マスカレイド 2019-04-25 21:57:43 |
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オリキャラの説明に補足をさせてもらう。此方オリキャラのノーチェは心の怪盗団の所属だ。此方背後は永遠の初心者だから似非になると思うがよろしく頼む。
んぁ?いやいや、大丈夫だぞ!ただ他の所でもそうなんだが、何処までが許容範囲で何処までがアウトなのかな~って、ちょっと疑問になっただけだ!
それを気にしたのも、その創作の元ペルソナってイザナミなんだよな…正直成りきりで使った事は無いし、ただ単に趣味で作っただけだから良いんだがなぁ…
あんな強いのがペルソナのイザナミだとは思ってなかった(苦笑)
もうちょい調べてから作るべきだったな…、
あ、あともし良かったらで良いんだが、皆の地雷を教えてくれないか?
私も嫌われる行動はしたくは無いからな…
ホント、嫌だったら良いからな!
連投ごめんな!
遅くなってすまない。そうだな…ならロルに関して一点、言わせてもらおう。俺は漢文ロルが苦手だな。その点を理解してもらえれば問題無い。
うーん、取り敢えずペルソナの設定無しで創作出しちゃって大丈夫か…?
もうイザナミって名前でペルソナ自作しちゃおうと思ってな…あ、駄目なら良いんだが。
ただ合うのが中々居なくてな…ちょっと頭痛が…
考える事を放棄してしまった…メガテンとかにも出てるし良いかなって思ったな、あくまでP5の話だし、
本名:清川 海紗(キヨカワ ミサ)
コードネーム:イライザ
性格:不思議,掴み所が無い。おっとりしている。
年齢:十代(不明)
容姿:①https://cdn.picrew.me/app/share/201907/28224_3WkfsBlm.png ②https://cdn.picrew.me/app/share/201907/41628_fyw96e7M.png
中性的。②+蝶の仮面と古いカメラ。
胸はでかいよ
性別:女
ペルソナ:イザナミ(P4のものとは別)
備考:神出鬼没のカメラマン。何処からともなく現れ、写真を撮る。大体は呼べば来る。
祐介とは芸術的な感性が合う模様。
環→「」
真冬→『』
綾乃→《》
???→【】
ロル→括弧なし
中の人会話→()
****
「暇だなー…」
くせっ毛の金髪を指でくるくる弄びながら、
ぼそっと呟く少年。
《あら、リーダー。どうかなさいましたの?》
彼に声を掛けるのは、カールした黒髪の
上品そうな少女。
「オパールちゃーん!暇なんだよ、俺!
アクアも構ってくんねーしっ!」
《あらあら、それは…ですが、
アクアマリンさんは先程までお仕事を
していたんじゃ…?》
「知ってるし!次のオタカラの件だろ?」
《ええ…》
「もうちょいメンバー欲しいよなぁ。
…あ、そういや…オパールちゃんの友達が
来てくれるかもってホントかよ!?」
《ええ、日向くんなら信頼ができますわ。
何より、彼は運動神経が良くて
気の利く子ですもの》
(ファントムのメンバーが一人増えるかも
しれない、大丈夫だろうか?)
(picrewの画像でしたら、
無断転載ではないのでは…?
恐らくナビさんがお使いになっているのは、
『夢で逢ったヒトメーカー』という
確か個人使用OKのメーカーですよね…?)
(私は増えても大丈夫だぞ!)
>25
あと個人利用だったら大丈夫って記載されてる筈だぞ!
此処のルールは始めたばかりだからよくわからんが、
画像元のメーカーでは個人利用ならば大丈夫と記載されてるぞ!
せめてそっちの方見てから注意してくれると有りがたいな!、
一応画像元メーカーは1.夢の中で逢ったヒトメーカー、2.ぽんぽんぺいん、だ!
横からすみません。
『夢で逢ったヒトメーカー』さんでは
※必ず出典元としてURLとメーカー名を記載してね
と注意書きがされているようですので
利用方法は守るべきかと思います
>28
あ、そうだな、それはすまないな…
②【https://picrew.me/image_maker/28224】あとふつーに名前間違ってたな、「夢で逢ったヒトメーカー」だ、何度もすまない、
(まあ、大事にならないのなら良かった。
我が主も、このトピックで騒ぎが起きるのは
嫌だろうからな。
とりあえず、ジョーカー達の絡める
位置にまで進んでおくぞ)
「アクアー、準備OK?」
『…ああ、まあな…』
金髪の声に答えるのは、いかにも
理知的な黒髪の少年。
「ならさー、早く行こうぜ?」
『……仰せのままに、リーダー』
彼らは各々立ち上がり、今回のパレスへと行く
準備を整える。
(/出遅れた…すまない。キャラが増えるのは問題ない。台詞は括弧なし、ロルは()、背後会話は(/)でも良いだろうか?確認がとれたら絡み文を投下させてもらう)
>ジョーカー君
(うん、了解したよ、僕も大体はそんな感じで行かせて貰うね、)
あと僕…イライザとナビ君の見分け方だね、主様の様に上手く書ければ話は別なのだがね…基本的に一人称と口調だね、僕は基本的に一人称は「僕」、ナビ君は「私」、かな?違ったらご指摘お願いしたいな。取り敢えずナビ君には元気な印象を持たせる様にしてるよ。僕は逆に落ち着いた雰囲気だね。、
まぁ、基本的ニックネームでちゃんと分けるつもりではあるから、もしもの時の為、かな?
(ジョーカー、了解した。
ナビとイライザも了解だ)
【怪盗団ファントム】のメンバー
〔本名〕緑川日向(みどりかわ ひなた)
【コードネーム】トリフェーン
〔性格〕寛大で優しく、滅多に怒らない
〔容姿〕柔らかい手触りの茶髪、
切れ長のグレーの目
〔年齢〕15歳
〔性別〕男
〔ペルソナ〕クシナダヒメ
〔備考〕雛月綾乃の友人。
いつも穏やかで怒る姿を見せない。
***
日向→〔〕
〔綾乃さん、居るかな…?〕
ドアから茶髪の青年が顔を覗かせる。
《あら、いらっしゃいましたわ!
