マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

ん、むっ…ん゛ー、ん…っ…
（相手の甘い声が鼓膜に届いた瞬間、舌を擦れ合わせていた時のような緩やかな快感と愛おしさ、興奮がない交ぜになって身を駆けて。…もっと欲しい。開いた口を喉に近付けたが、歯を立てるより先に相手の掌によって阻止されてしまい。何で、したい、とばかりに覆われた口の下から抗議の声を上げて眉を寄せるが、昂りに鋭敏になった耳に囁きが落とされ、更には軽くも柔い感触を受ければそれだけで身体の力は抜けて、相手を拘束していた腕もそれに緩んで解け。それでも治まりきらない熱に口を塞いでいる手に舌を這わせ、退ける事を無言で要求したが、それも再び受けた言葉に止まり）

……ん
（相手といつも一緒に寝れる。その魅力に思考の天秤はぐらりと大きく揺れて、同時に漸く鎮まり始めた頭が渋々ながらも口を閉じる事を選び。それから目を伏せ、微かな声と共に小さく頷いて、今しかけた事の中止と約束への了承を示し。最後にもう一度だけ首元に擦り寄って吐息を洩らした後、相手の腕から退こうと後ろ側に身動いで）



（／一日に十回以上はしてますね、確実に…ノアさん、身体大丈夫ですかね…そうそう、捕虜用に一人一つずつ持ってそうだな、と…(笑)その内「今日もお熱いな」くらいの軽口言われそうですね(笑)帰って来て、ノアさんから他の人の匂いがした瞬間にベッドに強制連行です。何回かねだられて、ビティスも「もう無茶しないでね」って唇にキスしてから暗転…ですね(笑)不満たっぷりですが一緒に寝る魅力には勝てなかったようです。ふふ…だからこそ、キスマに気付いた時に「ずるい！」ってなるのでしょうね(笑)）

っぅん…(相手の抗議の動きが緩みつつも拒むように掌を舐められればその刺激に身体がピクリと揺れ動き思わず口を封じる手を退けそうになるも、それより先に相手が同意を選んでくれたようでホッと少し安堵し。そのままゆっくりと相手の口から手を離し、相手の身動ぎに素直に相手の腰にやってた手をゆっくり引き抜いて。そのまま腰に回してた手で相手の頭を撫でながら感謝の言葉を述べては、運転席へと身体をゆっくりと戻し。舐められた掌を軽く車内に積んでいたウェットティッシュでコッソリ拭いてから再び車を今度はキチンとマンションへと走らせて、何事もなく到着し)

ありがとな…大丈夫、俺はビティスのだから…

(/そんだけやってればテッドさんたちも見慣れてしまいますね(笑)まぁ、ノアも身体は丈夫ですし大丈夫でしょう。それがまさか暗転の時に使われるとはノアは思いもしないでしょうね(笑)そしてその軽口に惚気で返されると(笑)ふふ、強制連行後は訊問と焦らしが待ってるんですね？まぁ、部下や大切な人護るためには自分のことは気にしない性格ですからね、別の時に部下を逃がすために身体張りかねないですが(笑)あらあら、何て可愛らしい……ですね、この二人今はホントに愛らしいですね。いずれはドロ甘になるとは思えないくらいです(笑))

…ん。ノア兄は、俺の
（シートに戻る前、安心を覚えるいつもの心地好さが頭に添い、思わず目を細めて自らそれに擦り寄って。次いで耳に入る言葉に先程までのどろついた感情も溶け消え、代わりに安堵の吐息を洩らしつつ、小さな頷きとか細くも嬉しげな声で返事をして。それから助手席に身体を納め直し、再び動き出す車の外に視線を向けて。自宅が近付くにつれて徐々に熱も鼓動も治まり、キスの余韻も夢の内だったかのように過ぎ去っていき）

…ねえ、ノア兄ちゃん。今日は、その……
（やがて到着したマンションの通路途中、車中で己がしかけた事に今更後ろめたさや恐れを覚えてか、俯き無言のまま自室まで歩んで。辿り着いたその玄関先で漸く口を開き、ぽつりと相手の名を呼んで。同時に、それ以上屋内に進ませないよう、空いている手で袖を緩く掴んで引き留め、しかし言葉にまごついてそのまま暫し空白を空けて）

……俺のベッドで、一緒に寝てくれる？
（今日は、相手のよりも狭い己のベッドで、相手と隙間無くくっ付いて眠りたい。約束をした時から抱いていた仄かな願望を、弱々しくも何とか形にした途端、それまでの気まずさを上回る羞恥が思考と顔を赤く塗り上げて。また早まる鼓動に堪らず袖を掴む力を強めて、視線は相手と反対側の下方をさ迷い、すっかりと顔を伏せて隠した格好で相手の返事を待ち）



