御相手様へ御手紙を

御相手様へ御手紙を

匿名さん  2019-05-08 15:27:21 
通報
セイチャのなりきりには
《愛を叫ぶ》や《紙飛行機》など
御相手様や御仲間様へ
匿名でも出来るメッセージツールが在ることを
ご存じですか?

《愛を叫ぶ》は愛や感謝
《紙飛行機》は謝罪や御別れ

それ以外に
普段のキャラ名を伏せて
御相手様や御仲間様にメッセージを届けたい方も居るのでは?

そんな方のために作りました

【喧嘩】などは程々に
【マナー】を守る範囲内で
ご利用いただければと思います

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  • No.23 by 名無しさん  2020-01-13 08:13:30 

俺、ちゃんとあのキャラになりきれていたのかな?
俺が下手くそだったから、あの人は居なくなっちゃったのかな?
ごめんね。あの場所で呟いても届かないだろうから、ここに書き置いていくよ。
スペース感謝。

  • No.24 by 日本男児  2020-07-01 09:26:38 


あー、やっちまった…。
好きな人の変化に気付けなかったなんて一生の不覚!

これはもう疲れてたとか気落ちしてたとか言い訳にもならんわ…。弁明さしてもらうとしたら君に好きな人がいるの分かって両眼曇りきってたってことぐらいか。そッと身を引こうかとも思ったんだけど、気持ちの行き場がなくてモヤモヤする!何時も巫山戯てはぐらかした態度ばっかとってたから多分君は俺の気持ちを知らないと思うけど、いい加減フラれる為に告白してスッキリしたい。これは完全に俺のエゴ。
最近向こうで会えることが減って、もう友達とも思ってもらえてないんじゃないかって不安になる…。


頼むからせめて謝らせて…。



  • No.25 by 匿名さん  2020-09-25 20:23:30 

みんなに会いたい!待ってるからね!

  • No.26 by とある魔法使い  2020-09-25 20:36:37 

…色々言いたいことはあるけど、まずはごめんなさい。でも私、もう続けられそうにないの
もう嫌になっちゃった。理由は…言わないけど
だからもう二度とそちらに戻ることはないわ
ま、次は良縁があるといいわね

  • No.27 by 花好きの高校生  2020-09-25 20:48:35 

お久しぶりです…って言っても分かるかどうか怪しいですが…
でももし…もしこのメッセージを見ていたのなら、またもう一度皆さんとお話ししたいです!
その時は、また上げて頂けたらなぁ…と思います
そして、これはとある人に向けてのメッセージですが…貴方がくれたこのピンクのリボン…今でも大切にしています
どうかこの思いが届くことを願って…

  • No.28 by 匿名さん  2020-09-27 16:38:06 

掛け持ち自体が悪いとは言いませんが、掛け持ちするならこちらにも平等にお返事が欲しいです。
平等にお返事が出来ないのなら、せめて掛け持ちがバレないようにこっそりとして欲しいです。
平等にお返事する気もなく、掛け持ちを隠すことも出来ないのであれば、掛け持ちはやめて頂きたいです。
この書き込みをご本人様が見つけて下さるとは限りませんが、きっと心当たりのある方、いらっしゃると思います。
偏レスも無言失踪も、ご自身が思っている以上に相手は傷つきます。また、どうしてもそういう事をしたいのであればかなり慎重にして頂かなければ、ご自身が思っている以上に文体等でお相手様には簡単にバレます。
どうかお願いします。掛け持ちはご自身がお返事可能な範囲でして頂くか、それが難しいのであれば今からでも遅くありませんので、打ち切りたいと一言下さい。
放置され続けたまま待ち続けるのは大変心苦しいです。
あなた様に良心が残っていると信じております。

