マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

そうなの？じゃあ、監視だとか護衛だとか、理由を付けなくても、堂々と……
（同意の後離れて相手の重みが無くなった手に、何やら物足りなさを覚えて一度空の手を軽く握って力の無い拳を作り。けれども直ぐ様それを解いて身体を起こし、ベッドを降りた所で耳に入った報告に目を僅かに見開けば驚き混じりに聞き返して。その後続いて湧いた、他に何の憚りも無く相手と居れる、相手を守れるのだという喜びの情に、相手の感情に気付かない内から次の言葉を発して。しかし話していく最中に及んだ考えに声は半端に止まり）

…あ、そっか。監視が要らないなら…此処、居なくても良いんだね。元々俺はただの監視役だし、ノア兄ちゃんも上からの指示で此処に居ただけ、だから…
（暫しの間を置いて上げた声の調子は解り易く弱まり、表情からは喜色も失せて只悄然とした面持ちで視線を床の方へ落とし。まだ離れたくない、もっと一緒に居たい。ぎゅう、と強く絞られるような痛みに苛まれる胸から、喉元まで迫り上がる相手への幼さを帯びた執着を自覚して。…でも、この事で相手を困らせたくはない。ならば、とらしくもなくその感情を隠そうと開いた口から、ぽつぽつと事実を並べて自分自身に言い聞かせ。だが、その無理に押し込める言葉の隙間から零れ出す感情の雫に声は詰まって途切れ、俯く顔は息苦しそうに眉を寄せた形に歪み。知れず垂れ下げていた手の片方も、いずれ此処を離れるだろう相手を今直ぐ捕まえようとその腕へ伸ばして）



（／浮気、なんて一番の甘々ルートですよ。お仕置きの暗転中にもその前後にも、浮気した側に自分のだって証を全身くまなく付けるんですから(笑)小さい頃はビティスよりノアさんに懐きそうですねぇ。「ビティスパパは怒ると恐い」って言われたりして(笑)ええ、「うちの親、全然子離れ出来なくて」とかって学校では格好付けて言うけど、家に帰ればソファーに一緒に座ってお話したりするんでしょうねぇ(笑)まあ、ならなくてもそれはそれでいいのですが(笑)ふふ、素敵な麻薬ですねぇ。ビティスの方もノアさんのくれる愛情にどっぷり依存しちゃうかと(笑)ビティスも建前と本音の間で揺れております。まあ最後には本音が勝ちますが(笑)ちょっと踏ん張りませんとね…！(笑)）

っ…そ、うだよな…近いうちに俺はここ出た方が…良いよな。そもそも良い大人なんだし一人で生活する方が当然だよな。ただ、そうなるとやっぱり俺は寂しい…(相手の事実を呟く言葉が自分の心に刺さって抜けないレイフの言葉がより深く刺さっていく感覚に相手の方を見れず、寂しさが積もり積もってポツポツと言葉が漏れ出ていき、最後につい自分の本音が溢れ落ちてしまいハッとしたように口をつぐんで。いつもそう感じていたときも相手の前では絶対に言わないようにしていた筈なのになぜ今出てしまったんだ、と激しく後悔すると共になんとか取り繕おうと必死に訂正や話題転換をしようとするもキッチンに向かう足は止まり、声も自然と涙を堪えようとするような声になっていて)

わりっ…違うんだよ、ビティスが寂しくなるだろうから、って思ってさ。ここ出るとしたら流石に新しい部屋の方が良いよな、前の家よりここから近い方が、よく来れたりするだろうしさ…

(/ですよねぇ、ただビティス君はしなさそうなので浮気するとしたらノアだけかもですね、寂しさ拗らせて……って感じで(笑)あはは……でも年頃な思春期になると甘々なノアから離れてビティス君の方に懐きそうかな、と(笑)ですね、それで街中で仲良く出掛けてるときにクラスメートと出会しちゃって気まずくなっちゃうんでしょうね(笑)まぁ、時の流れに任せてしまいましょう(笑)お互いに依存してしまって……でも悪い意味な依存に一切ならないのがまた素敵ですね(笑)ついに本音が溢れてしまったノアが取り繕おうしてますが寂しさ耐性が殆ど0に等しくなってますからね(苦笑)楽しみが尽きないですね(笑))

（相手の腕を緩く捕らえつつ、形にしなければいけない建前と、隠したい本音が喉でぶつかり合い言葉の出せなくなった唇を無意味に開閉し。だがふと聞こえた寂しいという声に、はっとしたように顔を上げ相手の方を見るが、一歩後ろを歩く己にその面持ちまでは見えず。直ぐに修正されたそれに言い間違いだったかと、また感情も視線も沈んで。それからも続いていく引っ越しの話題に胸の奥に押し込んだ執着は徐々に膨れ、やがては閉じた筈の蓋に亀裂を入れて。その隙間から零れ始めた感情は腕を掴むだけでは足りないと喚き、それに従った両手が立ち止まる相手を背中側から強く抱き込んで）

