マフィアなわんこの非日常的日常！【創作なり／一対一募集】

（浮かぬ面持ちのまま自宅に戻り部屋着へと着替えた後、先程まで着ていた服を持って風呂場手前の脱衣場に向かい、其処にあるドラム式洗濯機の中に放って衣服を洗い始め。ついでに風呂の準備とその場にあったバスタオルを手にした所で聞こえた物音と声に動きを止め、僅かな間逡巡に視線を下げたが直ぐ様普段通りを装って脱衣場から顔を出し）

うん、おかえ…っ、それ以上入るな！
（少々離れた位置に見えた相手の姿に出迎えに口を開いたものの、その方向から漂い鼻を掠めた己にとって不快な匂いに言葉は切れ、抑えた筈の胸の焼け焦げまで一瞬で振り返して眉間に皺が寄り。次の瞬間怒りに似た強い制止の声と共に持ったままだったバスタオルを相手目掛けて投げ付け、物が手から離れると同時に少しばかり乱暴な足取りで自分の寝室の方へと歩み）

…先にシャワー浴びてきて。俺、香水とかコロンの匂い大っ嫌い
（ドアノブに手を掛けた状態で一旦止まり相手の方を見ずに低く唸るような、しかし相手に届くよう配慮された声量で告げるとドアを開けて寝室へ入っていき）



（／ただ周りから二度見されそうですね(笑)しかし包囲網はもうすぐそこまで迫ってますから逃げ場はありませんね(笑)
ばったりあった時のノアさんの反応が気になります(笑)それでは投擲お受け下さい(笑)元々苦手な匂いが自宅に持ち込まれて物凄い不機嫌です(笑)）

わぶっ！？(相手の姿が脱衣場の方から見えればかなりの安心感を抱きかけたその瞬間に眉間に皺の寄る相手の表情から怒りに似た制止の声に思わず足を止めると自分の顔に相手の投げつけてきたらしきバスタオルが勢いよくそれでいて正確に当たり変な声が出ればそのままバスタオルをもっては相手の低く唸るように告げられた言葉に怪訝そうに首をかしげ自分の服を嗅いでみるもあの時の女性から僅かに匂っていた香水が微かに感じるようなそうでもないような、自分の鼻では殆ど分からない匂いに相手がある程度の距離から気付いた事になぜ気付いたんだろう、なんて思いながらも一度着替えを部屋に取りに行ってから相手の希望通りそのまま脱衣場へ向かっては服を脱いでシャワーを浴びに行き。女性と会ったときにどこか物足りない充足感のままだったのに相手の姿を見ただけで満足感が計り知れない感覚だった事への疑問を抱きつつも相手とちゃんとハグしたりしてなぜそう感じたのか確かめたいよな、なんて思いながら一応しっかり目にシャワーで身体を洗って。身体をしっかり拭いて部屋着に着替えては恐る恐る相手の部屋のドアをノックして「ビティス…ちゃんと身体を洗ってきたぞ。大丈夫か判断してくれるか…？」と自分では匂いに鋭くないからこそ相手に大丈夫かを委ねる為の問いをドア越しに投げ掛けて)

(/まぁ、それはそうでしょうね……友人っぽく振る舞ったりとかで不自然さを中和させないと周りからの視線は気になりそうです(笑)ですね、それでいてまだリアム達は勝手な行動を続ける予定があるという(笑)勿論前回ので上層部から厳戒注意をされてますがそんなの知ったこっちゃない、リーダーを助けるんだ、と部隊全員でその注意を突っぱねてますから(笑)まぁ、まずどうやって説明しようか考えそうですね。まぁ説明できたところで隣(恋人っぽい人)の対抗心剥き出しの発言で修羅場になりそうですが(笑)見事にクリーンヒットしました、お見事(笑)分からないなりに相手と会えないと言う方が困るらしく素直に動いてますね(笑))

(/わわ、すみません。つい癖でロル内にセリフ入れてしまいました！申し訳ありません！)

…何で。どうしたんだろ、俺
（大きな音を立ててドアを閉じ自らが使用しているベッド前まで進み、その縁に腰掛けた勢いに任せて両腕を広げた仰向けの体勢で寝転がり。見慣れた天井をぼんやりと眺めながら一つ疑問の声を零し、続けて独り言に口を動かした後暫し黙り込んで只呼吸を繰り返し。不意に耳に届いたノック音に一度大袈裟な程身を跳ねさせてから起き上がり、音の主をドアを隔てて数秒程の間見詰めていたがやがて徐に立ち上がってドアへと近付き。ドアノブを動かし頭一つ分程度の隙間を開け、そこから眉が下がり唇を結んだ怖じたような表情が浮かぶ顔を覗かせて）