日向さーん、こちらですわよー!》
綾乃が青年に手を振って誘導する。
「…んー…お前のコードネームはー…
トリフェーンな!【寛大】の石言葉を
持つ宝石だぜー!」
金髪は青年を指差して告げる。
〔あはは…ありがとうございます。
僕も準備しますね…〕
茶髪はいそいそと準備を始める。
(/何度もすまない。ノーチェの容姿に追加させてくれ。通常の容姿が1、怪盗の時の容姿が2だ。両方ともCHARAT GENESISをお借りして作成した。2の仮面はまあ…紺色のマスカレードマスク的な奴だ。わかりにくくてすまない)
1、https://d.kuku.lu/4a95e724fa
2、https://d.kuku.lu/554a85502e
(/ちなみにこちらの見分け方についてだが…文の初めに「ジョーカー(蓮)」か「ノーチェ(楓)」と付けるのでそれで判別してくれ。次のレスで絡み文を投下する)
(/亀レスになると思うがよろしく頼む。絡み文はこんな感じで良いか?駄目だったらやり直す)
>all
ジョーカー:さてと…そろそろ行くか?(振り返りノーチェの方を見て)
ノーチェ:そうね。こっちは準備OK(指の関節をポキポキと鳴らしながら)
(構わないぞ)
(パレスにて…)
「ここさー、誰のパレスだっけ」
金髪が理知的な少年に問うと少年は
ため息を吐きながらも答える。
『……何回言わせる気だ、【黒川誠】だ』
《【クロカワパレス】、でしたわよね?》
「あー、そうだった、そうだった!
んじゃ、心の怪盗団が来る前にサクッと
盗んじゃおうぜー!」
金髪は仲間を率いて駆け出す。
(パレスに到着)
ノーチェ:足音?これってもしかして(耳を澄ませて顔をしかめ)
ジョーカー:ああ、これはおそらく…怪盗団ファントムの奴らだな(ため息をつき)
ノーチェ:獲物が被るとは…っと、こんな事言ってる暇は無いわね。先に盗み出すのはこっちよ(二人が駆け出し)
>ジョーカー/ノーチェ
「あっちの方から先回り出来そうだぞ!」
「さ~て、今日はどんな絵が撮れるかなっと、」(別にオタカラを盗む気はないが最深部付近に潜みカメラ構え)
「んあ?もう来やがったみてーだぜ。
オタカラルートは目星付いてんだ、
走り抜けんぞー!」
金髪は更に速度を上げて走り出す。
『……ペルソナを出す準備をしておけ、
リーダー。シャドウの気配がする』
理知的な少年は眉をひそめ、先を走る金髪に
呼び掛ける。
「りょーかい!」
金髪は返事をしつつも、速度を
ゆるめることはない。
>怪盗団ファントム、イライザ
ジョーカー:悪いがこっちも譲る訳にはいかないんでな(此方もスピードを上げて)
ノーチェ:ってあれ誰よ!?(走りながらイライザの方を見て)
「!シャドウかよ、めんどくせーな!
来い、アマテラス!」
金髪がペルソナの名を呼べば、豊かな黒髪を
腰まで伸ばした着物の女性が姿を現す。
『……来い、ツクヨミ!』
また、理知的な少年がペルソナの名を呼べば
黒髪を肩の辺りまで伸ばした着物の少年が
姿を現す。
「アマテラスとツクヨミで十分だろ!
オパールとトリフェーン、行ってこーい!」
《分かりましたわ!》
〔うん、分かったよ!〕
黒髪と茶髪は二人を置いて駆け出す。
「…さあて、アクアマリン。やっちゃう?」
『ああ、肩慣らしにはなるだろう』
二人は不敵な笑みを浮かべ、シャドウに挑む。
>怪盗団ファントム
ジョーカー:あっちは二人減った、か…(オパールとトリフェーンを見て)
>イライザ
ノーチェ:ジョーカー、先に行ってて。そこの怪しいのは私が相手する(立ち止まり振り返って)
ジョーカー:俺達も十分怪しい奴だけどな…わかった。頼むぞ(また駆け出して)
>ノーチェちゃん
あっはっは、酷いなぁ、僕は怪しい奴じゃあ無いよ?(ひらひら、)
ただちょ~っと面白くなって欲しいだけさ。(あは、)
おいで、イザナミ!(仮面取り、)
>ジョーカー
お、おいジョーカー!多人数を一人で相手するのは無理があるんじゃないか?!(焦、)
その怪しいのはファントムの方に任せて、ノーチェを呼び戻せば…!(心配、)
《負けませんわよ!》
黒髪は負けまいと加速する。
〔うん、そうだね〕
茶髪もパレスを爆走する。
《来たれ、アメノウズメ!》
少女の叫びに答え、ペルソナが姿を現す。
扇子を持った、白塗りの女性が佇む。
《オタカラまでの道のりは大丈夫ですの?》
〔うん、アクアマリンさんから貰った
これがあるから〕
茶髪の手には、グレーのスマートフォンが
握られていた。
そのアプリの一つ、
【トレジャーナビゲーター・宝珠玲子】を開く。
【宝珠玲子です。オタカラまでの
最短ルートを表示します】
彼らは宝珠玲子の指示に従い、走り続ける。
>イライザ
ノーチェ:…仕方ないか。ティターニア、手伝って(ペルソナを召喚し)
>ナビ
ジョーカー:ファントムの方がアレの相手をしない可能性があるし、ノーチェの事だから呼んでも来ないと思う。ノーチェ!来い!(一応呼んでみて)
ノーチェ:こっちが片付いたら合流する!(後ろの方から叫んで)
ジョーカー:…やっぱりか(肩をすくめ)
>怪盗団ファントム
ジョーカー:なるほど、そういうアプリか…(どんどん加速して)
>ノーチェ
ほらほらぁ、避けないと死ぬよ~、マハガルダイン!(指鳴らし)
>ジョーカー
そうか…じゃあ仕方が無いな、(しゅん、)
で、でも精一杯のサポートはするからな!(ふんす、)
《…あ、あれですわね!?》
一番先頭を走る黒髪が指差した先には、
バッジの形をしたオタカラ。
〔どうだろう。玲子さん、あれ?〕
【はい、あれがこのパレスのオタカラです】
「ごーりゅー!アマテラスのお陰で早く
片付いたぜー!」
『…うるさいぞ、リーダー』
金髪と理知的な少年もまた、走って現れる。
「お、ジョーカーさんもおいでなすった!」
>イライザ
ノーチェ:危な!(ギリギリで避けて)フレイダイン!