…っ、……やだ。出ていかないで。どこにも行かないで。ノア兄ちゃんが居ないと寂しい。ずっと一緒が良い。俺、ノア兄ちゃんが居なくなった此処に帰りたくない。この部屋で一人になりたくない。…ノア兄ちゃんは俺だけのものじゃないんだから、どうしようもないワガママ言ってるのは解ってるけど…俺、俺っ…
（ぽつり、と雨の一粒目が地に落ちるように最初は静かに、その後は洪水を思わせる勢いで次々と想いが言葉として溢れ出し。それらは支離滅裂で、自分でも子供みたいだと頭の隅で何処か冷静に思いながら、それでも一度溢れた声はもう自らの意思でさえ抑えられず。…相手は今どんな顔だろう。やっぱり、困っているだろうか。何て返されるだろう。巡る思考に最早相手の表情を見るのも怖くて、目の前の自分より大きな背に額をぐっと押し付け、けれども今捕まえたその身を離す気は無く、むしろ相手の息が詰まりそうな程更に強く抱き締め。言葉全てが出尽くしたその最後の最後、きっとこれは叶わないと声を震わせつつも、一番の願望をはっきりと形にして）

ノア兄に、ずっと此処に居て欲しい…っ



（／まあそうですね。ふふ、それで「寂しいならちゃんと言って」って躾を受ける事になるんでしょうねぇ(笑)思春期なら仕方無いですねぇ。あんまり構うと「ちょっと放って置いてよ」とか困り顔で言われてしまいそうです(笑)友達からからかわれる事請け合いですね(笑)はい(笑)お互いに「大切にしたい」「幸せにしたい」っていう気持ちが基盤にある甘ぁい依存ですからね。悪い方向には絶対いかないかと(笑)ビティスの方ももう感情全部ぶちまけてしまってるのでお相子ですよ(笑)ふふ、そうですねぇ(笑)）

っ、ビティ…っ！(背後から抱き締められては肩がピクッと小さく跳ねて。相手の名を呼ぼうとした時に紡がれた相手の切実な想いに思わず言葉が途切れ、そのまま相手の言葉を静かに聞き遂げようとするも相手の寂しい、一人になりたくない、という言葉がまるで自分の気持ちを言い当てられてる感覚に目に涙が浮かびそうになってきて。しかし、相手の兄なのだから、と必死に堪えていたが相手の【ずっとここに居て欲しい】という願望に1つポロリと涙が自分を抱き締める相手の腕に溢れてしまえば膝からそのまま床にへなりと崩れ落ちて)

わ、るい…お、れも…俺もっ、ビティスの傍、を離れる…のが寂、しい…ずっと一緒が良い…ビティスと一緒に生活したい…もう1人に、なりたくないっ…寂しいのは、恐い…寂しいのだけは、絶対に嫌なんだ…！(床に崩れ落ちてしまえば気丈な振る舞いは出来ずにこれまで年下で弟分な相手に見せないようにしてきたもの…堪えてきた涙、寂しいという素直な気持ち、寂しい事に対してとても弱くなってる自分…それら全てが堰を切ったようにポロポロ溢れていき、弱くなっているからこそ力が籠らない手で自分を抱き締める相手の手を包み込むように自分の身体に押し当てて背を丸めて相手の身体の温もりを少しでも逃すまいとし。そのままで自分の身体を抱き締める相手の腕を抱き締めつつ、現在の自分の気持ちを吐露してしまい、引かれてしまっているのでは、という気持ちから相手の方を向くのが怖くなって、そのままの体勢で涙声のまま恐る恐る確認するように問い掛けて)

…だ、からっ…ビティス。俺と、これからも…ずっと一緒に、暮らしてくれ、るか…？

(/ですねぇ……尤も、それで自分を構ってくれると味をしめたノアがわざとやろうとする可能性もなきにしもあらず……なんですよね(笑)その辺はまだビティス君の方が適切な距離をわかってそうですが、ノアは分からなさそうなので困り顔で言われた日の夜にはビティス君に寂しさを紛らわせるように甘えてしまうかと(笑)ですね(笑)ですねぇ、もうこの二人は離れられないですからね。色々な意味で(笑)もうノアは完全に弱音を吐き出してしまってますね……これで流石にビティス君にはノアが寂しいのに弱いと察されてそうですね(笑))

わ、っ…！？
（返される言葉を恐れ固く目を閉じて直ぐ、ぽつ、と腕に何か落ちる感覚を捉え。それに僅かに指先が跳ねた次の瞬間相手の体が沈み始め、その予想外の出来事に驚いて思わず瞼を開け。直後落ちる身に釣られてバランスを崩し、小さな悲鳴と共に相手と同じく床へ座り込み。痛みも衝撃も大して無かったが、一体何事なのかと視線を上げたその矢先。聞こえてくる水気を帯びた声と、己と同じ望みを形作る言葉が鼓膜を震わせて。嘘だろう、と言わんばかりに目を大きく見開きながら、それでも黙って紡がれる切実なその音に聞き入り）

……うん。俺、ノア兄ちゃんの傍に居る。昔みたいに、黙ってどっかに行くなんて事も、もうしない。ずっと一緒に居るから、だから…
（…相手が泣いている。いつも笑って己を包み込む相手が。寂しいのが恐い、と己に身を寄せている。思考に幾らか余裕が出来てようやっと気付いたその事実に酷く戸惑って、けれどそれ以上に今の相手の姿に胸が痛んで。こんな時、どうしたらいいのか解らない。ただとにかく、相手の傍に居なければ。緩まった腕の力をまた強めて身体を密着させ、頬を今度は相手の首元に擦り寄せながら、弱くもはっきりとした声で問いへの答えと約束を告げ。その最後、何か続けようとした口が一旦迷いに止まり、二度程空回りして。それから少しの沈黙を置いて漸く、伏せた視線と共に震え混じりの声で願いを落とし）

