑))
…そう、だな。何か贈答品考えないとだな(相手と共に部屋を出て1階に降りた際に相手の漏れ出た声に気付いてそちらへ視線を向け。そうすればその先にレイフの姿を視認し、小さく手を振るその様子に会釈をして返しては駐車場へ向かう最中に紡がれた弱々しげな呟きを聞き取ってはそれもそうだと頷きその案に同意をしながら呟いて。勿論自分としても相手のことでお世話になったし、全く関係ないと言うわけではないが嫉妬心を無駄に出してしまった羞恥もあるからこそ、相手が言わずとも自分から提案していた事だったからこそで。そして駐車場にある自分の車の傍まで歩み寄り、1度車に乗り込む為に相手を抱き寄せていた腕を外しつつ、自分の今回の引き金となった件の釈明は翌日に必ずするという条件を提示した上でのねだりを弱々しく投げ掛け)
…今日のアレ、は必ず明日説明する。だから…今日は、一緒に寝たいんだ…良い、か?
(/あぁ、良いですねぇ。それで少し残念そうにするテッドさんにドルフが二人きりなのを確認した瞬間にちょっと甘えるように抱き付いたりもしてみて欲しいですね(笑)ノア隊も何だかんだ適応力高いので混じって揶揄ったりもする面々が出てくるでしょうね……そうですねぇ、一般人と恋に落ちたメンツがいればノアが家族にもついてる嘘があるのでそれをノアが伝えたりで応援してそうです(笑)ですねぇ、まぁ今はノアは甘えたいようなのですが、ノアの釈明ターンも後でしっかりさせますからご安心を(笑))
うん、勿論。俺も、ノア兄ちゃんと一緒が良いなって思ってたんだ
(まだ少し熱い自らの耳を指で挟みつつ、相手の提案に贈る物への思考を巡らせ始めていたが、見慣れた車の前に来た事でそれも中断され。離れた瞬間から冷めていく相手の腕の温もりを惜しんで、肩の辺りに目を向けた直後、鼓膜に届いた細い声にまた相手と視線を合わせて。一度の瞬きの後、綻ぶように顔に柔らかな嬉しさを浮かべ、躊躇の一欠片も無くそれを二つ返事で快諾して)
……ねぇ、ノア兄ちゃん。今日は、俺がノア兄ちゃんの事抱き締めて寝たい。いつもノア兄ちゃんが俺にしてくれるみたいに、頭を撫でたり、腕枕したりさ…たまには、そういうの、したいなあって、思ったんだ、けど…
(車に乗り込み、定位置である助手席に腰を落ち着けてから数分、暫し窓の外に逸らしていた顔を相手の方に回し。何処か遠慮の滲む音で相手を呼び、そろそろと慎重に紡ぎ出す願いは、今夜の立場の交換で。言葉の合間に指先を組んだり、爪を摘まんだりと弄ぶ仕草と、時折手元に落ちる視線に仄かな緊張を示し。元より弱い声が半端に途切れた頃には、顔は妙な羞恥にほんのりと熟れて伏され、形に成りきれない音も口から微かに洩れて。それからやや長い間を持って漸く、ちらと伏せた其処から上目に相手を窺い、同時に、おずおずと許可を求める問いを渡して)
……良い?
