マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

んー…っ…
（相手の腕の中、どんな場所より安心するそこに埋まって立てる寝息は静かな深さを持ち、その顔は珍しくも夢でも見ているのか仄かに嬉しげに色付いて。しかし、不意に己を囲むそれが大きく動く感覚に、沈んだ意識が引っ張られ、ほんの僅かに顔を顰めて唸りを洩らし。それから離れていく温もりを引き留めんと相手の寝間着の裾を緩く掴んでは、未だ眠りに浸って夢を引き摺った、とろんとぼやけた目を半分ほど開いて相手の方へ向け）

……にい、待って…俺も、にいの学校…ついてく…
（数秒程の合間の後、開いた口から零れ落ちたのは、物心付いてすぐ、幼稚園に入ったばかりの年頃に口走った我が儘。かつての朝、自身の送りのバスを外で待つ間、登校する相手の脚にしがみついて泣き喚き、駄々を捏ねに捏ね、暫く周りを困らせたそれを、夢も現実も曖昧な瞳と寝惚けた舌足らずさで告げて。それから服を掴まえる手を自分の側へ少しだけ引き、今にも眠ってしまいそうに力の抜けたその顔を、寂しげで泣きそうな色に歪め。一際弱々しい声で最後にもう一つ想いを落とした後、再び意識が眠りの水面を行き来し始めたか、相手を捉えている筈の目が緩やかに閉じかけて）

……離れるの、やだ…



（／ええ、年下×年上の醍醐味ですよねぇ(笑)まあ、確かにリアム君がアレなだけなんですけどね…ほら、ノアさん寂しいとふらふら別の人の所行ったりするので…ビティスも気が気じゃないんでしょう(笑)ええ、ですね(笑)ビティスもビティスで、ちょっと責任感じて、身体の怠さで動けないノアさんのお世話するでしょうね(笑)まあ安心した代わりに、これからお返しする事も決意してますが(笑)では、ちょいと寝惚けで引き留めさせてもらいます。次には一瞬で気まずくなりますが…余談ですが、このビティスの幼少期の駄々捏ねは半年くらい続いて、それから漸くちゃんとノアさんに「行ってきます」が出来るようになった、というエピソードがあります(笑)）

っ…ビ、ティ…ス…(相手の小さな唸りにピクリと肩を震わせ起こしてしまったか、と考えるよりも先に相手に服を掴まれるのが目に入りオズオズと相手の方へ視線を向ければその寝惚け眼にドクンと心臓が大きく跳ねて。バクバクと大きく鳴り響くような心音が相手に聴こえてしまうのではと感じていると、聞こえてきたのは相手の幼い頃、幼稚園に入りたての頃に幼稚園バスのところで別れんとすればしがみついてのおねだりをしながら泣き喚かれどうしようかと戸惑い結局迎えのバスが来るまで待つ事を選んでた記憶…そしてそれ以降帰りは小学生であった自分からしたら小学校から幼稚園までは少し離れてはいたものの、出来るだけ迎えに自分も向かうようにしていた記憶。それらが思い起こされてしまえば夜にしてしまった事をより悶々とした感覚が強くなり相手の名を辿々しく呼びぶその顔は耳は勿論のこと首まで赤く熟れていきオズ、と相手の頬に手を軽く添えながらキスをしようかしまいか脳内が強く揺さぶられるように迷い)

(/ですです(笑)あー……確かにそうですねぇ……まぁそこはもうビティス君が寂しがらせなければ、と言うしか無くてですねぇ……まぁ、結婚まで辿り着ければそれ以降は確実に大丈夫かと(苦笑)ふふ、それはそれでビティス君に世話される環境に悪くないかもと思ってしまったらビティス君を愛でたいと思いつつも定期的に自分にがっついてとおねだりしてそうです(笑)ノア的にはまたしてあげたい気持ちが強いのでそこは願いが一致してないですね(笑)ふふ、とても可愛らしくて背後にも直接トキメキの大ダメージ届きました！駄々捏ね時期が終わっても当時のノアはお迎えに行ってたでしょうね(笑))

…ん、いっしょ…一緒、に…
（殆ど眠りに落ちている中、それでも当時の想いの強さを示すように、同じ言葉を何度も繰り返し。しかし不意に頬に触れた何かにそれも止み、再度引き上げられた意識が今度は瞼をはっきりと開かせて。だが未だ夢から抜け出し切れていないのか、ぼうっとした曖昧な表情で辺りに視線を巡らせ、その最後に服を掴む自身の手に落ち着き。そこからゆっくりと服の主を見上げ、視界に相手の顔を映す事十秒、漸く明白に覚醒した目を大きく見開き。そうして自分が何をしていたのか自覚するのと同時、昨晩の記憶が一気に蘇って頭に流れ込み、その途端声無く悲鳴を上げ。次いで素早い動作で相手の服を離して上体を起こした後、ベッドの縁ぎりぎりまで退いて距離を取り）

っ…あ、いや、その…あー…ごめん。俺、寝惚けて…
（今し方行った寝惚けた行動と、昨晩快楽を刷り込まれて乱れ悶えた自身の声と姿への羞恥に、一瞬で茹で上がってしまいそうな程の勢いで顔を濃い赤色に染め上げ。朝の挨拶すら忘れ、言い訳に開いた口は迷いに迷って、ただ間を繋ぐだけの音を幾つも放り、彼方此方と泳ぐ視線は真下へと伏せられて。羞恥と共に思い出した快楽に身も固く強張り、昨晩もしたように膝から上を、すり、と一度擦り合わせて小さく呻きつつ眉を下げ。最早この場に居る事さえ堪える事が出来ず、弱く辿々しい声で適当な理由を付け、今すぐ相手の傍から逃れようとベッド縁から足を床へ下ろし）