……だから、泣かないで



（／あー…最初の内はビティスも単に寂しいのかなって普段以上に構いますけど、わざとって解れば怒った上に家出しそうですねぇ(笑)ふふ、ビティスの方も「あの子もお年頃なんだよ」なんて言いながらノアさんの事余裕たっぷりに甘やかしてくれるかと(笑)今でさえ（距離感かなり壊れてるとはいえ）友人として執着と依存し合ってますからね…(笑)おおよそ察してはいますが、今はノアさんが泣いている事に意識が引っ張られてそれ所ではありませんね(笑)）

よ、かった…良かった…ただ、少しの間だけ…このままで、いさせてくれ…(相手の自分を抱き締める力が籠り相手の身体が密着する感覚に、本来なら安心感もある筈なのだがそれよりも今まで見せなかった自分に、思わず幻滅したと言われるのではないか、そんな不安な気持ちを抱いてしまい僅かに肩が震えるも、弱くもハッキリとした声で告げられた自分の傍にいる、という答えと約束の言葉に、自分が勝手に感じていた不安感から凍り付きかけた心があっという間に溶かされていき、心に刺さっていた棘もダメージ無く抜けていく。それどころか暖かく包み込まれる感覚に安堵の涙と声を漏らしてはいつもと逆の状況を、相手が傍にいてくれる安心感を感じていたく細やかな願いを述べて涙が溢れなくなるまでの間はこの状態を堪能して。そしてある程度時間が経過し涙が漸く止まれば大分落ち着いてきたのか丸めていた身体を軽く相手に負担の無いよう起こしつつ、普段の声色で感謝を述べると少し申し訳なさそうに相手にみっともない姿を見せてしまったことへの謝罪を伝えて)

…ありがとな。それと、悪かったな。みっともなくて…

(/それでビティス君に家出されて、ホントに寂しくなってしまって、人肌求めて適当な人捕まえて恋人っぽくまた振る舞ってしまう、と(笑)余裕のあるビティス君にノアも「レオはあんなんじゃなかったし、わかんねぇよ」とブツブツ寂しさを溢れさせながら愛情を注がれる事でしょう(笑)ですよねぇ……2人の今回のやりとりがほぼほぼ告白みたいなものですからね、最早(笑)とりあえず何とかノアとビティス君の共同生活のスタートが決まったので、お昼食べ終えてから次はいよいよノアの元住まい訪問ですね！(笑))

…ううん、みっともないなんて事無いよ。まあ、ノア兄ちゃん普段弱音とか愚痴とか全然言わないから、俺ちょっと戸惑ったけど。でも…そういう事ちゃんと吐き出してくれる方が嬉しい、かな。…うん、何だか安心する
（相手から告げられる願いに、その身を捕らえたまま離さない事で応え、暫しの間己も視界を閉ざして相手の温もりを享受し。長くも短くも感じる時間を経て、離れる素振りを見せた相手の背に目を開いて首に寄せていた顔を上げ、力の籠っていた腕も身に添える程度にまで弛めて。次いで聞こえた相手の詫びに軽く首を横に振りながら否定した後、先程までの不安や震えの抜けた穏やかな声音で此方からの気持ちを伝え。それから、もっと自分を頼って欲しい、という想いを込めた言葉を紡ぎながら、離れてしまう温もりを惜しんで今度は此方から身体を押し付け。頬もまた相手の首元に添えようとした次の瞬間、己の腹の虫が二度目の主張を叫び）

……ぷっ、はは！そうだ、忘れてた。俺、腹減ってたんだった
（何とも間の抜けた音に一旦動きが止まり、だが直後にはその可笑しさに思わず噴き出すようにして笑い声を上げ。それまでの重さを伴った感情もそれで吹き飛んでしまえば、するりと潔く相手を腕から解放して立ち上がり。次に相手の隣へ移動し、いつもの快活な笑みを浮かべた顔をそちらに向けつつ、片手を差し出して相手へ何気無い日常への誘いを告げて）

飯、食べよう。…一緒にさ



（／それ、後で家出先にされるビティスの保護者達（主にレイフさんとテッド）からのお説教が待ってるヤツですね(笑)ふふ、何年経っても、子供が大きくなってもお互い甘々ですねぇ(笑)ええ、本当に…付き合ってもいないのに同棲宣言ですからね(笑)ついにお引っ越しですねぇ…あ、ついでにノアさんの人間関係の辺りもきちんとビティスに知ってもらいましょうかね、一緒に生活する以上は(笑)）

そ、っか…それなら、たまに…させてもらうな？(相手の穏やかな声色で告げられる相手の気持ち、気持ちを吐き出して欲しいという言葉に静かに納得しつつも、本音を言えばこれからまた言うつもりもないのだが、それでも自分で抱えきれない程だった時には相手に助けてもらえたら良いかな、なんて思いながら返して。相手の温もりをまた感じていれば聴こえてくる相手のお腹の虫に相手の笑い声につられるように笑って)

ふはっ…ああ、一緒に食べようか(相手の手がスルリと抜けるも笑ってたからことや相手と過ごせることが確定してるからこそ寂しさもあまり感じることなく、いつもの笑顔から告げられる誘いに相手の手を取り頷き返しては改めて相手と共にキッチンへ向かい。そしてキッチンの戸棚にあるカップ麺を見ながらふと、やはり相手に選んでもらった服を前に住んでた部屋に置き忘れたのを思い出しては、取りに行きたいと考えては「カップ麺も幾つかあるけどどうするかな…なぁ、今日荷物を前の家から取りに行こうかと思うんだが…」と朝飯をどうするかも呟きつつ、相手にここへ自分の荷物を持ち込みたい旨の相談をして)