(/ふふ、それならテッドも嬉しくなって、抱き締め返したり撫でた頭に顔埋めたりして甘やかしちゃいそうですねぇ(笑)もうすっかり仲良しですね、ノアさんチームとビティス隊。ビティスも何だかんだ相談に乗って、プレゼントの助言とかしていきそうです(笑)ビティスもノアさんと引っ付いていたいので、甘えられるの大歓迎でしょうから、遠慮無く来てもらいたい所ですね(笑))
良かった…(弱気な自分のねだりを笑顔で快諾されれば、安堵の溜め息と共にそう言葉が漏れ出て安心した表情でいつものように運転席に乗り込み。相手との二人きりの時間が心地よく少し緩慢に発車準備を整えてればいざ出発といったタイミングで相手からのいつも寝る時に自分がしていたことをしたいのだと言う願いを聞いてしまえばドクンと心臓の高鳴りがまた煩くなるのを感じて。今までは年上だからこそしっかりしなきゃ、という思いからしていたりもあったが、今日はもう相手に完全に依存したい気分になってしまっていて。だからこそ、相手への答えには応じるしか用意しておらず、ねだるような言葉で返してから車を走らせ帰路につき)
あぁ、して欲しいな…
(/ビティス君とノアならここからキス経由で暗転に行くかもですがテッドさんとドルフなら甘やかし甘やかされキスして終わり、でしょうね(笑)まぁ、上司と上司の右腕がそれぞれ仲良いですし仕事も2チーム混合で行うことも少なくないでしょうからねぇ。あー、良いですねえ。まぁビティス君とノアがドロ甘ですからプレゼントのチョイスがたまに斜め上になるかもしれませんが(笑)えぇ、もう家の中入ったら遠慮無く甘えれますからね(笑))
……うん
(自分の願いに返されたねだり。それに安堵するのと同時、込み上げる嬉しさで跳ねた鼓動に釣られ、弛んでしまう口許を思わず指先でなぞり。先程までの怒りもさっぱりと無くなり、相手への愛しさばかりが募る頭には、走る車の中に落ちる静寂さえ心地好く感じて。待ち遠しい自宅までの道程の間、ハンドルを操作する相手を只ぼんやりと見詰め、これから二人きりで過ごす時間に想いを馳せ。暫しの沈黙の後に到着した、今日二度目の自宅内。他人の匂いもすっかり抜けて互いの存在以外を感じない其処に踏み入れて漸く、帰りたい場所に帰って来たのだと実感が湧いて、無意識と入ったままだった身の力も抜けて)
…ノア兄ちゃん。俺さ、外の匂いを流して、ちゃんと綺麗にしてからノア兄ちゃんと眠りたいから…
(玄関先で靴を脱いで直ぐ、相手へ呼び掛けながら大きな手の一方を極弱い力で捕らえ。それからぽつぽつと、相手と改めて向き合う為の準備の、その具体的な内容を伝えて。…早く抱き締めたい。キスしたい。存分に恋人を味わいたい。言葉を紡ぐ途中に甘い欲求が身体を渦巻いて、衝動的に捕らえた愛しい人の片手を己の両手で包んで持ち上げ頬を擦り寄せ、だがそれ以上は己に課した自制心によって留まり。我慢に情けなく眉尻と口の端を下げた後ゆっくりと手を頬から離し、相手の顔にじっと視線を注ぎつつ、言葉の続きである頼みを弱々しい声で繋げて)
……先に部屋に行って、待っててくれる?
(/ええ…存分にお互い甘えて甘やかして、「じゃ、明日仕事あるしこの辺で」ってちゃんと止められる辺りがテッド達の良い所でも悪い所でもありますね(笑)そのチーム同士の仲の良さを悪事や悪戯に発揮しないと良いですがね…まあ、ビティス達ですからね、変に高価な贈り物とか提案しちゃうかもしれませんね(笑)ふふ…それでは、邪魔の入らないお部屋で存分に甘えて頂きましょうか(笑))
(相手と共に帰宅し、靴を脱いでいざ共に寝室へと考えていた矢先に相手の手により自分の手が緩く捕らえられた感覚に相手の方へ振り返れば、準備をしたいから部屋で待ってて欲しいと捕らえられた手に頬擦りされつつゆっくり言われればその相手の思いやりが嬉しくて微笑ましくて。勿論本音で言えばすぐにでも甘えたいが、頼みの弱々しい語調に断りをいれるなんて出来る筈もなく、緩い頷きと共にその了承の旨を伝えれば、相手の耳元に自分の顔を寄せ微笑ましいその様子に僅かばかりの期待の熱を帯びさせた頬と声色で一言添えてから相手の部屋へと向かい)
ん、分かった…後で会えなかった分、ビティスの部屋でいっぱい甘えさせてくれな…?
