怠惰 2019-05-16 22:12:12 |
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世界観
世界樹を中心に、ドーナツ状に広がる一つの大陸。
話の舞台となるのは、その西にある大国ネクタル。
白亜の大きな城を中心に広がるその大陸はレンガ造りの家々が立ち並び、屋台などもにぎわう平和な国。
そんな平和な国にはある言い伝えがあった。
この国が平和でいるのは、神に選ばれた王がずっと国を見守っているからだと。
そんな神に選ばれた者は王を含め七人。
皆が皆神に特殊な力を与えられた神の子だと褒めちぎった。
真実は神に対する反逆者だということを誰も知らずに。
レス禁止
キャラクター
憤怒(激情)(男・不老不死)
大国ネクタルの王。何百年も昔に生まれ落ちた心優しい王子。
暫くは何も知らずに生きていたが、ある日姉を病気で亡くしてしまったことをきっかけに、蘇らせようと奮闘するもすべては神によって仕組まれていたことだということのみ発覚。神に対する怒りに支配され、神の言いなりにならないようにと叛逆していたが神罰が下され、不老不死となった。それからは神に従わないように、神の元へと行かないようにと、王族の血を絶やし王の座に君臨し続けている。
色欲(肉欲)(男・不老不死)
はるか東にある小さな島国出身。比較的裕福な家系に生まれ、城に仕えていた。
ある日目の前に天女を名乗るものが現れ、好意を抱かない限り共に過ごし、幸福を与えることを約束した。彼はそれに頷き、了承するもすぐに約束を破ってしまった。好意を抱くだけでなく、天からその存在を奪おうとしていたがために、神の怒りにふれ、次々と不幸になる。果てには、あらぬ罪をかぶせられ、追放。しかしその時には不老不死となっていたために、飢えに苦しみ続け何とかネクタルへと辿り着く。現在偽名を語り城に仕える。王の事情を知る一人。
怠惰(堕落)(女・不老不死)〆
大国ネクタルのはずれにある森の中で生まれ育った魔女の末裔。
神の声を聞き、その指示に従い生きていたが、神の花嫁として生贄のように捧げられる運命になったとき、自らその身を投げ出した。じわじわと苦しみながら神の元へ行きたくないと言う考えにいたったための行為だった。神が定めた己の役割を放棄したことに対し神は怒り、身を投げ出した直後に不老不死の神罰を下した。結果暫く苦しみに藻掻くも、心優しい司教に拾われ、現在神の声を聞ける巫女としてネクタルの大聖堂に居座っている。
強欲(貪欲)(女・不老不死)
大国ネクタルにて名の知れた探偵。
元は金に目がなく、出鱈目をでっちあげ警察や市民から金を巻き上げていた。強いカリスマ性を持ち、多くの信頼も得ていたため彼女が言うならと皆納得していたが、ある日神の定めた運命通りに彼女の悪事は晒されるが、その原因となった新人警官を殺めてしまった。自宅にて巻き上げた札束に火を点け、自身も人生から逃げ出そうと目論むも、神の神罰によって不老不死となり、いなくなったと見せかけ隠居。最近また探偵業を始めている。
暴食(大食)(女・不老不死)
狼に育てられた孤独な娘。
親に捨てられ、狼に育てられ、神の定めたとおりに生きていたが、ある日決して口にしてはいけないと言われていた世界樹の実を口にしてしまった。それに怒った神は育てた狼を人間の手で全滅に追い込んだ。育ての親が目の前で撃たれたところを目撃した際、近くで銃を構えていた人間を噛み、人の血肉の味と狩りやすさを覚えた。その時点で神の元へと導かなければならなかったが、彼女を気に入っていた神が、狼に育てられていた間の記憶を消す代わりに、不老不死を与え見守ることを決めた。現在城のメイドとして働いている。
嫉妬(羨望)(女・不老不死)
幸せな家庭を築くことのできない科学者。
いつかは幸せな家庭を築きたいと思っている夢見る女性。しかし神の定めた運命に結婚の文字はなく、そして神のことを調べ尽くしているが故に知ったその事実に、神に対する叛逆の意思を見せた。調べるうちにネクタルの王に出会い、神についての話を聞くことに成功。より叛逆の意思は強くなる。幸せは自分の意思でつなぐものだと信じて疑わないが、それでも目の前の幸せそうな人々に対しては残虐な一面を見せる。段々と嫉妬に駆られていくその心はいつしか神すらも恨むようになった。気づけば彼女は不老不死の学者として城で王とともに神を討つ準備をしている。
傲慢(高慢)(男・不老不死)
貴族に生まれたが故に、頑張ることを知らない青年。
貴族に生まれ、大聖堂直属の聖騎士としても名を轟かせるも、それらすべて周りの人たちのおかげであることを彼は知らない。努力を知らないから簡単に人を嘲る。果てには自身が神に最も近しいものだとして、選ばれし者だと勘違いをしていた。その後に定められた運命を知らずそうして生きていた彼に下されたのは、苦労して生きること。親の七光りに頼っていた彼は、親の不正により人生が一変し落ちぶれてしまった。しかしそれを反省することなく、周りの人間のせいだと、はてには神のせいだと叛逆の意思を見せ不老不死となる。今では神を討つために周りを利用し続ける。
英雄(男・16~)
ネクタルにて生まれたただの青年。特に突出した特技などなければ、カリスマ性すらない。16歳の時、大聖堂からの信託にて真の平和をもたらす者としての予言があった。それから王宮で剣術の指南を受け、大聖堂からは神からのお告げを受け、と忙しい日々を過ごしている。王たちからは神からの挑戦か、はたまた神を討つ手掛かりになりそうだと画策しているとも気づかずに……。
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