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No.128
by 常連さん 2019-07-02 06:16:02
「んふふ…俺、陸上部のエースなんよ」
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No.129
by 桜庭 2019-07-02 07:20:42
「えええぇ!?すごいやん!…じゃあめっちゃ、足速いっちゅーこと?…いいな…!」
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No.130
by 常連さん 2019-07-02 19:50:08
「せやろ?ずーっと走ってたんよ」
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No.131
by 桜庭 2019-07-02 21:32:16
「…それ…大変やないと…?……俺…そろそろ…ぎ、ギブ……」
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No.132
by 常連さん 2019-07-02 21:37:32
「大丈夫か?ちょっと休憩しよか」
響は公園のベンチを指差す。
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No.133
by 桜庭 2019-07-02 21:47:13
「…う、うん……なんかごめんね…楽しいとこやったんやろ…?…ほんと…ごめん…」
響の提案に従い、しきりに謝りながら奈津はふらふらと公園のベンチへ歩く。
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No.134
by 常連さん 2019-07-02 21:49:50
「大丈夫やで。奈津先生が倒れる方が
大変やから」
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No.135
by 桜庭 2019-07-02 22:06:22
「…へへへ……嬉しいこと言ってくれるんやね…。…ね、膝枕、してくれん?お願い!」
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No.136
by 常連さん 2019-07-03 06:17:59
「ええよ?」
ぽんぽん、と膝を叩く。
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No.137
by 桜庭 2019-07-03 07:39:16
「やった、ありがと!」
嬉しそうに微笑んで響の膝の上に頭を乗せる。
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No.138
by 常連さん 2019-07-03 21:36:56
「奈津先生、軽ない?」
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No.139
by 桜庭 2019-07-03 21:46:38
「そうかね?普通と思いよったけど…響が強いんやないと?」
そっと響を見上げて言う。
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No.140
by 常連さん 2019-07-04 06:27:09
「…………」
響はゆっくりと顔を降ろすと奈津の唇に
キスする。
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No.141
by 桜庭 2019-07-04 07:26:16
「んっ……!?」
突然のことに驚き、目を見開いて響を見る。
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No.142
by 常連さん 2019-07-04 07:30:09
「んふふ、ビックリしたやろ」
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No.143
by 桜庭 2019-07-04 07:45:25
「そ、そりゃあビックリするやろ…なぁん?どうしたん?」
頬を染めつつどうにか言った。
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No.144
by 常連さん 2019-07-04 16:10:33
「ん?何でもないよ。好きやから」
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No.145
by 桜庭 2019-07-04 21:46:21
「…なんでそんなん普通に言うん…照れるやろ…」
さらに頬を染めて、奈津は響から顔を逸らすように横向きになる。
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No.146
by 常連さん 2019-07-05 17:04:05
「んふふ、好きな人には甘くなんねん」
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No.147
by 桜庭 2019-07-06 14:27:38
「うぅ…好いとーよ、響。そーゆーとこも…」
耳まで染め上げて、顔を逸らしたまま奈津は言った。
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No.148
by 常連さん 2019-07-06 14:55:03
「嬉しいわぁ。…そろそろ帰ろか?」
響は笑った後、問いかける。
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No.149
by 桜庭 2019-07-07 13:06:04
「…ん、そーしよっかね…。あ、でも…今帰ったら、雇用時間過ぎるやん…響送ってったら帰らないけんね。…ちょっと寂しい」
腕時計を軽く見て、奈津は微笑む。
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No.150
by 常連さん 2019-07-13 05:25:37
「んふふ、俺も楽しかったで」
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No.151
by 桜庭 2019-07-17 07:42:05
「そっか、んなら良かった。…ん、最後にさ、ぎゅってしても良いやか?」
両手を広げて、奈津は首を傾げて見せる。
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No.152
by 常連さん 2019-07-18 21:25:35
「ええよ~」
響はぴょん、と奈津の広げられた
手に飛び込む。
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No.153
by 桜庭 2019-07-27 11:20:12
「ふふふ…ほんと可愛かー…ずっと一緒に居れたらいいんに…」
響を大事そうに抱きしめて奈津はぼそ、と口にする。
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No.154