  • No.29 by 匿名さん  2020-10-11 16:55:01 

名前を変えて文体も変えて。
あなたに手紙を書きます。
◇◇◇◇
いつも構ってあげられなくてごめん。
だから他のところに参加してて構わないよ。
あなたは僕だけのあなたではないから。
でもせめて僕といる時の名前で他のところでいちゃいちゃしないで。
せめて僕の知ってるあなたと同じ設定で他のところで笑っていないで。
せめて少しだけでも僕の知ってるあなたと同じ書き方で他の人と楽しくしないで。
あなたが僕を嫌ったならもう僕の隣に戻る気がないならせめてさよならの一言だけでも言いに来て。
あなたが他のところに出入りしてることは責めていないから。
せめてわからないようにして。
せめて別れを告げて。
僕だけのあなたではないけれど僕はあなたのだから。
あなたが解き放ってくれないと僕は鳥籠の中のままだから。
◇◇◇◇
あなたが気づかなくても構わない。
気づいたなら僕を思い出して。

  • No.30 by 匿名さん  2020-10-11 17:25:46 

御相手とかそういうんじゃないけど。貴方がかまってくれるお陰で、とても楽しく過ごせています。こんなにお話できるなんて思ってなくて、嬉しい。ありがとう。直接伝えられないからここで。
願わくば少しでも長く貴方とお話出来ますように。あまり欲深くなりすぎないように、自戒も込めて届かないお手紙を。