…えと…か、顔っ、顔洗ってくる、から…っ…



（／とりあえず結婚までは痕沢山付けて、どこもかしこも見る度ビティスに可愛がられたのを思い出せるようにしておきますかね…(笑)朝から晩までビティス独り占めして、つきっきりで甘やかされればきっと癖になってしまうでしょうねぇ…ふふ、おねだりの度に「ノア兄、後悔しないでよ」って余裕の無い顔で言って、それからノアさんを強い快楽の中に引き摺り込んでいくかと(笑)ふふ、次はビティスも負けませんとも(笑)それはそれは…良かったです。ノアさんがお迎えに来てくれるからこそ、駄々捏ねも落ち着いたのでしょうねぇ…それでお迎えに来たノアさんに、真っ先に駆け寄って抱き付いて、「早く帰ろ！お家で遊ぼ！」なんて笑ってたんでしょうねぇ(笑)）

っ、あ…い、や…大、丈夫…(相手の頬に手を触れさせた瞬間相手の瞼が開きビクッと肩を揺らし手を離し。視線を辺りへ巡らせるその様子にドクンドクンと大きく心臓が跳ねあがり見ていれば相手の顔がこちらを向いて少ししたら距離を取るその様子にあぁ…やっぱりしてしまったのか、と羞恥に苛まれ顔を相手に負けじと赤く染め。相手からの謝りの言葉に恥ずかしげに目線を落とすも、相手程匂いに敏感ではない筈なのに相手の匂いがこの部屋にいるだけでかなり強く感じられ、また相手の事をめちゃくちゃにしたい、そんな思いがフツフツと沸き上がりそうになれば冷静な脳内は大きく警鐘を鳴らし、相手が部屋から出ようとしてる声が聴こえてるのか聴こえてないのか、少し慌てたように相手より一足先にベッドから降りつつ相手に自分の部屋にいるから、と言い残して早く少しでもこの不埒な気持ちを消し去りたくてタタッと相手より先に部屋を後にして)

っあ…えと、俺、自分の、部屋に、行ってるなっ…！

(/ふふ、そうすれば寂しくならないでしょうね…ノアが浮気(他の人に会う)した時のお仕置きだけじゃなくて普通の暗転でも痕を沢山残さないとですね(笑)それはもう確実に癖になりますね……それでいつものように引きずり込まれてその都度身体の怠さで翌日はお休みしてそうです(笑)まぁ暫くビティス君のターンが続きますからねぇ(笑)何と言うか、もう好きです(語彙力消失)それでたまにノアがどうしても行けない日はご両親が迎えに行くんでしょうけど、その翌日のバス待ちの時間は今日の帰りは迎えに来てくれるかというおねだりが始まりそうですねぇ……それで遅れてノアに抱き付いてきたレオも俺も兄ちゃんと遊びたいとか言って取り合いしかけるもノアが「じゃ、三人で何して遊ぼうか」と宥めてそうです(笑))

（相手が部屋を出て直ぐ、忙しない足取りで駆けた先は宣言通りの洗面所。タオルを引っ張り出し、前髪が濡れるのも構わず、勢いのまま冷水で火照る顔を乱暴にざばざばと洗っては、垂れる水滴ごとタオルの中に顔を埋め。それからそろりと窺う正面の鏡には、頬の赤みも引かない情けない表情の自分が居て、堪らずまた視線を伏せ。そのまま着替えの為に自室へと鈍い歩みで戻り、ドアを開けた瞬間、ふわりと鼻先に届いた相手の残り香に思わず立ち止まってその場にへたり込み）

…あんなっ…あんな、事を…ノア兄、に……？
（洗っても流れない程脳裏にこびりついた、雄の本能を覗かせた艶やかな相手の顔と、刷り込むように囁く優しくも低い声。思い出してしまった快楽に一度ぶるりと震えた後、両手で頭を抱えて髪を滅茶苦茶に掻き乱し。数分ほどそうして、漸く幾らか落ち着いた思考は、あれだけ刺激の強かったあの愛し方を、今度は自分が相手にしてみたいと欲を出し。その想像に興奮するやら、恥ずかしいやらで、再びぶり返しそうなその熱を、もう一度髪を乱して無理矢理治め）

と、とにかく…着替えと、朝飯…
（内も外もぐしゃぐしゃの頭の中からその考えを半ば強引に追い出して立ち上がり、自分自身に命令を出して身体を奮わせ、先ずは本来此処に来た目的である着替えを済ませて。それが終われば大きな深呼吸を一回、次に廊下に続くドアをそっと開け、妙に慎重になった歩調でリビングを目指し。…今日食べるのは、さっぱりしたのが良いな。ヨーグルト、あったかな。道中に朝食の献立を彼是と考えつつ、そのまま止まる事無くキッチンの方へと向かい）



（／ふふ、普段の時はそうですね…周りから見える首周りと鎖骨、あと腕にも噛み痕をしっかり付けて虫除け対策してるかと(笑)ノアさん、寂しがりですからねぇ…むしろ、休みの前の日や連休中の夜におねだりや激しめの事してそうです(笑)ええ、暫くはたっぷりビティスに可愛がられる覚悟をノアさんにして頂きます(笑)いやあ嬉しいですねぇ。「今日おむかえ来れる？」って訊いて、ノアさんが頷いてくれたら「絶対だからね！」って指切りまでしてそうですね…ふふ、ノアさんは昔から人気者ですねぇ。それで、お互いノアさんを独り占めしたかったビティスもレオ君も最初は不満そうにしていたけど、最後には何だかんだ三人で楽しく遊んでいたんでしょうねぇ(笑)）