ん…大丈夫。さっきは物投げてごめん…それに言い方も。あんなにキツく言うつもりじゃ無かったんだけど…その…
（小さな鼻の音と共に意識的に匂いを吸い込み、控え目の声量で下した判断を伝えるとドアを全開にして相手と対面し。だが視線は相手の方を捉えられず伏せがちになった顔と同じく足元へ落ち、少しばかりの沈黙の後怯えの混じった弱々しい声音で自身が行った事を詫び。更に言葉を繋げようと唇を開くが、それは形に成りきれず半端なままで途切れてしまい）



（／いえいえ、セリフよりロルが長ければ大丈夫ですよー
まあ何とかなるでしょう(笑)こういう所で組織の差が出ますね。ノアさんが慕われてるっていうのもありますが…(笑)色々本当によく今まで修羅場起きませんでしたね…(笑)今後も匂い付けて来たら同じ目に遭うので、今回でしっかり反省して頂きます(笑)）

…いや、俺の方こそ気付けなくてすまないな(相手の様子に、本意では無かったのか、と思いつつも苦笑いを浮かべては相手を優しく抱き締めては相手の詫びを気にしないどころか自分の方が悪かったと申し訳無さの籠った声色で謝罪の言葉を述べていれば申し訳無さで一杯だったはずの心に相手を抱き締めているからこその満足感や充足感が溢れるように湧き出てくる感覚を覚え、思わずポツリと本音が言葉として殆ど出てしまい、すぐに気付いて慌ててパッと抱き締めていた手を離してそれを訂正しようと言葉を紡ごうとするも、正しい訂正方法が一切思い浮かばず目線が泳いで相手の方を見れずにおり声も勢いがなくボソボソとなってきており)

…今日はビティスと一緒に寝たi…あ、いやっ、その…これは、えーと…

(/本当に申し訳ないです……以後気を付けますね。
でしょうね(笑)ですね、ノアが慕われている、という条件に加えて上層部に無理矢理つれて来られていて信頼度がかなり底辺のまま、というのもあります(笑)まぁ、今までは毎週ローテーションで場所を上手く調整しながらでしたので(笑)流石に今回で反省はしていますね。恋人っぽい人と会う事は止めないでしょうが(笑)そしてノアの本音が駄々漏れになってますね。本人は取り繕うと必死ですが(笑))

ふっ…ははっ、いや、俺ももう小さい子どもじゃないし、昔みたいにはいかないと思うよ。……まあベッド広いし寝れない事は無いだろうから、別に一緒に寝てもいいけど…
（相手からの抱擁にそれまで強張っていた体から力が抜けていくのが解り、丁度目の前にあった相手の肩に額を乗せて細く息を吐き出し。そのままの体勢で謝罪に首を横に振る仕草で応答しつつ、控え目に相手の服の端を掴んでいたがふと耳に入った言葉に顔を上げて丸くなった目を相手へ向け。直後離れた身に抵抗も無く掴んだ服も離し、少々の間狼狽する姿を見詰めた後不意に口元を片手で押さえ息を噴き出すようにして笑いを漏らし。手を離した口から零れた笑い混じりに先ずは言葉を返し、次いで悪戯を思い付いた子供の如く口の端を上げ、肯定とも取れる発言と共に僅かに屈んで相手の顔をわざとらしく覗き込み）

…なんてね。冗談冗談。ノア兄ちゃんが変な事言うから、つい乗っちゃった。それより、腹減ったしご飯にしようよ
（しかし直ぐ様普段通りの快活な笑顔へと戻ると姿勢を元に正し、己の発言の撤回と先の言動の理由を相手へ伝え。間を入れず話の切り替えに言葉を繋いではリビングの方を指で示して相手に提案し）



（／上層部さん達も中々…無理矢理ではなくスカウトという形を取ればまだ良かったかもしれませんのに……(笑)器用さ活かす所間違えてませんかノアさん(笑)まあこればっかりは…二人がくっつくまで止まらないでしょうね(笑)ビティスは冗談かと思ってるようです(笑)）

