匿名 2019-05-11 15:47:32 |
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______そして、何故か僕は霊夢の神社という家にいる。辺りは騒がしく、丁度宴をしていたところだろう。酔い潰れている人、楽しくご飯を食べている人。沢山いた。すると、黒くて魔女みたいな人が近寄ってきた。
「よっ、霊夢!お前どこ行ってたんだよ~!!」
と言い、霊夢に肩組みをして絡んでいる。その後、僕に気付いたらしく、僕と霊夢を交互に見ながら「このピンクボール何だ?」と霊夢に問いかける。
霊夢は溜め息をつき、魔女みたいな人の肩組みをしてきた手を払って、「カービィよ。」と冷たく言う。何とも言えない、不機嫌そうな顔だった。
「えー!何だよ!!楽しい宴じゃんか!親友じゃんか!冷たいぞ!!霊夢!!!」
と、魔女みたいな人はガーンと言わんばかりの声と顔で言った。
それに反応するように、「アンタ達、楽しんで、散らかして、そのまま帰るじゃない。だから嫌なのよ、宴って。」と更に不機嫌そうな顔で言い、お酒を手にして飲んだ。
(/今回はここまで。)
(/今回からside関係無くナレーションみたいにしてきます。)
「…っあーく!!ぁんで皆片付けぇんのよぉ!!」
____霊夢は、酔ってべろんべろんになっていた。相当飲んだのだろう。霊夢の隣には瓶酒5、6本空いていた。そして、真理砂がオロオロとフォローしている。
「れ、霊夢!そのくらいにしとくんだぜ!!明日二日酔いが酷くなるんだぜ!!」
「んあーによぉ、真理砂全然飲んで無いじゃなぁぃ。」
霊夢は真理砂に瓶酒をグイグイと推し勧める。
もはや悪ノリなのか、酔っているのか……
真理砂は瓶酒を払い除け、「私が片付けるからやけ酒は止めろだぜ!!」と言い、見事に霊夢を説得させ霊夢は神社の中で寝ていた。真理砂は「はぁ…」と、ため息をつき片付けを始めた。辺りは静か人がいない。でさっきまでの賑やかさは嘘のようだ。カービィは真理砂が1人片付けをしている所を手伝いに行った。
「あ、ありがとうだぜ。カービィ。」
「ううん。大丈夫えーっと…」
「私は真理砂だぜ。よろしくだぜ。」
「うん!よろしく真理砂!!」
___数時間後___
「終わっったぜー!!!」
辺りのゴミを片付け、辺りは綺麗になった。真理砂の声に起こされたように霊夢がむくりと体を起こしカービィ達の方へ歩き出す。だが二日酔いか、フラフラとゾンビの様に歩く。時々倒れそうになる。真理砂は急いで駆け寄り、霊夢をまた布団に寝かせ、お得意のキノコ料理を作り始めた。
「…ホントごめんね、真理砂。」
二日酔いで気持ち悪いのか、罪悪感が心に染みているのか。霊夢は顔色を悪くして謝った。そんな霊夢に怒りもせずにキノコ料理を作って霊夢に渡し、「大丈夫だぜ!病人は大人しく寝て、栄養があるもの食べているんだぜ!!」と笑いかける。霊夢は言われた通り大人しく、キノコ料理を食べる。
(/あー、疲れた。今回はここまで。)
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