ビギナーさん 2019-05-25 19:18:04 |
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(己の傍へ歩み寄る音が隣に迫り、握られた手に指先が大袈裟な程に跳ね。赤みの残る顔も未だ相手の方は見れず、だが繋がれる仕草を拒む事は無く、おずおずと絡まる指に此方からも力を籠めて。道の途中、ふと相手の声が聞こえた気がして、ようやっとそちらへと目を向けるものの、何処か鋭さを持ったその表情に何かを問う事も憚られて唇を結び)
おー…レストランも綺麗だね。へえ、壁が水槽なんだ
(数分の間をもって、到着したレストランはトンネルと同じく、しかしそれよりも明るく柔らかな青が基本の色味として内装が組まれており。入り口に近い壁際に席を取れば、振り返った先の頭上には魚達が悠々と泳ぐ水槽が壁の代わりを担って、内装の雰囲気を更に盛り立てて。程無く自分達を訪ねた店の従業員へメニューを片手に注文を告げ、それが運ばれるまでの間暫し魚達の泳ぎを目で追い掛けて)
んー…あ。ははっ、見て。此処にも魚、泳いでる
(注文したものがテーブルに置かれるのを視界に捉えればそちらに意識をやり、添えられたスプーンを取って頼んだグラタンとスープにゆっくりと手を付け。相手と一緒の、外での食事という事も相俟って、随分と美味に感じて堪らず鼻から声を抜かし。またスープを口にしようとスプーンで具を掬ってみれば、己が持つ先の小さな海から人参で出来た魚が顔を出し。その事に思わず笑いが零れ、相手にもそれを共有せんと掬った魚を軽く持ち上げ、先程の感情の熱も忘れて相手側に僅かに差し出してみせ)
(/キスマの存在と意味は知っていても、どういう形かまではまだ知らないので…眠ってる間に、というのも何だかちょっと背徳的で大変良きですねぇ…あ、何処に付けます?どっか服緩めときます?(笑)ええ…テッドとドルフ君は、角砂糖一個のアイスティーくらい(の予定)なのに…(笑)レイフさんもその辺融通利かせて休みにしてくれるかと…流石にそれは、ってビティスも遠慮しますね。妥協してドア前まででしょうね(笑)それ見たビティスが、ちょっと焼きもち妬くかもしれません。二人ばっかり楽しそう、みたいな…ふふ、なら良かったです。勿論、ビティス側もベッドでのノアさんのあれそれは独占させてもらいますが(笑))
すげぇな、水槽を埋め込む内装もありなんだな……(相手と共にやってきた館内のレストランの内装は落ち着いて食事を取れそうな明るく柔らかい青色を基調としており、各席の近くに水槽もあり、自分たちが案内された席は壁に埋め込まれた水槽が。それを見て感嘆の声を漏らすと同時に、こういった内装もあるんだな、なんて感心しており。少しして注文を取りに来た店員に注文を告げてから運ばれてくる迄の間、水槽を眺める相手を眺めていて)
ん…旨いな(注文した品が届けばそっちへと視線を向け、一緒に配膳されたスプーンでクリームシチュー、フォークでシーザーサラダに手をつけて。相手と共に外食をするのはやはり楽しい。家で冷凍なりレトルトやインスタント関連ので食事をしたり、未だに慣れない手料理をまれに作ったりもしてきたものの、外食となるとやはり一風違う楽しさがあり、クリームシチューに舌鼓を打っていれば、相手からの声かけにそちらへ顔と視線を向け。そうすればスープから掬い上げたらしきニンジンの魚を笑顔で見せてくる相手が見え、その仕草にキュンキュンと心臓が高鳴り目を細めては相手のその仕草とスープの中を泳いでたらしきニンジンの魚、そのどちらにも通ずる素直な気持ちを述べては相手との食事を楽しんで)
おや、ホントだな…ふふ、可愛いな
(/ふふっ。ノアがサラリと教えるか、ノアがはぐらかしていて何かしらでテッドさんがビティス君の身体のキスマに気づいてテッドさんが眉潜めて教えるかですね……そうですねぇ、折角ですし鎖骨につけちゃいますか(笑)ですね、甘くてもほどよい甘さですものね(笑)まぁ、テッドさんやドルフたちもあんなことがあったんだからと考えてくれそうですね……まぁ、ノアも嫌われたくないでしょうから大人しくトイレ前で待機するでしょうね。尤もお風呂は一緒に入りたがるでしょうが(笑)それ、もしノアかレイフさんが見てるのに気付いたら、ビティス君招いて2人でビティス君の姿収めた写真のアルバム眺めながら可愛いと連呼しそうですね(笑))
うん、可愛い。…いつか、こういうのも作れるようになりたいな
(相手からの返事を魚への感想と捉え、それに更に同意を返しては、今食べ進める料理達に視線を落とし。目の前のそれらを、未だ危うさの残る調理ばかりの己の目標の一つに定め、ぽつり意気込みを願望混じりに零しては口にスプーンを運び。それ以降、食後のゼリーを食べ終えるまでの時間を相手との歓談を交えて楽しみ。少しの食休みの後、共に席を立って会計の場へと向かい)
じゃ、ノア兄ちゃん。俺、外で待ってるから
(先に勘定を済ませてから改めて相手の方を振り返り、次への期待に綻んで締まりを失くした笑みと、片手をその横で軽く左右に振る仕草でほんの僅かな間の待ち合わせを契り。次いで言葉通りに店の外に歩を進めて、浮いた時間にパンフレットを眺めて。…次は、何処に行こう。近いのは海獣かな。わくわくそわそわと逸る気持ちをいなすように、空いている片手の指先で首元のネックレスを弄びつつ、パンフレットの中の展示紹介を読み進めて)
(/どちらにせよ、解った瞬間嬉しさやら照れやらが巡った後「俺も付けたい!」ってノアさんに迫るでしょうね…了解です。では、襟元ちょっと緩くしておきますね(笑)ええ、すっきりしている中、ほんのり甘い、みたいなイメージですねぇ(笑)精神的にもお休み必要かな、って逆に職場に来ないよう釘を刺しそうですね…お風呂は勿論一緒に入ってくれますとも。何なら湯船も一緒に入るし、洗いっこもします(笑)少しだけなら「可愛い」に対して不満も洩らすでしょうが…あんまり言われれば、照れて顔伏せながらぷるぷる震えて「もう勘弁して…」って言い出すかと(笑))