っ…あ、あぁ。そうだな、飯にするか(相手の笑い声に思わずバレたのか、と内心で冷や汗を垂らしていれば相手の肯定的に聞こえる発言と共に屈んで覗き込まれれば相手の表情からまるでお見通しだよと言っている感覚を感じてドクンと心臓が跳ねる感覚を間違いなく感じており。しかしながら直ぐに普段の様子に戻って言葉の撤回から話の切り替えをされてはまさか本当に思っていたなんて言えるはずもなく、相手の切り替えの早さに自然と落ち着いてくる感覚を覚えて何とか普段通りの笑顔になれれば相手の提案に頷いては相手と共にリビングへと向かいながらも、もしも相手に本当のことを打ち明けていたらどうなっていただろう、なんて考えてしまい)

(/一応表向きではスカウトとしてますけどやってることは実質強奪と同じ事ですので(笑)はい、そうなんです。完全に間違えてるんです(笑)ですね、早くくっつけばいいのに……まぁ、一応帰ってくるときは気を付けはするみたいですけどね。たまに忘れて帰ってくるかもですけど(笑)とりあえず冗談だと思えてもらって安堵してますね。少し言おうか迷ってる様子ですが(笑)次がいよいよノアも参戦するリアム隊との交戦ですね！そのあとはリアム隊が何度かオフの時に接触を試みるイベントがあって、いよいよ本入隊が決まるとほぼ同時期にノア誘拐イベント、ですかね？何か挟みたいイベントとか御座いましたら仰っていただければと！)

今日は何食べようかなー…
（相手が動いたのを確認してから己も歩き始め、先程までの陰りが無かったかのような晴れた顔で今の思考の一端を口から洩らし。リビングに続くドアを開け室内へ入った直後小さく声を上げ、相手の方に改めて体ごと向き直ると口を開き）

あ…さっきの話、冗談じゃなかったらちゃんと言ってよ。もしそうなら、茶化した事謝らないといけないし。…まあ、そういうのも懐かしくてたまには良いかなーって俺が今更思っただけなんだけど…いや、今度こそ冗談。忘れて忘れて
（表情を穏やかながらも少々真剣みを帯びたものに変え、それと相応に笑いを含まぬ声音で先程のやり取りについて言葉を追加し。次いで一度声を濁らせた後、視線を斜め下へ泳がせながら歯切れ悪く勢いの無い口調で話を続け。しかし直ぐ様苦い笑みを浮かべて相手へ目を戻し、片手を顔の近くまで上げて扇ぐように振り自ら言葉を否定してキッチンの方へ向かうべく足を踏み出して）


（／脅してのスカウトはスカウトとは呼びません！(笑)だからってどの辺に活かせば良いか訊かれても困る類いの器用さですけどね…(笑)道のりは長そうですね…忘れた場合今度はボディソープ飛んでくるかもしれないので気をつけて下さい(笑)ではもう一度だけチャンスをば……(笑)そうですねぇ。特に挟みたいイベント等はありませんが、流れについて一つ…ノアさん参戦→オフの日接触→誘拐イベ→本加入→恋人感覚イベその２（襲われかける）、という流れが自然かなと…あ、何かご意見ありましたら遠慮無くどうぞ！）

っ…(リビングに入ると相手がこちらを向き穏やかな表情ながらも真剣み帯びたその声で告げられた言葉に再び心臓がドクンと高鳴る感覚を感じており。更に歯切れの悪い口調でたまには良いかな、という相手もたまになら問題ないと言う風にも聞ける発言に先程まで揺らぎの収まってた自分の気持ちが大きく揺らいで。しかし、また手早くその言葉を否定しキッチンへ向かう相手をそのまま立ち尽くしたまま見送れば素直に言うのであれば自分の気持ちに正直になれるが寂しがりになってしまった自分を晒けだしてしまうのではないか、という不安。どちらを優先すべきかで迷っていたがまだ少し不安げな声色のまま改めて相手に提案を投げ掛けてはすぐさまその理由を嘘を交えて苦笑いの表情を浮かべて虚勢を張るための普段の声で説明しては首をかしげてどうかを問い掛けて)