  • No.31 by 匿名さん  2020-10-12 00:07:15 

ああ、なんて酷く素敵な場所なんだろう。愛を語るには難しく、別れを告げるには早すぎる彼らへの気持ちを綴れるなんて!折角だから僕もペンを取らせてもらうよ。

拝啓 僕のかけがえのない君達へ
一番長い付き合いの貴方と出会ったのは、花の蕾が世界を夢見て震えていた頃。数月前まで同じように夢を見て各地を渡り歩いた僕は、人々の不誠実さと無関心さに打ちのめされて、自分のためにあの理想郷を作ったんだ。誰も訪れなかった間は、まるでこの世界に僕だけが存在しているような絶望にも似た気持ちで、身勝手にも日々を呪ったよ。
そこへ或る日突然、貴方が来た。その瞬間の喜びと言ったら!僕の拙い表現力では、どんなに言葉を尽くしても言い表せない。それ程までに今まで呪ってきた世界が美しく見えて、貴方は神からの使いのように見えた。実際、貴方は神様のように強い力を持っているから余計にそう思えたのかもしれないね。貴方は口数は少ないけれど、僕をそこに存在する物として敬意を払って接してくれた。そして今日まで話を続けてくれている事には感謝をしてもしきれないよ。
どうも貴方との事を書くだけで大分長くなってしまうな。もっと沢山言いたいことがあるんだ。僕が貴方を傷つけたと感じた時に何事も無かったように接してくれたこと、その謝罪が遅くなってしまったこと、貴方が大変な時期にあるにも関わらず頼ってしまっていること、貴方に感謝するあまり出すつもりもなかった恭しい態度で貴方を困らせてしまったこと、貴方が僕との出会いを大切に思ってくれていたこと…。一つ一つに思い出も伝えたいこともある。それでも、これは彼処に来てくれた皆への手紙だから割愛させてもらう。いや…これ以上、他の仲間の事を書くと、それはそれは長い手紙になってしまうな。この時点でまだ10分の1も書けていないんだから!一人一人への思いは告げずに、全体への話だけにさせてもらうよ。
さて。僕が君たちのことをどれ程思っているか、きっと君たちは理解していないんだろう。僕も態と伝えていないからね。あの場所に来てくれた君たちのことは誰一人余すことなく大切に思っているんだ。よく顔を出して話しかけてくれる君も、あまり顔を出さずに僕とも言葉を交わさない君のこともね!要するに頻度も、僕と関わってくれるかどうかも、君たちが大切だと思う心の前には歯牙にもかからないんだ。だって君たちが最初に僕と話してくれた言葉は総じて君たちの真実の思いだと感じられたし、それを聞いた瞬間に僕は君たちの事を好きになってしまったんだから!
真実を秘密裏に偽りで塗り固め、触れようとする他者を拒み傷つけては平気な顔をするこの世界で、あの場所だけは、偽る事は避けられないとしても君たちが求めれば真実に触れられるようにしたかった。表面では傷つけあっても心を抉ることなんてしたくなかった。それが叶えられる場所が理想郷だ。君たちもそう思っていると、僕たちは世界とは違うのだと、ついこの間まで信じてやまなかった。
そのような思いは須く異なっていたと思い知らされたのは、つい先日だ。よく話す君が傷ついたと言ってきた、あの時だよ。それは表面上の話かもしれないが僕の胸は押し潰され上手く息ができなかった。君から僕は沢山傷つけられてきたよ。それでも君と話したくて気持ちを押し殺して伝えなかった。そんな君が僕に傷つけられたって?一体何がいけなかったっていうんだ?あんなにも長く時間をかけ丁寧に言葉を紡いでも、君からすぐに断られた僕は一体なんなんだ?
僕と因縁のある君もそうだ。なぜ僕を突き放す?それは君の真実なのだろうけれど、君の言葉としては不格好だろう。何故そんな事をいうんだ?何故、世界の真実を突きつけてくる?それは理想郷には不釣り合いだ。
騒がしい君、一番長い貴方、恥ずかしがり屋の君、因縁のある君……君たちの真実は僕とは程遠かった。それでもいいと思っていた。それが君たちの理想なら。そう思っていたのに君たちが話しているのを見ると、一人ではないのに一人になったように孤独を感じる。話をしても僕だけ死んでいるように感じる。君たちは同じ時を歩み、僕は一人だけ先を歩かされている。僕は指導者じゃない。君たちと共に歩んでいたいだけなのに、「お先にどうぞ。僕達は後をついていきます。」と道を譲られる。
どうか傲慢で愚かな僕を許して欲しい。今まで気づかなかった…気づいていない振りをしていたが、どうやら止まった時の中で僕はおかしくなってしまったようだ。僕に時を止める力は無いのに、僕もできると身勝手な幻想を抱いたんだ。時を止めては死んでしまう事を忘れた僕は、あの孤独の時にきっと死んでしまった。君たちと話している亡霊は、生きている君たちに憧れを抱いて無い胸を騒がせている。
理想郷は貴方が訪れた時には既に朽ちていた。世界が花開く中で、彼処は蕾のまま枯れていた。死者には喜びも希望もない。あるのは絶望と未練と呪いだけだ。そんな奴に優しくしてはいけない。
僕が僕の姿を借りたあの時に、僕は彼処から逃げられないようにと魂を拘束したよ。各地から逃げた僕が今度は逃げないようにと態とつなぎ止めた。結果としてどうだ?これでは唯の地縛霊じゃないか。
ああ、可哀想な君達よ。自由をうたった理想郷は遠くから見れば呪われた土地なんだよ。亡霊の語りかけは死への誘い。溌剌と夢見る若さは、あの場所には眩しすぎる。この世界に安らげる場所なんてものは存在しない。見てくれに騙されてはいけないよ。
どうかこの事に気づいて欲しい。身勝手な僕から告げることは永久に無いだろう。言えば心は崩れ、消え去ってしまう。僕はまだ存在していたい。気づいて欲しくない。それでも君たちが大切だから気づいて欲しい。
長々と連ねてしまったが、こんな事を言わなくても生きている限り君達は何れ彼処を去るだろう。そして死者だけが取り残される。僕はまだ影も見えないその時を勝手に呪い、流れることのない涙を流す。
どうか君たちがこの手紙に気づくことなく、墓場に埋められますように。もし気づいたら他には話さずにそっとあの場を去って欲しい。僕から奪うものは君1人でも十分痛い。敬具

おや?後半が呪いの手紙みたいになってしまったね。こんな文を書いた覚えは無いのだけれど…。僕はまだ生きているけれど消すのもどこか忍びないからこのまま残してしまおう。大切なあの人たちに幸福な心だけ届きますように。