（／ええ、もう日常風景と化してそうですね…(笑)まあ、余程無茶苦茶しなければ、ですね…ビティス的にもまさかの使い道でしょうね。使う時はたまたま持ち帰ってたから、という流れですね、きっと(笑)もう最後には「はいはい」って、惚気を流されるのでしょうね(笑)そりゃ勿論、「ノア兄ちゃんは俺のなのに、誰に、何処を触らせたの」ってずっと身体のラインを指でなぞるだけの焦らしをしながら詰問しますね。部下の時は…自分も似たような事する手前強くは言えないけど、「あんまり傷増やさないでほしいな」って、ビティス自らの手で治療にかかるかと(笑)ビティスがこうなるのは、ノアさんの前だからですかね…ええ、まだまだ焦れったいこの感じ…今だけのものですし、たっぷり楽しみましょう(笑)そういえば、一緒にお風呂入る口実なんですが…やっぱり王道に帰り道に土砂降りの雨に降られるとかします？それとも、拗ねたビティスのご機嫌取りとか…どうしましょうか？(笑)）

フハッ…あぁ、良いぞ。ならビティスのベッドで一緒に寝よう(マンションの駐車場に車を停め、相手と共に部屋へ戻る道中は少しの間無言の時間が続き、特に何かが有るわけでもなく玄関先に辿り着き。そのまま部屋の鍵を取りだそうとしたら相手の袖を緩く掴む仕草に気付いてその動作を止めて相手の方を見て。そして少しの静寂の後に小さく紡がれた相手の願いの言葉に思わず笑い声が漏れ出ては俯いてどんな表情をしているのかは分からないものの、きっと可愛い顔をしているんだろうな、なんて思いながら鍵を探していた手をポケットから取り出し、何も持ってないその手で相手の頭を撫で回しながら笑顔でその願いへの同意の言葉に何処か嬉しげな様子を乗せて話して)

(/ですです。多分他の隊の面々は見慣れてないからこそ、見てしまったら目を丸くするでしょうね(笑)ですね……そうですね。しかもノアが他の人の匂いつけて帰ってきてて捕まえたいという思いだけで使用する事でしょう(笑)流しきれるまでの間は惚気に眉をしかめる事になるでしょうね、間違いなく(笑)ふふ、それはノアにかなりキそうですね。素直に謝罪述べながらも蕩けてきておねだりしてそうです……ふふ、そして治療の一環でイチャイチャもするでしょうね。暗転するかは怪我の程度によりますがね(笑)それは素敵ですね……まぁ、ノアもビティス君の前だからこそ甘い声がよく出るのですがね……えぇ、期間限定ですし楽しみましょう(笑)そうですねぇ……どちらも美味しくて悩むのですが……では帰りに突然の雨に降られてしまって、当然傘をお互い持っていなくてとりあえず雨宿りしつつどうしようかと悩んでたらノアがたまたま羽織ってたジャケットをビティス君の頭に掛けて、それで手を引っ張りながら家に帰宅、結果ビティス君は多少の濡れで済んだけどノアはずぶ濡れでシャツも少し透けてしまい下着と普段隠れてる肌の様子が見えて……って感じのどうですかね？(笑))

…うん
（笑う声に緊張の糸が刺激され、ぴく、と一度微かに肩と服を掴む手の先が跳ねて。しかし直ぐに了承の言葉と、車中の時よりも長く確りと撫でられる感触を受けて、張った気もあっという間に弛み。そうすれば、後は嬉しさばかりが込み上げて。漸く相手の方を向いたその顔は引き切らない羞恥の色を仄かに残し、けれども願いが叶う事にすっかりと頬が溶けたもので。そのままもう一度だけ頷いてそっと手を袖から離し、今度こそ二人で帰宅して）

イルカ、だけど…黒いし、チョコ…？んー、ショコラ、クッキー……お菓子、食べたいな。ノア兄の作ったやつ…
（土産に買った物を一先ず片付け、夕食や入浴等も済ませて、後は寝るだけとなった頃。部屋着兼寝間着である釦付きの黒いシャツに着替えた格好で、自身の寝室のベッドの上にて胡座をかき。其処に持ち込んだイルカのクッションを抱えながら、水族館での想い出に浸っては一人口元をにやつかせ。その後、気紛れと相手が来るまでの時間潰しに腕の内のそれの名を考えようと、そのイルカの顔をじっと至近距離で見詰め。だが、思い付くその菓子の名は徐々に己の思考を逸らし、浮かんでくる味に最後には別の事柄に絡め取られていき。それにぽつりと独り言を零しつつ、クッションの背鰭部分を片手で弄んでは、相手の姿を想像に描いてドアの方へと目を遣り）



（／二度見されそうですね。「此処公共の場だぞ！？」って(笑)むしろ帰ってきて出迎えた玄関先で、ノアさんから匂いがした瞬間に持ってた手錠の片方掛けて寝室に連行ですね(笑)するすると流れるように惚気られて顰めっ面になりそうな予感がします(笑)ふふ…おねだりされたら、ちゃんと触れる前に「…ノア兄ちゃんは、誰の？」ってノアさんの口からきちっと言わせて、それから漸くお許し暗転ですね。少なくとも治療を終えたら、そこにキスして、その流れでDキスとお触りまではしますね、二人なら…(笑)ふふ、好きで仕方無い相手に触られるからこそ、気持ちいいのでしょうしね。ええ、目一杯楽しみましょう(笑)良いですねぇ。では…玄関入ってからノアさんの姿に気付いて、顔真っ赤にしながら目を逸らして、「先にお風呂入ってきたら」って言うけれど、ビティスもビティスでちょっと身体が冷えててくしゃみしちゃって…みたいな流れでどうでしょう？(笑)）