それ、なら…ビティス、今晩は一緒に寝ないか…？いやさ。俺もさ、懐かしいな、と思ったし…どうかな？

(/まぁ、その辺の感覚が残念すぎた、と言うことで(笑)ですね、まぁビティス君との愛を育む為に上手く器用さをアレンジして生かして欲しいものです(笑)流石に大丈夫だと思いたいですね(笑)チャンスは生かしてますけど本音は隠し通すつもりのようですね、だから素直になれと言ってるのにノアめ……(苦笑)成る程。いえ、その展開で問題ありません。それで行きましょう！)

今日はヌードルかな…うん？
（先の発言で未だ残る苦さを払うように少々早足でキッチンへ向かい、頭上の戸棚を開けて最初に目についたカップ麺を手に取って調理台へ下ろし。今度は足元の棚に仕舞われたケトルを取り出した所で此方に呼び掛ける言葉に疑問の声を上げ、一旦ケトルを置いて相手の方へ歩み寄り。改めて出された提案に目を何度か瞬かせていたが、やがて力の抜けた嬉しげな笑みを浮かべて）

……へへ、良いよ。今日は一緒に寝よう。あ、どっちの部屋かも決めないと
（表情に伴って明るい色味を帯びた声音で提案を受け入れ、だがふと浮かんだ疑問を続けて口にして。腕を組む仕草と共に首を傾げて少々ばかりの間悩みに眉を寄せ言葉を洩らしていたものの、すぐに自らの結論を出して相手の方に視線を向ければ何気無い調子で問いを投げて）

んー…たしか、ベッドはノア兄ちゃんの所の方が広かったような…まあ俺のベッドでも寝れない事は無いだろうから、別にどっちでもいっか。ノア兄ちゃんはどっちが良いとかある？



（／そうですね(笑)上手いこと活かせますかね…まあ、活かせることを祈っておきましょう(笑)痛い思いをする事が無い事を願っておきます(笑)年下で、更には子供の頃の感覚が残る相手じゃきっと本音出すのも勇気要るでしょうから大目に見てあげましょう(笑)了解です！では、この一緒におやすみイベントが終わったら交戦といきましょう！）

ん、そうだな…(相手の瞬きをしている間、それ自体はほんの数秒の筈なのにとても長い間の沈黙のように感じては思わずダメなのか、なんて思っていれば、相手の明るい笑みと声色の提案を受け入れる反応に心の底から安堵している表情になり、さらに緊張が抜けたのか安堵の籠った溜め息が漏れて。そうこうしている間に相手からどちらのベッドで寝るかを問われれば自身も少し考えて。自身としては相手と寝ることが出来るのであれば別にどちらでも良かったのだが、ふと基本的に相手が自分のいる方へ来て色々話してくれていたから相手の部屋の中見てないよな、なんて考えが出てくればそれが比較的素直にポロリと言葉として出て)

俺はどっちでもいいけど…なら、ビティスの部屋で寝ないか？

(/まぁ、残念すぎる上層部を含めた元組織の面々の処遇は全てレイフさんたちにお任せしましょう(笑)ですね(笑)まぁ、仮にあったとしてもあと1回位なものでしょう、無いとは思いますが(笑)そうですねぇ……まぁ、ちゃんと後々ポロリと口を滑らせるでしょうからその時を待ちましょう(笑)了解です！あ、一緒に寝るときには、ノアに腕枕させましょうか？(笑))

じゃあ、俺の部屋で決まりね。あ、ノア兄ちゃんより俺の方が寝る支度に時間かかると思うから、その時は先に行ってても良いよ。よし、それじゃご飯食べよう！
（返された返事を改めて己の口でも繰り返した後不意に短く声を上げ、続いて立てた人差し指で円を描き時計の秒針を真似つつ就寝前の準備時間について述べて言葉を切り。帰宅後何度目かになる話の転換の言葉を口にするのと同時に手を下ろし、頬の弛んだ表情のまま再度身を翻しキッチンの方へと歩いていき。先程置いたケトルの蓋を開け水を半分程まで注ぎ、コンロの上へと設置し火を付けた所でふと気付いたように顔を上げ。戸棚と冷蔵庫のある場へ移動しながら相手の方を向き少々間延びした声で問い掛けて）

あ、ノア兄ちゃん何食べるー？



（／おや、任せて宜しいので？まあ、一応人材ではあるので酷いようにはしませんが(笑)ついさっきも本音ぽろりしかけましたからね、気長に待ってますよ(笑)お、良いですね！枕一個しか無くてノアさんに譲ると思うのでその時にお願いします(笑)あ、寝室行く所まで適当に飛ばして下さって構いませんよ！）