ヤバい…ビティスの顔…まともに見れない、かも…(自室に逃げ込みドアの内側に背を預け、そのままズルズルと床に座り込んでは両手で熟れきった顔を隠しながら言葉を溢して。脳内から剥がれ落ちる事の無い相手の嬌声や快楽や悦楽に溺れきった表情、そしてそれらを引き出した自分の言動…相手を思い出すだけでそれらが明確に脳内で再生されてしまう現状にやってしまった後悔の気持ちと否応なしに昂ってくる感情という両極端な感情に脳内を支配されてまともな思考が殆ど蝕まれまともにその場から動くことが出来ず)

…とり、あえず…いつでも、出掛けれる、ようにしと、こ…(暫しの間その場で蹲っていたものの、漸く多少の感情の落ち着きを取り戻せば、ゆっくりと顔を上げて自室にいることを確認してはポツポツと優先すべき事柄を口に出しながら立ち上がり行動に移し。着替えを済ませ、必要なものを鞄に詰め、忘れ物も特に無い事を確認してはゆっくりと部屋のドアを開け朝飯を食べないと、とキッチンの方を向いてそこに入ろうとしていた相手の後ろ姿を目撃した瞬間、身体が相手を乱したい、そんな欲望に極一瞬だけ駆られ。勿論すぐに過ぎ去った欲望だったが、脳内であの光景を再生するには十分過ぎて顔を赤らめ手に持ってた鞄を廊下の床に落としてしまい。重いものを入れてないからこそ、大きな音は立ってないが、何故だか大きな音を立ててしまった、と思い込んでしまい慌てるように相手に背を向け再び鞄を手に取り脳内がパニックを起こしてしまえばキッチンにもう行けない、そんな思考になってしまうとやや大きめの声で相手に先に行くことや朝食を外で済ます事を伝えてドタドタと急いで玄関へ向かい、そのまま靴を履き出発してしまい)

あっ、えと、だな…俺、先に行くよ。あと、朝飯は外で済ます、から…じゃあ、な…！

(/ふふ、ノアが周りの人の視線をどちらとも取れない意味で集めそうですけどね(笑)えぇ……あぁ、それは間違いなくしてますね。それがいつものことになりすぎて片方だけが連休になってるときに連休取る方が翌日も仕事なもう片方を誘って困らせそうですね(笑)覚悟が出来るかはともかくビティス君の若さゆえの勢いに飲まれて貰います(笑)ですねぇ、それはしてそうです……まぁ、この時は2人からだけでしょうがね。凄く微笑ましい光景ですね……家族旅行とか行くときは二家族合同で行くこともあったんでしょうが、カーライル家だけで行く時はビティス君ついてきたがりそうですね(笑)そして予想以上にノアが慌てふためいてますね(笑))

っ、あ…ノア兄ちゃ…っ
（リビングを過ぎ、丁度キッチンとの境の辺りまで来た所で背後から物音が耳に届き。それに少々大袈裟に肩を疎ませ、反射的に上体を捻って振り返れば、己に背を向けた相手の姿を見つけ。相手が視界に入った瞬間に熱が蘇り、顔に血が集まるのを自覚しつつも呼び掛け。しかしその声を遮った相手が去っていく足音に、何を言う暇も余裕も無く、口は半端に開きっ放しになり）

……どうしよ…
（玄関のドアが閉まる音の後、相手を見ただけで跳ね上がる心臓を服の上からそっと押さえ、困ったような、照れたような、そんな眉の下がった今にも泣きそうな顔つきで一つ呟きを落とし。暫し俯いてその顔を片手で覆っていたが、不意に大きく頭を振って感情を無理矢理払い、改めて自身の朝食をと準備を始め）



（艶かしい触れ合いと気まずい朝から時間が経ち、仕事に勤しむ日常の途中。ふとぶり返す記憶に何度も悩まされて細かなミスや油断が多く目立ち、その度に先輩や部下らに心配や注意を受けて。今度は書類に触れる執務の中、目を通す束から以前提出された相手のものを見付け。また頭の隅を掠めていく欲や羞恥を抑え込みつつ文を追っていけば、一つ手直しが必要な箇所を発見し、そこにペンで丸を付け。その下に直し方の伝言も書き添えた所で立ち上がるが、相手と顔を合わせる事に躊躇いが生じ、そのまま固まってしまい）

あ、っと…テッド、これ、ノア兄ちゃ…ノアに、お願い…
（そこに丁度執務室に入ってきたテッドが怪訝な顔をしながらも、己に新しく書類を差し出した所で強張りが解け、漸く目の前の彼と業務のやり取りをして。幾つかの会話の後、出て行く寸前の彼に咄嗟に先程の相手の書類を押し付けて。眉間に皺を寄せ、文句に口を開きかけたテッドが何を言うより先に、泳ぐ視線と弱々しい声で頼み事を告げ。自分で行け、と睨むような視線を向けるテッドと十数秒見詰め合い、やがては溜め息混じりに承諾した彼がこの場を後にするのを、何処か安堵した表情で見送り）