(/ですです。わざとしたことには申し訳無く思いつつもビティス君に甘えたいからだと開き直りつつ言うかと(笑)ですね、それは間違いないです。ただもし子どもが恋人とか作ったら案外動揺するかもですね(笑)そうなんですよね……しかも、同棲以前に既に同じベッドで寝てたりと順番が色々あべこべですよね(笑)ですね、一応ノアは自分の部屋にも普通に招き入れてた過去もあるので恋人っぽい人らの匂いが多少残ってるかもしれないですね。後は彼ら彼女らの私物が少し残されてたりもしますのでそれでもしかしたら匂いを覚えてしまっちゃったりするかもですね(笑))

んー…ん？…ああ、そうだね。寝具とか食器とかは此処の使えばいいけど、服なんかはそういう訳にもいかないしね。じゃあ、物を入れる紙袋とか段ボール準備して…あと部屋の収納も…
（相手と共に入ったキッチン先にて、此方も覗き込んだ戸棚に入るそれらの選択に迷って伸ばしかけた手を半端に止めて。だが大した間も使わずその内の一つを手に取った所で掛かった声に顔をそちらへ向け、相談事に対し一度は首を傾げたものの、直ぐ様合点がいってか先ずは頷きを返し。続けて己が此処に来た際の事を基準に、少々ばかり弾んだ声音で話を続けていくが、ふと気付いた問題に眉尻を下げ）

あー…でも俺、車無いし…全部一気にってのは無理かなぁ。そうなると…とりあえず必要な分持って来て、後は業者に頼むか少しずつ…んー…でも…
（如何にも楽しげな色が落ちた残念さの滲む声で呟きを零し、更に眉根をぐっと寄せて対策を考え始め。その巡る思考に合わせて視線を彼方此方さ迷わせつつ空いている片手の人差し指を立て、その先でぐるぐると宙に小さな円を描き。それに一分弱程の時間を使った後不意に動きを止め、次いで相手の方に幾らか期待の光を乗せた目を戻せば一つ問い掛けて）

…あ。ノア兄ちゃんは？車ある？



（／開き直ったらテッドからは尚更お説教されそうですね。「やり方が回りくどい」とか「いいからとっとと謝れ」とか。レイフさんの場合だったら…いや、考えないようにしましょうかね(笑)それは流石のビティスも動揺しそうですね。思わずあれこれ訊いてしまいそうです(笑)ええ、それに今までどうだこうだ理由付けてましたけど…もうそろそろそれもキツい所まで来てますよね(笑)普段のノアさんの匂いに慣れてる分、いつも以上に敏感に反応してしまうかもしれませんねぇ…恐らく匂いが強く付いている物（アクセサリーとかヘアゴムとか服とか）からなら覚えてしまいますね、お気を付け下さい(笑)ちなみに…少なくとも、いつぞやのタオル投擲事件の女性の匂いはしっかり覚えております(笑)）

あぁ、車なら前住んでたとこの駐車場に置いたままのはずだ(相手から車があるかを聞かれてはふと相手がもしかしたら遠くに行ってるかもしれない、という希望に懸けてその足として免許取得及び購入に至った愛車を思い出しては素直に車がある旨を頷きながら伝え。勿論相手を自分だけで探す為に車を購入し走らせていたため誰かを乗せてドライブに出掛ける…なんて事は一度もなく、更に言えば自分の寂しさを紛らわせる為に知り合った人たちも家に招いた際に車に興味を示す人はいれどその人物を乗せた事もない。だからこそ苦笑いを浮かべつつ相手に誰も乗せた事がない事を話しつつも、相手が初めての同乗者であることを嬉しげに語って)

まぁ、ドライブとかでしか使ってないから誰も乗せた事ないんだけどな…でも、ビティスが俺の車に初めて乗せる人ってのはやっぱ嬉しいかな

(/回りくどいと言うより寂しさを隠すことに慣れてますからね、ノアは。まぁ、レイフさんのは考えないようにしましょうか……そもそもノアがわざと浮気しなければ良いんですから(笑)ノアも当然気になって詮索したがりますね……それで二人揃って子どもに詮索しないで、と言われてしまうんでしょうね(笑)ですね、ほんとになんで付き合ってないんでしょうか……でもあともう少しで決定的なイベントありますからそれまでの辛抱ですね(笑)服と言うよりは基本的に装飾品が残されてることでしょうね……流石にビティス君の家に持ち込むほど馬鹿ではないので、後日返しながらやんわりとした別れを告げる事でしょうね……あ、ノアを(暗転的な方で)襲撃する男もアクセサリーをノアの家に残してまして、男にラブホに誘われて素直についてって、部屋の中でアクセサリーを返しながら別れを告げて……な展開になる予定ですのでご参考までに(笑)あぁ、いつぞやのあの女性ですね！ちなみにその女性は家に招いてはおりませんね。あくまでもその女性は、ですが(苦笑))

そうなんだ。…へへ。何か、ノア兄ちゃんが嬉しいと俺も嬉しいな。…ノア兄ちゃんの車乗るの、楽しみにしてるね
（返された肯定に悩みが解決した安堵で顔を綻ばせ、次いで苦い笑みを浮かべた相手が語る内容に少々目を丸く開き、意外そうに驚いた色を表情に乗せつつ相槌を打ち。だが直ぐ様その色を相手に釣られるように柔らかな喜びのものへと変化させ、自らが感じたその感覚を飾りも何も無い真っ直ぐな言葉で紡ぎ。いつかは自分も、相手に料理以外の初めても。そんな思いに何やらにやつく口元で言葉を続け。それから切り替えの声を一つ入れ、持ったままだったカップ麺を一旦台の上に置き、下の棚からケトルを取り出しては鼻歌混じりに準備を始め）

