ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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ん…っ…
(昨日と同じく己の寝室にて共に寝転がり、直ぐ傍の相手の言葉に頷きを返して。昨晩よりも大きく肌蹴られた服の下、奇しくも心臓に近いその箇所に寄せられる赤い顔をじっと目で追いかけて。不意にそれが無言に乞うような上目とぶつかって、跳ねた心臓の音が相手のキスに飲まれ。いつもとは違い、視覚的にも口付けを受けている事を知れるその光景に、唇の温度を、感触を、いっそ大袈裟な程に感じて堪らずシーツを掴んだ手に力を籠め。響くリップ音とほぼ同時、針を刺すよりも細やかな微かな痛みが其処に走って、けれどもそれは直ぐに甘い刺激に掏り変わり。その感覚に仄かな熱の宿った声が鼻を抜け、肩を僅かに揺らした後、相手が離れた自身の胸には所有の証が刻まれて)
……俺も、する
(興奮なのか、羞恥なのか。己でも掴み切れない熱に身を支配され、もう待ちきれないとばかりに相手に手を伸ばして身体を乗り出し。まずは相手の背に腕を回して捕らえ、次いでその首元に顔を埋めて擦り寄り。それから首の付け根と肩の境目、丁度シャツの襟に隠れるか否かというその位置に頭を落ち着け。此所に付ける、と予告する代わりに其処に一瞬だけキスをして離れ、しかしまた直ぐに唇を触れさせて。相手のやり方を頭に浮かべ、それをなぞる形でじわじわとその薄い皮膚に吸い付き。ちゅう、と湿った音を立てつつ埋めた頭を起こして吸った箇所に目をやれば、確かに其処には花が咲いていて)
っ……ノア兄、ノア兄…
(相手のものよりも淡く、明日の晩には消えてしまいそうな独占の印。それでも初めて付けたその花が嬉しくて、付け方を教えてくれた相手が愛おしくて、押し寄せる感情の波はもう言葉にすら出来ず、只相手を捕らえる腕を更に確と巻き付け。表情と同じだけ喜びに蕩けた囁き声で相手の名を零すその合間、淡い紅の花やその周りに何度も何度も軽いキスを降らせ)
(/ふふ、そうしましょうか。ビティス的には「熊格好いい」って思って欲しがりそうですし。ですねぇ(笑)仕事で二、三日会えなくなる時は気が気で無いでしょうね、ビティス…その日の前日はマーキング激しくなりそうです(笑)はい、お任せ下さい(笑)ですね。ただ、お互いあんまりにもさっぱりしてるから、「…本当に好き?」って周りに訊かれるくらいはありそうですね(笑)何にしましょうね…ビティスは舌の裏側と火傷痕ですが…「え、そんな所?」みたいな場所でも良いですよね(笑)いえいえ、当方がちょっとゆっくり過ぎるくらいのペースなので、ぐいぐい引っ張って頂けるのは大変頼もしいです。まあ、大事な場面さえじっくりやれれば当方的には問題ありません故、あんまり気にしないで下さいまし(笑))
わ、っ…ひぁっ…!(相手の胸元に咲いた新しく出来たキスマークの出来に少し目を細めていたら相手の腕にいとも容易く囚われ小さく声が漏れ出て、首筋に顔を埋められてはその可愛さに相手の背に自分も手を回し。そうしてれば一瞬のキスだったが首の付け根と肩の境の所にされた時、突然身体中に走る快感に身体がピクリと震え、何事かと戸惑ってればそこを吸われれば甘く脳内がパチパチとスパークする程の快楽が身体中を駆け巡り、甘い声と共につい相手の服の背の部分を掴んでしまい)
あ、あっ…ん、ぁっ…(突然の初めての感覚に戸惑い逃げることもしないまま更に相手に囚われれば、相手の甘い声で名前を呼ばれるだけでも先程の快感が助長されるようで相手の名を呼び返す間も与えられず。そのまま首筋に何度も軽くとも刺激を与えられては甘い声を防ぐこともままならず、その甘い快楽の刺激に身体は力が抜け落ちて相手の方へと辛うじて向けれた視線はすでに快楽の虜となってるのか蕩け落ちており)
(/お、良いですね。ビティス君におねだりされればノアも買わない選択肢は無くなるでしょうし(笑)そうですね、初めは大丈夫だと思って特に気にしなかったけど、帰ってきたらノアが誰か分からない匂い付けてきてて。それで問い詰めたら寂しがってた事知って、それからはビティス君も不安がりそうです(笑)まぁ、ベタ甘なカップルをみんな知ってるからこその、その反応になるの間違いないかと(笑)とりあえず折角なのでノアの弱点は首と何処か、にしときます。そうすれば以前噛み付かれそうになった時も、首が狙われたから弱点を無意識に防いだという感じにもなりますし(笑))
……可愛い
(花を咲かせる途中にも、その後のキスにも、余さず反応して震える身体と零れる声を身をもって捉え。己の背から腰へぞくぞくとした快感を走らせ、腹の奥から緩やかに熱を引き出すそれらに一度身震いして。やがて己の服に縋る相手の手の力が抜けたのをきっかけに、暫し続けたキスの雨を不意に止め。それから頭を持ち上げて相手の方を見遣れば、熱に炙られたチョコレートのような瞳と目が合って。今の己と大差は無いだろうその蕩けた表情に庇護欲にも似た感情が湧いて、思わずその頬に指を這わせては掌を添えて愛で、恍惚と吐息混じりに呟いたまま唇を己のそれとゆっくり重ねて食み)
ノア兄、好き、好き…大好き…