（／ええ…「何だあれ…？」「首周り凄いな…」とかってざわざわされそうですね(笑)どちらにしろビティスが「明日は仕事だから、我慢して（我慢する）」って、代わりに普段より長い時間かけて優しく優しく、いつも以上に気を遣ってお互いをどろどろにしていくかと(笑)まあ嵐に揺さぶられるまま、訳解らなくなってもらうのも好きですね(笑)恐らく旅行がカーライル家だけだった場合、涙目で荷物を自力で詰めた自分用のキャリーケース（飛行機柄）抱えて、「俺もノア兄と行くの！」って両親やノアさん家族に丸一日駄々捏ねしたでしょうね(笑)ふふ、ノアさん可愛いですねぇ。ビティスの方もわたわたしております…さて、そろそろ苦労人のお二人の出番ですね(笑)）

え、あ…す、すまんって…(気まずい朝から数日。アレからと言うものの、相手とまともに顔を合わせることすら相手との艶かしい一夜を思い出してしまう引き金になってしまい、どちらからともなくあまり声をかけず、共に住まうようになって初めてと言っても良い程殆ど触れ合う事の無い日常を送っており、当然のごとく相手と共に寝る事すらも無くなって。元々寂しがりであるが故にあまり会話できてない寂しさも積もるがそれと同時に相手を思い出してそこから相手との艶かしい一夜を…という悪いループにすっかりハマってしまっており、今までになく注意散漫になりつつあり。そんな状態だからこそミスが目立ったり、更には今までしなかった油断での怪我等もしてしまうもので。そんな状態で相手の分隊である自分の隊の備品確認をしていれば数え間違い、書き間違え等が多く目立ってしまい、共に確認に来ていたドルフに注意ばかりされており何度目か数えるのも億劫な謝罪の言葉を述べて)


「…流石に酷すぎます。何があったか知りませんが…ここでこのままミスばかりされても困るので自己鍛練で少しでもシャキッとしてください」(リーダーのあまりの注意散漫っぷりに呆れるしかなく溜め息を1つ溢しては、リーダーの持つ確認書類をサッと奪い取れば苦言を呈し、リーダーの背を軽く突き飛ばすようにしつつそう提案と言う名の戦力外宣告をすれば少し戸惑いを見せるリーダーだったが、自分でもダメだと思っていたのか割とアッサリと頷き後にするのを見送り、改めて1人で確認を進めていき。確認を済ませてとりあえず確認完了のリーダーのサインを代筆でも良かったかと確認をしそびれたのを思い返すも、リーダーの姿は当然ここにはもうないために、仕方ないから届ける時に聞こう、と決意しドアの方へ視線を向ければ丁度開いたドアの先にいたのは相手の部下であり相手の部隊のNo.2であるテッドの姿を見つけては会釈と共にリーダーの愚痴をサラリと織り混ぜつつ不在であることと取り次ぎをする事を伝えて)

「あ、どうも。今リーダーは注意散漫過ぎたので自分を鍛えて貰うため特訓部屋へ向かってて不在ですのでリーダーへの事柄でしたら後程お伝えしておきますが…」

(/そして街中歩いてる際に子連れのお母さんとかが見たらまず子どもがノアの方を見ないようにさせるでしょうね(笑)ふふ、ノア絶対ドロドロに溶けてしまいますね(笑)ノアが可愛がりたいと申し出てもビティス君からのおねだりでアッサリと攻めの立場を受け渡してしまう位虜になりますね、ほぼ間違いなく……一応今はまだノアがビティス君の心を揺さぶるターンが残ってますが、近いうちにある初暗転イベントからはもう……ですね(笑)あぁ、そのシーンがとてつもなく思い浮かびます……ノアが「ちゃんとお土産をビティスだけにあげるのも用意してあげるし、帰ってから最初のお休みは一日一緒にいてあげるから」とか必死に宥めようとしそうですね。そしてベイリー一家だけの時はノアを、連れていかそうとするかノアの家にお泊まりするとかで旅行イヤイヤとかしちゃいそうですね(笑)ふふふ、ビティス君も負けず劣らず可愛らしいです……ですね！そしてノアを(鍛練に)追いやって一人きりにさせたのでここでもう話し合い出来そうです(笑))

「……ああ、お疲れさん。これ、隊長から預かったリーダーさんの書類。何か不備があったらしくてな…後で渡しといてくれ」
（丁度ドアを開いて視界に入った青年の会釈に、此方も軽く片手を上げる事で応え、そのまま歩み寄り。腕を伸ばして届くか否かという辺りに近付くまで、報告と共にすらすらと流れるように告げられる何処か毒のある言葉に、それまでの苦労の想像がついて渋く表情を変え。同時に、何時ぞやにも贈った労いの一言を同情の溜息混じりに口にしてから、手に持っていた書類を簡単な説明と共に差し出し）

「しかし…最近ミスが多過ぎるな、犬っころ共。いや、俺も何があったかは知らねぇし、知る気も無ぇけどよ…ただまあ、大方の察しはつくっつーか…アイツら二人共通の問題なんだろうが……」
（次いで口から零したのは、彼と同じく自分等を纏める頭に関する愚痴。渋面の眉間に尚の事皺を寄せ、噛み締めた歯の隙間から舌打つ音を洩らしつつ、頭の後ろを乱雑に掻き。低く唸るその声に乗せて文句と嘆きを連ねた後、一度言葉を切って視線をやや斜め上に泳がせ、訓練中や仕事中にらしくもない負傷をした隊長の姿を頭に浮かべ。十秒程度の沈黙の後で、再度大きく深い溜息を思い切り吐き出すと、顔を僅かに俯かせつつ、半端にしていた言葉の続きを不本意そうな色を多分に乗せた低音で紡ぎ）