>ナビ
ジョーカー:ああ、頼むぞ(ニヤリと笑って)
>怪盗団ファントム
ジョーカー:…人数は此方が不利、といった所か(冷静に呟き)
「なーにボソボソ言ってんだ。
アクアマリン、やるぞー!
来いっ、アマテラス!」
『…その性格、治した方が良いぞ?
…来い、ツクヨミ!』
アマテラスとツクヨミ、2体のペルソナが
姿を現す。
《わ、私も…!来たれ、アメノウズメ!》
〔僕も出そうか。おいで、クシナダヒメ〕
【オレも出すしかないようだな】
金髪の足元にいたシベリアンハスキーが喋る。
「うわっ、ちょ、ダイヤ!いつから
居たんだよ!」
【…先程から居たがな。スサノオ!】
>怪盗団ファントム
ジョーカー:…モナでも連れてくれば良かったな。まあ嘆いてても仕方がない。行くぞ!アルセーヌ!(ペルソナを召喚し)
>ノーチェちゃん
全く、物騒だなぁ…(ひょい、)
さぁ!全員攻撃だ!絶望しろ!奈落の波動っ!(しゅ、)
>ジョーカー
わー、何か強そうだなぁ~、こういう時は全体攻撃じゃないか?(こて、)
>イライザ
ノーチェ:っ!?(攻撃に当たり)
>ナビ
ジョーカー:わかった。(小さく頷き)ギガントマキア!
(/背後は実況とかまとめサイトの知識しかないので戦闘が色々とおかしくなると思う。どうか許してくれ、すまない)
(大丈夫だ)
「いってーなぁ…タルカジャ!」
『…ラクカジャ!』
二人が補助の呪文を唱える中、
二人と一匹は…。
《サイコキネシスですわ!》
〔万物流転〕
【ダイヤモンドダスト!】
攻撃系を積んでいる。
>ノーチェちゃん
はい、おーわーり。(とん、)
僕もあんまり無駄魔法使いたく無いからさ~(へら、)
んじゃぁ、僕は戦場カメラマンしてくるから。(ひら、)
>イライザ
ノーチェ:…敵意は無いみたいね。写真を撮るなら攻撃に気を付けなさいよ(駆け出し)
>怪盗団ファントム
ジョーカー:っ!(攻撃に当たり)さすがに一人はキツいか…(顔をしかめ)
ノーチェ:遅くなったわね!スクカジャっ!(全力疾走で此方に向かってきながら、補助スキルを発動し)
(/今日はここら辺で落ちる。だいたい23時くらいまでは浮上できる。それより遅い時間帯は浮上できないと思う)
「って!メギドラオン!」
〔マハガルーラ〕
【マハフブーラ!】
《マハコウガ!》
『マハエイガオン!』
彼らは容赦なく高ダメージのスキルを
繰り出す。
>怪盗団ファントム
ジョーカー:マハガルダイン!(少し攻撃に当たり)
ノーチェ:ほんっと容赦ないわね…マハフレダイン!(ギリギリで避け)
「怪盗団ファントム舐めんじゃねーよ!
メガタルンダ!」
金髪は不敵な笑みを浮かべる。
『…メガラクンダ』
《マハジオダイン!》
【ブレイブザッパー!】
シベリアンハスキーは凛々しく吠える。
〔コズミックフレア!〕
>怪盗団ファントム
ジョーカー:分が悪いな…いっそのこと逃げるか?(ため息をつき)
ノーチェ:やれるだけやれば良い。(きっぱりと)メディアラハン!
ジョーカー:了解。(ニヤリと笑い)マハラギダイン!
「テトラカーン!」
『…マハラカーン』
《きゃ…!ミラクルパンチ!》
黒髪に攻撃が当たったらしく、
悲痛な声を上げる。だが彼女は
へこたれる事なくクリティカルを狙う。
〔皆さん、まだ闘えますよね?
メディアラハン!〕
茶髪は悪魔にも見える微笑みを浮かべ、
全員を回復する。
【チャージ】
シベリアンハスキーは落ち着き払った様子だ。
>ジョーカー/ノーチェ
だ、大丈夫か?やっぱり人数が少ないと辛いな…
~~~~~~~~~
っと、これは人数不利だねぇ、(写真撮り)
ちょっと手助けしても良いけどねぇ…面倒だし…(むむ、)
「あ、ヤベー!パレス主来やがった!」
金髪は微かな音色を捉え、叫ぶ。
《あら、そうですの…?》
【今日のところは失礼しよう】
シベリアンハスキーが言う。
>怪盗団ファントム
ジョーカー:…終わったな(ポカーンとした表情で)
ノーチェ:それよりもオタカラ。目的はこっち…(ちゃっかりオタカラを回収し)
>ナビ
ジョーカー:…という訳で大丈夫そうだ(ファントムの方をちらと見て、肩をすくめ)
>イライザ
ノーチェ:まあ…大丈夫。あっちの方が撤退するみたいだし(ニンマリと笑い)
>ジョーカー
ホントだ…良かったな!ジョーカー!(にぱ、)
>ノーチェ
その様だね(ほう、)じゃあ僕も帰ろうかな。(一枚写真撮り)
『…良かったのか?敵に塩を送って』
理知的な少年は走る金髪に問い掛ける。
「んあ?…あー。ありゃ、
大したオタカラじゃねーよ。小物だ、小物」
金髪は振り向きもせず、言い放つ。
『フッ…何故分かる?』
「ん?俺の直感」
理知的な少年はその言葉を聞いて、笑う。
『ならば、心配ないな』
《うふふ、久々にスリルが味わえましたわ》
黒髪はにこりと笑う。
〔そっか、それなら僕も良かったよ〕
茶髪はシベリアンハスキーを引き連れながら
アジトへと走る。
>ナビ
ジョーカー:…ああ(目を細め)
ノーチェ:はいはい、話はここら辺にして撤退するよー(手を叩き)
>イライザ
ノーチェ:どこのペルソナ使いなのかは知らないけれど、気を付けて帰ってねー(ひらひらと手を振って)
>怪盗団ファントム
ジョーカー:行ったか。俺達も戻ろう(歩き始めて)
ノーチェ:りょーかい(小さく欠伸をしながら)
>ナビ
ノーチェ:ええ、こっちも大丈夫。まあ結構痛かったけどね(苦笑し)
ジョーカー:じゃあ行くか(出口に向けて歩き始め)
>イライザ
ジョーカー:…で、アレって誰なんだ?(相手の姿が見えなくなってからぼそと呟き)
ノーチェ:さあ?ファントムの仲間…ではなさそうね(首を傾げ)
「ふー、ただいま帰還!ってなー」
アジトのドアを開け放ち、金髪がソファーに
横たわる。
「ああ、そういや綾乃。
パーティーだっけ?時間ヤバくね?」
《あ、そうでしたわ…》
黒髪は大急ぎでエレベーターを呼ぶと、
上の階へと消える。
そう、ここは黒髪の豪邸の地下。
大体何でも揃っている、快適空間である。
【…そこだ、そこ…】
〔あ、ここですか?〕
シベリアンハスキーをブラッシングする茶髪。
『…もう少し改良の余地があるな…』
【トレジャーナビゲーター・宝珠玲子】を
改良し始める理知的な少年。
「ヤベ、このボス強ぇ!」
スマホでゲームを始める金髪。
(アジト(屋根裏)に戻ってきて)
蓮:さて…(椅子に座り)そろそろ、怪盗団ファントムについて対処を考えておいた方が良いか?