…よし！じゃあ、早く飯食べて荷物運びに行こう！



（／どちらにしろテッドからは「犬っころを困らすな」と怒られますし、レイフさんの方だった場合はじっくり腰据えて尋問されますね…まあ、浮気さえしなければ何も起きませんから(笑)それでまあ恋人については訊かないけど、街中でデート中にばったり…とかもありそうですねぇ(笑)ええ…もう少し、もう少しだけ頑張りましょう(笑)まあ、それは流石に…顔も知らない他人の匂いがする物を自宅に持ち込まれたら露骨に嫌な顔しますね、間違いなく。…お、レナードの話ですね。では別れを告げられた直後に「じゃあ、最後に抱かせて」みたいな感じで襲わせてもらいましょうかね(笑)…他の人の匂いは色々しそうですね。恐らく監視開始から一ヶ月以上は日が経ってるので極めて薄い匂いでしょうが(苦笑)）

あぁ、そうだな(相手から伝えられた楽しみにしてるという感情が直接届いては自然と頬が緩み、改めて相手とこれまで過ごせなかった12年の月日が少しずつ埋まっていく、その感覚を感じ取れてはこのままずっと相手との生活を過ごしていけたら良いな、と思いながら相手の切り替えの声に頷き返しては自身も1つカップ麺を手に取りそれを台に置いて)


後はそこの曲がり角曲がれば俺が住んでたマンションだな(朝御飯を食べ終え、相手と共に自分が元々住んでいたマンションを目指して。以前の組織を抜けて以降一切帰っていない部屋だが別段思い出があるわけではないが、それでも高校を卒業して以降10年住んでいた場所だからこそ、ある程度周囲の地理はすっかり頭の中にインプットされていて。念には念を入れ出来る限り大きな通りで視界が通る道を選びながら歩いていき、最後の曲がり角を曲がる前にそう話しては相手と共に曲がり角を曲がれば住んでいたマンションがそこにあり)

(/ですね、ノアが浮気さえしなければ良いんですもんね。ビティス君が家出しないように捕まえておけば甘々がずっと続きますし(笑)あぁ、ありそうですね！子どもの方は慌ててノアたちは子どもの恋人に興味津々といった具合ですかね(笑)はい(笑)それは流石にノアでも分かるでしょうし、一度適当な鞄に入れて一人一人会って手渡しで返しつつ別れを告げるでしょうね……ですです！それでノアはいつもの断り文句で逃げようとしたけど逃がす気の更々ないレナードさんが迫られ……となるでしょうね(笑)でしょうね。当然ながらノアは匂いに気付かないでしょうが……ビティス君は不満でしょうね、部屋に入るのが自分が初めてじゃないことも多少あるでしょうが(苦笑))

此処の角を…あ、あれかな
（朝食が終わり、一先ず自宅にあった空の紙袋を幾つか持って相手と共に道を歩み。あまり訪れない場所に対する物珍しさから、きょろきょろと彼方此方に顔ごと視線を向けて景色を眺めていたが、ふと掛かった声に意識はまた相手の方へ戻り。相手の案内を繰り返し呟きつつ丁度示された角を過ぎた瞬間、見えた建物に表情をぱっと嬉しげに弛ませ、徐々に近付いていくその建物を見上げ。マンションとの距離が縮まるにつれてそわそわと何度も袋を持ち直したり、目を相手と建物に交互に向けたりと、歩く速度こそ相手に合わせているものの何処か落ち着きが無くなっていき。いよいよもってマンション内に入る直前、口を開いて躊躇の声を少々の間零した後、隣の相手にわくわくとした明るさの宿る顔を向け、まだ早いだろう訪問の挨拶を笑い混じりに相手へ告げて）

えっと、その、あの…へへ、お邪魔します！



（／まあビティスも大概ノアさんに甘いので、余程カッとならなければ家出はしませんが…しっかりホールドしておいて下さいね(笑)ええ、そして恋人さんにあれこれ声掛け始めて、子供が「やめろよ！」って間に割って入る…みたいな事になりそうですね(笑)一人一人に…その間ビティスも気が気じゃ無いでしょうね、一人で出掛けたノアさんが帰ってくるのを出迎える度、違う匂いがする事でしょうし。こう、レナードがノアさんの手首とか肩とか掴んでホテルのベッドに押し倒そうと…あ、これ逃げられます？(笑)薄かろうが何だろうが匂い自体はしますからね…違和感やら不満やらで渋いお顔になりそうです(笑)）

ふふ、ったく…ちょっと気が早いぞ？(ソワソワして落ち着きのない様子に何処か初めての場所ではしゃごうとしてるワンコの様に思える相手の様子にクスリと微笑み、気の早い訪問の挨拶に相手と同じく笑い混じりに軽くそう返して。勿論これから入る自分の前の家の鍵は組織を抜けるときに着ていた服のポケットから取り出して持ってきており、それを取り出しながら2階にある一室を目指して。その間もチラと横目で周囲の警戒もしつつも、流石に大丈夫だろうと思い至ったタイミングで丁度部屋の前に到着して。そしてドアの鍵を解錠しそのまま何事もなく開いたドアから部屋の中は入りつつ相手を迎え入れる言葉を自然な口調で伝えて)