「…人の私情にあんま首突っ込みたくねぇんだがな。そろそろ尻拭いも限界だし、少しでも何とかしねぇと…」



（／色々と目の毒ですからね、大人にも子供にも(笑)ふふ、次の日が仕事なら、どれだけ溶けても翌日動けるように、ビティスが頑張ってくれます故ご安心を(笑)それはそれは…ふふ、それだけ愛される喜びを知ってもらえたのなら、ビティスもそういう事を羞恥に堪えながら勉強した甲斐がありますね(笑)それで漸く渋々納得して、ノアさんが旅行から戻る日には家の前で帰宅を待って、姿が見えた瞬間に抱きついてそうですね…あー、しますね。「ノア兄ちゃんと一緒がいい」って、ノアさんの腕にしがみついたまま涙目で頬膨らませてるかと(笑)お互い初々しいですねぇ…では、そのまま愚痴り合いと相談しましょうか(笑)あ、そういえば…一つ訊きたいのですが、ドルフ君は身長どのぐらいです？）

「…はい、確かに預かりました。後で渡しておきますね。あれだけミスの無いよう確認して欲しいと再三言ったのに…」(同情の言葉からのリーダーのミスがあったと説明を受ければ溜め息を小さく溢しつつ書類を受け取りながら言葉を返し、戻ってきたら必ず渡して訂正させねばと考え。そしてついでテッドから紡がれた相手に関する愚痴にあぁ、この人も苦労してるんだなぁと感じると共に彼もまた同じ予測をしてるのでは、と推測して。数日前を境に突然相手への提出書類を自分に渡して欲しいと頼んできたり、やたらと顔を合わせるのを避けたりと明らかに異常である事で。一応今まではサポートすることで何とか酷い結果にならずになってきたものの日に日に酷く感じるミスの多さに困り果てており)

「そうですね…今日なんてリーダーは特に酷いもんでしたし、もう見てられないですからね…」(更にテッドから紡がれた何とかしないと、と言う言葉に同意するよう頷き、これ以上まだ続くようなら下手したら命に関わる仕事故に眉を下げどうしたものかと思案に更けて。そこでふと思い出したのは前の組織に居たときのある一幕。上層部に半ば強引に連れていかれたリーダーを連れ帰るために呼ばれ、自分は免許を取得する前だったからこそ交通機関利用の補助に回ったものの、リーダーの当時の様子を思い出せばそれを伝えつつの提案をしてみて)

「それなら、飲み会は如何でしょう。トップリーダーはどうか分かりかねますが…うちのリーダー、お酒が沢山入るとかなりスキンシップが多めになりますし…」

(/ですです(笑)ふふ、それはとても素晴らしいですね。ビティス君にお任せしちゃいましょうか(笑)大切に思ってる相手から向けられる愛情ですからね。それで溶かされ虜になるのならノアも本望でしょう(笑)そして帰宅した日はノア宅にお泊まり必ずしてそうですね……ふふ、ノアも困り果てて「ビティスの旅行でのお話、帰ったら聞かせて欲しいな」と提案をするくらいならできるでしょうか？(笑)ですね、そしてドルフからの提案入りました。ちなみに言ったかどうかあれなのですがドルフからビティス君への呼び方は見ての通りです(笑)ドルフの身長は確か173cmですね……と言いたいのですが実はシークレットシューズを履いての身長が、なので靴を脱いだ時は168cmとビティス君より小さくなります(笑))

「ん…ああ、悪くねぇかもな。犬っころは…酒死ぬほど弱ぇが、まあ飲まなきゃ問題無ぇだろ。店は…個室のが良いか。だが…そうなると普通に誘っても不審がられるか…」
（互いに交換し合うその愚痴に、青年を見る視線の、同情の色を強めて目を僅かに細め。それからふと受けた提案に、下げた目線を再度そちらへと戻し、少々の思考の間をもってその案を受け入れて。次いで、案の中身をその場である程度具体的に組み上げていくが、ぶつかる壁に和らいでいた表情をまた顰めっ面に変え。策を考える合間の数秒程、先程まで言葉を形作っていた唇の下側を指先で摘まんで弄びながら、鋭くした視線を彼方此方に巡らせた後、もう一度眼前の青年の方へ向け）

「なあ、アンタ。…いや、アドルフ・スチュアート。アンタさえ良けりゃ、この企てにちっとばかし協力頼みたいんだが…ああ、勿論、タダでとは言わねぇからよ」
（目の前の提案者を改めて認識し、一度瞬いたその次には眉間の皺を幾らか弛めつつ声を掛け。頼み事をするその誠意と、彼個人を見込んでいる事を伝える代わりとして、二人称ではなく彼のフルネームを些か気の張った色で紡ぎ。その後に続く言葉はほんの僅かに顔付きや口調の堅さが和らぎ、それでも彼の目を確と己の鋭い濃青色で捉えたまま、互いの取引も含めて此方からの提案を告げ）



（／まあでも、優しくした分次の休みの前日は確実に…ですね(笑)そりゃあもう、ノアさんから片時も離れてくれませんとも。…なんだったら、帰ってきたらノアさん家にお泊まりするのも付けて漸くかと。「…お土産、いっぱい買ってくる」って当日の朝にもう一回抱き付いてから出発、でしょうね(笑)ではでは、此方からも協力要請させて頂きます。トップ、なのですね…成る程納得です(笑)おやおや…ふふ、微笑ましくて可愛らしいですねぇ、ドルフ君。テッドがシークレットシューズに気付いた時が楽しみです(笑)）