(深くはしない、けれども相手の唇を己の唾液で濡らすには十分なその行為の後、離したそこからはまた想いが溢れて声に成り。今目の前にある光景は、自分だから見られる。…否、自分だけが見て良い相手の姿だと、愛しさと綯い交ぜになった強い独占欲に押されて身を僅かに起こし。次いで半ば強引に相手の背に両手を回し、抱えるには大きなその身体を掻き抱いて。ぎゅう、と愛しい人の身が収まりきらない自身の両腕に確と力を籠め、眼前の肩へ額を押し当てて擦り寄り、熱を持って甘く掠れた声を落として)
……俺の…俺だけの、ノア兄…
(/自宅に帰る頃には、荷物倍になってそうですね(笑)何ならその初めのふらつきの時に手錠で拘束、って感じになりそうですね…「早く帰らないと」って想いが湧いてくるでしょうし、暇を見付けて連絡入れてそうですね(笑)ええ。ちょっと距離が近くなったかな?ぐらいですからね、テッド達は…(笑)ふふ、了解です。では他の弱点は後程ビティスに見付けてもらいましょうか(笑))
(続いてた軽いキスが終わればボウッとすっかり蕩け落ちた視線と熱の帯びた荒くなった息になりながら相手の仕草をただただ見届け、相手の行動の全てを受け入れて。そのまま相手に好き、大好き、その言葉を言われればそれはゾクゾクと快感が背を這い上がり、相手の腕の中により囚われながら相手の脇腹に自分の片腕を乗せるようにだけして相手の背に片手を回しては蕩け落ちた視線のまま愛おしげに微笑みながらポツリと熱の帯びた声色で相手の言葉に返しながら自分の小さな願いを伝えて)
俺も…大好き、だ…ビ、ティス…だから…この、まま…寝たい…
(/ですねぇ。お土産で倍に増えた荷物に笑ってそうです(笑)お、良いですね。仕事で使うつもりで持ってたけど、持ってきたのを使う前に部下が渡してくれたからそれ使って…でも自分で持ってきたのを使ったつもりになってそのまま持ち帰っちゃって……な流れでノアの身体に付いた匂いに気付いて自分に視線向けなきゃとガサゴソしたら手錠に気付いて……ですかね?ふふ、ですね。ノアも基本どんなタイミングでもビティス君の声聞けたら嬉しがりそうです(笑)ほんとそうですよね(笑)了解です。とりあえず決めてはいるのでそこ見付けれたら改めてお伝えしますね(笑)ひとまずお互いキスマ付け合いイベントは終えましたし、キリの良さげな場所で一旦飲み会イベントを挟んで例のイベントですね(笑))
…ん。俺も、このまま…
(漸く返された言葉に身体の熱が安堵の陰に収まり、ひしと抱き締めるその腕の力を徐々に緩めて。次いで未だ顔を上げぬまま深く息を吸い込めば、相手の匂いが肺の奥まで満たしていき。身体に回る相手の腕の重みも心地好く感じて、眠気が少しずつ、そして確実に迫り、自身の思考をじんわりと侵食していくのを自覚し。それに逆らう事無く視界を閉ざした後、普段と同じように鈍った口から半端に返事をし。温い水底に沈みかけ、夢現の境が怪しくなり始めた中で、額を置いたその肩にもう一度だけ顔を擦り付け。同時に、互いの身体を改めて密着させて服越しに体温を混ぜ合うと、直後には暖かな眠りの海の中へ思考も意識も手放し、口許に僅かな笑みを浮かべたまま静かに寝息を立て始めて)
(/ふふ、「こんなの買ったっけー」なんて言いながらお土産の整頓していきそうですね(笑)良いですねえ…丁度手錠に気付いたタイミングでノアさんの匂いにも気付いて、「捕まえなきゃ」「繋ぎ止めなきゃ」って衝動的に思って…なんてのも個人的にはありかと。ビティスの方もノアさんに癒されたいでしょうし、「五分でもいいから」って時間作るでしょうね(笑)ええ…本当に…(笑)よーし、頑張って探しますね。ビティスが(笑)例の…どれでしょう?やりたいイベント多過ぎて混乱してきてしまいました(笑)やり取りを読み返した限りでは、仕事(抗争)中にビティスがノアさんの首に噛み付き→レイフさんに「どこまで進んだ?」と訊かれるイベ→飲み会(暗転未遂)…の流れ、だったはず、です。今遡ったのは600レスくらいからなので、正直自信ありませんが…(笑)何処か流れの変更したい部分とか、入れたいイベントとか…あります?)
ん、お休み…俺、だけ、の…ビ、ティ…(身体は快楽の虜になったままであまり動かせそうにない。しかしそれでも、ビティス相手だから、その一言で全てがどうでも良くなるほどに片がついてしまえば相手からも同意の言葉が聴こえてくれば嬉しげにトロンとと蕩けた目を細めて。そのまま眠気が思考に襲い掛かってくるもそれに抗うつもりはなく、ウトウトとし始めれば相手の寝息が一足先に聴こえてきて。聴こえるかは分からなかったものの、無意識に相手に語りかけるように言葉を何とか紡ぎつつも相手の名を言いきる前にその瞼はスウッと視界を閉ざし、思考も完全に眠気に負けて眠りについて)
(/ですです。それで行った場所を思い出したりしてそうですね……浴衣は一応着方は教えてもらったけど自宅で着るとき、最初は思い出せなくて間違えて着てたりしてそうです(笑)あぁ、それもまた良いですね……どちらでもお好きな方を選んでいただければ。ノアの場合誰かが近くにいようともビティス君との電話なら確実に甘々電話対応してそうです(笑)ふふ、見付けれると良いですね、ビティス君(笑)ほんと多すぎですね……良いことなのですが(笑)そうですね、その流れで問題ないですね。改めてみると自分とで700以上も続いてるのですから結構続いてますね(笑)いえ。特には無いですし、主様の先程の流れで是非行きましょう!)