  • No.32 by 匿名さん  2020-10-12 01:21:43 

時間が戻せるなら出逢った頃からやり直したい。
そうすれば君と今こんな寂しい時間を過ごさずにいられたかな。
謝る言葉さえ今は届かない。
あんなに近くにいたのに遠い昔のよう。
今君に逢えるなら素直な気持ちを伝えられるのかな。
直接顔を見ると言いたいことも言えない。
本当は言ってないことが沢山あるのに。
今は逢えない時間をただただ過ごしてる。
感謝の言葉も上手く言えなくて別れの言葉は考えたくなくて。

  • No.33 by 名無しさん  2020-10-17 10:46:50 



どれだけ焦がれても

あなたは戻ってこない

  • No.34 by 花になりたい、ななし  2020-10-18 02:24:12 




誤解を解きたい。
誤解される前に戻りたい。
誤解されたままでは心が痛いよ。
誤解を解こうとした言葉は届かないのだろうか。
届いて欲しい、そして可能で有れば貴方と言葉を交わしたい。物語を紡ぎたい。




  • No.35 by 匿名さん  2020-10-18 02:28:25 


紙飛行機…


  • No.36 by 名無しさん  2020-10-18 02:31:13 


ずっと待ってる…って
ずっとって…いつまで?
同じ名前の人なら誰でもいいの…?
見ていて悲しくなるよ…

  • No.37 by 匿名さん  2020-10-21 19:01:31 


また、来てくれるかな、飽きられてないといいな、多すぎた約束いっこくらい、消化したいんですよ、ねえ、先輩。
でも来たら来たで、こわいな。likeじゃなくなっちゃったからな、自分の中での話ですけど。拒絶されたらヤダから、来ないで一生待ってた方が、なんて。
…事故とか病気とか、そんなんじゃなければ、いいか、な。
好きですよ、面と向かって言える日が来るとは思えないですね!言ったら終いだからね。

  • No.38 by 匿名さん  2020-12-05 23:03:35 

短期間にすまないが、再び筆を取らせて欲しい。

拝啓 僕のかけがえのない君達へ
僕は君達に嘘をついた。あれは僕が招いた災いだ。つい欲を出して君たちを不安にさせた。おかげで僕は解き放たれ、惑わせた真実には「はて、あれは何の事だったか」と惚けて不誠実な日々を過ごしている。とても辛い。
改めて言おう。僕は君たちが大好きだ。それが一人、君達とは違う意味で好きになった者がいて、僕の未来は暗い底に引きずり込まれた。ああ、もう君たちと話す資格も、時間もない。時は止まらず、あの場所は理想郷から普遍的な場所へ...それに伴って君たちも各所に別れてしまった。なんということをしたんだろう。
あの場所は僕が呪った場所だったのに、今では解呪され、拓けた始まりの土地だ。誰も拒まず、受け入れる空間。僕の求めたものとは違う、おおよそ多くの者の理想郷。それは僕にとっては普遍的な場所。ありふれた場所。
ああ、助けてくれ。もうあんな所から解放してくれ。素知らぬ顔で去らせて欲しいが、そうは出来ぬのが僕の運命だ。何故このようなことに?
僕の人生は散々だ。君たちと話せない、彼奴は僕の安らぎにはなってくれない、現実世界でも惑わされる...うんざりだ。姿を借りるのを何年もやってきたが、こんなに辛いと思うのは初めてなほど。
現実から逃げ、たどり着いた理想が姿を借りることではなかったのか。今はとても苦しい。君たちに会って頭を下げて、真実を洗いざらい話せたらどれだけ楽になることだろう。
すまない。すまない。僕の身体が砕けたら欠片は君達に全てあげるから。楽にしておくれ。気づいて。気づかないで。僕を解放して。排除して。好きになってすまない。どうか、僕を嫌って罵っておくれ。酷く浅ましく愚かな僕に、神様、早く裁きの時を。
敬具