楓:その前にさっきのペルソナ使いについて調べておいた方が良いと思う(腕を組み壁に寄りかかって)
(/今日と明日は背後の都合によりほとんど浮上できないかもしれない。ご理解頂ければ幸いだ)
(了解した)
「なー、真冬。心の怪盗団の対処そろそろ
考えねぇ?」
ゲームをセーブした金髪は理知的な少年に問う。
『何故だ?』
「え、だってめんどいじゃん。
いっつも来やがるし、それなりに強いし」
『…環ならペルソナを増やせばいい』
理知的な少年はため息を吐いて答える。
〔何の話ですか?〕
「ん?あいつらの話」
〔ああ、あの怪盗団のですか…〕
茶髪はシベリアンハスキーを撫でながら呟く。
『…何か知っているのか?』
〔いいえ、何も?〕
茶髪はどこか作り物のような
微笑みを浮かべた。
蓮:さっきの女か…オタカラを盗む気配は無かったし、後回しで良いだろう。アレがファントムの仲間なら話は別だが(少し考えるそぶりをみせて)
楓:その確率は低いでしょう。単独行動をしていたみたいだし。じゃあ次はファントムの奴らね。うちにはワイルドがいるけど…ねぇ(蓮の方をちらりと見て)
蓮:さすがに5対1はキツいからな?(楓をジト目で見つめ)
楓:…すみません(気まずそうに)
「そもそも、誰増やしたら良いんだよ!」
『…スセリビメ、コノハナサクヤヒメ…
オオクニヌシ辺りか』
「うえぇ、面倒くせぇ…またメメントス
行かなきゃダメじゃん」
金髪は呻き声のような、鳴き声のような声を
上げる。
〔ま、まあまあ。仕方ないじゃないですか。
相手の弱点なんかもまだ分からないですし…〕
茶髪が金髪を宥める。
楓:さすがに多対一だとね…(苦笑し)まあ全体の人数はこっちが多いけど
蓮:笑い事じゃないからな。やっぱり他の奴らが居ないと厳しいか(眉尻を下げ)
「しゃーねぇなぁ。またゲームのイベントが
暇なときにでも行くわ。綾乃と一緒に」
『綾乃なら心配ないな』
理知的な少年は微かに口角を持ち上げ、
またアプリへと向き直る。
楓:まあ…面倒だから様子見で良いと思う(大きく欠伸をして)
蓮:あ、そうだ。オタカラは?(手のひらを差し出し)
楓:これ。なんの変哲もないただの指輪だった(蓮に投げ渡し)
蓮:…そうか(渡された指輪を見て)
「あ、そういや…玲子っちの改良終わった?」
『…ん?…ああ、あと少しだが』
理知的な少年はスマホの画面を見せる。
「おー、やっぱスゲーじゃん!
真冬の技術ヤベーな!」
(/やっぱりこれ、割合おかしいよな…うちのイライザが中立からジョーカー側に動くか私がジョーカー陣営の誰かやるかしたいんだが…どっちが良いと思う?私はどっちもでもどっちでも大丈夫なんだが…)
(/まぁ、僕は基本的には中立で居るつもりだけどねぇ…これだったらナビ君じゃ無くてパンサー君やフォックス君にした方が良かったかな…?まぁ、ジョーカー君の返答次第かな。当人達がそういう状況が良いのであれば僕は何も言わないよ。)
(/できれば此方で原作キャラを増やしたい所だが、背後ができるキャラが俺しかいないからな…。此方もどちらでも大丈夫だ。ナビの背後様がやりやすい方でお願いしたい)
(/そうだな、返答ありがとうな!(にぱ、)うーん、どっちにしろ、一人じゃ変わんねーし、どっちもにしとくよ。まぁ…原キャラは決めとく。…あくまでもイライザは此方よりになるだけで、普通に中立を続けるからな!ただファントム側に積極的にふっかけてくだけだからな!?)
フォックス(喜多川祐介)→{}
(ファントムのアジトでの会話と、
フォックスの会話は*で区切る)
{遅れてすまない、ジョーカー}
ひょっこりと喜多川祐介が顔を出す。
***
「暇なんだけどー!真冬、構えよー!」
『…俺は知らんぞ、環。日向に構ってもらえ』
「いや、あいつ体幹やべーんだよ!
俺吹っ飛ばされたもん!」
(/了解。似非になると思うがモナもやって良いか?もしかしたら、モナなら背後ができるかもしれない)
>祐介
蓮:来たな(入り口の方を見て)
楓:ん…?あ、増えてる(スマホから顔を上げて)
(ああ、構わない)
{少し、カールした黒髪の女性と
話していてな}
喜多川祐介は苦笑し、ソファに座り込む。
***
《ただいま戻りましたわ》
黒髪がエレベーターで帰還する。
「お、綾乃ー!おっかえりー!」
《先程まで、芸術に秀でた男性と
話していましたの。とても楽しかったですわ!》
「良かったじゃん」
(/ありがとう。ここからはモナも会話に入れていく)
>祐介
楓:そうだったんだ(目を細めて答え)
モルガナ:その女性ならワガハイも見たぞ。おっとりとした感じの人間だったな(扉の隙間からスッと入ってきて)
蓮:お、モルガナ。お帰り(膝に乗ってきたモルガナを撫でて)
{彼女とは話が良く合った。
とても芸術に長けた女性なのだろう}
喜多川祐介は微かに笑顔を浮かべてから
少し間を空けて、くしゃみをしたのだった。
***
〔へぇ、そんな人が居るんですね。
綾乃さんが気に入るわけだ〕
茶髪が笑顔を浮かべながら話を聞く。
「ふーん。変人だなー、そいつ。
綾乃とひたすら芸術の話が出来たんだろ?