(所有の証を付けてから数日。元より淡かったその花はもうすっかりと相手の身体から消えてしまい、その事にほんの少し気分を落としつつ職場にて机作業を続け。個別に来ていた翻訳の書類にじっと目を向けて、手を止めないまま頭に浮かべるのは花を咲かせた日の相手の姿で。…また、したいな。そんな欲求が湧いた矢先、作業部屋に入ってきた一人の幹部から仕事の指示を受け。先程までの考え事を思考の隅に追いやり、ぴっと気を張り詰めて了解を返した後、相手やテッドを経由して今居る部隊の面子の全員を待機部屋へ呼び出し)
…掃除の仕事が来た。何でも以前潰した組織二つの残りが手を組んで近くに潜んでいるらしい。これを放っておけば、後々此所にとって面倒な事になる。…だから、全部残らず始末する。手加減も、容赦も、必要無い。奴等の場所は…
(待機部屋に入って最初に告げたのは、集めた理由。この組織にとって驚異となり得る可能性のある残党達の掃除。普段のような柔らかさの消えた、感情を抑えた顔付きで面子を見回しながら、淡々と己が上から受けた報告と指示を彼等に伝え。既に割り出された、此処から近い場にある残党の根城まで一通り情報を部隊内で共有した後、一旦は準備の為に解散し)
…指示を、出す。俺が先に前に出て切り込むから、他はその後ろに続いて残りを片付ける事。それと…生きて帰りたいなら、俺の傍には絶対来るな。…じゃあ、行動開始
(根城である廃倉庫に突入する直前、黄昏と昼の合間の時刻、仄かに赤い太陽が照らす裏通りにて。ホルダーに収まった警棒の柄に片手を当て、自身が連れた彼等に背を向けたままの体勢で、装着したヘルメットの下からインカムを通して意識的に低めた圧のある声を部下達に届け。それは、誰も傷付けさせない、失わない為の願いと決意。…そして、自分も部下を、大事なものを、傷付けない為のわざとらしい警告。そんな元々の面子には暗黙の取り決めを、初めて自分と仕事を共にする彼等へ命令の形で改めて伝え。次いでその指示への反応や返事を確認する前に足を踏み出し、誰よりも先に現場へ突撃を開始して)
(/ええ…話の終わりには「また行こう」なんて笑ってそうです。それである日テレビか何かで間違ってる事を知って漸くもたもたと直すでしょうねぇ(笑)どちらにしろ、手錠付ける事は確定ですからね…ビティスの方も、もうでれでれの顔してるでしょうから、誰に掛けてるのか周りに知られちゃうでしょうね(笑)意地でも見付けます…!(笑)その内整頓しないとダメですねぇ、イベント(笑)ええ。でも、二人が恋人になったのはつい最近なんですよねぇ(笑)了解です!という訳で、ひとまず時間飛ばしました!)
(数日が経過し、未だ相手の鎖骨や胸元に咲く花は色が薄まってると言えどまだ残っているのを自宅で確認しており、相手のつけてくれた痕は元々の色が薄かった事もあり消えてたものの、相手が一度付けてくれた、その事実は間違いなく残ってて。その事を思い返しながら部下たちの鍛練の指導に立っていたその時、相手からの呼び出しを受け部下たちに鍛練の中断を伝え、部下たちと共に待機部屋へと向かって。そこで告げられたのは残党らの掃討であり、相手の淡々と伝えるその様子に内心で普段とは違う様子にカッコいいな、なんて考えながらもそれを表に出さぬまま真剣な眼差しで聞きとげ、装備を整えるため解散となり)
あっ…しゃーない。俺たちはいつものあの立ち位置で援護並びに各個撃破だ。行こう(残党らの根城である廃倉庫からやや離れた裏路地に赤色の陽光が入る頃、相手からの低めの声色から告げられる指示はどこか寂しいものがあり。本当なら傍にいてやりたい。それでも拒まれそうなその指示への返答を待たずに突撃する相手の背を見送れば小さな声として漏れ出るもテッドら直属の部下たちが気にしてなさげに行くのをみて仕方ないと割り切れば自分の拳に装備したナックルを僅かな時間だけ見てすぐに自分の部下たちへと指示を通達すればそのまま駆け出していき。そして狙撃隊は己が狙いやすい位置へと移動し他の面々もついてくるように廃倉庫へ向かうのを後ろに聞きながらいつでも戦える準備をし残党らの掃討を始め)
(/ですね、それは間違いなさそうです。テレビか今で言えば動画でしょうね。それ見て慌てて直してそうです(笑)ですね……ノアも同じでしょうから電話終わりにその事つい部下が問いかけてしまって仕事の手を止めて熱弁しそうです(笑)ふふ、楽しみですね(笑)ホントですね、まぁとりあえず先程の一連の流れを済ませながら整理していきたいですね(笑)ホントですよね、お互い恋だと気付くの遅かったですものね(笑)了解です!ちなみにノアのこのイベントでの戦闘スタイルは警棒とか持たずにナックルを片手に嵌めて、拳銃を腰のホルダーに入れてる感じですね。ノアは銃器以外の警棒とか鉄パイプみたいなある程度の大きさの武器持つと弱くなるので(笑))
…ふ、ハハッ!なあ…なあ、ナア!!ほら、俺さえ撃てば助かるぞ!!ちっとは骨のあるトコ見せろよ、腰抜け共!