「えぇ、構いませんよ。多少でもリーダーとトップリーダーの関係が良くなるのであれば喜んでしますよ」(様々な策を練るその姿にこれだけリーダーと相手の関係良化に手を尽くさんとする姿勢に関心と共に心強く感じて。そうして彼からの取引ともとれる提案に即答するように頷き返しては、お互いの上司の関係良化の為、というよりも下手に自分が仕事を補助しなくても何とかなるようにしたくてその気持ちを伝え。だからこそ、目の前の彼と手を組み上司に罠を張ってでも何とか引き合わせたい。テッドはタダでとは言わないとは言うものの、2人の仲が良くできるなら正直タダでもいい。しかしそれは目の前の彼からの信頼を拒むようにも感じてそれは言わず。その代わりにと言わんばかりにニコリと微笑みつつ自分の事は愛称で問題ないと伝えつつ、少し悪戯っ子のような笑みと共に相手の名をフルネームで呼び)

あぁ、それと自分の事はドルフで良いですよ。そっちの方が呼ばれ慣れてるので…なのでドルフで構いませんよ。テオドール・ライナーさん？

(/ですねぇ(笑)あはは、とても可愛らしいですね。勿論ノアもちゃんとビティス君一家の旅行の当日に見送りはするでしょうから、抱きつきでノア成分(？)補充してから出発は十分してそうですよね(笑)ちなみに余談ですが、ドルフはレイフさんのことはまた別の呼び方しますが……恐らくその場面描写するタイミングはあまり無いでしょうね(笑)まぁ、同級生より背が低いのがドルフのコンプレックスなのでね……ちなみにドルフの背が低いのはノア隊全員が知ってたりします(笑))

「…ふ。ああ…ならアンタと俺は、今から共犯者だ。俺の事も、テッドで構わねぇよ、ドルフ」
（彼からの早過ぎる答えに些か面を食らい、目を僅かに見開いて瞬いた直後、己を真似るように此方の名をフルネームで呼ぶその表情に、緩やかに視線を細め。それから思わず零れた笑いに、少々不器用に歪めた唇から吐息と共に声を洩らし。その仄かに色付いた顔付きのまま、共犯者、と冗談めかした言葉で互いの関係を位置付け結んだ後、此方からも愛称での呼称を要求し）

「そんじゃ先ず、企ての具体的な内容を煮詰めねぇといけねぇが…今は勤務中だし、会話を聞かれちゃマズい奴もそれなりに居る。そうなれば…」
（要求の言葉を終えた後、また普段の不機嫌そうな仏頂面にて今後について思案を重ね。計画の漏洩を避けたい人物らの顔を思い浮かべては、方々に泳がせた目を眇めて嫌な物を見た猫にも似た表情で溜息を吐き出し、だがその顔もドルフの方を見た瞬間に和らげ。にやりとした含みのある笑みに再び唇の端を歪めつつ、彼の察しの良さを期待して、片手でグラスを傾けるような仕草を行うのと同時に一つの問いを投げかけ、二人での飲み会を提案して）

「…ドルフ。アンタ、今日か明日の仕事終わり、空いてるか？」



（／多分ノアさんの匂いを目一杯吸い込んでから出発しますし、帰ってきてからも減った分（？）を補充するのに抱き付いて吸いますね。それと…ビティスからのお土産多そうですね。拾った貝殻とか、旅行先のお菓子とか両腕に抱えてきそうです(笑)まあ…テッド達の方にあまりレイフさんは関わらないでしょうからね。名前が出る事は極たまにあるかもしれませんが…(笑)その辺りの事を踏まえれば、存外ビティスと仲良く出来そうですね…まあ、ビティスは背の低さと一緒に腰周りがやや細いのにもコンプレックスがありますが…ドルフ君、背の低さを気付かれている事には気付いているんです？(笑)）

「ふふ、では共犯同士宜しくお願いしますね、テッドさん」(彼の共犯者という言葉選びに思わず笑みを溢してはクスクスと笑みを溢しつつその言葉に便乗しつつテッドの名を愛称で呼ぶと、何故だかドクンと心臓が1度大きく跳ねて僅かに頬に赤みが差したのを感じ取れば何故だと考えるもすぐにそれよりも立案が先だろうと思慮の外に追いやって。テッドの紡ぐ聞かれたらマズい奴、という言葉に自分も無意識にイメージすれば何人か予測は立ち、気付かれたら面倒だよな、なんて思いつつテッドの方を見やれば含みのある笑みにまた心臓が跳ね、それに気付かれぬよう冷静を装うも頬の赤みは僅かに残ったままであり。頬の赤みが残ってるのに気付かぬまま相手の楽しげに飲みの提案してくる様子にニッと笑えば彼のした仕草を真似ながら予定の空きを伝えては僅かに頬に赤みが残ったままで初めて酒を飲むのだと明かして)

幸いにも今日は特に何もないので空いてますよ。ただ、まだ飲んだこと無いのでどれだけ飲めるかは分かりませんよ？

(/ふふ、ビティス君が、自分の匂い補充してると気付かぬまま抱き締めつつ優しく頭撫でてたりしてたでしょうね……あぁ、もう想像がしやすいです。ちなみにノアはお土産として貰った貝殻類を大切に保管してて、ノア母が溜まってきたそれをネックレスにして今は実家にて大切に保管されてます(笑)ですね……まぁ出たらその時ですね(笑)ドルフは背だけがコンプレックスですからね……まぁ仲良くなりやすいですよ。あのリアムと比べたら……いえ、ノア隊の初期組(ノアやリアム)や同期でノア隊に入った面々(要するにドルフがノア隊に入りたての時に居た面々)には知られてるのは分かってますが、後輩たちには知られてないと思ってます。ただし、口のかなり軽い初期組のある面々がドルフの後輩たちが入隊する度にコッソリ教えてるせいでノア隊全員知ってますがね(笑)そして実はこのとき既にカップルフラグが建っていたという……(笑))