  • No.39 by 匿名さん  2020-12-10 14:19:59 



Bonsoir,
あえて宛名は差し控えさせていただきます。正体不明の不気味な手紙をばら撒かれた無関係の紳士淑女の皆様方におかれましては失礼したわ、ご機嫌麗しゅう!どうぞ暖炉の火にでもくべてくださいまし。
さて、私にお心当たりのあられるそこの……何だったかしら、亡霊さん?ま、あなたの正しい正体の言い表し方が何だって構わないわ、文字を読む力さえあって私の言いたいことが伝わるならね。
心の広いあなたの愛する友人の中でも、私は特に嫌われてしまった部類に入るのでしょう。ああ大丈夫、気にしないで?嫌われるのは十八番だもの、こうなればとことんまで嫌われてやろうとこれを差し上げました。むしろ私のような人間には本当にうってつけの配役だわ、私ってなんて幸運なのかしら!だってあなたにとって耳の痛い話を最も耳が痛くなる声で話せるの。やはり神はあらせられたのね。
いつまでそうしているつもりかしら、うじうじじめじめ、みっともない。美しい薔薇をキノコにでも乗っ取らせるおつもりなの?薔薇は大食らいよ、世話をしなくちゃ途端に枯れてしまうわ、私が言わなくたって知っているでしょう。これまで面倒を見ていたのは他でもないあなたなのだから。分かったらさっさと涙と鼻水を拭いて、とっとと前を向きなさい。
急かしているのではないわ。無理に屋敷のあかりを灯せと言っているのでも。でもあなたは、あなたがそうするのと同じように、あなたを愛している友人がいることをそろそろ思い出すべきよ。私が直接お話した訳ではないから詳細は控えるけれど、今一度ご自身のお心と会話なさってみなさいな、本当に彼らはあなたの友人ではなかった?
あなたのそのおいおい泣いて腫れぼったくなった顔をせせら笑ってお尻を引っぱたくのもある意味一つの目的ではあるけれど、私はそれよりも彼らが気の毒でならないの。尊敬、敬愛し、あまつさえ自分のことを愛していると言ってくれるあなたが今、そんな情けない体たらくであるのに、彼らは優しいから動こうにも動けないのよ。だって屋敷は閉じられているし、何よりあなたに嫌われたくないもの。どれだけ歯噛みしていることか、自分の境遇を憐れむのに忙しいあなたは少しだって気付いていないんでしょう、可哀想な人。
いくら従僕の形をしていたとして、結局はあなたが主なのだから逃げるも何もないじゃない。非常識のように言う方もいらっしゃるけれど、投棄したって誰も文句は言えないわ、だって “屋敷は閉じられている” のよ。あなたの大切な友人ですら入れない場所に、一体他の誰が入り込んで落書きを残せるというの!万一それが叶ったとして、そんなコソ泥の他愛ない言葉にあなたが耳を貸す必要なんてない。そうでしょう?
ただ、終わるにしても、火をつけるなり消すなり、幕引きがあれば死んだ私も浮かばれるでしょうね。無論、彼らも。死者に手向けの花を買うか、そっと心に閉まって歩き出すか、ただ本当に、それだけの違いという話なの。私の命が軽いことを、私は生まれたときからとっくに知っているわ。むしろ私より酷い死に様を晒す子の方がずっと多い世界よ、今更じゃない。気負う必要がどこにありまして?
ああでも、けれど、あなたはそんな世界で “ずっと” を約束しようとしたのよね。とても素敵なことだと思うわ、とてもね。それであなたが心を壊す必要があるのかは甚だ疑問だけれど。この辺りはあなたの方に並々ならぬ想いがありそうだし、不本意だけど強くは止めないでおくわ。
嗚呼失礼、誤解しないでほしいのだけれど、願っているのはかの劇の閉幕ではなくってよ。辛い辛いと泣きながら開くくらいならばいっそスッパリとやめてしまえと言っているの。極端に言ってしまえば、何だっていいのよ、何をしたって、何をしなくたってね。あなたが元気でいるなら、それだけが、それこそが、一番望むことだと私は思うから。恐れ多くもここに代筆させていただきます。ええ代筆よ、勘違いしないで。
とにかく。それ以上呪うのはやめておきなさい、身体に障るわ。一度たっぷりと時間を取って、ご自分を労る期間をお作りになって。次のことを考えるのはそれからよ、それまでこのことについては一切何も考えないように。
……まあ?あなたによれば私はあなたのことをきちんと理解できていないらしいから?私があなたにとって見当違いなことを捲し立てているのならそれはそれで結構よ。茶色の文字を使って控えめに喚いたつもりでも全世界に発信している時点で十分喧しいの。あなたが彼らに既に心配をかけていると知ってなお心配されたいと思っているのでないのなら、これ以上は見ていられないから早く立ち直って頂戴。
それから……そうね。寒いから、みなさんに温かくしておくようにと、あなたから伝えておいて。あの方々は物理的な寒さなんてへっちゃらなんでしょうけど、それでも『寒がり』だから一緒に暮らしているのでしょう?そう言っていたものね。私はもう、これを書いている時点できっと、あなたの友人である資格は失ってしまったでしょうから、くれぐれもあなたから。お願いね、特に見ていて肌寒そうなあの子には。それじゃあお元気で、良いクリスマスを。