ん、と…問題なさそうかな(相手と共に諸々済ませて寝巻き姿で相手の部屋に向かう前にいつものように火の元の確認等をしていて。そしてポツリと大丈夫そうだと呟けば一度ダイニングの椅子に腰掛け。相手と恋人関係になってから無意識に相手のことを求める気持ちは日に日に強くなっていて。勿論のことそれは自分の欲ゆえに仕方の無い事なのだがそれでもどこか恥ずかしい気持ちもあり、それに気付けば顔が火照ってきて。恥ずかしい気持ちはあるがそれでも、相手の事を想う度に胸の奥も火照ってきて苦しくもそれが心地よくて。これが恋なんだな、なんて思えばふと相手が自分の首を噛もうとしてた時のことを思い出しては無意識に相手に自分のものという痕を残したい、そんな衝動が生まれ。勿論相手のを拒んだからつけるのも躊躇うべきなのだが、その躊躇う心は殆ど無くて寧ろ相手の寝てる間につけてしまえば気付かれないだろう…なんて思考になってしまっていて。そう考えれば後はもう本能のままに動き出していて、電気の消し忘れがないかの確認をまだ残る理性で済ませてから無意識に多少足早に相手の部屋に向かい。そして相手の部屋のドアを開ければベッドの上でイルカのクッションを抱き抱えている相手の姿がありその姿にキュンキュンとときめかせながら相手の座るベッドに歩み寄り、そのままベッドに腰掛けて微笑みながら可愛い子どもに語りかけるようにクッションについて問いかけて)

ビティス、すっかりそれお気に入りになったんだな

(/ですです！それでそれが何度かあって他部署の人らが部下に注意させようと相談に行ったらすっかり慣れてしまってたからこそ「いつもの事だろう」と返されるんですね(笑)そしてお仕置きルートですね(笑)しかも適当に返したらそれが更なる惚気に繋がってしまうという(笑)トロトロに蕩けてるでしょうから夢中で「ビティスのっ…俺は、ビティスの、だから…！」と蕩け顔で言う感じになってそうですね。間違いなくそこまでいくでしょうね、怪我が軽いものなら暗転まで行きそうですが(笑)ですね(笑)あ、良いですね。それ見てノアが兄貴気質発揮して先に入らせようとするけど拒まれ更にビティス君から「なら一緒に入ろう」と言われる…ってなるんでしょうね(笑))

うん。この子、大きくてもちもちしてるから、結構抱き心地良くてさ。…それに、今日の大事な想い出の一つだしね
（ドアに視線を向けた直後、現れたその姿に表情には光が差し、此方に来るのを目で追いかけ。問いに対し、クッションの頭を上から下へと何度か撫でながら、その顔に己の頬を擦り寄せて機嫌良く言葉を返し。その最後に、感触ばかりが理由ではないと、陽溜まりの暖かな喜びを持った眼差しをイルカの背に落としてぽつりと呟き。それから少し沈黙し、思い返したお出かけの終わりがふっと浮かんで、その気まずさに目線を顔ごと伏せて眉を下げ）

……あの、さ。車の時は、本当にごめん。あの時さ、ノア兄ちゃんの匂いと、嬉しいのと……えと、き、気持ちいいのとで、いっぱいいっぱいで、頭もすげーぐらぐらしてて。それで、何だか…無性に、ノア兄ちゃんに噛み付きたくなって…あんな、風に…
（然して長くもない筈の静かさを漸く破って零したのは、今更の謝罪。その時の己を語る声は弱々しく、妙な緊張と、言い様の無い怖さを表して所々詰まり。更に重なる仄かな羞恥に顔がほんの僅か染まり、身体も落ち着き無く左右にゆっくりと揺れて。ふと元より小さいその言葉は途切れ、代わりに形に成り切れない感情が、ぐぐう、と犬にも似た低い唸りとして喉を回り。…あれで嫌われた、とは思ってはいない。ただ、衝動的な行動で、守りたい相手を自身の手で傷付けるかもしれなかった事が、そんな事をしかけた自分が、何より恐ろしくて。怖々と伏せた目を上げた先、すぐ傍の恋人の、正しく噛み付きかけたその喉元に片手をそろりと伸ばし）

……あのまま噛んだら、きっと痛かったよね。でも俺、ノア兄ちゃんの事、傷付けたかった訳じゃ、なくて…
（つ、と壊れ物にでも触れるように慎重に、指先だけを其処に置き、しかしそれだけで直ぐにまた手を下ろしてクッションを抱え。また開いた口からは後悔の色が洩れ、己自身理解を超えていたあの行動の理由を探して言葉を紡ぎ。けれども正確な表現を持てないそれに眉が寄って、もどかしいとばかりにイルカを抱く力を強め、次いでそれの体に顰めた顔をぐっと乱暴に埋めて相手から隠して）