金とかに興味ねーんだな」
金髪はゲームしながら呟く。
《うふふ…また会ってみたいものですわ》
>祐介
モルガナ:あー…なんお嬢様っぽかったしなー(ゴロゴロと喉を鳴らして)
蓮:なるほど。実は春の知り合いだったりして(モルガナを見て目を細め)
楓:さすがにそれはないでしょ…(肩をすくめ)
{それより、クロカワパレスに行ったと
聞いたが}
**
「真冬ー、改良終わった?」
『…ああ、終わってるぞ。最新版
配布するから、ダウンロードしといてくれ』
「りょーかい!」
《分かりましたわ!》
〔了解しました〕
金髪、茶髪、黒髪は答える。
一方、シベリアンハスキーは…
【…………zzz】
ぐっすり眠っている。
>祐介
楓:あ、そうだ忘れてた。オタカラはちゃんと盗んできたよ。ファントムの奴らも居たけどね(ちらりと蓮の方を見て)
蓮:で、オタカラはこれだ(ポケットから指輪を出して)
{指輪…か?特に仕掛けもなさそうだな…}
喜多川祐介は指輪を眺めて言う。
**
「インストール完了!次誰のパレス行く?」
『………そうだな、まだ心の怪盗団が目を
付けていないところに…』
理知的な少年は考え込む。
《…私のお祖父様の知り合いの娘さんに、
最近悪どい商法で儲けて、企業を次々
買収していらっしゃる方がいるのです》
黒髪が苦々しげに言葉を紡ぐ。
「…そいつの名前、何て言うんだ?」
《…笹本、夏希様ですわ》
「ササモトパレスってとこか!」
『…よし、決定だ。最短オタカラルートの
調査に向かうか、リーダー?』
理知的な少年が金髪に問い掛ける。
「おし、レッツゴー!」
彼らはマントと仮面を纏い、宵闇の中へと
走り出した。
>祐介
モルガナ:うーん…見た感じ特別な物、という訳でもなさそうだ(尻尾を揺らしながら)
蓮:みたいだな(頷いて)
楓:それより!次のターゲット、どうする?(壁際から離れ、机に近寄り)
蓮:ファントムが目を付けていない奴が良い良いよな…(腕を組み考えこんで)
{そうだな…}
喜多川祐介もまた、真剣な表情で考え込む。
**
「いやー、アイツらいないだけで楽だよな。
しかもペルソナ増えたし」
金髪の後ろには、いつの間にか
アマテラスだけでなくもう一人の女性が
増えていた。
「えー、名前なんだっけ」
『…スセリビメだろう』
「そーそー、スセリビメ!呪怨属性
使えるから楽かなーって」
《ふふ、リーダーはいつも新しいことに
挑戦しますわね》
>祐介
楓:うーん…怪チャンに依頼入ってたりしないかなぁ…(スマホをいじりだし)
蓮:怪チャンの依頼は俺達への依頼だからな。横取りされる事はないだろう…たぶん(楓のスマホを覗きこんで)
(/さっきのレス誤字ってたな。すまない)
(/今日1日忙しくて浮上出来てなかったわね…これからナビとイライザの他にパンサーを入れても良いかしら?よかったら何か振ってくれると有難いわね。、)
>パンサー
(/俺は問題ない)
楓:…ん?誰か来たっぽい(ドアを開けて、辺りを見回し)
モルガナ:誰が来たんだ?(楓の肩に乗って)
(俺も大丈夫だ)
{………心当たりは無いな、すまない}
喜多川祐介は苦々しげな表情をした。
**
「ササモトパレスのオタカラはーっと」
金髪がオタカラに手を伸ばした瞬間、
警報が鳴り響く。
『…罠か!』
理知的な少年はすぐさま臨戦態勢に移る。
「来い、アマテラス!」
『…来い、ツクヨミ!』
二人の声が重なる。
その声は二体のペルソナを具現化させ、
シャドウを切り裂いた。
「…ふー、ミスったわ。
で、改めてオタカラはー…これ?」
金髪が掴んだのは、雲って煤けた宝石の
埋め込まれた指輪。
『…持ち帰って磨いてみるか』
「お、そうしようぜー!」
{……俺に心当たりがあれば良かったんだが…}
**
「はー、退屈だぜー」
金髪は宝石を磨きながらぼやく。
『…喋るより手を動かせ、環』
理知的な少年が毒舌を発揮する。
《…夏希様が、シャドウになっていたなんて…》
『心配するな。俺たちがオタカラを盗めば、
心は元通りになる。…きっと、すぐに
戻ってくれるだろうさ』
>祐介
楓:……思い出した。知り合いに改心させたい奴がいる(低い声で呟き)
モルガナ:誰だ?(楓に近付き)
楓:秀尽高校で同じ学年の奴。浮気ばっかりしてるDV野郎。…友達が被害にあってね(眉間に皴を寄せて)
蓮:っ!?げほっげほっ(浮気という言葉に過剰に反応して)
(/一応言っておくが俺…というかうちのジョーカーは9股してないからな!?爛れた女性関係が公式化してるけど浮気者じゃないからな!?恋愛フラグを立てるつもりは一っ切ないからな!?)