「…なら、今日は俺の行き付けに行くか。…仕事上がり、裏口に集合な」
（先の呼び方と同じく己の仕草を真似るドルフの姿に、自身の唯一の家族である妹の幼い頃を思い出し、表情は普段よりも険の抜けた顔付きに和らぎ。酒の初心者、と明かした彼に片眉を跳ね上げ、一瞬の思案の後、直ぐに表情を戻して自身が通い慣れた店の紹介を決定し。それらの予定を確定したその最後、互いの企ての最初の一歩として待ち合わせを告げ。それと同時、自然と伸びた手でドルフの髪を、些か雑ながらも緩やかな手付きで、くしゃりと一度撫で）

「……あ。いや、悪ぃ。じゃ、また後でな」
（彼の髪に触れた数秒後、その動きを停止するのと共に、今更自身の行動に気付いて小さく声を洩らし。それから素早く手を離し、ほんの少し目を見開いて間の抜けた色のその顔を、直ぐ様ばつの悪そうな、端から見れば不機嫌そうな、そんな顰めっ面に変えて。…しまった。つい。無意識と家族の姿と重ねていた為に起きてしまった言動の事故に、先と比べて少々辿々しい言葉遣いにて謝り。続けて端的に約束を再確認しては、彼の前から逃げるように踵を返して足を踏み出し）



（／撫でてもらったり抱き締めてもらったりするのも補充の内ですから…ふふ、ビティスが見たら、懐かしいやらちょっと恥ずかしいやらで、そわそわしてしまいそうですね(笑)ですねぇ(笑)そりゃあリアム君には今のところ敵意抱かれてますからね…おやまあ、折角のシークレットシューズなのに…まあでもまだビティス隊には知られてませんからね！(笑)ふふ、此処から二人の歩み合いが始まるのでしょうねぇ…楽しみです(笑)さて、この次ですが…テッドとドルフ、二人だけの飲み会します？それとも、時間飛ばしてビティス達の仲直りの企て決行します？(笑)）

「テッドさんの行き付けですね…はい、仕事終わりにです、ね…？」(テッドから行き先の決定が為されれば元々お酒なんて飲んだことのない自分はそれに従わない、理由なんてこれっぽっちもなく素直に頷き仕事終わりの、待ち合わせを了承する言葉を返そうとしたタイミングで頭を撫でられれば思わずその感覚に言葉は途切れキョトンと目の前のテッドを見上げ。しかし少しの間を開けたのちに謝られるといや、と返さんとしようとするも約束の再確認だけして逃げ去るテッドをボーッと見届けて。そしてポツンと1人きりになった所でポツリと呟きを溢せば懐かしくもある頭の撫でられに羞恥心が遅れてやって来て頬を僅かに赤く染めては確認サインの代筆の件を聞き忘れていることなどすっかり忘れていて)

「…今、テッドさんに撫でられ…たんだよな…何時振りだよ…」

(/ふふ、それもそうですね……あはは、ノアの家族にあった時に思い出話と共にノア母から教えて貰えるでしょうからね(笑)そこはもうお互い距離取り合ってますからねぇ。やはり暗転未遂イベントの飲み会でドルフから説明させないとですね……全然シークレットじゃなくなってますからね……ふふ、ですね！初めて知ることになるのはテッドさんでしょうね(笑)えぇ、自分も楽しみです(笑)そうですねぇ、こちらとしてはどちらでも構いませんかね……テッドさんとドルフの関係を深める描写するのを優先するか、ビティス君とノアの関係良化を優先するか……って所なのでどっちでも展開的には美味しいのですよねぇ……(笑))

「……うっかりしてたな」
（部屋を出てから数分、人気の少ない通路にて立ち止まり、己の失態に深々と溜息を吐き出して。同時に一人渋い顔付きで自身の手を睨んでは、その手で自らの硬く短い金髪を掻き回し。しかしそうしていたのも十秒程度、直ぐ様手を下ろして歩みを再開し、次の仕事へと向かって）

「さて、と…」
（変わらずミスの多い上司のフォローに苛立ちつつも、何とか一通り仕事が終了した夕暮れ時。己が指定した待ち合わせ場所に一足先に到着し、壁に凭れかかって夕焼けに赤い空を見上げ。じゃらじゃらと数多く耳に飾ったピアスを指先で弄び、暫し味気も無い景色をぼんやりと眺めていたが、早く着き過ぎた為に持て余す暇に視線はやや下方に逸れ。次いで、上着のポケットから取り出した煙草の一本を口に咥えて火を点け、それを指でも極軽く挟んで支えながら、煙を吸い込んでは吐き出すのを繰り返して共犯者である青年の姿を待ち）



（／色んなお土産と一緒に、沢山の想い出話が聞けそうですねぇ…何なら、「ノア兄と結婚する！」って言った際に渡したオモチャの指輪なんかもありそうです(笑)犬の威嚇のし合いみたいなものでもありますがね…まあ、お話があれば多少は改善されるでしょう。ふふ…テッドなら口固いので、周りに知れる事もまああまり無いでしょう(笑)ではでは、二人きりの飲み会を一先ず優先しましょうか。初体験、というのは何であろうと大事な出来事ですから(笑)）