（／返すその目は諦めで濁ってそうですね…特にテッドは「悪いが慣れるか見ない振りしろ」とか返しそうです(笑)ええ、がっつりお仕置きです(笑)その場をそっと去るか仕事を渡す以外に逃げ道なさそうですねぇ(笑)それに「…そう、俺の。忘れないでよ」って深く口付けしながら、焦らしで自分も我慢した分、ちょっと激しめに…ですね。逆に深めの傷だったら頑張ってハグまでで我慢、ですね、お互い(笑)ノアさんが言い出したら譲らない、というのは解ってますからね。妥協と少しの下心を混ぜて「…じゃあ、一緒は？」って提案させて頂きます(笑)）

確かにあのままだったら痛かったかもだけど…でも、大丈夫。ビティスがそんだけ俺好きなんだ、って思えたからな(相手のクッションについて語る様子は、とても愛おしくありながら自分がいるのにクッションばかり抱き締めている様子にクッションに嫉妬してしまい相手から見えない位置の手をギュッと強めに握り。しかし、相手の顔が伏せられたかと思えば聴こえてきた謝罪の言葉に相手の方を見やり、紡がれる言葉を静かに聞いていて。そして恐る恐るといった様子でこちらを見ながら喉元に触れられると何故だか無性に悔しさが湧いてきて。相手の見せる仕草はどれも狂おしい程に可愛くて、でも自分の事で相手に葛藤や後悔をさせてしまう自分が何より許せなくて。どうせなら幸せなビティスが見たい、笑うビティスをいつもいつでも見たい…そんな思いが心の奥底から湧き出てきてはイルカのクッションに隠れた顔はまだ苦しい表情なのか、そう思えばどう声をかければ良いか分からなかったものの、明るい声色で一言言葉を前置きつつもすぐにそれを打ち消すほどに相手を安心させようと相手の身体を優しく抱き締めて好きである気持ちが伝わったのだと話して。そして抱き締めを一度解き、低く甘く熱のやや帯びた声色で相手の耳元で甘い提案を囁いて)

ほら、早く寝て嫌なこと忘れちまおう。そうすりゃ楽しかったことだけ覚えてるだろ？

(/ドルフは達観しすぎて「あのお二方に苦言を呈しても惚気しか帰ってこないので」と言ってそうですね(笑)そしてガッツリお仕置きしてノアがビティス君のだと自覚させてからの暗転でイチャイチャですね……ホント結局イチャイチャに繋がりますね(笑)間違いないですねぇ、それか他の仲間の名前を挙げて「そう言えば○○が話聞きたがってた」とかの押し付けが入りそうです(笑)ですねぇ……そうですね、その分治った翌日はお互い休みを取って、ですね(笑)ふふ、良いですね。ではその流れでいきましょうか(笑))

……うん、ありがと
（己の言葉を肯定する一言に尚の事顔を上げられなくなり、けれどクッションごと自身を抱き締めるその腕に、強張っていた身体からは緊張が抜け。怪我に繋がったかもしれない行為を前向きに捉えてくれる声は、普段と同じ暖かな優しさがあって、ゆっくりと上げた顔を安堵の色に塗り替えて。礼を告げた直後、離れてしまう温もりが惜しく、待ってとばかりに身を相手側に傾けたが、鼓膜に直に届いた囁き声の甘さにびくりと身が跳ね）

…そう、だね。俺、昨日、わくわくし過ぎてあんまり眠れなかったし…そろそろ寝ないと、仕事に影響するよね
（注がれた相手の仄かな熱に触発されてか、己の胸が騒いで頬に紅色を添え。抱えるクッションの、さらさらとしている筈の布地さえ、腕の内に有れば余計に顔の赤みを促す気がして、それをベッドの枕の上へと避け置いて。しかし相手から熱を隠せなくなった身体を持て余し、自らの首元を頻りに片手で撫で、視線を彼方此方と泳がせながら紡いだ返事は、羞恥なのか滑らかさの無い何とも不自然な調子が宿り。次いで少しでもこの熱を逃がさんと、きっちり上まで留めていたシャツの釦の上二つを外して首回りを緩めた後、身体をベッドに横たえて僅かに丸め、隠れ逃げるように薄い毛布を頭まで被って）



（／苦労人、一般人枠故の達観ですね…こう、「もう好きにしろ」的な…(笑)ええ…ビティス、お仕置きの度にノアさんの口から「自分の」って言わせてそうですね。まあ、最後にはいちゃつけるのが二人の良い所でもありますし…(笑)押し付けられた方も災難ですね…ひたすら甘ったるい惚気に巻き込まれるんですから(笑)治れば遠慮も我慢もしなくてよくなりますからね(笑)了解です！お風呂、楽しみですねぇ…(笑)）

…あぁ、そうだな(自分が囁けば相手の顔が赤らみ辿々しい返事をするのを見て可愛い恋人が見れる事への満足感とこれを他の人に見せていない、という独占欲の満足感から微笑みながら頷いて返して。しかし、シャツのボタンを少し外したかと思えば毛布の中に隠れるようにベッドに横になる相手の様子に思わずもっと可愛い姿が見たい…可愛い姿を見たまま眠りたい…そんな少し邪な思いに頭の中を埋め尽くされてしまえば相手の隠れてしまった毛布の傍に身体を寝転がらせ毛布の方を見ながら幸福感に目を細めつつ相手に自分からの細やかな願いを告げてから問い掛けて)