ふふ、そうだな?(自分の可愛い、という言葉に相手の同意の言葉を聞いては、勿論魚の事を指しているのだろうとは思いつつもつい相手が自らを可愛いと認めてくれたように感じてしまい嬉しげな笑いが漏れては相手の言葉に同意して。デザートも含めて相手との食事を楽しみ、歓談しながら多少の時間をゆっくりと過ごしては席を立って会計に向かい。相手が自らの分の会計を済ませ一足先に店の外へ向かうのを見送りつつ相手からの僅かな時間の待ち合わせを快諾し、自分の会計を済ませようとレジへ向かい)
あぁ、分かった
『ねぇ、そこのカッコいいお兄さんっ』「私たちと一緒に回らない?」(相手が店の外でパンフレットを眺めてる時、2人組の20代前半と思われる女性二人組が相手の方へ歩み寄ってから声をかけて。1人はローズブロンドのウェーブさせている髪を肩に掛かるまで伸ばした蜂蜜色の瞳のスラリとした女性、もう一人は少し焼けた肌にミルキーブロンドの髪を肩の前に持ってきているグラマー体型な女性。どうやら2人は友人同士で2人とも相手の事が好みのタイプらしくスラリとした女性はニコリと優しく微笑みながらさらに言葉を続け、グラマーな女性もまた更に相手の傍に歩み寄りパンフレットを持つ相手の手に然り気無く触れつつ提案しながら問い掛けて)
『私たち、これからどこ回ろうかなと思ってたんだけど、お兄さんカッコいいし、一緒に回りたいなって思ったの』
「それで良かったらここ回った後もこのまま一緒にお兄さんと他の場所に行きたいなって。どうかしら?」
(/それ、恥ずかしがりながらも素直にノアが了承するか、ノアが断ったらビティス君にベッドに押し倒されてトラウマがフラッシュバックしてノアが少し慌てたように了承するか、ですね……ふふ、ありがとうございます(笑)良いですね、確かにそんな感じです(笑)それはありますね。ノアの部下なんかは特にノアに少しの間傍に居てあげるよう言うでしょうねぇ……洗いっこして、一緒にお風呂から出たら身体の拭きあいしてそのあと簡単に寝間着を着るけどベッドに入ったら早速イチャイチャから暗転になりそうです(笑)ふふ、ノアとレイフさんが勘弁してで止まると良いのですがね……まぁ、その日は家に帰ったら仕返しにビティス君がノアのこと一杯ベッドの上で可愛がられれば良いのですよ(笑)とりあえず女性2人に言い寄らせてみました。次にノアが嫉妬するのでお楽しみに(笑))
………俺?
(文字を追うその視界にふっと影が差し込み、その事に思考から意識が逸れ。次いで耳に入る声に顔を上げれば、目の前の色味の違う金髪を揺らす女性達の内一人と視線が合い、それが自身に掛けられたものだと漸く認識して思わず目を瞬かせ。…何でわざわざ、この人達と。格好良いの言葉も微笑む顔も、眼前の二人からでは今一つ胸に響きはせず、ただ純粋な疑問と、楽しみに水を差された不愉快さに幾らか眉根に力が入り)
いや、俺ノア兄…えと、人と一緒に来てるから。悪いけど二人と一緒には行けないよ
(人連れだと断る為に発した声に警戒や険は無いが、代わりに愛想も素っ気も無く、ただ二人への無関心さを示して。だが、己とは違う柔らかく滑らかな指が、パンフレットを持つ手に触れる事まで受け流せず、思わずその手を自身の身の方に寄せる形で避け。同時に、各々違う系統の、甘い花や果物のような匂いが混ざって香る彼女達から距離を取らんと、足の片方をゆっくりと踵側に一歩退けつつ、相手の姿を待ち侘びて目線をレストランの出入り口の方へやり)
(/おっと…ノアさんが慌て出したら、流石にちょっと首傾げながらも退きますかね。まあでも、付け方よく解ってないので訊きながらになりますが…(笑)しかしこうさっぱりしてると、テッド達二人はあんまり嫉妬しなさそうというか、しても表に出なさそうですねぇ…(笑)恋人、並びに伴侶までの秒読み関係ですからね…ふふ、お休み貰った間ずっとそんな感じで過ごしてそうですね(笑)止まっては…くれなさそうですね…ふふ、その日のベッドでは言われたのと同じだけノアさんに「可愛い」って言い返させてもらいます(笑)恐らく二人とも美人なんでしょうね…まあ、ビティスは正直眼中に無いのですが…ノアさん、出番です!(笑))
ビティ…(料金を払い終え、店を出ては相手の元へ声を掛けつつ向かおうとしたものの、相手が女性2人に言い寄られているのを目撃しては思わず言葉が途切れその場で立ち止まり。相手の事だから断ってるのだろうけど、何故か心配…というよりも相手が取られるんじゃないか、そんな不安感がモヤモヤと産まれてきて。更に相手が此方を見てるのを見付け、その表情が何故かどうしようか迷ってる…そんな風に感じてしまえばモヤモヤした気持ちがより強まりツカツカと相手の傍へ歩み寄り)
…コイツは俺のだから、手ぇ出すんじゃねぇよ(相手の断りにもめげず誘惑を続けようとしてる女性たちなんて気にしてないと言わんばかりに相手の隣に立つとほぼ同時に相手の背に腕を回し、自分と反対の相手の腰に手を添え自分の方へと引き寄せては自分たちがそういう関係であることを隠すこと無く行動で示して。そして、何か言いたげにしてる女性2人に鋭い目線を浴びせながら低く警戒するような声色でそう言い切ると共に呆然とする女性らを尻目にそのまま相手を海獣ゾーンの方へと連れていき。そして海獣ゾーンに到着すれば、相手が自分の元にいるという満足感と同時に少しだけ恥ずかしさが込み上げてきて。そのまま背に回してた腕を外しては相手の手を握りなおしては照れから相手の顔を見れなかったが先ほどの女性への声とは全く違う優しい声色で相手に声をかけて)
遅れて悪かったな…行こうぜ?