杏:お、遅れたっ、ごめん!(息を切らしならがら)
双葉:おっ、皆もう集まってるな!(部屋からでてきて)って、蓮、凄い顔してるが大丈夫か?(こて、)
(/部活忙しくてこれて無かったな…)
>祐介
楓:大城亮太。顔が整ってる奴だから余計にムカつく…(モルガナを強い力で掴んで)
モルガナ:お、おい楓!?痛いからやめてくれ!?(ジタバタと暴れ)
>双葉、杏
モルガナ:アン殿~!(足元にすり寄り)
楓:大丈夫。今ターゲット決めようとしてるところ(モルガナを掴み回収して)
蓮:だ…大丈夫だ(ずり落ちた眼鏡を指で押し上げ)
(/お疲れ様。無理しなくても大丈夫だ)
{………向かうか。俺は大丈夫だぞ}
喜多川祐介はソファから立ち上がる。
**
「これよー、ホントに綺麗になんのか?」
金髪は少し輝きを取り戻してきた宝石を
磨きながら文句を垂れる。
『…環だろ、磨くと言い出したのは』
「確かにそうだけどよー、
汚すぎるぜ、これ。俺んちでもこんなの
見たことねーよ」
『…宝石の種類は?』
理知的な少年は問う。
「ピジョンブラッド・ルビーのデカいのが
真ん中に一個、周りにピンクサファイアと
ヒート加工した最高品質のアメジスト。
指輪自体はプラチナ。こりゃ相当高いな。
もう、価値がどれだけか分かんねーよ」
金髪は一般人では出ないような言葉を
さらさらと述べる。
金髪の家は有名ジュエリーショップ。
両親同様、金髪も宝石を見る目は確かだ。
《…夏希様のお祖父様の形見だと、
聞いたことがありますわ》
「あー、そりゃあじいさんの代から相当
金持ちだったんだろうな。こんなの、
天下の雛月ホールディングス社長令嬢・
綾乃でも躊躇うレベルの金額だぜ?」
《そんなにするのですか?》
「おう。ルビーの品質がピジョンブラッドで
他の宝石もこのサイズなら…軽く
見積もってもこの指輪、100万は下らねーな」
黒髪は目を丸くする。
《まあ、そんなに…価値のあるものだ、とは
伺っていましたけれど…》
>祐介
蓮:じゃあ、次のターゲットは大城亮太で決まりだな(イセカイナビを起動し)
楓:『大城亮太』は『カフェ』を『おもちゃ売り場』だと思っている…かな?(首を傾げ)
ーヒットしました。ナビゲーションを開始します。
モルガナ:……当たったな。(驚き)でもなんでおもちゃ売り場?
楓:例の被害にあった友達が『あいつは女の事を玩具だと思ってるのよ。本人がそう言ったし』って言ってたから。ちなみにカフェは奴がよくナンパしに行ってる場所(眉間に皴を寄せ)
(/うわあキーワードのこじつけ感半端ない。すまないな)
>モルガナ.ジョーカー.楓
杏:そっかぁ、良かった…(ほっとして)
双葉:お、おう…なら良かった…?(不思議そうに)
杏:それは最低ね…そんな最低男、今すぐ改心させなきゃね!(ふんす、)
>祐介、双葉、杏
楓:さて、イセカイナビが無事に起動したし…行こう(立ち上がり)
蓮:そうだな(モルガナを抱え立ち上がり)
(パレスへ移動)
{……………ああ}
喜多川祐介も付いていく
**
「…んー…何か次のパレスある?」
金髪は磨き終わった宝石を机に置く。
〔…あ、僕の友人の父親でよければ〕
茶髪が手を挙げる。
「ほい、じゃトリフェーンくん!」
〔……名前は阿久津慎二。
奥さんをDVで入院させて、友人もいつも…
痣や切り傷なんかを作って学校に来ています〕
「……キーワードは?」
金髪の瞳が、普段のおどけたものではなく
真剣なものに変わる。
〔……自分の家……サンドバッグ…です〕
『…宝珠玲子。…パレス検索だ。
『阿久津慎二』は『自分の家』を
『サンドバッグ置き場』だと思っているか?』
【パレスサーチ完了、アクツパレスまでの
ナビゲートを開始します】
「おっしゃ、行こうぜ!」
《お供しますわ!》
『…行くか』
>フォックス、ナビ、パンサー
ノーチェ:なにこれ…趣味悪っ(パレスを見て眉を潜め)
ジョーカー:なんかカモシダパレスを思い出すな…(遠い目をして)
{………何だか無性に腹が立つな}
喜多川祐介も眉をひそめる。
**
【アクツパレス、ナビゲート完了。
トレジャーナビゲーターモードに移行します】
「サンキュ、玲ちゃん!」
金髪がナビの電源を切り、パレスへ突入する。
>フォックス
ノーチェ:アイツの性格かな(パレスの方を睨み)
モナ:さすがにそれは無いだろ。それより…さっさと行こうぜ(ジョーカーを見て)
ジョーカー:ああ、シャドウに気付かれる前にルートを確保しよう(歩きだし)
{ああ}
喜多川祐介もまた、歩き始める。
**
「…うっわ、こりゃひでーな。ありゃ誰だ?」
金髪の見据える先には、ひたすら
殴られ続けている女性。
〔……あれは…友人のお母さんです…〕
茶髪は顔面蒼白になりながらも答える。
「……最低だな。自分の嫁さんは
パレスん中でもサンドバッグって訳かよ」
>フォックス
ジョーカー:…これ、何人いるんだ?(箱に入れられ並べられた女性達を見て、眉を寄せ)
ノーチェ:そっちはマシでしょ。こっちの方が酷い(牢獄のような部屋に目をやり)
モナ:こりゃ酷いな…(牢獄の中でスーツ姿の男に殴られる女性達を見て)
{……………酷いな}
喜多川祐介は言葉少なに、しかし
吐き捨てるような口調で言う。
**
「…とっととオタカラ頂いて退散すんぞ、
お前ら!」
金髪の号令に、仲間たちによるもはや
怒声のような了解の声が響く。
『…シャドウに気付かれると厄介だ。
素早く向かうとしよう、リーダー』
「おうよ!」
>フォックス
ノーチェ:お、あの部屋それっぽくない?(廊下の向こうを指して)
モナ:みたいだな(歩きだし)
{お、もう発見か。流石に早いな}
喜多川祐介は笑顔で仲間たちについていく。
**
「……お、あの部屋じゃね?」