(己が踏み入った瞬間、動揺に喚く男達を先ずは目標に駆けていき、最初に手にした刃物にて一人目に襲いかかり。次いで銃を持ち出す目の前の残党の腕を、反対の手に掴んだ警棒で容赦無く打ち据え。次第に怒号や銃声に騒がしくなる音も、硝煙や血の濃い匂いもヘルメット越しに捉え、それらに幾らかの冷静さを保っていた筈の思考が侵食されていき。代わりに、今身を置く命の危ういその状況に昂りと破壊衝動にも似た感情を覚え、知れず笑いを零した次の瞬間には、興奮に上擦った声を周囲に響かせ。己が命を絶ち、床に転がした残党の一人の身体を踏み付けながら、視界を狭める煩わしい被り物を取り払って足元に放り投げ。現れたその顔をいっそ狂気さえ滲む笑みに歪め、残党の生き残りを煽る言葉を些か呂律の怪しくなった舌で回した直後には、自ら武器を構える彼等の方へと走っていき)
「隊長。…おい、隊長?あー…くそ。駄目だ、聞こえてねぇ」
(やや離れた位置で戦う青年の姿を確認しつつ、その背後や遠い場所から上司を狙う敵を主立って拳銃で撃つのを己の仕事として。時間が経ち、日もすっかりと暮れた頃、此方の人数を上回っていた残党達も大半が掃討され。ふと普段指示出しを行う筈の青年から、意味のある言葉が聞こえないのを不審に思って片眉を吊り上げ。それからインカムを通して何度か呼び掛けるも、返ってくるのは場に反響する笑い声と獣のような息遣いばかりで。その事に状況を理解した瞬間顔を顰めて舌を打ち、独り悪態と溜息を吐き出した後、周囲を警戒しながら今度は相手に通信を繋げ)
「…ノア。犬っころが久々にブッ飛んじまってる。敵味方の区別も、多分もうついてねぇ。あそこの連中が終われば、こっちに来る可能性が高い。…気を付けろ」
(今も最前線で残った敵をわざわざ警棒で滅多打ちにする上司に代わって淡々と、しかし何処か苦さの隠しきれない声色で置かれた状況の説明と警告を相手へ行い。同時に、改めて上司の方へに目を向け。其処に居る残党はあと二人、一人は眼前の凄惨な光景に腰を抜かし、もう一人は悲鳴を上げて逃げんと後退っている。…あれが済めば、恐らくは此方に矛が向く。今までの経験から次に起きる事を予測し、その対応に直ぐ様動けるよう身構えて上司である青年の挙動を見据え)
(/でしょうねぇ。合わせが逆とか「ん…あれ、何か違うな」みたいな感じで(笑)それはビティスも同じですね…本当にこの二人はもう…(笑)ちなみに弱点のヒントとか…あります…?(笑)ええ…整理整頓、大事!ですね(笑)レナードの一件から漸く自覚ですからね…そこからはあっという間でしたが(笑)ふむふむ…成る程、確かにそんな事書いてましたねぇ。ビティスはいつもの重装備に、武器を詰め込んだ特注ホルダーです。まあヘルメットは今外しちゃいましたが…(笑))
…了解、なら此方もそろそろ…(時には向かってくる残党目掛けてナックルを着けた拳だけで武器を持った相手を容易く返り討ちにしたり、時には空いた手でホルスターから拳銃を引き抜き味方の死角を狙わんとする残党の動きを止めんと膝を的確に撃つ。そうしてれば次第に豹変していく相手の様子が気になってしまい、戦闘の手が空けば無意識に相手の方を気にするようにしていて。するとテッドからの通信が届いては相手に関する情報を聞けば少しだけ寂しげな表情を浮かべつつその警告に頷き、そろそろ自分の部下に撤退の指示をしようかと思案していた丁度その時…数回の狙撃音が2回に分けて鳴り響き)
…今のは多分俺んとこの狙撃隊だな。どうやら…(銃声を聞き分けた訳では無いのだが、相手の近くから逃げようとしたり相手から遠くない場所にへたりこんでる残党たちが脚、肩、頭と流れるように連続で撃ち抜かれた、そんな流れるようなことを出来るのは手前味噌ではあるが自分の部下たちの為せる技だろうと勝手に解釈をしてはテッドとの通信にそう告げながら拳銃をホルスターに戻し、ナックルを外しながら周囲を軽く見渡せば相手から一番近いのは自分であるかつ自分の周囲に数人の部下がいることを確認すれば、自分の近くにいる部下に早々に下がるよう告げ部下たちが下がるのを見送っており。まだテッドとの通信が繋がってるままでありながら気を付けろ、と言われたのは頭では理解はしてても指示を出すために相手から視線を外しており)
お前ら、もう終わりだ。早く下がっとけ
(/ですです。最初は違和感には気付いても何が違うのか分かってなさそうですが(笑)まぁ、大抵の惚気や甘々エピソードをこの二人だから……で納得してしまうのもこの二人の特徴なのかもですが(笑)そうですねぇ……下半身、ですかね?暗転の必要は……多分無いと思いますが大丈夫でしょう、きっと(笑)ですです(笑)パッと思い浮かばなかったり期間を開けるのであれば、幕間的な感じでテッドさんとドルフの方の進めちゃえば良いですからね(笑)ですねぇ……緩急の差が激しいですね、それもまた良いのですが(笑)ですです。ふふ、いつものあの装備でヘルメット外したのは噛ませる為ですかね?(笑)とりあえずまだテッドさんとの通信は切れてませんが、ノアを無防備にさせてますのでどうぞお好きに(笑))