いらっしゃい、ビティス。中へどうぞ

(/そりゃあ、寂しがりですからね。ホールドはしっかりしますよ。よっぽど寂しさがヤバくならない限りはビティス君だけで満足してますから(笑)ですねぇ……子どもの恋人が男性女性関わらず声かけして子どもに止められそうです(笑)それかもう一日のうちに何人か纏めて次々会ってって……な流れかもですね。その方が一回に感じる匂いの種類は多いですけど回数は少ないですし……あー……多分暴れはするんでしょうが、ノアは一般人は出来るだけ怪我させたくない性分ですから強く暴れれないでしょうね。なのでかなりギリギリに何とか手から逃れてそのまま逃げ出して……でしょう(笑)ふふ、渋いお顔になったビティス君にノアは最初首を傾げるでしょうね……まぁ、匂いに敏感なのはもう知ってますし、割と早めに察するのは察するでしょうが(笑))

うん、今度こそお邪魔します！
（返された言葉に機嫌好く笑んだ顔を少々照れたようなはにかみに変化させ、それから更に建物内を歩む事一分弱、辿り着いた目的地に此方も歩みを止めて。迎える声に改めて挨拶を返しつつ室内へと足を踏み入れた瞬間、予想していた慣れたものとは違う匂いを感じ取り、それに一瞬脳が混乱を起こして数歩入った所で動きを停止し。その事で思わず意識してしまった嗅覚で認識していく匂いに、無意識に唇の端をぐっと結んで）

んー…んん…っ、ぐ…
（喉に引っ掛かる花を複数混ぜたような香水、鼻先に纏わりつくバニラに似た甘ったるい煙草、つんと鼻の奥を刺す整髪料…随分と薄くはあるが、その部屋に残る統一性の無い多くの匂いを確かに捉えてしまい、堪らず一度呼吸を止め。共に住む前、二人で遊びに出掛けていた頃には、この場のどの匂いもした事は無かった。ならばこれらは自分の見知らぬ他人のもので、それが意味するのはつまり。おおよそ十数秒程度、解ける思考が己に教えた結論が胸に靄を作り。その曖昧ながらも感じる不快さから眉間に深い皺を寄せ、自然と袋を持つ手にも力が入り）

あ……ごめん。えと…まずは服、かな。何処に置いてある？
（しかし直ぐ様はっと我に返り、何処か気まずげに沈黙を僅かな間落とし。次いで一言詫びを告げるのと同時に、正面を睨むように鋭くしていた視線と表情を和らげて相手の方を向き。だがまた直ぐに苦さの残る顔をふいと正面へ逸らし、向こうに問われるより先に此方から言葉を重ねて）



（／満足しててもらわないと困ります。でも、たまにはノアさんからも愛情お返し下さいませ(笑)二人とも対人距離近いですからねえ。ぐいぐい聞きにいきそうで…最終的には「好い人は大事にしろよー」って子供の頭撫でていきそうですね(笑)まあ、どちらにしろビティスは暫くモヤモヤするんでしょうがねぇ…何とか外まで逃げてビティスに助けを求めた後、再度外で襲われかけた所でビティスの登場、といった感じですかねぇ(笑)もう早速顰めっ面です。薄い匂いなので何も言いはしませんが…恐らく物が見付かれば人間関係について訊くかと(笑)）

…？あ、あぁ…こっちだよ(部屋に入り、リビングへ向かおうとした時、相手の足音が聴こえず少し振り返れば何か不満そうな表情に訳が分からず少し首を傾げるも彼の嗅覚に関する特徴を思い出しては声には出さなかったがそれでも納得してしまいつつ相手に促されて自身の服が置いてある寝室を目指す為に浴室に繋がる扉とトイレの扉をスルーしリビングへ向かい。白の壁紙で統一されてるリビングはキッチンと一体になっていて、リビングには壁際にあるテレビとそれを見れる位置にベッドにも出来るソファーがありその上にクッションと毛布のようなものが掛かってて。そのソファーとテレビの間にローテーブルがあり、ソファーの後ろに白の戸棚奥にまた1つの扉があり、その上に何種類か男物のアクセサリーが置いてあり。オシャレには気を使うがそれらは自分のではなく、どうしても置いておきたいという知り合いが置いていった物で。それらには一切注釈を告げる素振りすら見せないままに奥のドアへ一直線に向かい、そのままドアを開け寝室へ向かい。窓際にある机の上には幾つか自分が以前までつけていたアクセサリーが置きっぱなしになっており、その近くのベッドは独り身にしてはやや大きめではあるが枕は1つのみ。そしてドアの横の壁際には近くに壁一面のクローゼットがあるにも関わらず、立派な衣装タンスが鎮座していて。そんな淡いクリーム色の壁紙で少しだけ色の暖かみを感じれそうな寝室に入れば相手に服のある場所を説明しては少し申し訳無さそうに呟いて)