(/ですです。その分ビティス君とノアは翌日の事気にせず暗転に入りますからね(笑)まぁ、その辺はテッドさんやドルフ辺りにうまく抑えて貰いましょうか……有り得ますねぇ、しかも下手したらワンチャンチョーカーとかも提案しかねないかもですね(笑)ですね、邪魔のない場所ですから遠慮無く甘えさせましょう(笑))
(頼みを受け入れた相手が耳に注ぐ熱が、身体を巡って心臓を揺さぶり、また今すぐにでも相手を捕らえてしまいたい衝動に駆られて、思わず掴む手の指先に微かな力が籠って。しかし、離れる相手の気配に合わせてそれを緩め、期待に問う声に染まった頬で頷き。それから言った事を実行に移すべく風呂場へと向かい、既に火照る身体に付いた仕事と騒動の名残達を、何処か急いた動作で洗い流していき)
…ノア兄ちゃん、お待たせ。……で、えっと、その…
(何だかんだと三十分は過ぎた頃、髪を乾かし服も部屋着に着替えて、立ったのは待ち合わせ場の自室のドア前で。とんとん、と二度の軽いノック音を断りの代わりにドアを開き、先に居る相手の元に真っ直ぐ歩んでいき。徐々に互いの距離が近付いていくにつれ、妙な緊張に鼓動が早まって、表情も少しばかり強張っていき。それでも約束と情動に身体は動き、相手の直ぐ隣へと腰を下ろして。そこで改まって顔を見合わせ挨拶を告げた後、落ち着き無く揺らしては曖昧な声を洩らし)
……甘えて、いいよ。してほしい事、何でも言って
(恋人を、甘やかす。それ以上の事もとっくに済ませているのに、いざそれを意識してみれば、何からすべきか迷ってしまい。ただ思考より先に動いた手は、僅かな躊躇いの後に相手の頭へと伸び、滑らかで手触りの良い薄茶の髪を掌で辿りながら、愛しい人の頬に音も立たぬ程優しく柔く口付け。そのまま耳元に唇を寄せてもう一つキスを落とし、これからの甘い時間の始まりを辿々しく囁くのと同時、些かのぎこちなさと共にもう一方の手も相手の背に回して)
(/それで翌日急にお休み取って、一部のメンツに「またか…」ってリアクションされるのがお決まりのパターンですね(笑)ふふ、また愚痴が増えてしまいそうですねぇ…それ聞いたメンバーが「あ、これは駄目だ」って結局テッド達の方に相談する感じになるでしょうね(笑)では改めまして、緊張気味のビティスからいかせて頂きます(笑))
(相手の部屋にて待つ合間、改めて部屋を心配げに見回す事に気づけば、キチンと自分の元に帰ってきてくれたんだから大丈夫、そう自分に言い聞かせ。相手が仕事で居ぬ間、いつ帰ってきても良いようにと相手の部屋の掃除(相手の物の場所を動かさない程度)も欠かしておらず。不安に思うこともあったがそれでも戻ってくれる、そう少しでも信じていたからこそ今の安心感があるのだろう、なんて考えていて。そうしてれば軽いノック音の後にドアが開き相手が入ってきて。緊張しながらも自分の側に腰を下ろすその様子に愛おしさもありつつそれでいて多大なる安心感も感じれて)
っふ、んぅ…それ、なら…(愛しい相手からの口付けに熱と甘さの残る吐息が漏れ落ち身体も僅かにくねり。そして相手の手が背に回りながら耳元で囁かれてはいつもと違う立場になってる事への相手の緊張も感じとれ、愛おしさの感じる相手の様子に思わず微笑みを溢しながら小さく呟いてから胸元に優しくゆっくりとした動作で自分の頭を埋めて。相手の小さな頃はこんなことをする時が来るとは考えなかったな、なんて思いつつも顔を相手の胸元にすり寄せながら相手の匂いをゆっくりと少しずつ確実に身体に取り込んではそのままねだりを更に溢して)
…このまま、ギュッと、して…ビティスに、包まれたいし…
(/ですです、それとテッドさんやドルフに小言を言われるまでがセットです(笑)ですねぇ……なるでしょうね、テッドさんやドルフはちゃんと適正価格の一般的なプレゼント感覚持ってますから(笑)では甘えたなノアでお返し致しますね(笑))
…ん、解った