…でも、俺ビティスの顔を見ながら寝たいな…ダメかな？

(/ですです！まぁ、テッドさんとドルフは一応結婚するので反面教師的な感じに勝手にしてるのでしょうが(笑)次第にビティス君がノアの帰宅を迎え入れる時に無意識にお帰りの挨拶と共に自分のノアであることをノアに言い聞かせる感じに呼びそうですね「お帰り、俺のノア兄ちゃん」的な感じで。そこが良いところであり周りからしたら悪いところですけどね(笑)えぇ、それで部下たちはどうやって惚気を回避するかに頭を使いそうですね(笑)ですです(笑)ですね。ノアがビティス君の身体の傷やタトゥー見てどんな反応するか凄く楽しみです(笑))

んん……ダメ、じゃない
（少しの振動の後、すぐ傍から聞こえてくる毛布越しの声に尚更身体が丸まり。小さな呻きを洩らし、もぞもぞと落ち着き無く身体を動かして躊躇と葛藤を態度に示して。己の羞恥と、相手からの望み。がっかりさせたくない、と揺れる天秤が相手を選ぶのに然して時間は掛からず。動きを止め、か細い声で了承を告げてから数秒後、隠した手の片方で毛布の一辺を掴み、眉の下がった赤い顔をゆっくりと現して）

…ノア兄ちゃん、腕枕
（視界に入る寝転んだ相手と空いている僅かな距離を、自分から身を寄せる事で詰めて。そこで漸く見上げた相手と合わせた自身の目を一度瞬かせ、次いでその胸元へ甘えるように頬を擦り付けつつ、相手の胴から背へ片腕を回し。それから願いを聞く代わりに、と此方からも細やかな要求を、端的ながらねだる調子の言葉で口にしては、了承を求めて相手の顔をじっと至近距離で見詰め）



（／ええ、「俺らはああなったらいけないな」ってしっかり肝に銘じていそうですね(笑)あー…お仕置きの後は特に強調して言いそうですね。「俺だけの可愛い人」とかって。まあ、仲が良くて悪い事も無いので…周りは災難ですが(笑)毎日あの手この手で頑張ってそうですね、回避(笑)昔と変わらず可愛い幼馴染み、兼恋人が、割りと大きめのタトゥーしてた（しかも場所が太もも）って知った瞬間、色々複雑な心境になりそうですね…何なら背中の火傷痕も見えますし…(笑)）

あぁ、良いぞ(毛布の中で相手がモゾモゾと動くのが毛布越しでも分かったかと思えば、片手で毛布の端を掴むという可愛げある出方で毛布から可愛い顔を見せてくれれば自分の頬は緩んでしまい。そして甘えるように頬を擦り寄せてきながらこちらの背に手を回し、顔を見ながら腕枕を求める相手に可愛いものを見詰める瞳で相手を見やりながらもすっかり相手の可愛い姿に虜になっている思考だったからこそなのか、元々そうするつもりだったのか、即断即決で頷きながら相手の頭の傍に片腕を回しては目を細めては優しい声色で相手に自分で来るよう無意識に可愛いと相手を形容しながら促して)

ほら、腕枕してあげるからこっちおいで？俺だけの可愛いビティス…

(/ですです。まぁ惚気をするとしたら相手と二人きりの時だけでしょうが(笑)えぇ、そうなんですよねぇ。まぁ、ノアも言ってますし……ホント周りからしたら災難ですね、ノアとビティスは無自覚でしょうが(笑)ですです、ただ○○へ急いで行くって用事で逃げようとしても何だかんだ仕事もしっかりする二人きりだからこそ逃げきれない人居そうです(笑)ですねぇ、モヤモヤは間違いなくあるでしょう。まぁ火傷もノアからしたら眉しかめそうですが……ノアも(部下を逃がすために)身体に色んな完治済みの傷痕(撃たれた痕や斬られたり刺された痕等)残ってるのでビティス君も何とも言いがたいでしょうが(笑))

…可愛くない
（請いに答えた相手の促しへまた不満げに唇を尖らせ、だが独占を表す言葉にむず痒そうに視線を逸らして身動ぎながら、その己の名に付いた飾りを弱い声で否定し。それから、ゆっくりと傍に差し出された腕に頭を預け、其処にも一往復分だけ髪を擦り付けては肩口近くまでじりじりと寄っていき。それと同時に身体も相手と密着する形に体勢が落ち着き、そのまま何度か呼吸を繰り返した後には、表情の棘も安心にすっかり落っこちて）

ん…へへ。俺、ノア兄ちゃんとくっ付くの、好きだな。こうしてるとさ…暖かくて、良い匂いがして…胸からは心臓の音が聞こえて…ノア兄ちゃんの事、今全部独り占めしてるんだなって思えてさ。何、だか…
（交じり合う体温の心地好さに顔や四肢の力が弛んでいくのが自覚出来て、自然と笑いが零れていき。そうして気が緩んでほんの少し溶けた意思は、今の想いをありのままに紡ぐ事を選び。それは形を持たせる度、より確かに感じられて。眠気の波が寄せ始めた意識の中、相手に回した手で背をそっと撫で上げたかと思うと、己以外の鼓動の存在を確かめるように、掌を丁度心臓の裏側に当たる箇所に置いて。…自分の。自分だけの。堪らない程の愛おしさと幸せに満たされ、けれどもそれを伝えたい筈の口は徐々に動きが鈍り。その原因は昨晩の睡眠不足と、今日一日はしゃぎ倒した皺寄せで。一度それに捕らわれてしまえば抗う事は難しく、視界を今にも塞がんと何度も閉じかける瞼を懸命に開いては、再び口を動かすものの中々声には成らず、ただ吐息ばかりが洩れて）