「…お見事。よし、こっちも引き上げ……っノア、正面!!」
(構えた銃口を残党の方にも向けていたが、連続した銃声の後倒れ込んでいくその姿に一旦それを下ろして。同時に繋がっている通信に一言簡単な褒め言葉を返し、次いで些か遠い位置に居る上司の挙動を鋭い視線で警戒しながら、相手に続いて此方も指示を出し。しかし、その途中青年が残党だったものに興味を失い、駆け出したのを見て半端に言葉を止めて。青年の目標にされた方向を確認すれば、警告したにも関わらず部下の方へ目を逸らした相手の姿があり、一瞬息を飲んだ直後焦りを含んだ大声でインカム越しにそれを端的に伝え)
(逃げていた人間が響いた銃声の音と共に動きを止め、それに少々不服そうに唸っては地に伏すその身体に足を向け。何度か踏み付けたり蹴ったりを繰り返していたが、やがてはその行為も止めて。興奮なのか疲労なのか、荒れた呼吸が洩れる口もそのままに顔を上げ。…足りない、まだ、まだ。目の前が赤く霞みかける程の強い衝動を抱えた頭は次の獲物を探して、辺りをぐるりと見回し)
はっ…ハハッ、待て、待てよォ…!
(その視界に丁度映ったのは、出口の方へと向かい出す人の姿。それが味方であると判断を付けるだけの理性はとうに吹き飛んで、只身の内に渦巻く衝動をぶつけんと、その方向に向けて地を蹴り。その途中に返り血にて滑り落ちた警棒は投げ捨て、空いた両手で一番近い相手の肩を掴んで己の方へ強引に引き寄せ。それと同時に、何も武器を持たない代わりにがぱりと大きく開いた口から覗く歯を眼前にある首筋へ向け。その肌にそれが触れた瞬間、思い切り力を籠めて噛み付いて、そこから噛む顎の力も肩を捕らえる手の力もぎりぎりと容赦無く強めていき)
(/じっくり見本と見比べて、漸く「あ、こうか!」ってその場で直し始めそうです、ビティス(笑)ええ、何せ感情の出易い二人ですからね…(笑)下半身…とりあえず、足からじっくり触らせてもらいますかね(笑)ええ、あの二人もちょこちょこ進めたいですものね(笑)ふふ、ジェットコースターみたいですよねぇ、この二人は…(笑)ええその通りです!ヘルメットしてたら噛めないですからね!(笑)では、がぶっといかせて頂きます(笑))
っ…づっ!(油断をしていたわけでは無かった。それでも、テッドからの焦りの言葉にパッと直ぐ相手の方へと向き直ればすでに近くまで迫っており。そのまま相手の手に掴まれ首筋を噛まれてしまえばその痛みに眉をしかめて痛みから声をあげて。肩を掴むその力もかなり強く、ちょっとやそっとでは離してくれなさそうであるが一応無理矢理その力に対抗して組み伏せる、なんてのは前の組織にいた頃に無理矢理特訓をさせられてきたからこそ勿論出来ない訳ではない。しかし、相手を傷付ける事をしたくないという思いが自分を傷付けてくるという現実よりも大きく頭の中を支配していけば、片手でこちらに構うなと言わんばかりに来るなとジェスチャーをしながら、もう片方の手で相手の背に手を回し抱き締め、相手を自分の身から引き剥がすとは真逆の行動をとり、他の面々に意識が向かないようにし)
「…自分たちのリーダーは大丈夫そうです、引き上げましょう」(テッドの近くで銃撃で戦っていたからこそ、リーダーが襲われるその光景をみて思わず駆け出そうとしたものの、リーダーからの手振りのジェスチャーに目を開きつつその足を止め。勿論心配してない訳ではないし、今すぐにでも引き剥がさせたい。それでも、リーダーがそういうのなら。リーダーの事を信じる、その思いで突然の事に戸惑ってる自分とリーダーの間にて立ち止まってる仲間へ戻ってくるよう手振りで示せば近くにいたテッドへ少し歯を食い縛りつつそう告げては狙撃隊の仲間へも引き上げを告げて)
(/ノアも似たような感じですね。それで2人で笑ってそうですかね、同じ間違いを一緒にしてたとかで(笑)ですです(笑)ふふ、どうぞどうぞ(笑)ホント進めたいですよね……ということでテッドさんとドルフとの絡みを少しだけさせておきました。この方が4人の飲み会の時に呼ばれる理由にもなりそうです……あ、折角ですし飲み会はテッドさんがビティス君、ノア、ドルフを誘ったとかどうですかね?ギクシャク気味(お互いに避けだして違和感しかない)なノアとビティスを仲直りさせようとテッドさんが2人を誘って、その時に自分たちのリーダーが襲われたのにやけにアッサリ信じて引く判断したドルフの話が聞きたいとかでドルフも呼んで……と出来そうですし、どうですかね?(笑)確かにそうですね!(笑)やはりですか(笑)えぇ、どうぞどうぞ(笑))
「っ…ああ。総員、引き上げだ」