(/ふふ……まぁ、2度目の押し倒し(初暗転)の時には効かないでしょうがね。その時は多分実践しながらサラリと2つめ付けてそうですがね(笑)確かにそうですね……お互い似た者同士と分かってるから何だかんだ戻ってくる、って考えを各々持っていそうだからなんですかね?嫉妬しても二人きりの時にサラリと「何であの時にあんなことしたんだ」って感じに問い掛けてそうですね(笑)ですです……そして休み明けにはすっかりイチャイチャしながら仕事場にやってくるんですね(笑)まぁ……ビティス君のことを息子のように溺愛してるレイフさんと恋人として溺愛してるノアですからね……あはは、それはもうノアも流石に恥ずかしがるでしょうね(笑)まぁ、美人でしょうね……声をかけた相手が悪かったですが……と言うことで嫉妬心一切隠さないノアでした(笑))
(はっきりと断り、相手の方を見ているにも関わらず掛けられる甘高い二人の声に、不快さを遠慮も無く思い切り歪めた顔付きに顕し。だがそれも足音大きく近寄ってきた相手の姿に幾らか弛み、しかしその直後に己の腰を捕らえた手と密着する身体に全ての動きがぴたりと止まり。次いで聞こえてくる刺々しい重い声に、ぎこちない動作で相手を見上げた瞬間、身体は回された腕に押されて女性達から離れていき)
……ううん。別に、大丈夫。…行こっか
(あの二人の姿も見えなくなり、背から離れ自身の手を捕らえ直すそれの指同士を、此方からそっと絡める形で繋ぎつつ、軽く首を横に振る仕草で相手に答え。同時に、女性に向けたものとは違う綿のような心地の良い声に、心臓がきゅうっと締まる感覚がして。…俺だけに、向けてくれる声。湧き出す感情に堪らずにやつく顔を俯かせ、胸をパンフレットを持ったままの手で押さえ)
……ノア兄ちゃん。その、さっきの…俺の、ってやつは、どういう…
(少しの沈黙の後、ふっと思い浮かんだのは女性達に放った言葉。勿論、意味そのものは解っている。けれどそれでも、そこに籠められた感情をもっと知りたくて、相手の口から行動の意味をちゃんと聞きたくて、開いた口で相手の名を呼んでは繋ぐ手を自身の方に僅かに引き。未だ窺えないその面持ちを見上げながら紡いでいくそれは、選ぶ言葉に迷って些か濁り。そうしてそのまま問いの形を整えきれず、何とも半端に切れてしまえば、もどかしげに喉から呻きを微かに零して眉を下げ)
(/まあ、二度目の時は抵抗しようとする理由くらいは訊いてくれますが、上からは退きませんね…ふふ、二つ目付けるなら鏡無しでビティスにも見える位置ですかねぇ。何せお手本ですし(笑)でしょうねぇ…あと、「どんなキスが好きか知ってるのは俺だけ」みたいな恋人特有の余裕があるからですかね…ええ、それでさらっと「何だ、嫉妬か?」って返すくらいのさっぱり感ありますね(笑)それ見た部下達は安心するやら、辟易するやらで複雑そうですね…(笑)まあ、ビティスには存分に愛されてもらいましょう。ベッド上で恥ずかしがられたら、余計興奮しそうですね、ビティス…(笑)あらまあ…ノアさん格好良くて、でも可愛いですねぇ(笑))
っ…あれは、その…(少しの沈黙があった後、さてこれから気を取り直してこの辺りのを見て回ろう、そう考えていたタイミングで相手から先程の女性たちに向けた言葉のことを問われてしまえば肩が少し揺れ、どう返すべきか…少し口を開き、様々なその場凌ぎの言葉を紡ごうとするもその都度その言葉は声にならず閉口してを数度繰り返し。しかし、相手に嘘を付くつもりはない、そう無意識の内に決めていたからこそなのだろうか、恥ずかしさから頬を赤らめながらも少しだけ相手にその頬を見せながら素直な気持ちをポツリと溢してしまえば、そんな気持ちを持ってたのが恥ずかしくなったのか耳まで赤く染めながら話を乱雑に切ろうとしつつ辺りを見渡し水族館に来るまでの道中で話していた海獣の展示を見付けては相手と繋いだ手を軽く引っ張りながら相手を誘導して)
…俺のビティスが、誰かに取られるの、イヤだったからだよ…っ、も、もう良いだろこの話…ほ、ほらあっちにシロイルカの展示あるからっ…行くぞっ
(/そして怯える理由をノアが伝えたらビティス君が嫉妬して初暗転へ、と……では2つ目は胸の辺りにでもさせちゃいます?(笑)あー、恋人だからこその余裕あるの良いですよね「コイツのことは俺が一番よく知ってるから平気なんだ」って感じの……それで「分かってるなら、今日甘えさせろ」みたいな感じで帰ってから甘イチャしててほしいです(笑)ですよね……まぁ、ビティス君とノアは結婚式目前ですから遠慮しないでしょうし(笑)愛し愛されが一番合ってる言葉ですもんね、この二人は特に。ふふ、それで中々激しい暗転となるのでしょうね(笑)ふふ、好きなビティス君にしか見せないですからねぇ、照れてる姿とか嫉妬してる姿は(笑))