(洩れた吐息の後、胸元へと沈んでいく相手の望みに応え、背に回した腕と、髪に触れる手に力を籠め、己の身の内に確と愛しい人を抱え込んで。それから身を僅かに屈めて額をそっと相手の旋毛に乗せ、視界に広がる薄茶に己の黒を混ぜるように柔く擦り付けては、一等好ましいその匂いを肺の奥にゆっくりと吸い込んで)
……今日は心配かけてごめんね、ノア兄ちゃん。それと…迎えに来てくれて、ありがと。俺、すげー嬉しかった
(体温も、呼吸も、細かな身動ぎも、相手の何もかもが自分の腕の中に収まっているその感覚は、妙な高揚と庇護欲を己の奥に湧かせ、鼓動の速度は徐々に上がり。しかしそれに反して春の夜の如く落ち着く思考から、ぽつりと音が零れたのを皮切りに、口が動くまま今日の騒動で巡った感情達を丁寧に紡ぎ始め。同時に、とん、とん、と相手の身を抱く片手でその背を緩やかに叩き、何時の日か相手が自分にしてくれた優しい仕草を、今度は己の手で慎重に辿って。そうして贈りたい言葉も、したい事も尽くして尚、溢れる想いはどうしようも無くて、少しの沈黙の後にまた、とびきりの甘さが宿った声で相手へ情愛を注ぎ)
…………好きだよ、ノア兄
(/ビティス達が職場に着いた直後に「もう少し私情を抑えろ」って一時間はテッド達にお説教されるでしょうね…(笑)まあ、テッドよりはドルフ君の方が相談受ける回数は多そうですね、話し易さ的な意味で…(笑)ふふ、ノアさん可愛いですねぇ。これはビティスも頑張って甘やかさねば(笑))
ん…俺もビティスのこと愛してるぞ(いつもならば相手を抱き締めたりしながら気にすることないなんて返して安心させようと考えたりするような気がしたが、緩やかで優しさのたくさんある抱き締めを自らの身に一心に受け取りその心地よさや自分の居場所があるという幸せな気持ちに、今はそんなことを考えれないどころか相手にとことん自分をさらけ出したい気分になって。スリと相手の胸元に甘えるように頬をすり寄せつつ相手の背に緩く子どものように抱き付きながら甘えるように愛の言葉を返して。そのまま少しの間嗅覚が鋭い訳ではないものの、安心感と共に感じれる相手の匂いを堪能しては少しだけ顔を動かし相手の胸元から相手の顔を見上げるように顔を向けては幸せそうな声色でありつつも自分の願いを気持ちと共に呟いて)
…俺、寂しいのやだけどビティスのことしかこんなに好きになれないからさぁ…もう手離さないでくれよな?
(/えぇ。ちなみにノアは更にドルフから追加の小言と書類仕事増量が課せられる事でしょう(笑)あはは、それは有るのかもですかねぇ……(笑)甘えたモードですからね、いつもと違う感じですし(笑))
(腕の中の恋人が行う仕草は幼く、まるで年下のようにも思える程で、早い鼓動の鳴る胸がきゅうっと切なく狭まって。心地好さを伴うそれに洩れた吐息で相手の髪の根を揺らしつつ、目を細めて返された言葉の喜びをゆっくりと味わっていたが、ふと動きを見せた相手に、擦り寄せた額を退けて)
へへ、もちろん。明日も、明後日も…その先もずっと、ノア兄ちゃんを手離すなんて事、絶対しないよ
(いつもと違って此方を見上げる視線と目が合い、次いで紡がれる願いに色付いた頬はすっかりと弛みきって、迷う間も無く頷いてそれを受け入れ。約束の言葉と共に背を叩いていた手がまた相手の身を確と捕らえ、それに続けて感情と欲に押されるままに身を屈め。そうして眼前の額に唇でそっと触れたのを始まりに、二度、三度と自身にとって誰より綺麗なその顔に緩やかなキスを降らせ、形にしきれない情を多くの所作で示して)
……ノア兄ちゃん。明日は、家でのんびりしよう。ちょっと遅く起きて、一緒に飯食ってさ…それからテレビ見たり、ベッドでごろごろしたり、たまにキスなんかもして…
(一分に満たぬ間を経て漸く情動が治まり、所作を止め再び愛しい名を呼んで話し出すのは、極近い未来の予定。有り触れた何気無い日常の一端を、限りない幸福感に満ちた音色と表情で並べ立て、その最後に少し沈黙し、それから改めて開いた口から、そうするのは二人きりが良いと言外に告げ。その一呼吸後、予定への肯定を求める一音の問いを向けつつ、仄かな眠気の混ざる甘い眼差しで相手を見詰めて)
……一日中ずっと、二人でしたい事だけして過ごそう。…ね?