(結局聞きそびれたのを思い出したのは、鍛練に行ったリーダーに不備があったと言われた書類を手渡した時で。その時は単純にリーダーが書き忘れてたからと言うことで、書類の修正ついでにサインを書いて貰い、相手の元へ提出に向かい。それからも変わらずミスやボウッとしてるリーダーへの叱咤を忘れることなくしながらも何とか仕事をこなしていくもリーダーのミスを指摘、修正要求などで時間を費やしてしまい、無意識に今までしてこなかったリーダーへのイライラを積もらせ、夕焼けの色が濃くなってきた頃漸く今日の仕事を終わらせたリーダーへ、明日からしっかりしてください、とやや不機嫌気味に伝えてリーダーと別れやや早足で裏口へ向かい)

…すみません、遅れてしまって(やや急ぎ目に向かったは良いものの、案の定テッドの姿が既にそこにあり、待たせてしまったという申し訳無さから足早に駆け寄っては、眉を下げ相手へ遅れた事への謝罪の言葉を述べペコリと頭を下げて謝意を見せ)

(/えぇ、キーホルダーとかもちゃんと大切に保管してることでしょうね……あぁ、有りそうですね！後は他にもビティス君の実家に残ってたご両親の遺品やビティス君の当時の私物等もちゃんとノアの実家にて保管されてますので、それについても語られるかと(笑)そしてそれを微笑ましく見てるノアとその状況に溜め息溢すドルフまで見えましたね……そこはドルフ次第になりそうですね……良かったなぁ、ドルフ。ノア隊配属後に購入して使用してる感じですからとりあえずの所はビティス隊の面々にバレる心配はなさそうですね。まぁ、問題があるとしたら口の軽い面々がビティス隊の方々と仲良くなってバラしてしまうことですが(笑)了解です！ふふ、ドルフはノア以上に初めてが多いですからね……それらも纏めてテッドさんに貰ってもらいましょう！(笑))

「……いや。俺も早く来すぎちまったからな。そら、行くぞ」
（一本、二本と紫煙を揺らし尽くして、それでも中々現れないその姿に一度辺りを見回し。次いでもう一本、と三本目の煙草を小さな箱から取り出した所で掛かった声に顔を上げ、下がる頭に仕事中での出来事を思い出してほんの少しの間口を噤み。しかし直ぐに普段と同じ調子で謝罪に言葉を返すと、出したままだった煙草の箱をポケットに仕舞い直し、促しの声と殆ど同時に目的の店へ向かって足を踏み出して。拠点から歩く事十五分程、大通りから少し外れた道の先、日本の居酒屋を真似た其処の引き戸を開け）

「おう。…うるせぇ。いつもの席、良いか？」
（暖かな色味の店内に足を踏み入れ、其処に居た店員からの挨拶に簡素な返事をし。珍しい、人連れか、とからから笑うその店員に対し機嫌悪く片手の指先で追い払う仕草をしつつ、空席の有無を問い。肯定を示す様に片手も下ろすと、一度ドルフの方へ視線を向け、顎でカウンター席の奥二つを示してから其処を目指し）

「さて…俺はとりあえず、いつものビールとウインナー。そんで、アンタは、そうだな…サワーかフィズの名が付いてるヤツ、特に果物系のが初心者にゃ飲み易いんじゃねぇかな」
（席に着いて直ぐ、自身はメニュー表も見ずに正面の店員にお決まりの注文を告げ。それから纏められたその表を手に取り、酒の名が並べられた面を向けて彼に差し出し。カウンターに頬杖を突きつつ自分もそれに視線を注いで説明するのと共に、言葉にした名が書かれた部分を指先で描く丸で囲み、その中心をとんとんと軽く叩いて該当部分を示してみせ）




（／ふふ、大事にされてますね…おお、それならビティスも懐かしいな、って話に乗るでしょうし、その日の晩には夢にも見てにやけちゃいそうですねぇ(笑)何ならその場からビティスを引き剥がすテッドも居そうですね…あとはまあ、時間の経過が多少どうにかしてくれるでしょう。…マズいですね。ビティス隊にも口の軽い面子がいるので…テッドに口止めしてもらいましょうか(笑)まず初めはお酒から、ですね。とりあえず、行き付けのお店で飲んでもらいます(笑)）

(テッドのやや後ろを歩きつつ向かった先の通りを少し外れた先にあるいつだかにテレビで偶然見たことのある日本風の建物のお店に相手に続くように入れば暖かみあるその内装に物珍しげに辺りを軽く見回して。そうすればテッドと店員の軽いやり取りが聞こえテッドに続くよう席に向かいつつ店員へ軽く会釈をし)

なる程…では、このレモンサワーで…(席につくや否や、テッドは既に決まってるらしき注文を済ませておりどうしようか、なんて少し周囲を見渡せばテッドの言葉にそちらを見ながら説明を受け、納得したように言葉を溢しては少しメニューを見ながら思案しつつ、ひとまず料理メニューに関してはまた後でと考えつつテッドに伝えて)

(/そりゃ家族ぐるみで仲良く、弟のように接してるビティス君からの貰い物ですからね……遺品とかに関してはカーライル宅で保管しつつもビティス君のもの扱いなイメージですので、必要があれば連絡さえあればいつでもカーライル宅から送られてきますので(笑)これが日常化してきたら他の隊員たちから「あぁ、いつもの光景だ」と言われてそうですね……ですね……アハハ…それがビティス隊で話題になりつつあったらテッドさんの出番でしょうね(笑)ですね。珍しいとはもしや、テッドさんが誰かを連れて飲むという初めてをドルフが頂いたんですかね？(笑))