ん、分かったその時は待っておくな(相手の言葉に頷いてその時は待っている事を告げては相手の嬉しげな様子に自身も頬を緩めてテーブルの椅子に座っていれば相手と寝ることが出来る、という事実をしっかり噛み締めていれば何かまた別の小さな、それでいて甘美にも感じるような不思議な思考が生まれそうになるも相手の間延びした声に気付いて生まれそうになった思考へすぐさま蓋をして相手の方へ視線を向ければ若干の思考をしたのちに相手が同じものを選んでいるとは知らずに素直に告げて)

んー、今日はヌードルの気分だしヌードル食べるよ


(その日の夜、何だかんだで小さい頃を含めて相手の部屋を訪れるのは初めてなんじゃないかな、なんて思いながら寝間着で身を包んだ状態で相手の部屋へ向かい。その途中にも若干の今まで感じたことのない感情から感じる高揚感に心臓をトクトクと少し早い鼓動で動かしていれば相手の部屋の前に着くと無意識のうちに軽いノックをしてから相手の部屋の中へとお邪魔して)

(/勿論、自分達の組織を大きくしようと躍起になった結果裏切りからアッサリ吸収された憐れながらも同情の余地なしな上層部はレイフさんたちに一任致しますとも(笑)案外ノアは感情には素直(相手と一緒に居るときには感じてた感情を言うのを我慢しているだけ)なので本音ポロリはアッサリありそうです(笑)了解しました！勿論ノアからすれば側にいて安心感がほしいというのを隠すために昔の事を引っ張り出してきそうですが(笑)ではお言葉に甘えて！部屋の中にいてもいなくてもノックはするのでお好きな登場でどうぞ(笑))

あ、ノア兄ちゃん。こっちこっち
（シャワー等の就寝準備を普段よりも手早く済ませて先に寝室へ入り、リビングと同じく殺風景なその部屋を進みベッド縁へと腰を下ろし。暫し携帯を操作し僅かに浮いた暇を潰していたが聞こえたノック音にぱっと顔を上げ、その部屋に唯一置かれた黒いナイトテーブルの上に携帯を置いて。程無くして見えた姿に頬の弛んだ表情で手招き代わりに自らの隣を叩いて移動場所を示し。相手の動きを何気無く視線で追いつつ懐古の情の滲む穏やかな声音でかつての思い出を口にし、更に独り言のような調子で言葉を続けた後また視線を下げて緩く首を傾げ）

一緒に寝るってなると、お泊まり会思い出すなぁ。最後にお泊まりしたの、いつだったっけな…




（／非の打ち所しか無い……とりあえず、蟻部隊の所に放り込んでおきますね(笑)ならば案外早そうですね！ビティスはそもそも嘘や隠し事が大体顔に出ますので大変解りやすいかと(スも割と昔の感覚で動いてるのでそこまで問題にはならないでしょう。まあ度が過ぎると「もう子供じゃない！」って怒るかもしれませんが(笑)お、では先にベッドに座らせて頂きます(笑)）

おう…そうだな、確か夏休みの頃だったかな。あの時確か次に一緒にいくプールの話題してたはずだ…(相手の移動場所を示す行動と声に緩く微笑んで相手の隣に腰を下ろしては相手の言葉が聴こえてくれば自分も昔を懐かしみながら呟いていたが、ふと相手の両親が強盗によって殺された日がプールへ遊びにいく前日の夜だったのを思い出してしまえば自然と言葉が出なくなり、どう話せばよいものか迷いながらポツリポツリと言葉が出てくる度に相手があの事件のあと行方が分からなくなり、今マフィアに身を置いている事への後悔の念が滲み出ている声色と表情になり、身体の横に降ろしていた手をギュッと握り締めて)

あの時、ビティスをうちで、すぐに引き取る事になってたら、また違ってた、のかもしれない、よな…俺が両親を、すぐに説得しきって…引き取れてたら…

(/了解です！ある意味お似合いの場所かもですよね(笑)そうやって考えると案外早い段階でなんとかなりそうな二人ではありますよね(笑)子ども扱い……たまにしちゃいそうですね、ノアなら(笑)そしてやっぱりまだ裏社会から逃がしたい気持ちもあるのでこんなこと呟いてますね。諦めが悪いというかなんというか……(笑))