金髪の指差す先には、一際目立つ
ジムのような部屋。
『……そうかもしれないな…俺はオパールと
周りを警戒するとしよう』
《了解ですわ!》
理知的な少年と黒髪は部屋の前に陣取り、
ペルソナを出しながら周りを警戒する。
「おし、トリフェーン!」
〔はいっ!〕
「突入だー!」
金髪は茶髪を連れ、部屋の中へ飛び込む。
【トレジャーナビゲート、完了。
これがこのパレスのオタカラで
間違いありません】
宝珠玲子の機械的な声が、同時に響いた。
>フォックス
(扉を開けると黒いもやもや(オタカラ)が見える)
モナ:お、それっぽい部屋だ(部屋の中を覗きこみ)
ジョーカー:じゃあ次は予告状だな。戻るか(踵を返し)
{…ああ、そうだな。戻るとしよう}
喜多川祐介も同じように踵を返す。
**
「これかぁ?オタカラ…」
そこには黒いモヤっとしたものが
あるばかりで、オタカラは見当たらない。
〔…まだ、警戒度が足りない…って
ことですかね〕
「そーかもな。んじゃ、予告状出してから
また来るか!帰るぞ、お前らー!」
『…ああ、了解だ』
《了解ですわ!》
彼ら四人と一匹はパレスを走り去り、
アジトに駆け戻る。
>祐介
(屋根裏に帰還)
楓:モルガナー。これ持っていってもらえる?(予告状を差し出し)
モルガナ:了解したぜ!靴箱で良いか?(予告状を咥え)
蓮:ああ、靴箱だ。頼んだぞ(モルガナを撫で)
モルガナ:じゃあ行ってきまーす(階段を降り、外へ出て)
{蓮。すまないが、俺は失礼する。
黒髪の彼女との約束があるんだ}
喜多川祐介はばつが悪そうな表情をする。
**
「えーっと、確か阿久津慎二は…」
『ボクシングジムのオーナーだ』
「んじゃ、ジム宛でいいよな。
トリフェーン、作れたかー?」
金髪は茶髪に呼び掛ける。
〔あ、はい!出来ましたよー!〕
「おし、じゃあダイヤ!散歩ついでに
予告状出しに行くぞ!」
《私は失礼しますわ。あの男性との
約束があるのです、申し訳ございません…》
『ああ、構わないぞ…俺ももうじき帰る』
黒髪はドレスに着替えて上へと上がる。
金髪は犬を引き連れ、外へと出た。
茶髪も予告状を作成した後、黒髪と
上へ上がった。
取り残された理知的な少年はアジトの
電気を消し、施錠をしてエレベーターに
乗り込んだ。
>祐介
蓮:わかった。モルガナが帰ってくるまで惣治郎の手伝いをしてくるか(伸びをして)
楓:お、じゃあ私は怪チャンの確認しとくよ(スマホを取り出し欠伸をして)
{すまない、待たせてしまったか?}
喜多川祐介は目の前にいる黒髪の少女に
話しかける。
**
《いいえ。今来たところですわ》
黒髪は目の前の青年の声に答え、笑う。
{そうか、それなら良かった…}
青年は胸を撫で下ろし、彼もまた笑った。
《私、貴方と喋るのが楽しいのですわ。
時間がすぐに経ってしまうような…》
黒髪は首を傾げつつ、青年に言う。
{奇遇だな、俺もだ}
青年は少し目を丸くして返す。
楓:おーい蓮(テーブル席から手招きをして)
蓮:何かあったか?(カウンターから身を乗りだし)
楓:次のターゲット見つけた(スマホを見せ)
蓮:『東城由利江、いじめの主犯』か…メメントスになりそうだな(少し考えるそぶりを見せ)
《そうですわ、一緒にどこか出掛けませんか?
今日は私、暇ですの》
黒髪が青年に問い掛ける。
{そうだな…}
青年は暫し、考え込んだ。
《そうでした!私は喫茶店という所に行って
みたいのですわ》
{喫茶店か…ルブランで良いだろうか?}
《ルブラン…?良い名前ですわね!
そこに向かいましょう!》
黒髪は随分乗り気だ。
{ああ。…蓮に何と言われるか心配だが}
青年は苦々しげな表情をしながらも
黒髪を連れて歩いていく。
《失礼致しますわ》
黒髪が礼儀正しくお辞儀をしながら
入ってくる。
すぐ後、青年もまたのそのそと入ってくる。
{……}
気まずそうな表情で、じっと押し黙って。
{……………}
喜多川祐介は何となく察してくれた仲間に
ぺこりと頭を下げた。
**
《わぁ…とっても良い雰囲気のお店ですわ!》
黒髪はそんなことなど露知らず、
初めて見た喫茶店に目を輝かせていた。
>二人
モルガナ:はあ、やっと帰ってこれた…(何処からともなく現れ)
蓮:あー…(モルガナを見て目を逸らし)
>黒髪
蓮:あー…これはそのー…(気まずそうに目を伏せ)
(/一応確認だ。認知世界でモルガナが話すと認識すれば声が聞こえる設定だったと思うんだが、この場合ファントムの連中に声は聞こえているという設定になるのか?)
(いや、黒髪にはネコが普通に
鳴いているとしか聞こえていない。)
《可愛いネコちゃんですわね!》
黒髪は目を輝かせた。
{……………}
青年はひたすら黙っている。
《モルガナ…可愛らしい名前ですわね!
うふふ、私もネコを飼っていますの。
名前はライラと言うのですけれど…》
黒髪は満面の笑みを浮かべてモルガナを見る。
>黒髪
モルガナ:猫じゃねーし!(反論するもただ鳴いているようにしか見えず)
蓮:そうなのか(黒髪の言葉に反応し)
《ええ。とっても可愛いんですのよ》
黒髪は笑顔のまま頷く。
そこに。
「綾乃ー!何してんのー?」
軽薄そうな声が、聞こえた。
ドアから顔を覗かせているのは金髪だ。
《あら、環さん。何かご用ですの?》
黒髪はくるりと振り向き、金髪に笑う。
「おー、特に用でもねーんだけどさ。
散歩の途中に店あったから寄っただけ」
金髪は黒髪の横に座り込む。
《あら、可愛らしい…!》
黒髪は目を輝かせる。
「キレーな黒猫だなぁ。うちのスノウと
大違いだぜ」
金髪は黒髪を見やり、黒髪の前に座っている
青年にちらりと目線をやると笑う。
「なー、綾乃」
《はい、何ですの?》
「喫茶店だぜ、何か飲まねぇの?
