真夜中のピエロさん 2019-04-19 21:16:17 |
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おはようございます。
(以前能力を使っていた時と同じような瞳の色と気付き、前のような冷気は感じないのに不思議なものだと思いながらも、思わずそっと瞼をなぞるように親指を這わせて。からかうように小さく笑い声を上げながら、ぼーっとしているらしい相手に改めて挨拶を)
……アンタ、本当に寝かせてくれたんだな。
(たった今声を掛けられるまで目を覚まさなかった所を見ると、どうやら自分が眠ってから誰もこの保健室の中へと来なかったらしい。自分を気を遣った訳じゃないだろうが結果的によく眠る事が出来た。自分の瞼に触れる相手を暫く見つめながら借りを作るのも癪だしと考えれば、ゆっくりと身体を起こすと突然脈絡もなくぽつぽつと話し始め)
………グラウンド。空の色が薄暗く変わってたから、今の時間からして恐らく数十分以内。名前は知らないけどユニフォーム番号が6。何が原因か分からないけど倒れる奴が居るから、アンタ行った方がいいよ。
…それも能力ですか?
(言葉の一つ一つを漏らさないように聞き届けてから首を傾げて問いかけを。自分を離れさせる為の言葉とも取れるが──それならばこんな脈絡のないことを言うよりも、相手がこの場から即座に帰り支度して去っていく方が早い。完全に信じたというわけではなく半信半疑ながら、この時期は暑くなりきっていないからこそ脱水症状で倒れる生徒もいるわけであるし、そうでなくとも運動部が練習中に怪我をすることは良くあること、相手の言葉は無視できないものであり)
…さあ?アンタをからかう為の虚言かもしれないし、もしかしたら寝言かもしれないな。
(これは自分の能力で、勿論嘘では無い。けれど半信半疑の相手に能力かと問い掛けられれば否定も肯定もせず、信じるも信じないも好きにしたらいいと言わんばかりにそう続けるとベッドから降りて。取り敢えず信じるにせよ信じないにもせよベッドを貸してくれた借りは返したと、相手の視線を感じながらも振り向く事無く相手の横を通り過ぎては扉を開けて保健室から出て行こうとし)
──そうですか。
(保健室から出て行く相手の姿を目で追いながら簡素に返事をして。さて、これから一人倒れると分かっているなら先に準備をしておくかと備品の確認をしながら、視線は先ほどまで相手が寝ていたベッドへ。悪魔らしくもなく随分とあの少年に入れ込んでいる。ハァ、と小さく溜息をひとつ、深く考えないようにと頭を振って)
(/大変遅くなりました…!この先の展開に少々迷いがあり相談なのですが、そろそろ入間が悪魔であるということを葵くんにハッキリとお伝えしたいなと思っております。ですがなかなか良い案が思い浮かばず…、一旦私の要望は抜きにしても構いませんので主様にやりたいシチュエーションなどはございますか?)
(/こんばんは、本体会話のみで一度失礼します。とんでもございません、リアル優先でお時間ある際にお相手お願いします…!
なるほど、そうですね…。今ぱっと思いついたのが。
例えば此方の伽羅が人間には冷たいですが動物には多少優しく出来るので、何らかで怪我をしてしまい、人間の姿を保てなくなり(コウモリや黒猫)を拾って家に連れて帰り手当て。其処で悪魔の姿を見せる。
もしくは、逆に此方が裏仕事の最中危ない所を相手が悪魔の力で助けられて。その流れで悪魔の姿を知るとか、ですかね…?
此方の伽羅の性格上、口頭より実際に見た方が早いのかなと思ったもので。もし何か考えてるものがあるようでしたら是非其方もお聞かせ願えたらと思います…!)
(しくじった、と心の中で吐き捨てながら日が落ちて暗くなった道を足を引きずりながら塀を頼りに進み。お目付役の悪魔に早く帰ってこいと戒告を受ける度に追い返すのはいつものことながら、今日は結構な一撃を足に受けてしまった。普段であればこの程度の怪我などすぐに治してしまえるけれど、悪魔を追い返すのに力を使ってしまったせいでそれもままならない。意図せずしてぐらりと体制を崩し倒れ込むと、人間の姿すら保てずに鴉のような姿になって。ああ、明日が休みでよかった──などと、半ば現実逃避をしながら意識を手放して)
(/ひとつめのご提案を見てこれだー!と思い早速ロルを回してしまいました、上記で問題なさそうであれば鴉姿の入間を拾っていただけると幸いです…!
ふたつめの案もまた区切りが着きましたら挑戦させていただきたいな、と…!)
──鴉?
(晩御飯を買いにコンビニへと出掛けた帰り道。昼間と違い日が傾くに連れて冷えていく気温にぶるりと身体を微かに震わせては一人暗い夜道を歩いているとふと、前を見ていた視界に何かが入る。何だ?と思いながら側まで寄りやがて其れが鴉だと気付くと同時に「お前、怪我してるのか」と鴉が怪我をしてる事に気付けば、まだ息がある怪我してる様子の鴉を見つめて。そして少しの思案後、そっと優しく抱き上げると普段見せない優しい表情を浮かべ話しかけながらそのまま家に連れて帰ろうとし)
……あんまり居心地は良くないだろうけど、俺の家においで。手当てしよう。
(/早速のロルありがとうございます…!早速拾わせて頂きました!