(些か曖昧な形ではあったが問いの要は伝わったらしく、解り易く反応を見せた相手の言葉を沈黙と共に待ち。一音も聞き漏らすまいと耳に確と意識を向け、その声をゆっくりと頭の中で咀嚼して。その途中、不意に話を断ち切って引かれた手に思考は逸れて止まり。誘導のまま展示の前に到着するのと同時、もう一度その顔を窺わんとずれた視線を相手に合わせ。途端、視界に入ったのは照明と真反対の色に染まった相手の横顔で)
…大丈夫。俺、誰かに取られたりなんてしないよ。だって…
(それを見付けた瞬間、溢れてきたのは相手への愛おしさ。喉元まで苦しい程に満たすそれを示したくて、相手とぴったりと身体を添い合わせて重みを僅かに預け、その肩口に頬を擦り寄せて。より間近に感じる相手の匂いを肺一杯に吸い込み、開いた口から紡ぎ始めたのは、相手が無理矢理に断った話への答えで。笑い混じりの、けれども穏やかな調子のそれをふと半端に切り、ぐっと背伸びをする事で肩から離した顔を相手のものに近付け。その次の瞬間、ちゅ、と雀の囁きのような小さな音を鳴らして、衝動のまま赤い頬に一度口付け)
俺が、こんな風にキスしたいって思うのも、ずっと傍に居たいなって思うのも…俺の事、もっと独り占めしてほしいって考えちゃうのも、ノア兄ちゃんしかいないんだから、さ…
(近付いた時と同じ緩やかさで顔同士を離し、自らの行動に今更照れて視線を巨大な水槽の方に背けつつ、それでも伝えたい想いを相手に注いで。ノア兄だからそうしたい、されたい。いっそ丸ごと、独占してほしい。今頃跳ね上がる心臓が送る熱が、耳の端から首元まで染め上げるのを自覚して堪らず口を結び、この落ち着かぬ心地を鎮めんと、目の前を優雅に舞い泳ぐシロイルカばかりを見詰め。だが、その訪れた静寂の中、気恥ずかしい幸せが逃げてしまわぬよう、繊細な仕草で繋ぐ手の指を更に深く絡めて)
(/トラウマ全部自分で塗り替えてやる、みたいな嫉妬の勢いと、初めての緊張と、ノアさんの色気で最早思考がぐちゃぐちゃになってそうですね、ビティス…良いですねぇ。胸なら服どうしましょ…あ、Yシャツ着せますか。それか裾捲ってお腹ごと胸出します?(笑)そうですそうです!それと同時に「だから絶対、俺以外にそれ見せるなよ」って、ふとした時に釘刺しそうだな、とも思います…で、「はいはい」って家で甘える側の好きにさせてそうです(笑)ええ、直前のイベントの事もあって尚更…そのまま結婚式、でしょうしね(笑)ですねぇ。ふふ、なんならいつもより多めに痕付けるかもしれません(笑)リアム君にも見せない一面、ってヤツでしょうからね…ビティスもご満悦です(笑))
っ…それ、なら良いんだ…(相手へ抱いていた少し醜いとも思える嫉妬の想い、それを明かすことで相手に引かれるのでは無いか、そんな後ろ向きな思考が頭の中を過っていて。しかし、相手の自分に密着するような動きに僅かに肩を跳ねさせ、紡がれた言葉を静かに聞いていて。しかし、途中で途切れたそれを問おうとした矢先に頬に触れた柔らかな感覚と共に聞こえた可愛くも身体の熱がより巡る感覚を覚える口付けに顔をより赤らめて。そして、紡がれる相手からの想いに相手の方へとゆっくりと視線を向ければ、水槽の方をみてる相手の耳まで紅い相手への愛しき気持ちが溢れ出てきそうで安堵の声を漏らして。そして相手と繋ぐ手を此方からも指を深く絡めて確りと繋いでは改めて相手への恋心と独占欲を持つ自分がいる事を確認しつつもそれを認めるように独占欲の塊の言葉を自分で再認識するように呟きながら改めて相手との水族館デートを楽しんで)
…ビティスは俺のだからな。他のやつに渡すつもり更々ねぇから
(/初めての暗転ですけど激しくなりそうですね……Yシャツでしたら、2人で家に帰ったらビティス君がキスマ付けをやりたくて仕方なくて帰って早々ベッドにノアを連れ込んで、とか出来そうですね!それか普通に夕食とお風呂済ませてからならわざとノアがビティス君の服の裾を捲ってお腹ごと胸出させて、でも良いですが(笑)あー、良いですね。最高ですねそれ……素敵な関係ですよね。爽やかイチャイチャカップルの理想です(笑)ですです(笑)ふふ、良いですねそれ。是非してやってくださいな(笑)ですね、まぁ、後々のイベントで取られかけるんですけどね(苦笑))
へえ、色んなのあるなぁ。わっ、でっけー…あ、思ったよりもちもちしてるな…
(シロイルカの場を離れ、アザラシやペンギンの展示を巡る内、徐々に羞恥も頬の赤みも薄れ始め、最後の土産売場を回る頃には普段の調子を一先ず取り戻し。置物から服まで多くを揃える其処に一人感心した様子で呟きを零しつつ、商品を相手と共に見て回り。その途中、己とほぼ変わらない大きさのイルカ型の抱き枕に目を取られ。それに触れては滑らかな生地と跳ね返りの強いその弾力に何処か楽しげに声を上げたり、他の商品をじっくり見詰めたりと物の吟味を暫し堪能し)