(再度の警告も間に合わず、相手の首に文字通り食らい付いた青年に、威嚇射撃をせんと銃口をその足元に向け。しかし、当の本人が行う身振りへ元より寄った眉を更に顰めながら、抗議に口を開き。その一文字目を喉が通る直前、傍に居た相手の部下が先に了承を返し。驚き半分、苛立ち半分といった表情でそちらを見れば、既に部隊の大半は撤退の態勢へと移行していて。…この場に留まる危険性は、自分が一番理解している。それ故、苦渋の感情を飲み込み低まった声で、彼に同意する形を取って自身も部下達への指示を出し)
「……早く、帰ってこい」
(指示を聞き、徐々に人が少なくなっていくその最中。未だ獣じみた呼吸を繰り返しながら、相手の首筋を食い千切らんばかりに噛み付く青年と、その身に腕を回して青年を捕らえる相手の姿をじっと鋭く見詰め。眼前の光景に歯噛みする表情は僅かに悔しげで、何処か腹立たしさを含んで。暫しそのまま銃を構えていたが、殆どの面子がこの場を離れ、互いの立てる物音しか無くなった辺りにそれも下げ。相手にも聞こえる程の大きな舌打ちをした後、二人のどちらに向けたとも解らない言葉を唸るような音で残してから、自らもその場を退いて)
(/ふふ、顔見合わせて笑った後、ノアさんの浴衣も自分が直したいって言い出しそうです(笑)何なら足から順に、ゆっくりキスしていきましょうか(笑)ええ、ですのでテッドの方にも反応してもらいました。…ですねぇ。「指示役二人が気まずいと部隊の雰囲気が悪くなる(=自分の負担が増える)」「手っ取り早く酒でも」とかって理由と、苦労人且つこの瞬間の反応の事で個人的に少し話をしたいドルフ君とで飲み会…という感じで…(笑)スリル満点にも程がありますけどね(笑)はい(笑)いやはやノアさんにはご迷惑お掛けします…次辺りで離すので…(笑))
(手振りのジェスチャーによる指示をして少しすれば自分と相手から離れる足音が後ろで聞こえて来はじめればゆるりと手を降ろし、既に相手の背に回してる手と同じく相手の背に手を回し完全に抱き締める形を取り。暫くしていれば最後の足音も遠ざかり、この場に相手と自分だけとなり。そうなれば相手の背に回してた片腕をゆったりとした動きで上げ、そのまま片手を相手の後頭部に置き、いつだったかまだ相手の両親が生きていた頃、学校から帰ってきて早々に弟と相手が大喧嘩をしてたらしく泣き喚く二人を母親と手分けして宥めていて。自分は相手の事を何とか宥めようとして歌を歌いながら宥めてたことを思い出して。その時とは色々と違う部分はあれど似たようなもんか、なんて考えながら相手に噛まれたままで首の痛みはあったものの、優しく相手の後頭部をポン…ポン…と撫でながら緩やかなリズムを取ると共に当時歌っていた子守歌を思い返しながら痛みからか小さな声ではあったが、穏やかな声色でゆったりと歌い始め)
(/あぁ~、ありそうですね。それ聞いたノアもサラリとお願いしてそうです(笑)ふふ、良いですね。身体中にキスをされていつか身体全体がビティス君に触られるだけで感じる身体になりそうですね(笑)ふふ、良いですね。まぁ結果的にビティス君のモヤモヤがメチャクチャ大きくなるだけなんですけど、飲み会提案時は知り得ない事ですからね……あ、テッドさんが飲み会に呼ぶときはノアとビティス君にはお互い来ることを知らない感じにします?そうすれば前日までに何処か予約してしまえばこの数で予約してるんだからと逃げなくさせれるでしょうし(笑)まぁ、そのスリルすら結果的に甘くなるんですけどね(笑)いえいえ、また過去話勝手に出してしまい申し訳ありません……まだノアはビティス君への子ども扱いが直らない様です。ちなみにこの時の喧嘩の原因は一緒に夕飯を食べることになったのだけれどノアの隣にどっちが座るかでの大喧嘩という可愛いものです(笑))
(抵抗が無い事も、己の背に腕が回っている事にも、本能と衝動ばかりが支配する思考の中では疑問にも思えず。ぶつ、と自身の歯が無理に破った皮膚から口腔内に流れ込む、鉄臭く生暖かいその味を飲み下して。途中、不意に頭に微かな重みが乗ったのを感じ、些か鬱陶しげに唸りを零して身動いだが、それを本来振り払う筈の手はやはり相手の肩をがっちりと掴んだまま動く事は無く。だが、ふと頭への刺激が変化した事に、漸く意識がそちらに向いて顎や手の力は幾らか弱まり。同時に、己の呼吸と声ばかりが響いていた耳に、懐かしい音色が今頃届き。低く小さく、けれども優しく。己を落ち着けていくその歌声と仕草に熱の鎮まった頭は、次に少し前まで獲物だと思っていた人物の正体に気付き、自身の手も口も、全てを勢い良く相手から離して)
…っ、あ…ぁ、あ……ノア、に…
(限界まで見開いた目が映す、相手の首筋に残る歯形の傷に、自分が何をしたのか理解して、次の瞬間には顔から血の気が失せていくのを自覚して。脈の早かった心臓が凍り、火照っていた身体は冷えて、笑んで歪んでいた表情は恐怖とも怯えともつかない強張った色で溢れ。…謝らなきゃ。早く、謝らなきゃ。そう思って口を開いて、しかし胸から広がる氷が喉すら塞いで、ただ端に赤い色を残した唇が、相手の名を掠れた声で紡ぐだけで精一杯で)