承知致しました!是非宜しくお願いします。それでは背後は一旦引っ込みますね、また何かあれば何なりと。)
(何かに抱き上げられ揺られている感覚にぼんやりと薄眼を開けて。一体どれほどの間気を失っていたのかは定かではないが、誰かに見つかってしまったらしい。落ちている鴉を拾うなんて治療してやろうという奇特な人間ぐらいだろう、わざわざ虐げるためならば持ち上げるなどする必要もない。若干の安心感を得て、奇特な人間の顔を拝んでやろうと首だけを動かして覗き込めば、見知った人物であることに気付いて、驚きのあまり嘴が半開きになり)
───こんなもんだろう。
(鴉の正体を知る所か表情すら読めない自分は驚いてる事なんて気づきもしないまま鴉の姿の相手を抱き抱えて自宅へと向かい。暫くして自宅へと着くとタオルを敷いてはその上に鴉である相手を寝かせると出来る限りの治療を施してやると、そっと労わる様に優しく黒い羽に覆われた艶やかな身体を撫で。目尻を下げて口元に笑みを浮かべ、学校では絶対に見せない穏やかな表情で優しく話し掛けてからそっと腰を上げると勉強机に向かい勉強をし始めて)
ボロボロだな、虐められたのか?マヌケな奴。ベッド貸してやるから暫く安静にしてろ。
(助かるけれども生徒に治療されるなんて立場が逆転というか。動くのは得策ではないと自身に言い聞かせつつ、大人しく治療を受けて。普段は見せない相手の優しげな表情は見ていて悪い気はしないが──なんだか見てはいけないものを見てしまったような気分になる。不可抗力だから許されるだろうか、なんて考えていれば聞こえてきたマヌケという言葉に抗議すべく、不満げにカァと一鳴き。朝までには元に戻れるだろうが喋れないのはいささか不便だと思いながら、ベッドに座って羽をくつろがせて)
───!...帰ってきやがった。
(まるで抗議するように一声上げる相手に思わず小さく笑い、目の前の勉強に集中する。それから暫く穏やかで静かな時間が流れるも、不意に何処かの扉が開く音が聞こえればピクリと反応しては椅子から腰を上げて眉を寄せる。そして急いで鴉の相手の元へと行き抱き抱えては、優しく声を掛けてクローゼットの中へと隠そうとして)
…少しの間、此処で大人しくしてろよ。
(しばらくの間目を瞑り体を休めていたが物音に気付けばちらと首を動かして。相手の反応からするに帰ってきたのは父親だろうと想像がつき。鴉の姿ではどうするにも分が悪いと悟れば、相手にされるがままクローゼットの中でそうっと身を潜めて外の様子を伺い)
おい、勝手に入ってくんな──ッ…!
(大人しくクローゼットの中に収まる相手にいい子だと表情を緩ませるも一瞬、相手をクローゼットへ移動させたのと同時に部屋の扉が開けば其方へと視線を向け。現れたのは三十半ばくらいの男性で。此方に近づいてくる男に文句を言い放つも『うるせェよ』と一蹴り、思いっきり拳で顔を殴られればその衝撃に顔を顰め後ろに倒れ込んでしまい。髪を掴まれて無理矢理再び身体を起こされては痛みに顔を顰め、そのまま今度は腹に蹴りを入れられると噎せては悪態を吐いて)
──毎回毎回、殴るしか脳がねぇのかよ、糞野郎...っ。
(クローゼットの影で伺う限り相手の家庭環境は予想通り。この場で唯一の誤算といえば──父親の出現により苛立ちや焦りといった良質な"食事"が出来たこと、これなら人間の形はともかく元の姿に近い姿なることぐらいはできる。怪我の功名とはこのことか「ガァ」と威嚇するように鳴くや否や、クローゼットから飛び出しつつ、二人の間に割って入り父親の方を足でのして引き倒し。その姿は先程までの普通の鴉ではなく鷹ほどの大きさになっており、手当てをしてもらった部分の修復も問題ないようで。「アー、あー」と発声が問題ないことを確認すればくるりと向きを変え相手のことを見上げて)
この度はどうも。お世話になりました。
────は?
(目の前で起こった突然の出来事に理解が追い付かず、キョトンと目を丸くしては呆気に取られた表情を浮かべて相手を凝視。突然クローゼットから何か出て来たと思いきや目の前の実の父である男を引き倒して、その上何故か人の言語を発して自分にお礼を述べれば思考回路がショートしてもおかしくない。コイツは、鴉か?いやでもさっき自分が拾ってきた鴉にしてはサイズが違い過ぎる。混乱した頭で一人情報をしているも.倒れされた男が苛立ちながら立ち上がり能力である青い炎を纏った手を振りかざそうとすれば声を上げて)
……ッ、おい、馬鹿!後ろ…ッ!
おっと、
(一つだけ不思議に思っていたのは、悪魔なんて呼ばれるほどの恐ろしい相手が甘んじて暴力を受け入れていること。相手の声に従って後ろを振り返れば炎が見え、ああなるほど能力の相性が悪かったのかと感心しながら、軽い動作でひょいっと避けて飛びかかり。今度は起き上がれないようにと顔を足で押さえつつ、ツンツンと嘴で突きながらぼやきを)
うーん、…さすがに"これ"が死ぬのは都合が悪いですよね。
ッ、……!
(自分の声でかそれとも声が無くとも気づいていたのか。実の父親の手を難なく軽い身のこなしで躱しては、再び男を床に押し倒す相手を唖然とした表情で見つめて。だが続く言葉が耳に入ればハッと我に返り兎に角今は早くこの家から出なくてはと判断すれば、此処に連れてきた頃より大きくなってしまった相手を抱き抱えて窓から飛び降り様として)
(/一週間過ぎた為、一度だけ上げさせて頂きますね。もしまたご縁がありましたら、その時は是非お話させて下さい^^
また一週間とトピルールに記載してあります為、今より再募集させて頂きます。私得な募集ですが、ご興味ある方居ましたらお声くださいませ…!)
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