はー…楽しかった。これ、何処に置こう…んー…リビング、いや、ベッドでも良いなぁ…
(陽光が橙に染まった夕暮れ、閉館間際までたっぷりと時間を使って相手と二人きりの遠出を満喫した、その終わり頃。外に出るのと同時に口から溢れたのは、出掛ける時以上に花開く満足げな感想で。次いで、土産売場にて買った品の入った紙袋に視線を落とし。その中の幾つかの菓子類の海から顔を出す、最初に見たものよりも二回り程小さな、それでも己の半身よりはやや大きな黒いイルカのクッションと目を合わせ。鼻歌さえ奏でてしまいそうな機嫌の良さの中、その置き場所にほんの少し悩みながら相手の車へと歩んでいき)
(/とりあえず噛み痕は沢山付きますね。あと、そういう事するの初めてだから、一回がめちゃくちゃ長そうな気がします…ならそうですね…仕事の帰り道にキスマの件(部下に教えられた)で少し拗ねて、それでも「後でな」ってノアさんに言われて我慢して帰って、お風呂まで済ませた後リビングのソファーで…とか、如何でしょう?勿論、当方の性癖の問題なのでベッドでも良いのですが…(笑)他人の前や普段は殆どそんな素振りは無いのに、という辺りが一番のポイントですね…ええ。ただしあんまり調子に乗るとストップかけられるかもしれませんが(笑)ふふ、では遠慮無く…手にまで噛み痕付けたら怒られますかねぇ…(笑)まあ…自分の意思ではないので…セーフ、ですかね…(笑))
あぁ、ホント楽しかったな…他にも今日やってなかったイベントとか期間限定のイベントとかもあったみたいだし、またビティスと一緒に来たいな(相手と展示を回る内に恥ずかしさは薄れいつものように振る舞い。そして土産物売場に到着すれば様々なお土産物を相手と共に見て回りながら時折楽しげな相手の様子を観るのを堪能し。そして相手と閉館時間ギリギリまで楽しんだ後、水族館の外に出れば、相手の心の底からの感想に頷きながら同意の言葉を伝え。そして機嫌良く楽しげな悩みを呟く相手の姿を隣で見ながら相手から十二分に伝わる可愛さを感じては目を細め、また水族館へのデートがしたい、その想いを無意識の内に呟きながら共に自分の車へと向かい。そして車の元に辿り着けば車のドアの鍵を開けると、相手が購入したものの入った紙袋を後部座席に置くのを見届けながら運転席に乗り込み。そして相手が助手席に座りシートベルトしたのをしっかり確認してから2人で住むマンションへと車を走らせ始めて)
(/嫉妬からの痕付けですからね、多くはなるでしょうね。まぁ最初ですからその辺は仕方ないですね、ただこれ以降も何回かすることで長くなることはあるでしょうが(笑)お、良いですね。何でしたらお風呂も一緒に入らせます?勿論ソファーでも大丈夫ですよ(笑)ですです……ふふ、ストップかけられる程にはならないとは思いますが、もし掛けられたら甘えモードだったのがモヤモヤしてそうです(笑)ふふ、どうでしょうかね。恥ずかしがりつつも快楽に溺れてるでしょうからされてる時は気にしないでしょうけど、翌日とかに注意は入りそうですかね?(笑)まぁセーフ、ですかね。寂しさから自分で人肌求めるノアはアウトですが(笑))
うん。…絶対、また来ようね
(相手からの同意の声に、ふわふわと浮かせていた悩みから思考を引き戻し、そちらへと顔を上げれば再度の来館を約束する言葉を返して。次いで、到着した相手の車に乗り込み、背凭れから身を乗り出して後ろの座席へ荷物を置いて、助手席に座り直し。かち、と軽く硬い音と共にシートベルトを締め、動き出す車の外の景色を眺めて。車が道路を進んでいくのにつれ、少しずつ差し込む赤い光が弱まって、沈んでいく夕暮れの太陽に、上がりきっていた気分は段々に萎み始め)
…このまま今日が終わるの、何だか惜しいな。もっと、ずっと、ノア兄ちゃんと二人で…
(それから、ふと覚えたのは物足りなさ。呟いた言葉が示すのは、幼い頃相手に遊んでもらった時にも考えた、今日という日の延長を願う我が儘。勿論その時とは違い、家に帰っても共に居れる、隣に居れる。けれども、夜が訪れかけた目の前の風景に呼び起こされる、そのどうしようもない寂寥感が己を捕らえて離さず)
……んん。俺達、明日も、明後日も…その先もずっと一緒に居るって約束、してるのにね。…何だろうね、このちょっと寂しくなる感じ
(既に見え始めたマンションから逸らさんと、思わず伏せたその視線の先、膝に置いた両の手に拳を作って握り締めながら、一つ溜め息を零してシートに僅かに丸めた背を力無く預け。何処かもどかしげに呻きを落として身動いだ後、目線と同じく眉を下げ、困ったように苦く笑ったその口から弱い言葉を吐きつつ、胸元に片手を当てて擦り)
