主 2019-05-20 18:05:42 |
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んー…あ、先生いたんだ…
ねぇ、俺って高校行けんのかな…
(起きて先生を見ていたんだと呟いたあとに高校行けない夢を見ていたからか高校に行けるか聞いて)
あ、ごめん…起こしちゃった?──えっ?高校…当たり前でしょ、今の所安定してるしこのままの調子だったらきっと大丈夫だよ。
( 相手の問いかけに少し答えに戸惑ったものの笑顔で安心させるように答えて )
そうかな。高校の入学式とかあったら先生来てくれる?
俺、両親いないからさ…
(両親がいないから入学式があったら先生来てと言って)
いいに決まってるじゃんか。
姉だと思われてもいいよ。可愛い姉だって自慢してやる。笑
(いいに決まってると笑顔で言ったあとに、こちらも笑いながら冗談を言って)
分かった。じゃあ高校に入れるように今のうちにしっかり勉強しておかないとね?…私のこと可愛い姉って自慢してくれるの?ありがとう。
( 頷きながらも悪戯な笑みを浮かべれば冗談だと分かっていながらも嬉しそうにして )
え~…勉強わかんないもん。
先生が教えてくれるなら別だけど、院内学級は絶対やだ。
(先生が教えてくれるならいいけど院内学級は何がなんでも嫌だと言い張り)
えっ、私が?それはまあ、教えられる範囲なら大丈夫だけど…。
( 学生時代成績は良い方であったため教えるのは苦手ではないのでそう答えて )
うーん、なら頑張って院内学級通ってね?その方が勉強になると思うし。どうしても分からない所は教えてあげるから。
( 相手の言葉に優しく語りかけにこっと微笑み )
わかった。ありがと。
(わかったと返事をしたあとに教えてあげると言われてありがとうと言い)
~次の日の院内学級終わり~
先生 : すみません。宮原先生。珍しく院内学級に中原くんが来たんですけど…なにしたんですか…?
(珍しく院内学級に来たため、なにをしたのか気になり言って)
あ、お疲れ様です。えっと…私は特に何もしてませんが…。ただ院内学級通ってねって伝えただけですよ。
( そんなに通ってなかったのかと不思議に思いながらもにこっと微笑みかけて )
先生:たぶん、その可愛い笑顔が原因で通ってるのかもね。
(彼女の微笑みを見てその笑顔が原因かもねと言って去って行き)
そこまで楽しくないけど、先生が笑顔になるなら俺はそれでいいや。
(院内学級の先生の予想は当たっていて笑顔になるならいいやと呟いて)
えっ、私の笑顔…?そんなにいいのかな…?あ、中原くん。ちゃんと院内学級行って偉いじゃん。
( 先生の言葉にあまりピンときていないのか首を傾げながら呟き。相手の姿を見つければ嬉しそうに笑いかけながら話しかけて )
先生が行けって言うから行っただけ。
別に楽しくもないし、だいたい何で俺が行かなきゃいけないの。親に捨てられただけで病気があるわけじゃないのに。
(やっぱり思春期なのか素直ではなくて。親に捨てられただけ…と言って携帯を手に取り)
まっ、別にいいけどさ。
俺も病気はなくても、病院にいるから行かなきゃいけないんでしょ。
(行かなきゃいけないことには変わりはないからいいけどと言い)
そういうことになるね。…ねえ、中原くん。毎日院内学級通うって私と約束してくれる?その代わり私も中原くんのお願い聞いてあげるから。
( そっと彼の頭を優しく撫でればゆっくりと視線を合わせ優しい口調で話しかけて )
えっ、そんな事言わずに毎日通おうよ。──そんなに嫌なら私が教えてあげようか?
( 相変わらず素直じゃない言葉にしゅん、としながらも1つ提案をしてみて )
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