あ、そうそう。それで、新しい水着買ってもらったから見せたいって話も…
（相手からの返事で蘇った記憶に眉間に寄りかけた皺が消え一人相槌の如き音を洩らし、ついでに話題にと口を動かしたが途中で途切れた声に此方も話の尻が切れ。ふと向けた視線の先の表情に自身の顔からも笑みが消えていくのが解り、暫しじっと黙って相手の言葉に耳を傾けて。やがて訪れた静寂に自分の足先へと目を落とし）

……うん。きっと、暴力も争いも関係無い平和な世界で生きられただろうね。でもそれじゃ、ノア兄ちゃんとこんな風に向き合えなかった。…また、何も出来ないまま大事な人を失ってた。もっと沢山の事、後悔してたと思う
（いつの間にか強く結んでいた唇を徐に開き、凪いだ海に似た静かな調子で消えた言葉の先を己の予想で繋げて。だが口にした予想を自ら否定しながら伏せた目線を相手の手元まで上げ、その手の甲に微かに震える指先でそっと触れた後、マメの多い少しかさついた己の手でそのまま上から覆うように相手の手を包み。それと同時に再度開いた口からは先程よりも頼りない、揺らいだ声音での否定の続きが零れ）

だから俺は、このままでいい。…ほら、一緒に寝よう。昔みたいにさ
（一度ゆっくりと瞬きをするのと共に息を大きく吸い込み、揺らぎの消えた強い口調と真剣さを帯びた顔付きで自分の意志を示し。次いで上げた眼差しの先にある顔を覗き込み、ふっと表情を和らげつつ先の話を打ち切らんとして、ついさっきまで触れ合っていた手の指で今度は袖を引いて相手をベッドの方へと促し）



（／隊長や先輩方にこってり絞られる立ち位置になりますからね(笑)確かに…とりあえず、お互い張ってる意地を取っ払う事が一番の近道ですね(笑)多分イメージにあるのは12年前のビティスですし、多少は仕方無いかと(笑)優しい、というのですよ。まあビティスの意志は変わりませんが(笑)）

…そう、か…(相手の言葉を静かに聞いていれば自分の握り拳を覆うように包み込まれては昔はまだ小さくて両手でもギリギリ覆えるかどうかだったようなきもするけど、今はもうこんなに成長してるんだな、なんて思いながら相手の自分の予想を自ら否定する言葉を脳内で反復すると、恐らく俺はビティスがいてもあの企業就職していただろうし、そうなれば自分だけが裏社会の住人になっていた…そうやって考えれば相手の立場になって考えれば確かに相手の言葉にも自然と納得出来ては小さくポツリと呟いて)

…あぁ、そうだな(色々と考えることが多く思考を巡らしていれば覗き込まれた時に見えた相手の表情が和らいでいるのが確認できれば袖を引かれては自然と頬が緩んで頷きながらそう返しては相手と共に寝るために少し身体を動かしていれば自然とベッドの上にある枕が1つしかないことに気付いてはそれを相手に使ってほしい、と思いながら相手側の方へずらそうと手を伸ばして)

(/まぁ、上層部は基本的に戦闘得意としてないですしコッテリ絞ってもらわないとですね(笑)そうなんですよね、そこさえ突破すれば間違いなく近道なんですけど、二人とも地味に頑固な部分もありますし厄介そうですね。何かのトリガーがあればアッサリなんでしょうが(笑)ですね、多分二人で居るときは頭を撫でるとか無意識にしそうです(笑)そう言っていただけて嬉しいです。ノアも若干の逃がしたい気持ちはあるけど基本は諦めに移行してる感じのようです(笑)あ、因みに枕はビティス君が使うのが当然だろうって考えなので、説得するでも立場関係を無駄に使ってごり押すでも、他に何か案があればそちらでも…お好きなようにどうぞ(笑))