(/少なくとも、レナードが触った所は全部噛みますしね。ええ、仕方ないですねぇ。その時はきっと嫉妬した時でしょうね(笑)一緒にお風呂、も魅力的ですね…そしたら、ビティスのタトゥーやお互いの傷痕のお披露目も出来ますし…では、ソファーで(笑)あれです、何か他の事してる時に腰とか際どい所触り始めたら流石に、でしょう。まあ、すぐに甘やかすのでしょうが(笑)手は隠しようが無いですからね…手袋も限度がありますし(笑)ノアさんは本当にその辺りを一度反省して頂きたいですね。するならビティスにお願いします(笑))
…そう、だな(車を運転し帰宅の途につきながらふと相手の方から聴こえる小さな感想。もっとずっと2人で、その言葉に対し簡素な返答こそしなかったものの、まだ一緒にお出掛けをしていたい。その想いは相手と同じく持っていて。けど帰らないと…でもまだデートをこのまま終わらせたくないし、そんな思いが胸の奥をぎゅうぎゅうと締め付けていて。でも車の行く先にマンションが見え始めればさらに紡がれる寂しげな言葉に思わず眉を下げ、どうしよう…どうすればビティスは元気になるんだ、そんな悩みと葛藤を頭の中で繰り広げていれば無意識に後もう少しで辿り着くマンションの駐車場の方向へ車を走らせず、ウィンカーを光らせ角を曲がり人気のない通りへ車を少し走らせて)
…なぁ、ビティス…(ほんの少しでも良い。もっとビティスと、恋人とお出掛けしてるという実感が欲しい。そんな思いからの簡単な追加のドライブ。勿論遠くまで行くつもりも無いが、何かしたい。そう思えばふとあの時の事を、告白をした日の帰り道でしたキスを思い出して。思い出してしまえばそれが無性にしたくなり、人気もなく車通りも殆ど無い道の脇に車を寄せて停めればサイドブレーキを引くながれで相手に声をかけつつ、静かな夜の車中にカチャと音を立てつつシートベルトを外して相手の方へ身を乗り出せばそのまま相手の唇に自分のを重ね合わせて相手の上唇を軽く吸うようにキスをして)
(/ですね、噛み痕とキス痕沢山のノアが1日で出来上がることでしょう。ふふ、その嫉妬をノアにぶつけてノアが自分のものであると猛アピールするんですね(笑)初暗転の時に知るのでも良いんですけど、やはりその前に知った上での傷痕(完治済み)にキスしたり痕付けながら行為してほしい、という自分の願望もあるので……(笑)その辺は多分あの2人なら制御は出来るでしょう。ノア&ビティス君の場合はそれを平然としてされたことも言葉に出しながらイチャつきそうですが(笑)ですです。首とかならタートルネックタイプの服とか襟を立たせるとかでなんとかなりそうですけどね(笑)こちらとしてもビティス君に寂しさ紛らわしをしに行って欲しいんですけど、多分今までの事を思い出してフラリ、でしょうね。してしまうとしたら……勿論、そんなことした日の夜はビティス君にメチャクチャにされながら啼かされればよいのですが(笑))
ノア兄ちゃん…?
(顔を上げなければ。きっと、相手は困っている。聞こえた返事にそう考えた矢先、後は只真っ直ぐ走るだけの車が不意に曲がった事に沈む思考は持ち上がり。少し進んで大通りから一本外れた、物音の遠いその道の端にとうとう車は止まって。それが再び動き出さないよう固定される鈍い音と共に呼ばれた名に、不審そうな、不安そうな、細い声で名を呼び返して顔を上げ)
……、っん…
(視界にまず広がったのは、愛しい恋人の顔が間近に迫る光景。…あ、キス、される。どくりと心臓が跳ねて、緊張に息を止めた次の瞬間、パズルの欠片が填まるようにぴったりと唇が重なり。己に優しく吸い付くそのキスに、それまでの寂しさと物足りなさがゆっくりと埋められて、代わりに陽溜まりに似た心地好さが胸を満たし。強張りの抜けた身体は相手の体温を更に欲して、己をシートに繋ぎ止める邪魔なそれを外し。片腕を相手の左脇から反対側の肩、もう片方の手を首の後ろへと回して身を相手側に寄せ。暗がりの車中、相手からの口付け。…あの日の事を思い出すには、十分で。記憶の中の快楽に腹の奥が疼いて、それがどうにも欲しくなって、唾を飲み込む喉の尖りが微かに動き。緩やかに瞼を下ろした数秒後、恐る恐る、けれども、きっとそうしてくれると期待して。薄く開く其処から覗かせた滑りの先端で、相手の下唇をなぞって湿らせ、触れるだけの口付けの、その先を静かにねだって)
(/初めての朝は、お互いの痕見てちょっと恥ずかしがりそうですね…ええ、そういう事です(笑)あー…当方も大好きです、そういうの。お互い頑張った証、守った証なんだなって傷痕にキスして労ってほしいです…!(笑)ですねぇ。ビティス達は…まあそういうカップルなので…(笑)テッドにも溜息吐かれるでしょうね…まあ、懲りずに付けるでしょうが(笑)ええ、あまりの激しさに逃げないよう全身でホールドしながらめっちゃくちゃにして、最中に何度も「俺のもの」「俺だけ頼って」って耳元で囁いて刷り込みますね…(笑))