(/それ、その内テッドも真似し始めそうですねぇ。「昨日の分のツケだ」とかって(笑)それでもって、それが飲み会での話の種になりそうですね(笑)ビティスもビティスなりにノアさんの事を受け止めようと目一杯背伸びしております(笑)さて、もうそろそろ就寝に入りそうですが、今回はどちらが先に目を覚ましましょうか?(笑))
(自分のねだりを相手に快諾で受け入れられてはその幸せに嬉しさと安堵の気持ちでいっぱいになり。そしてそのままキスを顔に受ければピリピリと僅かながらに身体に快感が回るような感覚がして。そして相手からの翌日の予定について説明されれば一日中二人きりで過ごしたい、その気持ちを伝えられればその予定がとても素晴らしいものに感じられて。勿論明日は相手と過ごしたいと考えていたからこそ休みを取っていた、だからこそその気持ちが相手も持ち合わせていたのだという嬉しさから頬を緩ませつつ勿論だと言わんばかりに頷いて。そうして相手に抱き締められたまま過ごしてれば相手の心地よい体温に相手が護衛の仕事中ずっと寝不足だった事も相まって抗えない程の眠気が襲ってくれば、くぁと大口を開けだらしない様子であくびをしてはクマの出来てる目を眠たげに瞬きすれば相手に寝たいことを伝えると同時に腕枕を眠たげな声色と甘えの声色の混じった声でねだり)
ふあぁあ…ビティスぅ、俺、眠い…腕枕、してぇ…
(/ふふ、そういうので何とかビティス君たちが仕事のある日の朝にまで暗転の影響持ち込まない抑止力に鳴ると良いですね(笑)ですねぇ、ある意味話のネタが尽きなさそうです(笑)そんなビティス君にすっかり甘えん坊になっていくノアでした(笑)そうですねぇ……やっぱりノアは寝不足ですし大好きなビティス君に抱き締められたり腕枕してもらう(予定)んですしグッスリでしょうから今回はビティス君に先に起きてもらいましょうか(笑))
ノア兄ちゃん、何だか子供みたい。……うん、そろそろ寝よっか
(相手の頷きにまた嬉しげに目を細めて、それから欠伸の後、ねだるその顔のあまりの幼さに、くすりと微かな吐息を噴き出し。続けて思わず零れた呟きに揶揄や悪戯は含まれず、只微笑ましい愛おしさだけが満ちて。当然元より約束したそれを断る謂われも無く、了承の言葉の直後、頭を抱える腕を少し緩めて、相手と共にベッドにそっと寝転がり。相手の下に敷く形に変えても尚相手の頭はその腕と手で囲い込み、相手の下肢には床を離れて自由になった脚を絡め、全身で愛しい人の身体を捕らえて包み。…もっと、自分が大きければな。立場を逆転させた今、湧いてくるほんの少しの悔しさに包む身の力を強め、それを上げかけた声の代わりにして)
おやすみ、ノア兄ちゃん。……また明日
(だが、それも柔らかな匂いと温もりに溶かされ、今はただ酷い隈を拵えた相手の拠り所にならんと、背を叩く優しい仕草を再開し。次いで囁くようなひっそりとした声で眠りに誘導したのを最後に口を閉じ、互いの生きる音と仕草の僅かな振動だけをシーツに染み込ませる内、自らも強まる眠気に微睡みの縁を行き来し、徐々に呼吸を深くして)
(/ですねぇ。しかしそうなると、次の日がお休みの日の暗転が抑えた分だけ濃密になりそうですねぇ(笑)まあ何だかんだ話にさっさと結論付けて、後は自分達だけの時間にするのでしょうけど(笑)これにはビティスも思わず笑っちゃいましたね(笑)ふふ、了解です。では甘々いちゃいちゃのまま、ゆっくり眠ってもらいましょう(笑))
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