飲まねぇなら俺が勝手に頼むけど」
金髪は苦笑いしながら黒髪に言う。
「おう。じゃあ…コーヒー三つ。
綾乃には砂糖…あんたは?」
金髪は青年に問い掛ける。
{…ブラックで}
「コーヒー三つ、一個砂糖入りで
後ブラック!」
「やー、綾乃がドレスのまんまで喫茶店とか
シュールなんだけど」
《あら、この格好ではダメでしたか?》
黒髪はドレスの裾を摘まみ、首をかしげる。
>三人
蓮:コーヒーとブラックのお客様、どうぞ(二人のカップを置き)
モルガナ:にしてもこの客、どっかで見たことあるような…(金髪と黒髪を見て鳴き)
「お、サンキュ。そういや綾乃。
こいつ誰?」
金髪は青年を指差して首を傾げる。
《前話した方ですわ》
黒髪は少し呆れたように笑う。
>三人
蓮:ごゆっくりどうぞ(小さく礼をして)
モルガナ:うーん…駄目ださっぱりわからん(とぐろを巻き欠伸をして)
「…んー…美味っ!久々にコーヒー飲んだかも」
金髪はコーヒーを啜り、目を輝かせる。
《そういえば…スノウさんは
どうされましたの?》
「ん、アイツ?店寄るっつったら勝手に
帰った」
《あら…》
黒髪もコーヒーに口を付ける。
「お、何だ?」
金髪はモルガナに目を細め、笑う。
《可愛らしいですわね》
黒髪はコーヒーを啜りながらちらりと
視線をやる。
{………………}
青年は黙ってコーヒーを飲み、カップを置く。
「んー…綾乃。今の終わったら、次どこ行く?
綾乃に当てないんなら、真冬とかに
聞いとくけど」
金髪は黒髪に問い掛ける。
《そうですわね…どうしましょうか?》
黒髪もまた、首を傾げながら苦笑する。
《申し訳ございません、お願いしますわ》
黒髪もコーヒーのカップを机に置く。
「あー、いいよいいよ」
金髪は手を振る。
「おし、んじゃ俺帰るわ。ほい、全員の代金。
これで払っといて」
金髪は机に財布ごと置き、颯爽とルブランを
立ち去る。
《あら…ありがとうございますわ》
>黒髪、青年
蓮:ありがとうございました(軽く頭を下げ)
楓:ふあぁ…もう行ったかな(黒髪が去った後、顔を上げて)
《環さーん、待ってくださいませ~》
黒髪は金髪を追いかけ、道を走る。
「ん?どしたよ、綾乃。彼氏良いのか?」
《まさか。あの方は彼氏ではありませんわ》
黒髪は口許を覆いながら微笑む。
{…ああ}
喜多川祐介はようやく首を縦に振る。
**
「ふーん…でも俺、そろそろ帰るぞ」
《あら、そうでしたの?では私も帰りますわ》
黒髪がスマホで電話を掛けたかと思うと、
白いベンツが彼女の前に止まる。
「んじゃ、また明日なー」
《はい、さようなら》
黒髪は車から手を振り、金髪は踵を返して
高層ビル群の中へと消えていく。
{すまない、驚かせてしまったか…}
喜多川祐介は申し訳なさそうに頭を下げる。
**
「…ふぁぁ…」
金髪は部屋でスマホゲームをしながら
欠伸をする。
彼の画面にはイベント開始までの
カウントダウンが映し出されているようだ。
《チャット》
tamaki@266
「皆いるかー?」
mafuyu@656
『…ああ』
ayano@389
《居ますわよ~》
hinata@932
〔準備OKですよ〕
>祐介
楓:ターゲットの話とかしてたからね…来たのが祐介だった完全に油断した(もう一度机に突っ伏し)
モルガナ:まあワガハイの声は他の奴に聞こえないみたいだし、平気だけどな(ゴロゴロと喉を鳴らし)
{そうなのか?…彼女は怪訝な
顔をしていたような気がしたが…}
喜多川祐介は首を傾げるが、すぐにいつもの
表情に戻る。
**
《チャット》
tamaki@266
「これ終わったら、次どこ行く?」
mafuyu@656
『そうだな…』
ayano@389
《どうしましょうか…》
hinata@932
〔波多野奈緒…ですかね〕
tamaki@266
「お、ヒナタは心当たりある感じ?」
hinata@932
〔そう、ですね〕
金髪はチャット画面を閉じると、
にやりと笑う。
「…次のオタカラは何かなーっと…」
>祐介
モルガナ:…気のせいだろ、多分。あ、次のターゲットはどうなったんだ?蓮(首を傾げ)
蓮:今のが片付いたら、次はメメントスになると思う(楓の前にコーヒーのカップを置き)
{そうか…}
喜多川祐介は難しい表情をして考え込む。
**
「…あーっ、クソ!攻撃フツーに
ミスったんですけどー!」
金髪は一階まで響き渡る程の大声を上げる。
案の定、大学生の兄や小学生の妹から
苦情の声が発せられた。
「うるせーぞ、環!何時だと思ってんだ!」
「お兄ちゃんがしずかにしてくれないと、
ひなた、ねれない…」
金髪は苦情に乱暴に答える。
「あー、はいはい!すんませんっした!
そろそろ終わるから!」
>祐介
蓮:まあ、オオシロパレスをどうにかしてからだな(椅子に座り)
楓:ファントムの奴らがいなければいいけどね…(起き上がりコーヒーを一口飲み)
「…っあー…どうすっかな。日向が言ってた
ハタノパレス…向かうか?」
金髪は暫し、スマートフォンを置いて考える。
「…良いや、寝よ…」
>祐介
楓:パレスに向かうのは明日にする?(ふあと大きく欠伸をして)
蓮:相手はまだ予告状を確認していないだろうから、できればそうしたいな(小さく頷き)
「………ふぁ……寝過ぎた?」
金髪が目を覚ますと、家には誰もいなかった。
母は仕事に、兄は大学に、妹は小学校に。
「…マジかよ…電話しよ」
金髪は電話を掛ける。
「もしもし、真冬?」
『…環か。今何処にいるんだ』
「何処って…家だけど」
『すぐ旧3年4組教室に来てくれ。
お前に話したいことがある』
金髪はその言葉を聞くなり電話を切り、
ばたばたと用意を始める。
楓:じゃそろそろ帰ろっかな…(おもむろに立ち上がり)
モルガナ:わかった。他に話すことも無いもんな(後ろ足で体を掻き)
(/再び人が現れるまでは、暫しお暇させて頂く。ナビの背後様、怪盗団ファントムの背後様の良縁と御多幸を願って。またいつかお会いしよう)
(「悪ぃ悪ぃ。暫く来れなかったわ」)
「真冬ー、用事って何だよ?」
金髪がドアを開ければ、仲間たちがソファーに腰掛けていた。
『…ハタノパレス』
「あー、あそこ?迷ってんだよ」
(/久方振りだな。此処の主が戻って来たのならば、再び参加させて頂こう)
楓:じゃまた明日~(手をひらひらと振り店から出て)
モルガナ:じゃあな(欠伸をしながら)
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