んっ、ぅん…(相手の手が自分の身体に回り、その相手の手が触れた辺りがムズリと快感を覚え、甘い声が少しだけ漏れるも相手の唇が開き、下唇を相手の舌でなぞられるのを感じればそれを求められている、自分とのキスを求められている、そんな感覚に目を細め自らも唇を少し開き、その隙間から舌を覗かせ相手のそれと絡め始め。ピチャリ、とお互いの舌が絡み、お互いの唾液が混ざり合う……その音が厭らしく脳内で反響しそれがどこか心地よくも感じれて。ついがっつくようにキスをしたくなるものの、ふと前は相手が苦しそうな様子だったのを思い出してはキスをしながら左腕は相手の脇を通り腰を抱くように回しては右手の人差し指で相手の鼻を軽くチョンと触れて鼻呼吸を促してはその右手を相手の左肩から背を通じて右肩へ回し相手との身体の隙間を無くすように密着させ深い相手とのキスを続け)
(/ですねぇ。でも身体を交えた実感を感じて、人前でイチャイチャする事への恥ずかしさとか一切無くなるんでしょうね……お仕置きと称して何かしらで腕を拘束してする時もあるでしょうね(笑)ですです!(笑)ビティス君たちはもうそういうカップルとして見届けましょう(笑)ふふ、まぁノアも一応噛み痕つけられた翌朝には一応注意するのはするんでしょうが日中の仕事中には部下に噛み痕を聞かれて「やんちゃなのに噛まれてな」とケロリと笑ってそうですがねぇ(笑)ふふ、そこまでされたらそれに味を占めかねないですが、されてから暫くは寂しくなったらビティス君にメールいっぱいするでしょうね……後は抗争とかでノアがビティス君の代わりに攻撃受けて怪我して、その傷が完治した(傷痕は残る)日の夜とかにもお仕置きと称しての激しい暗転があるでしょうね(笑))
ふ…っ、ん……ノア、に……
(望んだものは直ぐに訪れ、同じ滑りが自分のものに触れて鳴る艶かしい水音と、擦れ合う粘膜の感触に緩やかな快感がぞわぞわと身を這い。気持ちの良いそれに相手を抱き締める腕に少しばかり力が籠り、溢れてくる唾液を零さないよう何度も懸命に飲み込んでいると不意に腰に腕が回り。次いで鼻先に何かが触れ、そちらに意識が向いて漸く呼吸が止まっていた事に気付き、しかし息を吸い込めば当然相手の匂いが肺の奥に入り。普段よりも近く、頭がくらくらと揺れる程に濃く捉えられるそれは、いつもの安心するものとは微かに違うように感じ取れて。それは思考に熱を持たせて氷菓の如く己を蕩かし、口付けの隙間に相手を呼ぶ声はすっかり悦楽に浸り、けれども舌だけでは足りないと本能が訴えて。…あの声、聞きたいな。ふと浮かぶ欲に目がうっすらと開いて、肩に回していた手は下り、相手の腰の、服の境から脇腹までを指先で意図的に撫で上げ。同時に絡めていた舌も、伸ばした先の糸切り歯の辺りに先端を当てたが、それによって相手の舌の当たる位置に変化が生じて)
は…っ…ンんぅ…っ!?
(舌の裏側、それまで合わせていた面よりも柔く薄い其処にざらついた感触を受けた瞬間、びりびりと強い痺れに似た感覚が背から腰までを余す事無く一気に駆け抜け。それにびくん、と体が大袈裟な程に跳ねて、喉からは甘さを持った上擦り声が洩れて鼻を抜け、腹の内側が火に舐められたようにあっという間に熱くなり。…今の、なに。不快ではないが、今までの快感を遥かに上回ったその感覚にほんの僅か恐怖を感じて、それから一旦逃れようと頭を後ろへと引き始め)
(/ですねぇ。肌を重ねてより愛しくなるのもあるでしょうし、それまでの箍が外れていちゃつきそうです。ええ、「他の人が触れた所塗り替えるまで、俺に触っちゃダメ」とかしそうですね…(笑)もう見てるこっちが恥ずかしくなるぐらいに甘々にしましょうね…(笑)注意されれば暫くはしないでしょうけど…部下達からのビティスを見る目が物凄い事になりそうですね(笑)まあ…それなら暫くはビティスも満足と安心しますかね。あー…ありそうですね。「守られる程俺弱くないよ」って拗ね混じりにやりそうです。その時は庇われた時の傷痕ばっかり構って焦らしまくりそうです(笑))
ビ、ティ…ぅんっ…!(相手からの甘く上ずった声で呼ばれれば何とか声を返そうとするも、脇腹辺りを撫で上げられ甘い反応するような声と共にピクリと身体が跳ね。しかし、それでも年長として、兄として気丈に振る舞いたい気持ちもあり、そのまま相手の舌へと絡めていれば相手の身体が大きく揺れ、激しく反応した相手にもしやキスの中で特に気持ちよい場所があるのか?と思いながらも相手の肩を抱いてる手を移動させ優しく相手の逃げる頭を撫で、ゆっくりと相手の逃げるのを追わぬままに深いキスを終えれば優しくも既に甘く蕩け落ちてると分かるやや上擦ったままの声で言葉をかけながら相手の額に軽く口付けを落として)
ビティス…だい、じょうぶか…?