……は、な…れて…っ…
(何より恐れていた事態。よりにもよって、一番守りたい人を、自分が。その事実が身を後悔に震わせて、息すら吸えなくなって、苦しさに喘ぐように口を何度も開閉させ。その隙間、これ以上相手を傷付ける事を怖がって、自分から動く事さえ出来なくなった中。相手が自身から距離を取ることを願い、湿りを帯び始めたか細い言葉を何とか絞り出し)
(/ええ、それで「ここをこうして…」とかってやってる内にちょっと悪戯仕掛けたりとか…(笑)ビティスがそれ見て「自分だからこんな乱れてくれるんだ」って優越感に浸りながらキスしてそうですね(笑)そこまでの予想は出来ませんよ、流石のテッドも…良いですね。ビティスとノアさんを各々店に直接連れてきて、そこで漸くメンバーの顔合わせして発覚…みたいな感じで(笑)まあ、ですねぇ(笑)ふふ、大丈夫ですよ。可愛い喧嘩大歓迎です。多分その喧嘩、両隣にレオ君とビティスを座らせるか、別の日に順番で座らせるかで解決してそうですね(笑))
…嫌だ。ビティスが落ち着くまでこうしておくから…(歌い続けること数分。掴まれていた肩や噛まれていた首の痛みが無くなれば、歌うことを止めながらゆっくりと相手の方へと視線を移してみれば、唇が血塗られたままかなり怯えた表情の相手の様子に心臓は寂しさからキュウと締め付けられる感覚を覚え、眉をしかめ。相手から離れて欲しいと告げられるも相手の願いとは裏腹に相手の上体を頭ごと抱き締めることでそれを断れば、噛まれた首の痛みがまだ痛むのを気にしないと言わんばかりにやや力を籠めて抱き締め、ポツリと言の葉を溢して)
(/ふふ、きっと悪戯すらも内容は端から見たらイチャイチャでしょうねぇ……(笑)その頃にはもうキスだけで骨抜きはほぼ確定でしょうね、間違いなく(笑)ではそんな感じにしましょうか!きっとドルフを飲みに誘う時は説明してることでしょうね……それで最初はノアとビティス君はどうしよう、とモヤモヤしていて、テッドさんとドルフは2人を近付けようと画策することでしょうね(笑)良かったです。追憶関係は基本ビティス君の可愛い過去メインですからね……えぇ、前者の案で解決しておりますね。この大喧嘩以降のカーライル家では定番の椅子配置になってます(笑))
う、うぅ…っ、ごめ、なさ……
(願いを聞いて離れる所か、更に抱き込まれてしまった体にびくりと肩が跳ね。抵抗しようと指が微かに動いて、しかしそれ以上は恐怖が自分を縛って固め。身動き一つ出来ない中、震えさえ押さえ付ける程に強いその腕は、誰のかも知れない返り血の付着した顔を相手の胸に確と縫い付け。密着したそこから聞こえるのは、鼓動と呼吸音。それに合わせるように少しずつ息を吸い込めば、喉まで塞いだ心臓の氷が溶けていく気がして。…傷付けて尚、注がれる感情。それが嬉しくて、相手が愛おしくて、けれどもやはり怖くて、悔しくて。ひく、と喉が微かにしゃっくりを上げたその直後、混ざり合って嵐を起こすその想い達が瞳から次々に溢れて頬と相手の服を濡らし。僅かな嗚咽と途切れ途切れの謝罪を相手に返して、それからはもう何も言えず、歯を噛み締めて声を無理矢理飲み下し。その度に波打つ身体の重さを相手に幾らか預けた体勢で、場の静けさを保ったままに湧き出す雫を互いの間へ落として)
……ノア兄、戻ろう。傷、早く手当てしないと……俺はもう、大丈夫だから…
(目が真っ赤になる程続いた涙も思考の嵐も、やがては落ち着きを見せ始め。そうして徐々に凪いでいく頭に浮かんだのは、自身が付けた相手の噛み傷。命には関わらないだろうが、決して軽くは無い筈のそれを気にして、涙の名残に水気を帯びた弱々しい言葉を、心配と後悔を織り込んだ視線と共に相手へ届け。同時に、ようやっと自分から動くだけの勇気を持った足の片方が、相手と距離を取らんとして一歩背後へと退き)
(/ですねぇ。恐らくボディタッチ系なので…(笑)ビティスの方の技術も磨かれてる頃でしょうからね、どろどろに溶かしますとも(笑)OKです!恐らく説明の後に「アンタに何か奢るから」って協力を仰ぐでしょうねぇ…とりあえず、二人が隣同士に座るよう誘導する所から始まりそうですね(笑)ふふ、ノアさん両側から「兄ちゃん、これ(自分が嫌いな物)あげる」とかってやられてそうですし、ノアさんゆっくり食べられなさそうですねぇ(笑))
(相手を抱き締めれば相手の鼓動が不安からなのかやや不安定な心拍のテンポを刻んでおり、大丈夫かと心配していたものの、次第に多少の落ち着きを取り戻してきたのか安定してくるのを感じてホッとしたのも束の間、泣きながらの小さな謝罪の言葉が聴こえてきて。いつもなら謝るな、と笑いながら言うものの、今回だけはあまり謝罪を否定してあげたくなくて、それでも気にするなと言わんばかりに相手の背を優しくトン、トン、と撫でて)