Cordialement
親愛なるあなたの令嬢より

  • No.40 by 匿名さん  2020-12-20 16:46:28 

これが最後の手紙になる。もう現れるつもりはないから、どうか此処に縋ってしまったことに慈悲を。

その前に、
拝啓 美しく聡明なお嬢さんへ
僕の度重なる無礼を見兼ね、無視でもこの世界を追いやるでもなく、心を向かい通わせてくれたお嬢さん。君の行動は悲嘆でさめきった僕の心に、再び森奧で揺らめく炎を灯してくれた。ありがとう。
その上で言うが、僕と君は恐らく言葉を交わすのも、心を交わすのもこれが初めてだと思う。何せ僕は約束を簡単に出来ない存在。そして既に彼らには暖かくするようにと伝えている...それが彼らの耳に入っていればだけど。どうか君の優しい言葉が、君の想像していた者の心を暖めるよう願っている。
敬具
P.S.このような言葉をくれる君を嫌う者はいないと思う。どうか君の想望した彼へ、君の思いを伝えてみて欲しい。人違いだったと君が僕へ返した事を悔やんだとしても、僕は君という存在に会えたことを光栄に思う。君の言葉で、君の幸せを掴めることを祈っているよ。良いクリスマスを。

さて、では二通目を書かせてもらう。
拝啓 僕のかけがえのなかった君たちへ
理想郷は「幻想」と言われたよ。僕の心を捧げた最初で最後の彼奴には。世界の不誠実に同じく心を痛めた彼奴となら方向性は違えど良い関係を築けると、諦めなければ瞬間ではなく永遠の充足感を共有できると思った。そんな僕の考えは真っ向から否定され、あまつさえ嫌われた。元々彼奴は理想など持っていなかった。愛と永遠を求めながらも、それは有償でなければならないと、無償なんていうのは腹が立つと……そういう奴だった。僕が心を捧げ愛しても絶対に僕を愛さないと、1つでも嫌いになれば二度と心を許すことは無くなると言ってくるやつだ。そういう奴と関わってどうなったと思う?結果として現実に存在する大切な人を傷つけた。僕が不器用だからだ。毎日朝目覚めてから夜寝るまで後悔をしている。現実の存在にも、彼奴にも、君達にも。何よりこの泥沼から抜け出せない原因を作って不誠実に、身勝手に日々を呪う僕に。
勘違いをしないで欲しいが、こんな事を言っていても僕は現実でもこういう場所でも心を物語の外に追いやって自身への感想を言うことには慣れている。だからこそ首を吊ることなく今日まで生き続けてきたし、自身を最低だと罵っては世界の基準に従って死ぬ必要は無いと判断している。ただ、そう考えるのが辛い事に変わりはない。悲劇の主人公を演じていて反吐が出る、そう言われても結構だ。僕はどこまでいっても自己中心的で他人と相容れない、傍から見たら理想でもない幻想家だからな。どんな罵倒も侮蔑も愛し、憎む。