（／でなきゃ余程酔っ払った時くらいでしょうね、彼らの場合(笑)まあいずれ首輪（チョーカー）も着けますし…この辺はお相子ですかね。常にお互いにデレてるだけですものね、二人からしてみれば(笑)まだ入って日の浅い人とか、絶対逃げられませんね…(笑)火傷痕は…誘拐された時のアレですしね…ビティスも色々複雑でしょうねぇ。ただ、慣れてくれば「これは、どんな時の傷？」とかって訊きたがりそうでもありますが(笑)）

…あぁ、俺をこんな風に独り占め出来るのはビティスだけだ…だから安心して眠りな…(唇を尖らせながらも弱めの声で紡がれる可愛くないという相手の様子すらも可愛く思えてしまい、可愛いのだと伝えようかと思ったものの、流石に言いすぎも良くないと再び口にするのを取り止めて。しかし、それも間も無く可愛い笑顔から紡がれる相手の素直な感情がダイレクトに伝わる言葉にむず痒い感覚を覚えながら頬を少し赤く染めるのと同時にトクトクと鼓動が少し速くなるのを感じて。そこに更に相手の手が背を撫で上げる感覚に思わず肩が揺れ、相手が自分の心臓の音を聞いてると分かるととても恥ずかしくなってきて頬がまた赤く染まり。そうしてれば眠たくなったのか相手の瞼が落ち始めて口の動きも鈍りだして。相手としては寝たくないのだろうがゆっくり寝かせたいという気持ちもあるからこそ、相手の脇腹に自由になってる手を軽く当てポン、ポン、とゆっくりとしたリズムで相手の睡眠を促しつつ相手を安心させようと自分をこんな風に出来るのが相手だけだと特別であることを伝えながら眠りにつく事を促して)

(/ですね、飲みの場であの二人が惚気だしたら皆驚くでしょうね(笑)ですね……えぇ、デレてるだけなんですけど、そのデレの濃度がメチャクチャ濃いんですよね(笑)まず逃げれないでしょうね。そう言った時はテッドさんなりドルフなりが助け船をだすのでしょうが(笑)ですです。多分ビティス君の怪我に関しては後悔の言葉が多めに出てきそうですね……あー、確かにありそうですね。でもノアが傷が出来た時に庇った部下の名前口にして少し思い出話始めたらビティス君が焼きもち妬いちゃいそうですね(笑))

ん、んー……
（この幸せをもっと感じていたいのに、想いをもっと相手に伝えたいのに、眠気を自覚した身体の動きは重く。言葉と共に心地の好い軽い振動が一定の間隔をもって己の身体に伝わり、意識はどんどんと暗く暖かな水底に沈んで。その水面から顔を出さんと小さな唸りを零しながら、藻掻く代わりに目元を相手の腕で擦り、やっとの事で開いた視界にもう一度相手を捉え。しかし、眠りの中に頭が殆ど浸かってしまっているのか、暫しの間ぼんやりとした顔付きで相手を見詰め）

……にい…だいすき…
（せめて、これだけは。どうしても紡ぎたいその想いを、寝言にも囁きにも似た吐息交じりの言葉で絞り出し。それから、相手の鼓動に触れていたその手をうなじまで上らせて、自分の方へ相手の頭を引き寄せようと緩く力を込め。同時に自身の顔も持ち上げて距離を縮めれば、そのままゆっくりとした動作で唇同士を重ね合わせて、相手の下唇を自らのそれで柔く挟み。ちゅう、と仄かに湿った音を立ててそこに吸い付きつつ、その体勢を保たんと更に顔を押し付け。だがそれも直ぐに限界が訪れて、数秒程で唇を離してしまったその次の瞬間には、寸での所で保っていた蜘蛛糸のような意識もぷつんと切れ。再び相手の腕に頭が降りる頃には瞼が完全に閉じ、何処か満足げに弛んだその口元からは安らかな寝息ばかりが洩れて）



（／まさか、って思うでしょうねぇ。そして次の日の朝、滅茶苦茶後悔で頭抱えてそうですね、この二人(笑)カルピスの原液みたいな濃さしてますよね…胸焼けしちゃいそうです…(笑)ええ、「困ってるからやめてやれ」とか「訓練に連れて行く」とかって適当に言って助ける役になりますね…(笑)そうなると、ビティスも困った顔で、「もう大丈夫だから」ってノアさんの事抱き締めて慰めるでしょうね…何なら傷痕の上に噛み痕やキスマ付けて想い出上書きしようとしますね、ビティス(笑)）

