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No.121
by 桜庭 2019-06-30 21:47:09
「…そか…さすが、やね…」
息を切らしつつも、奈津は笑って返事をする。
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No.122
by 常連さん 2019-07-01 05:55:46
「ホンマにいけるかー?」
響は心配そうに言う。
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No.123
by 桜庭 2019-07-01 07:24:19
「だいじょぶ…吐いてもついてく…!」
笑顔で親指を立てて言う。
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No.124
by 常連さん 2019-07-01 19:46:56
「あはは…無理はせんときや?」
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No.125
by 桜庭 2019-07-01 19:50:41
「ん!…響は優しいけんね…!俺も…俺も、頑張らないけんね…っち、思うんよね…!」
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No.126
by 常連さん 2019-07-01 20:59:52
「んふふ…そら、好きな人やからな。
優しくもなるわ」
響はまた、笑う。
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No.127
by 桜庭 2019-07-01 21:08:27
「…へへ、なんか…すっごい嬉しい…もっと頑張っちゃろっかね!」
照れて言うと、息を切らしつつ響の隣を走る。
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No.128
by 常連さん 2019-07-02 06:16:02
「んふふ…俺、陸上部のエースなんよ」
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No.129
by 桜庭 2019-07-02 07:20:42
「えええぇ!?すごいやん!…じゃあめっちゃ、足速いっちゅーこと?…いいな…!」
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No.130
by 常連さん 2019-07-02 19:50:08
「せやろ?ずーっと走ってたんよ」
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No.131
by 桜庭 2019-07-02 21:32:16
「…それ…大変やないと…?……俺…そろそろ…ぎ、ギブ……」
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No.132
by 常連さん 2019-07-02 21:37:32
「大丈夫か?ちょっと休憩しよか」
響は公園のベンチを指差す。
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No.133
by 桜庭 2019-07-02 21:47:13
「…う、うん……なんかごめんね…楽しいとこやったんやろ…?…ほんと…ごめん…」
響の提案に従い、しきりに謝りながら奈津はふらふらと公園のベンチへ歩く。
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No.134
by 常連さん 2019-07-02 21:49:50
「大丈夫やで。奈津先生が倒れる方が
大変やから」
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No.135
by 桜庭 2019-07-02 22:06:22
「…へへへ……嬉しいこと言ってくれるんやね…。…ね、膝枕、してくれん?お願い!」
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No.136
by 常連さん 2019-07-03 06:17:59
「ええよ?」
ぽんぽん、と膝を叩く。
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No.137
by 桜庭 2019-07-03 07:39:16
「やった、ありがと!」
嬉しそうに微笑んで響の膝の上に頭を乗せる。
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No.138
by 常連さん 2019-07-03 21:36:56
「奈津先生、軽ない?」
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No.139
by 桜庭 2019-07-03 21:46:38
「そうかね?普通と思いよったけど…響が強いんやないと?」
そっと響を見上げて言う。
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No.140
by 常連さん 2019-07-04 06:27:09
「…………」
響はゆっくりと顔を降ろすと奈津の唇に
キスする。