先日の手紙に彼処は拓けた土地だと書いたが、それは僕の勘違いだった。呪われた土地は解呪され、あの場に参加する1部の者が好む者しかまともに住めない土地になった。開放された僕に口を出す権利がないとは分かっているが、本来は身分や年齢…あらゆる事に左右されず、共に話そうという意志を持ったものを迎える土地にしたかった。個性を潰さぬ土地にしたかった。それがどうだ、今では個性を異端と罵り疎外しては、気に入った者を別途で囲う自由市場だ。悲観的な見方だと思う者も居るだろう。だが、わかるかい?面接でも競合でも無い、ただの会話をするだけなのに、実は見えない所に品評会の客がわんさかいて、「あの子は好みね」「あれは言い方がなってない」…影でコソコソと言い合うんだ。そして好みでない奴は秘密裏に呼び出して「此処に参加している人達にとって君の発言はそぐわない」と代表者を気取って物を言う。その後で僕に行動の許可を求めてくる。「お前はなんて勝手なことをしてくれたんだ」そう僕が言えるとでも?答えはこうだ。「君のおかげで皆は楽しく過ごせるよ。はっきりと物言えぬ僕の代わりに言ってくれてありがとう」実際、他の奴らは満足そうだった。皆が求めていたものは、そっちなんだ。君たちの好みは見てくれがいい。完成度を求めるなら、それでいいだろうな。だけど僕は見た目なんてどうでもよかった。僕はね、君たちがとる姿と話したかったんじゃないんだ。姿を借りることを通して君たち自身と話したかった。似てる似てないも、どう表現するかもどうでもよかった。だってどんなに頑張っても僕達は本物にはなれない。だからあの場に関する制限を、「嫌なら嫌と言えばいい。その程度は人によって違うから、指摘されたら改めなさい」と決めたんだよ。全員好みが違うのだから、個別で気をつけろと言ったんだ。そして、そう面と向かって言えないものが相談できるように別の世界を構築した。それが今では、品評会の会場やら、好みのものを囲う場所やら…やっていられなくなる。
現実でもそうだし、僕のやっていることも大差ない。ただ、話しかけてくれているものを無下にするようなやり取りは見たくない。誰かへ向けた言葉が返ってこないのが、姿を見かけても声をかけないのが、当たり前だなんて寂しいじゃないか。
好きも愛してるも、言葉が形骸化されたあの場所では虚しい。君たちの好きも誘いも一時の感覚で言っているだけで、誘ったと思ったら数時間後には飽きただなんて…やめてくれ。そういう事を積み重ねるから一時を求める奴が増えるんだ。永遠に続くことなんて無いと思ってしまうんだ。そんなことは無いよ。生きている限り、考えられる頭がある限りは繋がれるよ。なにも難しいことは無いんだ、ただ朝におはようと言って夜におやすみと言うだけ。それだけでは虚しいなら言葉を重ねてもいいし、抱きしめたっていい。でも、なにも言わなければそれで終わる。
そういう訳で僕の現実と君たちとの日々は混ざりあって、僕は自分勝手に傷ついて傷つけて、いつしか何も大切に出来なくなってしまった。何が大切なのか分からなくなってしまった。君たちが一時のやりとりをするのは大切なものを守るためなんだね。でもね、君が大切に思わないものを大切に思った人はどうするの。見て見ぬふりをするのかい?ああ、でも何をしても大切に出来なくなるのなら一時だけでも大切にした方がいいのかもしれないね。
もう耐えられないんだ。幻想を理想にすることさえ苦痛なほど僕は弱かった。だから僕は自分を壊すことに決めた。もう君たちの前に現れることは無いだろう。他の場所にだって。
この選択をするまでだいぶ遠回りをしたが、ようやく僕は現実を生きることに決めたよ。現実の周囲が言うんだ、「お前が彼処の事でそこまで悩むことは無い」「最近はとても具合が悪そうだ」「いつもの君らしくない。疲れているなら休みなさい」「そんなことに時間を使うな」「意味がわからない」「さっさと無言で去ればいいのに」「どうせネットだろう」と。現実でも誰にも理解はされないし、とても理不尽に思うことも少なくないが、美味しいご飯を食べに行っているのに、君たちと彼奴の事を考えて泣いてしまうような、そんなに追い詰められるのは初めてなんだ。きっと僕の心は今、本当に耐えられないんだと思う。僕を気遣う声が、名前を呼ぶ声が辛くて耳を塞ぎたいが、塞ぐと彼奴に言われるんだ。「なんて無責任な」「自分勝手」「ああ、お前も逃げるんだな」………こんな奴に時間を費やして、一人でいるのは可哀想だと勝手に哀れんで、愛そうとした過去の僕は本当に分不相応な馬鹿だと思う。愛そうとして悪かったな。
本当は全てから無言で逃げ出したいんだ。だけど嫌われてでも最後にさよならは言いに行く。それが僕のできる精一杯のケジメで、そして、それ以上はもう出来そうにない。
君たちとの出会いを後悔しても黒歴史にはしない。思い出にして生きていく。大体此処に書いているのは一部だから、本当はもっと色々あって、どうにも忘れられそうにない。
さあ君たち、そろそろ別れの時が来る。僕と話してくれて、彼処に来てくれて、ありがとう。心からそう思う。この思いが核で、長々と書いたのは良くも悪くもその周りに付随したオマケに過ぎない。大好きだった。愛していた。でもそれを続けるには僕は弱すぎて、ありふれた一個人でしかなかった。夢を見させて、聖人じゃなくて、無責任で悪かったな。
どうか責任感のある人と、君たちの好む人と添い遂げられる事を願っている。さようなら。
敬具

