主 2019-05-20 18:05:42 |
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遥華先生……いいね!
俺、遥華先生って好きかもしれない。
(待ってと言われて珍しく素直に止まったあとに遥華先生って響き好きと言い)
──えっ?あ…響きね。ていうか遥華先生って初めて呼ばれたからなんかちょっと恥ずかしいんだけど。
( 一瞬ドキリと胸が高鳴ったのを感じながらも若干頬を染めて視線を逸らし )
でも遥華先生のことも好きだよ。
ん?先生、鳴ってる。
俺は病室にいるから行ってきな。
(先生のことも好きと言ったあとに先生に連絡が入り音が鳴ってるいることに気づいて病室戻ってるからいいよと笑顔で言い)
…ありがとう。どういう好きなのかは分かんないけど嬉しい。──あ、ごめんね!じゃあまたあとでね。…はい、宮原です──
( 嬉しそうに微笑みながらお礼を伝え、慌てた様子で電話を出ればすぐさま呼び出された場所に向かい )
遥華先生かぁ、可愛い先生だな。
ちょっと暇だし廊下出てよ。
でも、あのおばさんに見つかると厄介なんだよなぁ…
まっ、外じゃないし、いいよな。
(可愛い先生だなと呟いたあとに暇だから廊下に出て、いつも注意してくるおばさんを見つけると「うわっ…」と思い)
…よし、中原くんの所に戻らないと。──あれ?中原くんがいない…?どこ行ったんだろう?
( 用事が終わればすぐさま彼が待つ病室へと向かうものの姿が見えず、辺りを探し回り )
おばさん:はい、脱走しようとしてたから連れ戻して来たわよ。宮原さん。
だから、脱走じゃねぇつーの。
話が通じないなぁ…
(おばさんが脱走だと思い病室に戻らせて来たが、脱走じゃないと言い)
えっ、脱走したの?中原くんさっき私に病室にいるからって言わなかったっけ?どういうこと?
( 驚き目を見開き、ぐいっと顔を近づけ見つめ )
おばさん:じゃ、私は仕事があるから。
脱走なんてしてないしっ、
(おばさんが出て行ってしばらくしたら脱走なんてしてないしと言って病室を出てトイレ行き)
ありがとうございました!──えっ…あ、ちょっと待ってどこ行くの!…って、トイレか。
( おばさんに頭を下げお礼を伝え、病室を出る相手を慌てて追いかけトイレへと入っていくのを見てほっと胸をなでおろし )
こうなったら…マジで脱走してやる……
どうせ、俺のことなんて信じてくれないし。俺は必要ないみたいだし。
(マジで脱走してやると呟き、トイレの窓がいい感じの大きさだった為、窓から脱走して)
…遅いなあ、もしかしてトイレで倒れてるとか…?男子トイレだけど万が一のことがあってからじゃ遅いし!──あれ?いない…窓が開いてる…?もしかして!中原くんっ!
( なかなか出てこない相手を不審に思い男子トイレに入るのを躊躇ったのだが万が一の事を想定すれば意を決しトイレに入り。ふと窓が開いているのを見れば目を見開き慌てて窓から外を覗き、脱走している相手を見つけ慌てて後を追いかけて )
はぁ、ここまで来ればいいだろ。
ま、見つかってなければの話だけどな。笑
(見つかってなければの話だがここまで来ればいいなと呟き)
もう、中原くんどこ行ったんだろ……っ、こんなに走ったの久しぶりだから…も、無理っ…。
( 病院の敷地内を探すも姿はなく日頃の運動不足が原因か体力の限界になればその場に座り込み )
…そろそろ戻るか。
あれ?遥華先生…?探しに来てくれてたんだ…ごめん……
(だいぶ時間がたち、病院に戻ろうとして道を歩いてるときに座り込んでる先生を見つければ申し訳なさが出て。先生の汗を自分のハンカチで拭いて、先生をおんぶして病院に戻り)
──…えっ、ちょっと待って、中原くん…?!あの、大丈夫だから…降ろして?
( いつの間にか相手におんぶされていることに気付けば慌てて相手の肩を軽く叩き周りの視線を気にして )
別にいいんだよ。
俺じゃ頼りないかもしれないかもしれないけど女は男を頼れ。
(別にいいんだよと言ったあとに女は男を頼れと言い。病院まで着いて降ろして)
…私より歳下なのにカッコイイこと言うじゃん…。あ、ありがとね。
( トクンと心臓が高鳴れば悟られないように呟き、病院に着くと少し恥ずかしそうにお礼を述べて )
じゃ、俺は病室にいるんで。
(病室にいるんでと言って病室に戻り)
Zzz……
(病室に戻って来てしばらくして疲れたのか眠ってしまい。その寝顔は中学生らしく幼くて)
中原くーん──…あ、寝てる。寝顔ってこんなに幼かったんだ。
( 病室を覗けばいつの間にか眠っている相手を見て微笑ましく見つめ )
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