by 常連さん 2019-07-27 13:44:53
「俺もそれがええけど…まだ、同居とか
無理やしなぁ」
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No.155
by 桜庭 2019-07-27 16:21:01
「うーん…今日だけでも同ky……あ!俺ん家くればいいやん!そしたら今日だけでも一緒に居れるばい!」
嬉しそうに言いながら響の肩を揺らして言う。
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No.156
by 常連さん 2019-07-27 16:44:44
「あ、ええなぁ。姉さんに連絡するわ」
響はスマホを取り出し、姉に連絡を取る。
「あ、もしもし姉さん?今日、友達んとこ
泊まるんやけどええ?…うん、分かったわ」
スマホの通話を切る。
「ええって」
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No.157
by 桜庭 2019-07-27 20:06:36
「ほんと?? やったー!そんじゃ一緒帰ろーや!」
上機嫌で響の手を取り、奈津は
嬉しそうに歩き出した。
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No.158
by 常連さん 2019-07-27 20:44:30
「はいよー」
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No.159
by 桜庭 2019-07-28 00:30:08
「あー、でも、響が泊まるんやったら片付ければよかったぁ…散らかっとーまんまやもん…」
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No.160
by 常連さん 2019-07-28 07:09:44
「あー、いけるいける。俺の部屋も
散らかっとるもん」
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No.161
by 桜庭 2019-07-28 07:15:52
「…あ、ベッド一個しかない…まいっか、俺が床で寝ればいいし…あとは…ご飯やね!何食べたい?」
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No.162
by 常連さん 2019-07-28 12:11:44
「ええ…一緒に寝てくれへんの?
飯かぁ。特に食いたいのはないなぁ」
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No.163
by 桜庭 2019-07-28 16:14:01
「…一緒に…?…そっかー、じゃあオムライスにしよっかねぇー」
響の言葉に頬を染めては隠して。
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No.164
by 常連さん 2019-07-28 18:15:26
「オムライスか。美味しそうやなぁ」
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No.165
by 桜庭 2019-07-29 14:20:56
「ふふ、腕によりをかけて作っちゃるけんね!」
元気に腕を叩いて見せる。
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No.166
by 常連さん 2019-07-29 14:25:39
「おお、期待しとくわー」
響は少し冗談めいた笑顔を浮かべる。
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No.167
by 桜庭 2019-07-29 16:11:40
大きなマンションに到着して、奈津はいそいそと自分の住む部屋へと案内する。
「…ん、ここばい。今開けるけん、ちょっと待ってね…」
鍵を開けて響に先に入るよう促した。
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No.168
by 常連さん 2019-07-29 16:32:28
「はいよー。広い部屋やなぁ」
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No.169
by 桜庭 2019-07-29 16:46:28
「そーやろー?あ、荷物適当に置いていいけんね?風呂はあっち…、服は…俺の貸しちゃる、好きなの着て」
一通り説明すると、キッチンへ消えていく。
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No.170
by 常連さん 2019-07-29 20:53:14
「おおきにー」
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No.171
by 桜庭 2019-07-31 10:23:13
「ふふふふんんー♪」
鼻歌で気分を上げ、奈津は料理を始める。
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No.172
by 常連さん 2019-08-16 10:07:58
「………………」
無言でスマホゲームのガチャを引いている。
「……んん…出ぇへんなぁ」
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No.173
by 桜庭 2019-08-16 11:31:40
「……っし、完成!…響に食わせるの、恥ずかしかね…」
オムライスを盛り付けて響の待つ部屋へ行く。
「出来たばい!あったかいうちに食べりー……ん、なんしよん?」
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No.174
by 常連さん 2019-08-16 12:14:44
「ん、ああ…ガチャ引いててん」
響は気付いたようにスマホゲームの
画面を閉じる。
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No.175
by 桜庭 2019-08-16 20:24:03
「ガチャ?俺も引きたい!やらして!」
テーブルに夕食を置くと、奈津は響のすぐ隣へ座る。
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No.176
by 常連さん 2019-08-17 06:32:57
「んん~…ええよ」
響は少し悩んだ後、スマホゲームの画面を
開いて渡す。
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No.177
by 桜庭 2019-08-18 10:08:27
「やった!……ん、なんか出た!」
表示に従って画面を触るとなにかが出てきた音がする。
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No.178
by 常連さん 2019-08-18 14:05:29
「お、それURのコラボキャラやわ」
響が画面を覗き込み、感心したような
声を上げる。