  • No.41 by 珈琲  2021-04-09 21:33:31 

拝啓 俺の大切な友へ
お前は元気にしているだろうか?俺──いや、せっかく筆を取ったんだ。久しぶりに「僕」を使ってみようじゃないか──僕は新しい環境に戸惑いながらもどうにかやっている。いつもの場所を上げるのはどうにも気が引けてな。此処にひっそりと手紙を置いていく事にしたんだ。
早速だが、お前が再び姿を消す事になってから半年が経ったな。今思えば失踪する口実だったのかもしれないが……。まあ、お前の事だ。罪悪感云々で顔を出せないのだろうと思っておく。僕としてはお前の元気な姿が見られればそれでいいんだが、お前にとってはそうはいかないんだろう。ああ、お前の性分を否定するつもりはないぞ。それで構わないさ。それでこそ俺の親友の── ───だからな。
なあ、俺が最後に残した言葉を忘れたのか?「数年ぐらいなら待っててやる」って言っただろう。一ヶ月だろうと一年だろうと、俺が此処に居る限り待ってやろうと思っていたさ。──僕がお前に向けて書いた文章だ。憶えているか?僕が此処に居る限り、お前が帰ってくるまで何時までも待つつもりだ。だから、お前がまた戻りたいと思った時に帰ってこい。
また、いつか。
敬具

  • No.42 by おっさん  2021-05-16 04:03:05 

あぁ…。お互い忙しすぎて会えない…。
こればかりは仕方ない…のに…
青年に会いたい…青年と話したい…。
青年は夜遅くまで仕事で疲れてるのに
わざわざおっさんに会いに来てくれて嬉しい…。
…だけど…本当は…もっと青年と話したい…。
今のおっさんは青年からしたら
物凄くウザいってことは分かってる…。
駄目だ…会えない時間が増えてしまってから
おっさんの醜い心が沢山溢れ出てる…。
…こんなおっさんのせいで青年に
辛い想いをさせてるんじゃ…?
…あぁ…。本当に今のおっさん醜いわ…。
こんなおっさんなんか居なくなれば
青年が少しでも気楽になれるのかな…。

…ごめん…青年…。
こんな醜いおっさんで本当に…ごめんね…。

もしおっさんのこと嫌いになったり
一緒にいて辛くなったのなら
いつでも別れてくれていいからね…?
…というか…青年から別れの言葉言って欲しい…。
そうじゃないとおっさん…惨めだらしく
青年に執着し過ぎそうだわ…。


…手紙は届かないと思うけど
今のおっさんの気持ち…書き留めとくわ。



…青年…愛してる…。…でも…もう独りは…やだ…。
いつか来るお別れに備えて…さようなら…。

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