あ、枕…いいよ、ノア兄ちゃん使って。俺寝相悪くてよく枕から落ちてるし、一晩くらいなら自分の腕でも充分
（相手が動き出したのを見て袖を引く手を離しシーツの上へ突いて、続いて両脚もベッドへ上げた所で一つだけの枕とそれに伸びる手に気付いてぽつりと声を上げ。一瞬だけ間を空けた後相手が触れるより先に枕を掴み、相手側へ押しながら少々苦みを含む笑みを浮かべて行動の理由を告げて。次いで間髪入れずにベッドへ俯せに寝転がり自らの両腕を重ねて己の顔の下へ敷き、その体勢のまま相手を見上げれば今度はにやりとした意地の悪そうな笑みを口元に乗せ、同じく揶揄を含んだ軽い調子で更に言葉を重ねて）

まあ、俺の枕使うのが嫌だって言うなら無理強いする気は無いけど



（／お任せ下さい、調子に乗った瞬間杭みたいに打っていきますので(笑)トリガー…あと１、２回くらいお互いの危機にでも遭えば良いのでしょうか？(笑)ビティスも撫でられるのは嫌いではないので、そのぐらいなら多分許してくれますよ(笑)ビティス割と頑固ですからね…諦めた方が賢明かと(笑)悩み所ですね…とりあえずこんな感じでどうでしょう(笑)）

ったく、言うようになったな…じゃあ、お言葉に甘えて使わせてもらおうかな(相手に先に枕の移動をこちら側にされては理由を聞けば流石にそれを拒むのも、と思っていれば意地悪げな笑みから揶揄いの含んだ言葉を言われれば少しキョトンとしていたがクスリと笑っては少し呆れながらも相手の成長をしみじみと感じながら相手の頭を少し強めにワシワシとやりながらそう言えば相手の言葉に乗るように自身の頭を相手が普段使う枕に預けてそのままベッドに寝転がり。しかしそれでも何かしてやりたい、なんて考えていればふと昔の記憶が蘇って来てニコリと笑えば相手の頭の近くに片腕を持ってくればそう提案をしつつ懐かしむような笑みを浮かべて)

じゃあ、久し振りに俺の腕枕はどうだ？昔を懐かしむなら、これも昔してやったろ？

(/まぁ、元上層部が蟻部隊でどうなるかは別のお話、と言うことで良いですかね(笑)お互いの危機、と言うとノア誘拐イベントとノア襲撃未遂(意味深)イベントで2つありますけどビティス君の危機もなにか加えちゃいます……？此方としてはノアの2つだけでも良いとは思いますが(笑)それはよかったです(笑)まぁ、余程でなければノアも言い出さなくなりましたのでご安心を(笑)可愛すぎで背後にダイレクトヒットです(笑)と言うことでこんな感じで返させていただきました！(笑))

いいの？じゃあ…よっ、と。へへ、ホント懐かしいね
（普段よりも強い力で撫でる手に思わず目を瞑りつつも嬉しげに頬を弛め、次に瞼を開けた時に視界に入った相手の寝転ぶ姿に満足そうに目を細めて。不意に目の前へ表れた腕を視線で追い掛け一度瞬きをして再度相手の方に視線を向け、だが直ぐ様表情に喜色が滲み形ばかりの確認の後自身の腕から頭を上げ。それからゆっくりと差し出された腕に頭を乗せ、相手側を向いた横向きの体勢へ変えて。普段以上に近い距離にある相手の顔を見ながら笑い声を零してはまた懐古に言葉を洩らし）

…そういえば。最後のお泊まりはあんまり覚えてないけど、初めて一緒に寝た日の事は覚えてるよ。確か俺が五歳くらいの時で…その日は凄い嵐が来てて、その所為で両親とも職場から帰って来れなくて…俺は丁度レオ君と家で遊んでたから、そのまま預けられた時だったはず。…ノア兄ちゃんはどう？覚えてる？
（ほんの少しだけ沈黙を置いて再び口を開き、控え目の声量と穏やかな色を持つ声色で蘇る記憶をぽつぽつと語り始め。表情もそれに伴い、喜色の引いた静かながらも柔らかいものに変化し。暫し言葉を紡いでいたものの、ふと話す内に伏せがちになった目線を相手に向けて問いを投げて）




（／そういうことです。こっちに絡んで来ない事だけ祈っておきましょう(笑)あ、何か加えます？といっても、大抵の危機は自分でどうにかしちゃいますが…(笑)何度言っても答えは同じですからね(笑)ふふ、ちょっと狙ってみました。ビティスは素でやってますが(笑)小さい頃もこのくらいの距離感で一緒に寝てたのかな、と思うと何とも言えない感じがありますね(笑)）