ビティス、そこのクローゼットとそっちの衣装タンスに俺の服が入ってる…が、多分相当量あるからな…何度か往復すれば全部持って帰れるとは思うが…

(/勿論ノアは返すときは一杯返します。まぁ、普段から慣れない料理ながらハートにくり貫いた野菜いれたり、得意な菓子作りでもハートあしらったりと愛情を少しずつあげているかと(笑)ですねぇ。それビティス君がするなら説得力ありますがノアがしてもビティス君的には絶対納得いかなそうですね。まぁ、それでノアが「ホントに思ってる」と言えばそれの証明求められて、それじゃあとどこかのラブホで暗転おっぱじめそうですが(笑)ですね……それで二度と同じ匂いつけて帰って来てないって確認を暫くしそうですかね。ですです。とてもカッコいい登場で良きですねぇ……それでビティス君が追っ払って二人きりになれたところでいよいよ、ですね(笑)ですよねー……早速物が見えてますがね(苦笑)ちなみに女性のものはリビングの戸棚にあるいくつかある内の引き出しの中に隠してあります(笑)あ、あまりフォローになるか分かりませんがノアは寝室には誰も入れてません。なので寝室だけならノアの匂いしか残ってないかと……まぁ、リビング側から入ってきた匂いがあるかも知れませんが(苦笑)ちなみにクローゼットにはコート類やスーツ系統、上に着る服がメインですね。衣装タンスの方は上に着る服もありますが、ズボン類や他の服飾品……それと様々なノアの私物アクセサリーの入ってるアクセサリー入れのスペースがありますね(笑)ちなみにビティス君が選んでくれた服は衣装タンスの方にとても丁寧に大切に保管してます(笑))

わあ…ノア兄ちゃん衣装持ちなんだね。まあでも、時間はあるし大丈夫大丈夫
（未だ残る胸の奥の苦みを無視して相手の一歩後ろからリビングへと進み、生活の痕跡を確認するようにその室内をゆっくりと見回して。寝室に入る少し前、目に入った不自然に置かれた装飾品に、不審げに目を細めて首を軽く傾げ。しかしそれも視界から外れ、寝室のクローゼットの方へ気を取られればすっかりと意識は逸れてしまい。何度かの瞬きと共に思わず呆然と声を洩らしたものの、落ちた相手の調子を補うつもりで明るく意識した声音でそれに答えて。それから改めて寝室内の彼方此方に視線を巡らせ、ふと目に付いた窓際の机にある装飾品に妙な感じを覚えてじっとそちらを見つめ。十秒程度の観察の後、違和の正体がリビングにあった物とサイズも系統も違う事だと気付き）

……ねぇ、ノア兄ちゃん。リビングの方にあったアクセサリーって、もしかして…
（この場のアクセサリーの幾つかには見覚えがある。ならば、あちらは。芋づる式に湧いた疑問にまた不快感が喉元に燻るのに続いて、いつぞや相手の右腕を自称する部下の彼に聞いた話を思い出し。…もしかしたら、相手と睦まじい誰かの。辿り着いてしまった可能性に何故か胸がずきりと痛み、また表情を渋く変化させながら弱く揺れる声でその疑問を零して。しかし友人という間柄でそれ以上踏み込む事に躊躇し、それと同時に奇妙な恐れに襲われて言葉を半端に止め。ほんの数秒そのまま沈黙した後、無理に話を打ち切って逃げるように箪笥の方へ一歩近付き）

……えと、やっぱりいいや。うん、何でもない。…それより、早く荷物運ばないとね



（／愛情はお互いに注ぎ合ってじっくり育てていくものですからね。まあビティスは普段からどばどばと思い切り注いでいきそうではありますが(笑)「昔はあちこちふらふらしてた癖に」ってビティスに笑われてしまいそうですねぇ。してそうですね…年を重ねた後の暗転は、初々しい頃とはまた違った良さがありますよね…(笑)隣に座った時とかにさりげなく確認するでしょうね…まあ追っ払うというか走ってきた勢いでレナードに初手飛び蹴りする予定ではありますね。助けた後、少し服の乱れたノアさん見てようやっとドキドキし始めます…恋を自覚する一歩前の段階ですかね。告白はモヤモヤ（嫉妬心と独占欲）で家出するイベントの時ですし(笑)もうビティスも訊き始めましたね、アクセサリーの事(笑)成る程…流石に分けて置いてあるんですね(笑)うーん…まあ、今は二人だけですし大丈夫でしょう(笑)ふむふむ…では、衣装箪笥の方に行かせてもらいますかね(笑)）

あれか？あれは知り合いが勝手に置いてってったヤツなんだよ…お気に入りだから置いておくんだとか大切なものだから置いておきたいとかさ…そんな大切だったりお気に入りなら自分で保管しときゃ良いのにな(相手から溢れた言葉、それはリビングにあるアクセサリーについて問う言葉で。話は相手により打ち切られそうだったが、此方としても特に気にする必要がない内容。自分としては謎でしかないのだが、寂しさを紛らわせてくれる知り合いたちが家に来たらほぼ必ずと言っていいほどにその知り合いが自ら大切だと説明したり一番のお気に入りだからと説明しながら置いていく事。何故そんな事をするのか改めて皆目見当がつかないのだ、と単なる笑い話として、そして世間話をしているかのような口調で肩を竦めながら話しつつ自身はクローゼットの扉を開けて。勿論自身の服の保管してる場所には無香料の防虫剤、防湿剤をしっかりとしており、約一月放置してたとはいえどれも虫食いやシミやシワ等は一切なく、特に相手から貰った服は他の服よりも丁寧に保管されていて)

(/ですね。ふふ、普段から注ぐ愛の量の差にビティス君は不満顔になりそうですね。まぁ、ノアは寂しくなったら勝手にビティス君に甘えてるでしょうがね(笑)ですね、それは間違いないです。ですねぇ……お互いの暗転でのイイ所とか好きなとことか熟知してるからこその感じですよね(笑)初手飛び蹴りとは中々格好いい登場ですね！ですね、慌てて逃げてますし、逃げる最中にビティス君に連絡してる筈ですからどの程度服の乱れがあるのか……ですね、自覚するのはモヤモヤについて告白した時にノアから教えて貰う訳ですから……あ、ドキドキしたビティス君がそれから家出をするまで(ノアが寂しさ拗らせて誰かと会うまで)の間、ノアを見たビティス君が服の乱れたノアを思い出してしまってつい少し避けるようになった……って感じになりそうじゃないですかね？そしたらノアがより寂しさ拗らせやすいかと(笑)聞かれたノアは疚しいこと(の自覚がないからこそ)一切ないのでアッサリ喋ってますね(笑)まぁ、そこは男の独り暮らしを自称してますからね。女性物があったら勘繰られると説明が面倒だから、と無意識無自覚に回避しております(笑)大丈夫ならよかったです(笑)ビティス君が選んでくれた服はもうスゴく丁寧な保管されてます。それが高級な服かと思われる程に(笑))