んっ…お休み、ビティス(必死に眠気から逃げようと自分の腕で目元を擦る仕草が先程見せた擦り寄りに感じて、また匂い付けでもしてるのか？可愛いな、なんて口角を上げながら見ていたが、此方へと視線を向ければ吐息混じりの好き、という声に思わずゾクリと快感が背筋を這い上がり、更に相手から短い時間だがキスをされればまさかキスされると思っておらず甘い声が一瞬漏れ出ると同時にパチリと瞬きをしながら腕枕に頭を預けて眠ってしまう相手を見詰めていて。しかし、相手からの愛情が伝われば顔を赤らめつつ笑みを溢し、愛しの相手へ聴こえてない事は分かっててもお休みの挨拶を告げて。それから暫く相手の寝姿を腕枕の体勢を崩さぬまま見詰めていたが、ふと相手の胸元が無防備に開いたままになっているのに気付き。あの時は止めてしまったものの、恋人の身体に所有痕を付けたい…その想いは分からなくもないし自分もしてみたい。それなら、と腕枕を崩さぬよう少し身を屈め口元が相手の鎖骨部分に行くようにすれば小さく口をすぼめ、相手に気付かれぬようコッソリと、それでいてしっかり痕が付くように鎖骨部分にキスマークをチュウッと付けて。そして顔を少し離しては相手の健康的な肌に1つ真紅のキス痕を付けることに成功すれば、背徳的なそのキスマークにニヤニヤと嬉しげに口元を緩めながら相手の胴から背へと相手が抜け出しやすいよう軽く手を回し、そのまま幸せな気持ちと共に眠りについて)

(/ですよね……そして仕事場でノアやビティス君は2人の惚気のことを同類を見付けたみたいな感じでニヤニヤしながら弄るんでしょうね(笑)ですです。薄めたいですよね(笑)ですね、それがよく起こりそうです(笑)恋人だからってのもありますけど、やっぱそれ以前に救いの手を差し伸べれた幼馴染みなのにって気持ちが強まっちゃうのでしょうし……ふふ、上書きされてしまったらビティス君との思い出ばかりになっちゃうかもですね(笑)そしてとうとうノアが付けやがりました(笑))

（相手の匂いと温もりに包まれて、眠りの奥深くまでどっぷりと沈み。よもや相手が自分に何かしているとは夢にも思わず、ただ安らいだ表情で深く緩やかな呼吸を繰り返して。途中、相手の腕が回る感触に、うなじに置いていた手の先が微かに動き、次いで意識の無いまま相手の背へと下ろして。それから小さく掠れた呻きと共に身動ぎ、互いの身体の隙間を全て埋め、ぴったりと密着する体勢に落ち着いて）

んん……
（次に目が覚めたのは、起床時刻のアラームが鳴る少し前。窓から差す眩しさに意識が引き上げられて、僅かに眉を寄せつつ緩慢に瞼を開けば、同時に視界いっぱいに映ったのは相手の寝顔で。未だ眠りに片足を突っ込んだままの思考には、その光景に何やら嬉しさが込み上げて。…きれい、すき。朝日に照らされる愛しい人の寝顔に吸い寄せられて、何を考えるより先にその頬に唇でそっと触れ。羽根の端で擽るような軽やかなそれを行った後、両手を頭上へと伸ばし、相手の腕の中にて思い切り伸びをして眠気の残滓を振り落として。一瞬の脱力の後、最初にすべき朝の日常を目標に呟き、まずはベッドから抜け出さんと、両手をシーツに突いて身体に力を入れ）

…顔、洗って来なきゃ



（／そうなれば、物凄い渋いお顔でビティス達の頭や額をどつきますね、テッド。「一緒にすんな」って(笑)逆にどうすれば薄まるのでしょうね、この二人のいちゃつき…(笑)それでまた飲み会（一対一での差し飲み）で愚痴の言い合いしてそうですね(笑)ううむ…そこは、良い想い出を増やして後悔を塗り替えていくしかありませんね…ビティス的にはそれが狙いですかね。まあノアさんのお話聞くのは嫌いではないので、お名前さえ出さなければ何とか回避できるかと(笑)ふふ、当然ビティスはまだ気づいてませんねぇ。見ても虫刺されだと勘違いしますし(笑)）

(すっかり眠りについていたからこそ、相手がより密着するように動いたことに気付かぬまま朝を迎え。まだ眠りの奥に意識を残したままであったが、頬に感じた柔らかな一瞬で思考の縁を過ぎた感覚であったが、その柔らかな感覚が意識を呼び起こすのはとても用意だった様で、少しの間を置き少しだけ身体をモゾリと動かしては数回の瞬きと共にゆっくりと閉ざされた瞼を開いて。そして眠気が未だ思考をさせまいと脳内を支配してる中、視界の縁で動く人影を見付けそちらへユルリと視線を送れば、そこには愛しの相手の姿がそこにあり。ちょうど起き上がる頃だったようで、起き上がらんとしてる最中の相手の方を見ては、相手の鎖骨部分についてる自分のつけたキスマークを見て改めて、相手が自分のであるというのを感じればフニャリとだらしのない笑顔を浮かべながら相手に朝の挨拶をして)