(/ですよね、それからキスは毎日のようにしてるでしょうし、暗転も2,3日位のペースでしそうなきもします。腕拘束するものがあるとしたら、一番手元にあるのは手錠とかネクタイでしょうかね?(笑)えぇ、それはもう(笑)まぁ、ノアの手に噛み痕残しちゃうんですものね……尤もそれを許すノアも部下からの視線がある意味すごい事になりそうですが(笑)ただ構ってもらえない日が続くとまたフラつく可能性ありますからね……ですです。ちゃんと怪我が治るまでは痛まない程度には構うけど、治ったらもう容赦せず焦らしながらの暗転してそうです(笑))
っ…は、ぁ……
(キスから逃げる途中、頭に乗る重みに一瞬身が強張って。しかしそこを撫でられる感触に直ぐ様力は抜けて、顔同士をゆっくりと離せば、互いの開いた唇から覗く舌先を繋ぐ、唾液の糸が視界に映り。それが吐息に切れる様を恍惚とぼやけた瞳で見詰めつつ、先の刺激にがなる自らの心臓の音を耳元に聞き。ふとその中に相手の声が混じり、話す内容を理解するより先に捉えた甘い色に理性の薄れた思考は衝動を抱いて、蜜と熱の混ざる視線を相手に向け)
ノア兄、ノア兄…俺の、大事な…俺の…
(額に受ける柔らかなそれすら、心地好い電流が走る要因と化し、衝動を助長させて。問いに答える事もせずに再び相手に顔を近付け、今度はその首筋へと頭を置き。…自分の、もの。この声も、身体も。全部、全部。ぶつぶつと未だ濡れる唇から幾つもうわ言を落としながら、首元に回していた腕は相手の両肩をがっちりと固く拘束し、もう片方の手はその蕩けた声をもっと聞かせろとばかりに腰や背筋を這っていき。首筋に置いた頭は獣のマーキング宜しく、何度も其処に頬や髪を強く擦り付けて己の匂いを相手に押し付け。だが、やがてそれだけでは足りなくなった本能は、この薄い布さえ邪魔だと服の裾に指先を突っ込み。同時に、相手の喉の尖りに歯を立てんとして、あ、と微かな声を洩らしつつ、昂りに荒い息が零れる口をがぱりと大きく開け)
(/その時点ではもう、キスはほぼ挨拶と一緒ですからねえ…3日ペース+休みの日とその前の日、って感じでしょう、きっと。んー…ネクタイだとちょっと緩そうですし、やっぱり手錠ですかね。場合によっては仕事でも使うでしょうし(笑)「なんだあの二人」って思われてそうですね…まあ、二人は気にしないでしょうけど(笑)仕事の忙しい時は要注意、ですね…治るまではお触りとキスまででしょうね。まあその後はひたすらお仕置きという名の焦らしに入りますが(笑)そして、ビティスが既に暴走しててすいません…!容赦無く止めて下さって構いませんので…!(笑))
っ、ふ、ぅんっ…っ…ビ、ティス、ダメ、だ。他の…皆に、気付かれる、だろ…(相手の答えが聴こえる前に相手の頭が近くに寄り、その感覚と何故かは不明だが濃く感じる匂いに脳内は相手への恋情でしか感じれなくて。しかし、相手の呟く言葉に僅かな恐怖に似た何かを感じとり、蕩けかけてた視線と思考は僅かに理性を取り戻しながらも一応相手のしたいことはさせてあげたい、と感じていて。そうしてれば腰に回ってた相手の手の更なる快感を与える動きに理性を取り戻しかけていた思考と声色はあっという間に快楽に飲まれ、甘い声が漏れ出てしまって。そのまま相手がより己の匂いを自分につけようとグリグリしてくる感覚に愛しさをより強く感じていたのだが、相手の口が己の喉元に噛み付き痕を残さんと口を開け荒い息が漏れ出ているのを感じとれば、その荒い息に思わずレナードに襲われた時に感じたあの荒い息を思い出してしまい。勿論目の前にいるのは恋人である相手であることは自覚してるものの、あの恐怖を忘れることは叶わず時が過ぎていた事もあり、相手の頭に当てていた手をゆっくり頭から外して相手の口を優しく覆い隠して噛ませぬよう封じてはまだ僅かに熱の帯びた甘い息使いと共に優しく相手の耳元へ口を近付け相手のしかけた行動を制するよう囁いて告げれば、その可愛らしい耳朶を軽く唇だけで数回食むように挟めばすんなり離すと同時に相手と付き合う事になってからたまにしか共に寝てなかったが、これからはむしろ共に寝る事がデフォルトになることをキチンと約束し)
その代わり、今日からは基本ずっと一緒に寝よう…な?
(/ですね、挨拶もですしすれ違う度にもしてそうですね……あー、そうですね。そのペースで合ってるかと……手錠ですね、把握です。きっとあれでしょう。何処かの組織を潰すのに捕虜の敵組織員に案内させるときに逃げないように繋げて置くための手錠とかがあったんでしょう(笑)思われてそうですよね、慣れてきたら「またやってるよ」感覚になるのでしょうが……ですねぇ、気にしないですよね(笑)そうですね、後はビティス君が敵組織の偵察に数日出掛けてるとかだとよりなってしまうでしょうね……まぁ安静にするのが治り早くなりますし。ふふ、そして焦らされて我慢できないようにしてくれとねだるんでしょうね(笑)大丈夫ですよ!背後的には問題ないのですがどうやらまだノア的にはバレるのが恥ずかしいらしいので止めたようですが……でもこの後ノアはビティス君の寝てる間にちゃっかりキス痕つけるんですがね(笑))
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