…俺のこれは気にするな。俺が不注意だった事も原因だしな(暫くすれば、ずっと自分の胸元で泣いていたからなのだろうが泣き腫らしたその目で此方を見上げるその姿が昔の姿とリンクしてしまい、庇護欲が出てきては少し離れんと下がる相手の様子についまだ抱き締めていたくなったが、少しだけ抱き締めの力を緩め、相手と少しだけ距離を開けさせてあげて。噛まれた傷は確かにまだ痛むものの、相手にあまり心配をかけまいと笑って相手だけのせいではないと伝えれば、痛まない方の手で相手が隣に来るよう相手の背を通して肩を抱き寄せては相手の頬に軽くキスを落としては相手の戻ろう、への返答をフワリと笑って返して)
…それじゃ、戻ろうか
(/ですよねぇ……それでイチャイチャして気が付いたらキスとかしてそうです(笑)ふふ、本当に良い意味でどちゃ甘ですね(笑)ですね、ごく自然な無駄の無い動きで4人席のテーブルに並べて座らせる事でしょう……あ、ふと気になって調べたんですが、一応アメリカにも居酒屋はあるっぽいですね。日本食とお酒を楽しむ店(まぁ、日本食なのかと悩むメニューもあるようですが(笑))って感じらしいです(笑)ですねぇ、それでたまに「ちゃんと自分でも食べろよ」みたいなこと言いながらも食べてあげるんでしょうかね?(笑)ちなみにこの後ノアは拠点に戻り次第、ドルフが手際よく指示してた部下たちに連行されてキチンと手当てされますのでご安心を(笑))
でも、俺が…
(今度こそきちんと距離の取れた相手を見上げ、笑うその姿に眉が下がったままの顔を緩く横に振り。次いで視線を足元へと伏せ、また感情に火が付いてしまいそうな、震えた声を絞って反論して。だが、自身の肩を抱き寄せる腕が、頬にキスする唇が、その温もりで言葉を溶かしてしまい。もう一度相手を見る顔は未だ何処か不安と悔いの影を残し、けれども今伝わる温かさに随分和らいで。己への返事に声も無く頷く事で答えた後、言葉通り拠点に戻るべく足を踏み出し。その道中、恐れに阻まれて自身から明確に触れる事こそ無かったが、今この時に少しでも長く、多く、もっと相手に触れられたいとばかりに、時折ちらりと相手を窺いつつ歩む速度を遅くして)
(/ふふ、折角直した浴衣も直ぐ乱れちゃいそうですねぇ(笑)ええ、良いですよねぇ(笑)先にテッドとドルフ君が隣同士になってしまえば、後はもう…ですね。アメリカですからね…創作料理もお手の物でしょうねぇ。ノアさん、何のお酒飲むのでしょうかね(笑)もしくは半分くらいは食べてあげて、後はビティス達に「あーん」とか…どちらにしろ微笑ましいですね(笑)大変安心しました…何なら部下さん達、拠点の出入り口付近で待機してそうですね。ビティスは…報告終わったら医務室前待機させて頂きます(笑))
「…今回はさすがにヒヤヒヤしましたよ?あーいうのホント止めて欲しいんですけど…」
そりゃ無理だな、お前らに危害及ぶ可能性があればその相談は了承出来かねない(相手と共に拠点へ帰る最中、ふと相手の歩みが遅くなったのに気付けば、無意識に相手の歩みに合わせるようにややスピードを緩め。ゆったりとしたペースで拠点に到着するや入り口付近で待機していた部下たちにより相手から半ば強引に離されると同時に医務室へ連行されていき。医務室に到着すれば首元の傷を見たリアムが泣きながら相手への恨み言を呟き、ドルフがそんなことを言うなと言いながらも丁寧に手当てを進めてくれて。そして治療終わり際にドルフから言われた言葉に笑みを浮かべつつもそれは出来かねないと断りつつ立ち上がり、更に付け加えるように話しながら歩き、ドルフやリアムに後ろ手に手を振りつつ医務室のドアを開けて)
それに俺は、誰も失いたくない。それで俺が傷付くのなら構わないしな
(/ノアの浴衣乱れたらビティス君によってそのままベッドへ連行されて暗転してしまいそうですね、浴衣の乱れた様子が可愛いとか理由で(笑)ですです(笑)ですねぇ……カリフォルニアロールとかまさにそれですもんね。そうですねぇ、折角ですし普段はワインとかくらいしか飲まないけど日本料理を食べれるのだからと日本酒を飲んでみたら思った以上に度数が高くて早めに潰れたとかどうでしょうか(笑)あー、それもまた良いですね。どちらてもホント微笑ましいです(笑)えぇ、バッチリ入り口でスタンバってました。ちなみにドルフの機転でリアムは医務室で待機してましたので、すぐにビティス君が文句を言われる事はないですのでご安心を……それでも数日の間はビティス君は出会う度にリアムに睨まれるでしょうが(笑)と言うことで治療終わりまで軽く飛ばしておきますね(笑)
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