…おはよ。俺のビティス

(/多分からかい甲斐があるのはドルフですね、きっと。テッドさんみたいにはノアやビティス君にどついたりできないので(笑)どうなんでしょうね……ただ、多分薄めようとしたら逆に濃くなる気もします(笑)愚痴の内容が増えていってしまいますね(笑)では、ノアからも自分の不安な気持ちも打ち消す意味でビティス君の傷痕や火傷痕にキスしまくらせましょう……さて、無事回避できるのか……(笑)ふふ、ビティス君がそれがキスマークであることに気付いた時が楽しみですね(笑))

……へへ。おはよう、俺のノア兄ちゃん
（上体を起こした所で相手が動く気配を感じ、そちらへと顔を向ければ、丁度眠気にぼやけた瞳が此方を捉えている姿が視界に入り。寝起き故か、気の抜けきった笑みを浮かべるその顔と、挨拶に添えられた己の名に、胸の内が甘く締められる感覚を覚え。堪らず眉を下げて頬を弛め、満面に幸せを表しながら、仄かな悪戯っぽさを含んだ口調で相手を真似て挨拶を返し。次いで、こつん、と額同士を軽く合わせ、込み上げる愛しさを仕草に見せて）

俺、顔洗って来るね
（ゆっくりと名残惜しげに顔を離し、改めて相手に行き先を告げてから漸くベッドを降りて寝室を出ていき、洗面所へと向かって。袖を捲り、冷えた水で顔に残る眠りの痕跡を確りと洗い流し、頬や顎を伝う雫をタオルで拭いつつ正面にある鏡と向かい合い。そこに映るのは少し濡れた前髪に、普段よりも広く開けた首元。その中の肌にぽつんと付いた赤い痕を見付け、僅かに眉を寄せて首を傾げ。鏡に近付き、それをよくよく見て心当たりを探るも、思い当たる事は一つも無く。…虫刺され、かな。鎖骨の上にくっきりと付く痕の原因が他に浮かばず、然して時間も掛けずにそう結論付けてその場を後にし）

んー…ねえ、ノア兄ちゃん。俺何か虫に刺されてるみたいなんだけど…薬、何処にあったっけ？
（虫刺され、と判断したまでは良かったが、暫く使っていない軟膏の所在はすっかり忘れてしまっており。思考を巡らせながら通路を歩み、まず顔を出したのは相手の居る所で。開口一番相手の名を呼んで傍に寄り、平常通りに戻った声と顔付きで問い掛けて。同時に、肌にある紅色の痕を気にしてか、鏡に見たその箇所の辺りを利き手の指先で直接なぞって擦り）



（／テッドは端的に乱暴なだけでもありますが…ドルフ君がからかわれてたら、テッドがその場から救出するのでご安心を(笑)何をしてもいちゃつきますもんね、この二人…(笑)それだけテッドとドルフ君が仲良くなるチャンスなんだと思えば、まあ…(笑)ふふ、良いですねぇ…背中へのキスとか大好きです。どんどんキスしちゃって下さい。回避は…出来ても出来なくても結局キスする予感もしますが(笑)ふふ…まだまだ初々しい反応してくれるかと。その後仕返しもしますけれど(笑)）

あぁ、分かった。俺は着替えてからにするよ(相手から自分のに真似た挨拶を返されればまさかそんな風に言われると思ってなかったからこそ嬉しさと恥ずかしさから眉を下げ、額同士が軽く触れ合えばその額から伝わる優しい相手の体温がより感じれて嬉しさからより目を細め。そして顔が離れれば相手から行き先を告げられればそれに頷き返して一度自室に戻ることを暗に伝えてから相手を見送り、モソモソとベッドから動き出て、相手の部屋から自分の部屋へと移動して。そして自室に到着すれば着替え始めて)

ん、虫刺され…？(着替え終わろうとしたその時、相手が部屋に入ってきてはその相手から虫に刺されたと報告され、そちらへと振り返ればちょうど自分のキスマークをなぞるように指先で触れている相手の仕草を見てしまい、その愛しさから心の中で相手の可愛さに溶かされていて。しかし、実際にそれを見せてしまえばバレてしまうかもしれない、と表面上は出来るだけ冷静を保ちながら首をかしげて。そして一時的にとはいえ監視という名目で相手と同棲を始めた頃に相手が家にいない間に物の場所の確認をしてたからこそ覚えていた痒み止めのスプレータイプの薬の場所を伝えつつ、痒くないのならそのままで良いのでは？と伝えたところでふと、もし自分がキスマークをつけた後に本当に虫に刺されたのだとしたら折角のキスマークが汚されてるのかも、と思えば何だかモヤモヤしてきてポツリと言葉を溢して)

確か痒み止めスプレーがリビングの戸棚の右の引き出しに入ってると思うが…痒くないのなら、そのままにしてても良いんじゃないかな…でも、ビティスの身体を刺すなんて良い度胸してんな

(/まぁ、テッドさんらしいといえばらしいですし……ふふ、それは期待しておきますかね。そして2人になった時に甘やかすんですね？(笑)そうなんですよね、修羅場作っても何しても結果甘いですから(笑)えぇ、そうですね……とりあえず、新人研修にノアとビティス君に内緒で2人の惚気対策が組み込まれそうですね(笑)では遠慮無くキスさせますね……それに関しては同感です(笑)やはり楽しみですね。仕返しの方も楽しみです(笑))