……そう、だね。自分で持ってたら、いいのに
（箪笥の目の前へとしゃがみ込み、その持ち手の一つへ指を掛けた直ぐ後、自ら切った言葉へ返ってくる答えに手は止まり。自分の大事な物を、相手に預ける。何でもない調子で相手から流される話の、その彼の行動がまるで相手へのマーキングのように思え、同時にそれが自分にとって妙に、そして酷く不愉快で。湧き上がる感情に丁度相手と反対側を向く顔を深く顰めて自分の手元を睨み付け、それでも返事をせねばと開いた口から出て来た声は、強く抑えても消しきれない苛立ちが混じって低くなり。それから気分を少しでも切り替えんと手当ての痕が残る額に片手の平を押し付け、顔に寄る皺を伸ばすようにぐりぐりと其処を擦った後、唇を固く結んで黙り込んだまま相手の衣類を袋へ詰め始めて）

…あ、これ。俺が選んだやつ。…そういや、俺もノア兄ちゃんに選んでもらった服、あんまり着てないなぁ
（時間にしてほんの五分程度、ふと見覚えのある服に行き着いて思わず声を零し。いつぞや己が選んだその服は他よりも綺麗に畳まれた上、やや奥まった場に置かれていて、随分大切にされているのだと解り。その事に胸に残る不快な燻りは幾らか治まり、代わりに嬉しさの滲む独り言と共に口元を弛めつつ、それをそっと慎重に持ち上げて。次いで相手の方を振り返れば、少々ばかりだが明るさが戻った柔らかな表情と声音で誘いを持ちかけ）

ねぇ、ノア兄ちゃん。今度休みが重なったら、また一緒にどっか出掛けない？ちょっとおしゃれしてさ、前みたいに映画とか、買い物とか



（／確かに、不満でぶっくり膨れてそうですね。まあ、ビティスも足りないって感じてくれば「頭撫でて」「抱き締めて」「キスして」って自分から愛されに行くでしょうけどね(笑)そうそう…熟知してるからこそ焦らしたり、イイ所ばかり攻めたりって出来るんですよねぇ(笑)…ついでにその飛び蹴りでレナード気絶させて、ビティスに踏ん付けてもらいますがね。服は…そうですね、シャツのボタンが上三つくらいは外れて、裾も腹がちらっと見えるくらいには…(笑)ですねぇ…服が乱れた姿思い出してソワソワするし、知らない匂いがすれば苛々するしで、つい避けて…ってなれば自然ですね。で、決定的に濃い誰かの匂いがした日（ノアさんが誰かと会った日）に爆発…という感じでしょうか(笑)ビティス、いまいち納得いってませんね…嫉妬心全開です(笑)ううん…無自覚って恐ろしい…余計に厄介です(笑)ふふ、それだけ大事にされていたらビティスも相当嬉しいかと(笑)）

まぁ、この部屋も引き払う予定だし…それ考えたらあれらはアイツらに各々返しておくか。もう、返した後は会う理由も無いだろうしな(相手の低い声、どこか苛立っているような様子に何があったのか自分には皆目見当がつかずに相手の方を振り返るもその表情は伺い知る事は出来ず首をかしげ。しかしこのままでは中々服の回収も捗らないからこそ直ぐに思考を切り替えてコート類をハンガーにかけたままクルクルと軽く入れやすい様にしつつ相手の思考を汲み取れないままやはり平然とした様子でそう話して。そんな折に相手からのまたお出掛けしよう、という誘いを受ければ以前2人で遊びにいった時に楽しかった思い出、寂しくなかった、という記憶が思い出されてはいつもの笑顔で相手の方へ再び振り返り頷きながら嬉しさが十二分に乗った声色で返して)

あぁ、良いな。休みが重なったら絶対に行こう。次行くときは俺の車もあるから少し遠くへ、なんてのも出来るしな

(/そこら辺はお互いに、と言った感じですね(笑)そしてそれがお互いの興奮や幸福になる、と(笑)コテンパンですね、ノアも襲われたら当然もう二度とレナードさんに会う気は無くなりますからそれっきりですけどね……良いですねぇ、ズボンのベルトが前がきちんと締められてない感じとかにもしちゃいます？(笑)あ、ノアがレナードさんに襲われた時にレナードさんから好きっていう気持ちがどんなものか教えられてビティス君の事思い出して顔を赤らめて…それでレナードさんが勘違いしてより身体を繋げようとして……って流れになりそうじゃないですかね？(笑)ですね、多分ソワソワし過ぎて通行人とちょっと肩がぶつかった時に付いたと思われる匂いにも反応しちゃいそうですね、ビティス君……ですね、それでノアを突き飛ばして家を出てしまって、テッドさんとこに転がり込んじゃうんですね(笑)そんな納得のいってないビティス君のことを不思議がってます(笑)無自覚なことにビティス君が気付いてないですからねぇ(苦笑)ふふ、よかったです(笑))